いい奥さんでいることに疲れたあなたに伝えたい10の心掛け

筆者の周りには一人で頑張りすぎてしまう女性が多いです。特に家事・育児は女性がするものだと考えている方がまだ多く、ワンオペ育児なども問題になっていますね。筆者もいい奥さんになろうと頑張りすぎた経験があります。今回は筆者が家族から言われた言葉を参考に心掛けを紹介させていただきます。

あなたがあなたらしさを思い出したとき家庭は明るくなる

家事に忙殺されている女性は、気付かないうちに負のオーラをまとっています。
筆者の母はキャリアウーマンでもあり、家事の目標水準も高く一人で毎日こなしていました。
家族が誰も手伝ってくれていないと筆者によく嘆いていましたが、実際には筆者が手伝っても母が掲げた目標をクリアすることができず二度手間になるため家事に手を出しづらかったという理由があります。

「いい奥さん」と聞いて、あなたはどんな奥さんを想像しますか?筆者も結婚当初は、何時までにどの家事が終了していないといけないと自分ルールを決めては達成できず、よく落ち込んでいました。
ルールに縛られていると自分だけでなく家庭もストレスを感じてしまいます。
あなたの思い込みが作り出したルールから一日でも早く開放され、家族関係も改善されるような心掛けを毎日一歩ずつでいいので試してみてください。

心掛け1:理想の奥さん像を求め過ぎない

そもそも「いい奥さん」に定義は存在するのでしょうか?よくテレビの特集やネットのまとめ記事などで「いい奥さんの特徴5選」と出てきますが、ああいったものを鵜呑みにするのはなるべく避けましょう。
鵜呑みにしてしまうタイプの方は、恐らく真面目な方が多く自身のキャパを超えて頑張りすぎるタイプの可能性が高いからです。
結婚生活を始めたきっかけなどで、まとめ記事や雑誌のコラムを読む機会も増えるかも知れません。
しかし自分の気質に合うかどうかの見極めをすることも忘れないようにしましょう。

そして男性の性格によって好みも違います。
大衆向けの記事はアンケート結果などを元に作っていることが多いので、的を得ているものも数多く存在します。
しかし、あなたの旦那さんの意見と違う可能性も高いのです。
自分らしく過ごすことが一番ですが、もし自分らしさを見失うほど疲れてしまっている場合は、一度旦那さんに悩んでいることを打ち明けてみてください。
きっと、あなたの好きなところを挙げるなど優しく包むような言葉を送ってくれるはずです。

心掛け2:やらなければいけないと思う家事を紙に書き出してみる

毎日頭の中で今日済ませる家事、明日やりたい家事をぼんやりと考えていませんか?そうしていると気付けば自分の手には負えない数の家事を抱え込んでしまう可能性があります。
短時間で済むだろうと思っている家事でも実際に行うと一時間以上かかっている場合もよくあります。
こういう思いがけない事態をなるべく避けるため、日ごろの家事にメリハリやバランスを付けることが心掛けの目的です。

まずは自分が日ごろから「やらなければ」と考えていることを紙に書き出しましょう。
すると、その中でも毎日しなければいけない家事、週に一度でいい家事、月に一度でいい家事に分類できることに気付くはずです。
家族の人数にもよりますが、せめて週一にできる家事を多く見つけて一日の負担を減らす工夫を始めましょう。

心掛け3:一週間カレンダーを作って家事を振り分ける

上記で振り分けた家事一覧を参考に、曜日ごとにこなす家事を決めていきましょう。
一般的に、人間が負担無くこなせる仕事の数は三つと言われています。
家事の場合は毎日行うものだけでも、食事の準備や食器洗い、お風呂の準備、洗濯関連一式と一人で抱えると量があります。
三つに抑えることは難しいので、四つ作業プラス掃除などで一日を埋める感覚でスケジューリングしてみましょう。
専業主婦であっても、旦那さんが最後にお風呂に入る場合は洗濯機を回してもらうよう相談する。
食べ終わった食器を洗い場まで持ってきてもらうなど、自分の負担が減って余裕が出るのであれば冷静に話し合いの機会をとってみてください。

