ダメな嫁扱いされている女性に送りたい10のメッセージ

世の中には義両親や旦那さん、自分の両親からダメな嫁扱いをされている方がいます。しかし、それは真実でしょうか?筆者は、厳しい両親の理想通りに生きようともがき、ダメ人間だと思い込んだ経験があります。自分を追い詰めている女性を救いたいと思い、筆者からのメッセージをお届けさせていただきます。

日ごろから執拗にダメな人間だと言われるなら注意が必要

筆者の母親は厳しく、母の理想通りに行動をしないと全てを否定されて育ちました。
その後、夫と会うことで母の理想だけが正しいわけではないと気付き、自分らしく生きることを知りました。
現在は母と良好な関係を築いていますが、それでも心の中で自分を否定する癖は残ったままです。
自分らしく生きたくても、どうすればいいのかわかりません。

先日、短大時代の友人と久々に連絡をとりました。
彼女は既婚者なのですが、旦那さんの実家に義両親と一緒に住んでいます。
彼女は仕事のストレスで精神疾患と婦人科系の病気を患っていまい、義両親から病気についてわかってもらえない話や、生活観を押し付けられて辛いという本音を聞きました。
友人は現状を変更できないものだと思い込み行動しませんでしたが、世の中には現状を打破したいけれど何をすればいいかわからない方も居るはず。
今回は、そんな方の一助になればと思いメッセージをお届けします。

その1:やりたくてもできないことは必ず存在する

人間には得意分野と不得意分野が存在します。
努力せずにできることもあれば、どんなに努力してもなかなか上達しないものもあります。
あなたを否定してくる人物は、家族であっても職場の人間であっても、自分の思い通りに動いていることを望んでいるか、非常に悲しいことにあなたを傷つけることを意図して動いているかもしれません。

もし「あなたのためだから」を呪文のように使用しているのであれば、恐らくあなたのためではありません。
あなたのためを思っており、余裕を兼ね備えている人間なら、相手はあなたの得意不得意を理解した上で物事を進められるよう一緒に話し合ってくれるはずです。
できないことが一つ存在しても、あなた自身は自分の全てを否定する思考に陥らないようにしてください。

その2:人間には限界がありスーパーマンにはなれない

世の中には、スーパーマンのように思える人が存在します。
なんでも段取り良くこなし、いつも笑顔で苦手なこともすぐに克服できる人。
筆者が過去居た職場の先輩にそう見える方が居ましたが、話を聞いてみるとできないことはできないとハッキリ答え、苦手な分野は人に聞いたり手伝ったりされていて、上手く乗り切る方法を知っている方だったのです。

万能に見える方は、たまたま得意分野だった場合もあれば、苦手なことを上手くこなすスキルを持ち合わせているのかもしれません。
しかし全ての人間がそうとは限りません。
特に幼少期からできない子として扱われたり、ダメ嫁と囁かれ続けると、自分には何もできないと自身に暗示をかけてしまい、気力すらも奪ってしまいます。
あなたは何もできないのではなく、日常生活で役立たなくても誇れる特技が必ずあるはずです。

その3:あなたばかりが責められる環境は普通ではない

筆者は実家、そして働いたことのある数社が自分を責めてくる人間の居る環境でした。
そのため、自分は何もできない人間で、価値の無い人間だと思い込んでいました。
しかし転職して、できないことがあってもフォローに入ってもらえる環境に出会って価値観が少し変わりました。
全て受け身で居ることは好ましくありませんが、無力な人間だと攻撃され続けたあなたの心は満身創痍の状態です。

最初は受動的でも仕方がないと割り切り、少しずつ他人の力を借りることを覚えましょう。
あなたを責めてくる人間というのは、何でも自分一人の力でやることを前提に話しませんか?そして、いざという時に「わからないことは誰かを頼れ」と言い、いざ頼ろうとすると自分の力でやれと突き放す。
この状況は普通のものではないので、当たり前のことだと思わないようにしてください。

