新生児育児にイライラしているママを救う育児のコツ10選

初めての育児は不安だらけですよね。生後0ヵ月の赤ちゃんのママも「ママ0ヵ月」。わからないことだらけで当然です。赤ちゃんと一緒に少しずつ成長していけば大丈夫。今回は新生児育児に疲弊しているママのイライラを解消する育児のコツをご紹介します。

念願の赤ちゃん!でも嬉しいことばかりじゃない…

念願の我が子を抱いた瞬間の喜びは何とも形容しがたいものです。
10ヵ月の間、自分のお腹で大切に育ててきた我が子との対面に涙した方も多いのではないでしょうか。

しかし喜びもつかの間、育児にはさまざまな試練が待ち受けています。
3時間ごとの授乳や赤ちゃんの泣き声、慣れないおむつ替えなどこれまで経験したことのないことばかりの生活に早くも疲弊してしまうお母さんもたくさんいらっしゃいます。

今回はそんなお母さんのイライラを解消する育児のコツをご紹介します。

Point1:「正しい育児」に縛られないで

初めての育児に気合十分なママ。
育児に前向きなことはとても素晴らしいことですが、最初からエンジン全開で走ってしまうと同じだけの力を維持するのが辛くなってしまいます。

特に頑張り屋なママは子どものためにといつもいろいろなことを考えています。
部屋の空調は適切か、おむつの替え方はこれで正しいのか、母乳が足りていないのではないかと情報をかき集めては自分の育児方法が正しいかどうかを確認してはいませんか?

あかちゃんのために一生懸命になることはとても大切なことです。
しかし膨大な情報を整理するあまり目の前の赤ちゃんと向き合うことを忘れてしまうことがあります。

いろいろな方にアドバイスを求めることも情報を収集することも悪いことではありませんが、そこまで育児に完璧を求めなくても大丈夫。
赤ちゃんは私たちと同じように一人ひとりに個性があり、成長のスピードもタイミングも異なります。

まずは完璧を求めないことからはじめてみませんか?

Point2:「ミルク=かわいそう」じゃない

思うように母乳が出なくて悩んでいるママさんを目にすることがあります。
最愛の我が子には自分のおっぱいをあげたかったと願っている方も多くいらっしゃるでしょう。
しかしミルクで育った赤ちゃんがかわいそうというわけでは決してありません。

赤ちゃんは母乳から愛情を得ているのではなく、ママの優しい雰囲気やスキンシップから愛情を得ています。
哺乳瓶でミルクをあげるときも赤ちゃんを抱っこします。
「たくさん飲んでね」、「おいしい?」と話しかければ言葉の意味は理解していなくても、愛情たっぷりの声からママの存在を感じることができます。

他の人から「ミルクなんてかわいそう」と心無いことを言われて落ち込んでしまうママさんもいらっしゃいますが、母乳かミルクかなんて関係ありません。
粉ミルクにも十分な栄養が含まれていますし、それを飲んですくすく元気に育ってくれればなんの問題もないのです。

Point3:赤ちゃんが泣くのは大きな問題じゃない

赤ちゃんが大きな声で泣いていると反射的に焦ってしまいますよね。
どうにか泣き止ませたいけど赤ちゃんが何を訴えているのかわからない。
赤ちゃんの言葉を上手く理解してあげられないことに「私は母親失格だ」と落ち込んでしまう方もいらっしゃいますし、上手く意思の疎通ができないことに「泣いていたってわからないよ!」とイライラしてしまう方もいらっしゃいます。

しかし赤ちゃんは泣くものです。
お腹が空けば泣き、おしっこをすれば泣き、機嫌が悪くなれば泣きます。
どれも人間として当たり前のことであり、特別な問題ではありません。

ミルクとおむつの違いがすぐにわからなかったからといって母親として駄目なわけではありません。
「おむつじゃないのね。
じゃあミルクかな?」と赤ちゃんの声を少しずつ手探りで探し、最終的に「おむつだったんだね」とわかれはそれで十分なのです。

赤ちゃんが泣いても焦らず、慌てず、赤ちゃんの声に応えてあげましょう。

Point4:汚れは洗えば落ちるし、いくらでも失敗できる

母乳やミルクしか飲まない赤ちゃんもうんちをします。
しかし新生児のうんちはとても水っぽく、背中まで伝い漏れをしてしまうことがあります。
せっかく買い揃えた可愛い洋服やタオルケットが赤ちゃんのうんちで汚れてしまうこともしばしば…。
上手くいかないおむつ替えにイライラしてしまうこともありますよね。

でも大丈夫。
赤ちゃんの洋服もタオルケットも全部洗えば綺麗になります。
ちょっと手洗いで汚れを落とすのが面倒かもしれませんが、それほど思い悩む必要もありません。
むしろいくら失敗しても何度だってやり直せるのです。

