デザインを愉しむ!
ロープマット作りは、スケッチと呼ばれる設計作りから始まります。
全体のフォルムや編み方を決める大切な作業ですが、まずはネットでお気に入りのスケッチを探してみましょう。
ちなみに『編み目が幅広で角を丸く編む』このスケッチはいちばん人気。
柔らかい印象なので玄関マットに最適です。
「スケッチなしで、いきなり編んでみたい!」という方はこちら。
用意する物はロープだけなので、すぐに始められますネ。
ただし、道具に頼らない分むしろ難易度は高めです。
編み物やハンドクラフト中級者以上の方はここから挑戦するのも楽しいでしょう。
もっと詳しい手引きは、いちばん最後に紹介します。
色違いを愉しむ!
お気づきですか?このバスマット。
冒頭の写真(玄関マット)とまったく同じスケッチ&同じ編み方なんです!別のロープを使うだけ
でここまで違うマットが作れちゃうのは、驚きですよね。
アート気分で愉しむ!
突然ですが、この鳥をご存知ですか?「ニュージーランドバト」と呼ばれるニュージーランドの森にだけ生息する野鳥のハトです。
羽の色にご注目ください。
頭部から翼が青緑色に輝き、お腹は真っ白。
美しいコントラストですね。
そして!この鳥に “インスパイア” されて作られたロープマットが…こちら!
海外の、あるヨット愛好家さんの手作りです。
2色のロープだけで見事に特徴を捉えています。
大自然をモチーフにしたアートな逸品。
ちなみに、誕生日プレゼント用に作ったとか。
こんなハイセンスなギフトなら、みんな大喜びですよね!
サイズ違いで愉しむ♪
『配色の妙』の次は、サイズ違いで愉しみましょう。
小さめに作ればインテリアのワンポイントアクセントに。
大きめのラグサイズで作れば、お部屋のイメチェンもできます♪
材料の違いで愉しむ♪
ロープマット作りでは一般的にヨット用ロープを使います。
特殊繊維で出来ているので、普通のロープと違ってしなやか。
ねじれも少なく軽量なので、編み込みがしやすいです。
濡れても硬くなりにくく、キッチンマットなどに最適。
床や食器の色とコーディネイトすれば、オリジナルなキッチン周りが演出できます。
耐UV性に優れた登山用ロープは、屋外使用のマット作りにぴったり。
色あせの心配が減ります。
その際、必ず『撥水加工』の物を選びましょう。
耐久性が高く乾きやすい素材なので、ピクニックシートなどアウトドア用品も作れます◎
家族全員で愉しむ♪
程良い厚みがあって通気性も抜群なのでペット用ベッドにもなります。
ワンちゃんや猫ちゃんも大事な家族。
ロープマットを暮らしに取り入れて、家族みんなでハッピーライフを◎
詳しい作り方はこちら:動画でどうぞ♪
○用意する物○
【材料】 ・40メートルのロープ:1本(または、20メートルを2本)
・75cm x 65cmの木工板:1枚 【工具】
・ハンマー(金槌):1本 ・長さ5センチ以上の釘:18本
・ロープカッター:1本(ない場合は、ナイフとライターで代用)
・重し:ロープの先端を抑える為の石やブロックなど
○動画の解説○
①「木工板にスケッチを釘で固定。ロープを交差させるポイントにも釘を刺します」
②「スケッチに書かれた番号順にロープを渡しながら1周。
ミスがないかこまめにチェックしながら慎重に進めましょう」
③「1周目で編んだロープの外側(左側)に新しいロープを回して編んで行きます。
この時、隙間や浮きがでないよう詰めて編むのが失敗しないポイント」
④「上記作業を4周続けます」
⑤「5周目の最後。
余分なロープはカッターで切り、切断面を熱で溶かし接着すれば完成!」