その4:あなたの常識が間違いで他人の常識が正しい世界は異常

社会に出て多くの方を見ていると、自分の常識が全てでそれ以外を跳ね除ける方が居ます。
それが家族関係となると、義実家の両親であったり義姉妹が多くなります。
その家、その方にとって常識かもしれませんが、一歩外に出ると通用しない常識はたくさんあります。
家ごとに常識が存在することは良いことだと思いますが、あなたの常識が間違っていると執拗に言われても信じないでください。

この記事に辿りついたあなたは、旦那さんも親に加担しているか、自分では親を止められないからと傍観しているかではないでしょうか。
結婚する前は、恐らく不安を抱えて義実家に入ることを決め、旦那さんを頼りにしていたのに、いざとなると旦那さんも助けてくれない。
そんな状況になれば、自分を肯定してくれる人間がおらず、責めてしまっても無理はありません。
しかし、あなたの常識があることも当たり前なのです。

その5:自分も含めて絶対に正しい人間はいない

この世には様々な意見、考え方が存在しますが、筆者は全てが正しいと思っています。
個人により思想が異なり、育った環境が兄弟であっても違いが生じるため、違いはでてきます。
自分の意見が絶対正しいという方もいらっしゃいますが、それと違う意見をあなたが持った場合、それも正しいのです。
男性と女性で正しいと思う意見は分かれやすくもなります。

家族という組織はこの世で一番難しいものだと思っています。
会社の規則は予め決められていることが多く、そのベースも似ています。
しかし家族には規則が曖昧にしかなく、他人と生活するとなった時に食い違ってしまっても仕方の無いことです。
そこであなたが間違っていると責められても、その言葉は心に入れてはいけません。

あまりにも苦しいなら逃げる方法も検討する

一度結婚してしまい、生きているのが辛いほど思いつめてしまった場合、逃げる方法として思い浮かぶことは離婚かもしれません。
しかしその前に、期間を決めて今暮らしている環境から離れてみましょう。
実家に頼れない場合は友人に相談したり、自分の負担にならないような宿泊施設を利用する方法もあります。
あなたは精神的DVを受けている状態とも言えます。
あなたの頭に自殺という言葉が思い浮かぶほど悩んでいるなら、自分を守るために逃げてください。

友人に頼れず、宿泊施設を利用する余裕もない場合は、DV相談室や女性用シェルターを利用するという方法もあります。
インターネットでDVについて検索してみると、女性を助ける活動をしている法人などが出てきます。
信用できないと思う場合は、サイトの情報をしっかり見たり、素性を伏せてコンタクトをとってみてから判断しても遅くはありません。

その6:旦那さんに全てを話す勇気を持って打ち明けてみる

いざ現在暮らしている家を離れるとなると、その理由を誰かに話さなければいけません。
いきなり義家族全員の前で話すなんてできないですよね。
こういう時こそ、まずは旦那さんを頼ってみましょう。
場合によっては詳細を伏せても良いかもしれませんが、家を空けたいということを伝えてください。
あなたが勇気を振り絞って相談しても、まともに取り合って貰えないかもしれません。

仮にそうなっても、ちゃんと伝えたので宣言通り、一時的にどこかへ避難しましょう。
行動に出ると、初めてあなたがそれほどに思いつめていたということを家族は知ることになるでしょう。
ここに来て、まずは旦那さんがあなたと真剣に話し合ってくれることが理想ですね。
義実家を出て二人で暮らす方法を前向きに検討してくれるのなら、二人で新しい道に向けて準備を始めてください。

その7:あなたを傷つける人間なら断ち切るという選択肢も持つ

一度避難をしても、あなたの意見を無視して無理矢理引き戻そうとしたり、義実家に馴染めないことを責めてくるのなら離婚を視野に入れることも一つです。
しかし旦那さん自身があなたを罵倒したり、あなたが無力だと囁いて精神的に束縛をしてくるなど異常行動がない場合は、一緒に夫婦生活をやり直す方法を徹底的に話し合ってみてください。

夫婦によっては、旦那さんに意見を言いづらい家庭もあるかもしれません。
一度逃げてみても、本心は旦那さんと一緒に居たい気持ちがあったり、愛が残っているのなら二人が幸せになれる方法を見つけられるはずです。
義実家で同居することが辛いなら、旦那さんから両親に話してもらえるよう根気強く相談してみてください。
時間はかかるかもしれませんが、あなたが旦那さんを愛しているなら諦めないでください。