この心掛けに慣れてくると、我武者羅に頑張っていた頃と違って少し余裕を持って家事ができるようになるはずです。
あなたが家事嫌いでなければ、楽しくできる家事が見つかるかもしれません。
もし予定通りできなかった場合は、後日に回したり来週に回すなどしてあまりクヨクヨ悩まないことが大切になります。
会社での仕事と違って、自分や家族の意識で家事は調整が利きます。
あなたの状態を知らずに無理を言われる環境にある場合は、話し合いをして協力を仰いでみると解決に一歩近づくでしょう。

心掛け4:自分のキャパシティを把握する

筆者は自分のキャパを超えてしまうことがよくあります。
もう大人ですから、自分のキャパを把握する努力は必要です。
その時の体調、モチベーション、人によっては気候などにより変動するでしょう。
その落差が激しいほど振り返ることを後回しにしてしまいますので、ご注意ください。
そしてキャパは詳細に知らなくても良いということを忘れないでください。
家族が外出を誘ってくれた時や何かお願い事があった時にイエスかノーで答えられる範囲で構いません。

絶好調の時とやや不調の時、絶不調の時の三種類でキャパを覚えておくと生活を送る上では家事の段取りをつけやすくなります。
今は本当に便利で、スマホの初期アプリにタイマーがついています。
自分が家事をこなす時にかかる時間を取った上で、どういった作業であれば重複可能かどうかを様々な形態で試しながら少しずつ把握していきましょう。
しっかり知らなければと、自分の内側を探り始めると疲れているときは自己嫌悪に陥りやすくなります。
最初は家事をこなせる時間をだいたい把握し、どれくらいの量なら難なくクリアできるかを目標に始めてみてください。

心掛け5:一人で抱え込まずに一度家族に相談する

毎日家事をしていても改善できないことは必ず出てきます。
特に子供がいる家庭では、奥さんも家事と育児の両立に困っているかもしれません。
そういう場合は、まず旦那さんに相談しましょう。
家庭のことに協力的な旦那さんであれば良いのですが、専業主婦であったり実家の価値観の受け売りで家事を引き受けない旦那さんもいらっしゃるかもしれません。

それでも家庭は夫婦で支えていくものです。
あなたが専業主婦で、上記の努力をした上でもつらい場合は内容も踏まえて相談してください。
平日は帰りが遅いなど旦那さんにも理由がある場合は、休日だけでも協力してもらえるよう相談してみてください。
どうせ断られると決め付けず、夫婦なのですからしっかり話し合う習慣を作っていきましょう。

心掛け6:完璧主義にならないよう気をつける

ここまで通して気付いた方もいらっしゃるかもしれません。
いい奥さんを目指すということは、完璧主義になってしまっているということです。
全てのことが自分の中で100点でなければならないという思い込みに囚われてしまっています。
その基準も自分の中に根付いているものなので、振り払うまでに時間がかかるかもしれません。

ですから、家事遂行具合が75%であっても遂行できているのであれば本日はOKと自分に言ってあげることが大切になります。
曜日ごとに決めた家事全体を合わせて80%しかできていなくても、やったということは事実です。
完成度に囚われ始めると底なし沼になっていきますので、仕上がりが完璧でなくてもできたことに合格を出す癖を付けましょう。

心掛け7:毎日できなくても生活に支障は出ない

筆者は以前、毎日掃除をすると運気が上がるということを妄信して本当に毎日掃除をしていた時期がありました。
部屋を綺麗にすると気持ちがいいのは間違いありませんが、筆者の場合は夫と二人だけなので週に一度すれば良いことに気がつきました。
ちなみに掃除をやめたからといって災厄に遭ったということは勿論ありません。

極端に言えば料理も毎日しなくても代用は可能です。
たまには外食したり、手軽に調理できるものを利用して作れば他の家事に手を出せたり、子供と遊ぶ時間に回すことができますね。
専業主婦であれば、なるべく丁寧に家事をこなしたい気持ちもわかります。
ただ自分のキャパを超えるようなことを続けていると体調を崩す原因にもなりますので、無理は禁物です。

心掛け8:今日できないことは明日に回しても良い

明日もあるからとズルズル物事を先延ばしにするのは良くないことです。
しかし家事で今日できなかったことを明日に回すくらいは、仕方の無いことだと割り切る心を持つのも大切。
時には諦められるようにすることで、随分と心は軽くなります。
このまま怠け癖がついてしまうのではないかと不安になる女性もいるかもしれません。
しかし、その不安がある限り自分に怠けを許すことはないと考えて良いでしょう。
怠けに繋がらないよう、今日できる範囲だけやっておくなど、工夫の仕方を考える癖を付けていけば苦しくありません。

どうしても今日中に済ませないといけない場合は、手伝ってもらったり他の家事を明日に回すことも練習になります。
いい奥さんにならなきゃと考えてしまう真面目な方は、諦めることが苦手な場合が多いのではないでしょうか。
筆者はそうです。
未だに調子が悪い時ほど完璧主義が出てしまいますが、諦めることは怖いことではありません。
明日の自分を信じて託すことも、毎日生きていく中では重要なスキルです。

心掛け9:手抜きは悪いことではなく効率を上げる手段

諦めることと並んで、完璧主義に陥っている時に怖いことが手を抜くこと。
なんでもしっかりキッチリやらないと気が済まない性格の方もいますが、実際は手を抜いてしまうと自分が主婦らしくないという根拠の無い恐怖心を抱いているということはありませんか?筆者の場合は、そうでした。
今でも、そういった不安に駆られた時は「今、自分ができる範囲の精一杯をやろう」と心で呟くようにしています。

手を抜くというと聞こえは悪いですが、これは家事を簡素化する工夫を見つける一番良い方法です。
恐らく一つの家事に時間がかかる場合、無駄な工程が一つは存在するはず。
それを見極めて時短家事を目指すことで、一日にできる家事が増やしたり家族団欒を楽しむ余裕が生まれます。
女性は複数の物事を同時に進行することができるので、家事をしながら無駄がないか注意して動いてみると気付くことがいくつか出てくるはずです。
肩の力を抜けば、自然とスムーズに早く家事が片付くこともあるので、その時の感覚を忘れないようにしましょう。

心掛け10:一つのことができないからと全てを否定しないようにする

完璧主義に陥っている場合、一つ失敗すると自分の価値が全てゼロになったと思い込んでしまいます。
でも人間は、それほど薄いものではありません。
家事の中でも不得意分野があるのも、あなただけではありません。
ですから、家事だけで自分の価値観を推し量るのはやめましょう。

そして手を抜いたり、曜日ごとのノルマを安定してクリアできるようになったら趣味を楽しむ余裕をもちましょう。
趣味や自分の時間に楽しみを見出せる余裕ができると、家事での多少の失敗に動じなくなるはずです。
そして自分のやり方だけで頑張ろうとせず、立ち読み程度でも良いので生活関連の書籍に目を通してみることもオススメします。
視野が広がったり参考になる本も多いので、筆者は様々なジャンルのものを読むことで家事を満遍なく楽しくする習慣がつきました。

いい奥さんの定義は人や家庭によって変わる十人十色の世界

筆者も完璧主義を抑えるよう意識して日々過ごしています。
結婚して間もなく、外で働きながら帰宅後は料理を一から手作りしなければいけないと思い込み、体調を崩してしまった経験があります。
夫は出来合い食品や簡単調理できるものでいいと何度も言ってくれたのですが、筆者自身が実家のやり方に執着してしまったため数日間ダウンして夫に迷惑かけた過去があります。
いい奥さんを目指すことは自己満足の世界になる可能性があることを知っておいてください。
家庭によっては、旦那さんがあなたに強要している可能性もあります。
その場合は実際に家事をやってもらって大変さを共有するなどして理解を仰ぎ、あなただけが無理をしないようにしてください。

目標は高いほど良いといいますが、高すぎる目標は自分をダメにしてしまうこともあります。
実家のやり方を覚えて結婚されたと思いますが、自分たちらしく自分のキャパに合うやり方を工夫して生活するようにしていきましょう。
そして笑顔でいることも大切です。
笑顔は伝染して、良い気を持った人と巡り合うことができます。
笑顔になり、落ち着いたトーンで話すと荒んだ気持ちも落ち着いてきますので、完璧主義でピリピリしてきたと感じたら一度試してみてください。