その8:あなたは強い人間になれるから依存心は捨てる

ずっと傷つけられてきた人間は、誰かに認めらていなければ生きた心地がしません。
これは自分を褒めて欲しいという願望に取り付かれた、承認欲求の強い人間とはまた違った感情です。
誰かに良いと言われなければ正しくない。
そういった思考に陥ってしまっているのです。
しかし実際はあなたの行動を間違っていると評価する方がいる一方で、正しいと評価する方がいます。

間違いを指摘され続けた人や、矛盾だらけのダブルバインドに苦しんだ方は自分自身の軸が曖昧で、他人に依存してしまうことがあります。
でも本当は、今あなたの周りにいる人間があなたの価値観とずれているだけで、あなたが完全に間違った生き方をしているわけではありません。
そのことを少しずつ実感し、自分がどうしたいのか自分に問いかけることができるようになれば、少しずつ誰かに頼らず自分を信じてあげることができるようになるでしょう。

その9:カウンセリングに通って思考の歪みを正していく

筆者は、夫と出会ったことで自分の思考に歪みがあるとわかりました。
そして夫と結婚し、健康的に過ごしたいと思ったため、付き合い始めてすぐに心療内科のカウンセリングに通い始めました。
そこで認知療法を習って少しずつ自身の歪んだ考えを、先生と正していくトレーニングを行いました。
2年ほど通い、現在では定期的なカウンセリングを受けなくても自身で対処できるところまで成長することができました。

幼い頃から実家でも否定され、結婚しても否定される生活をしていれば、精神的に異常が生じてる可能性もあります。
今までは、自分のことに目を向けず暮らしてきたかもしれませんが、現状を変えたいと思うのであれば一度心療内科やカウンセリングに足を運んでみてください。
問題がなければ良いのですが、苦しくて仕方が無い場合はあなたの心に寄り添って自分を解放するお手伝いをしてくれます。

その10:傷ついた心が癒えるまでは無理をしないこと

期間に限らず、自分を押し殺す生活が続いてしまっていたのなら、あなたの心は傷だらけでしょう。
新しい生活をスタートさせるとしても、環境が変わるということはストレスになります。
ここまで苦しんだ経験があれば、最初から万全の状態でスタートを切れない可能性の方が高いと言えるでしょう。
筆者は、夫と待望の同居を迎えた後、今まで我慢してきたストレスや、新しい環境によるストレスで三ヶ月はほぼ寝込んだ状態になりました。

そうなってしまっても、自分を責めないでください。
精神的なストレスは、自分を追い込むほど悪化します。
筆者も早く治したいと無理をしてしまい、結局治るまでに時間がかかって回り道をすることになってしまいました。
今までたくさん傷つき、ヘトヘトになっていることには気付いているはずです。
あなただけは一生自分の味方で居てあげるようにしてください。
またネガティブな発言が多い方には近づかないようにし、ポジティブな空気からパワーを貰えるよう、取り入れる情報にも気をつけてください。

あなたは自分と自分を大切にしてくれる人を信じて

旦那さんがあなたを大切にしてくれる方なら、あなたも旦那さんを大切にしてください。
過去に、あなたを見捨てた経緯があっても、これからの彼の行動を信じるというチャンスを与えられるよう、自分自身と話し合ってみてください。
そして、あなたも自身を大切にすると自分と約束してください。
自分が自分を信じられなくなると、生きていくことが苦しくなってしまいます。

そして可能であれば、旦那さん以外の人間関係を作ってください。
精神的に不安定さがなくなってきたら、ツイッターやブログで自身の経験を吐き出すという方法もあります。
筆者もツイッターで母との過去を呟いたら、同じような境遇の方がフォロワーに数人居ることを知りました。
乗り越えた方の話を聞くと勉強になりますし、自分がアドバイスできる立場になっていれば自身の成長を実感することにもなるので、余裕が出たらぜひ挑戦してみてください。