同じ新生児用の紙おむつでもメーカーによってサイズや特徴が微妙に異なります。
最初のうちは各メーカーのものを少量ずつ購入し、赤ちゃんに適したサイズを探してみましょう。
赤ちゃんに最適なおむつを見つけられた瞬間は宝探しのお宝を見つけられたような達成感を得ることができるかもしれません。

Point5:心地よい温度で赤ちゃんの睡眠をサポートしよう

赤ちゃんの背中にはスイッチがあると言われています。
そのスイッチはベッドに置こうとするとONになってしまい、たちまち泣き出してしまいます。
これにはママもパパもへとへと。
特に3時間ごとの授乳をしているママは寝不足になってしまいなかなか寝てくれない我が子にイライラしてしまうこともありますよね。

赤ちゃんは温度差や環境の変化にとても敏感です。
ママの温かい腕のなかからベッドへ移動する際の微妙な温度変化によって起きてしまうと言われています。

スムーズに眠りへ導入させる場合はなるべく温度変化を小さくする必要があります。
おくるみなどで赤ちゃんを包み、直接冷たい寝具に肌が触れないように工夫してみましょう。
温かさを維持することでスムーズにベッドへ寝かせることができます。

また赤ちゃんは浅い眠りと深い眠りを短いリズムで繰り返しており、多くの時間は浅い眠りだといわれています。
しかしそれも成長とともに長く眠れるようになるので心配はいりません。

Point6:赤ちゃんはママの不安に気づいている

赤ちゃんのお世話は思い通りにいかないことばかり。
赤ちゃんのためを思って試行錯誤してみるけれど、必ずしもそれを赤ちゃんが受け入れてくれるとは限りません。
頑張っているからこそ、思い通りにいかないことにイライラしてしまったり、ちゃんと育てられているのか不安になったりすることもありますよね。

実はママの不安や緊張は赤ちゃんにも伝わっています。
まだ言葉を理解できる時期ではありませんし、視力もそれほど発達していない段階です。
しかし赤ちゃんはママがまとっている不安や緊張といった雰囲気を敏感に感じ取っています。

もちろん赤ちゃんが泣くのはママのせいではありません。
赤ちゃんは言葉で気持ちを伝えることができませんから、お腹が空いた、おむつが気持ち悪い、眠い、暑い寒いなどを泣くことで伝えようとしています。
しかし時々、ママの辛い気持ちを察して泣いてしまうこともあるのです。
あまりひとりで抱え込まず、気持ちをリセットする時間を設けましょう。

Point7:弱音を吐くことは心のデトックス

完璧な子育てを求めるがあまりいろいろなことをひとりで抱えてしまうママさんがたくさんいらっしゃいます。
「母親になったのだからしっかりと子育てをしなければならない」「育児本に書かれている通りの子育てをしないと赤ちゃんが可哀想」など完璧な子育てにとらわれすぎて自分を圧迫してしまっていませんでしょうか。

子育ては決して簡単なことではありません。
誰かが付きっ切りで子育ての方法を教えてくれるわけではありませんし、初めてのことなのですからわからないことだらけなのも当然です。
たまには自分の不安や心配な気持ちを誰かに打ち明けるようにしてみましょう。

自分の気持ちを言葉にすることで気持ちの整理がつきやすくなりますし、他者に理解してもらうことで自身の承認欲求を満たすこともできます。
弱音を吐くということはいわば心のデトックス。
心にたまったモヤモヤを定期的に浄化しなければ無理が重なって体を壊してしまいます。

Point8:困ったときは先輩ママに助けを求めよう

赤ちゃんが生まれると赤ちゃんと二人きりの生活がはじまります。
保育園は最短でも生後43日頃からしか預けることができないため、多くの家庭ではママが付きっ切りでお世話をすることになります。
慣れない育児、生活リズムの変化に気持ちと体が追い付いていかず、産後うつになってしまう方もいらっしゃいます。

そうなる前に周囲の先輩ママさんに助けを求めるようにしましょう。
たとえば実母や義母など出産を経験している親の存在はとても心強いものです。
多少、育児に対する考え方が古いかもしれませんが、間違っているというわけではないのでそれほど心配する必要もありません。

実母も義母も遠方で頼れないという場合は気軽に相談できるホットラインを利用してみるのも良いでしょう。
日本保育協会が運営している「ママさん110番」や森永乳業が運営している「エンゼル110番」など電話で相談できるサービスがあります。
生後1ヵ月はなかなか外出ができないため、このようなサービスも有効活用してみましょう。

Point9:パパと一緒に育児を楽しみましょう

育児は夫婦で力を合わせて行うものですが、そのような認識はまだ十分に定着していません。
男性側はもちろん、女性側も「私がしっかりしなきゃダメ」「この子には私しかいない」と無意識のうちにひとりで背負い過ぎてしまう傾向が見られます。

大切なことは自分ひとりで頑張るのではなく、きちんと旦那さんも巻き込んであげることです。
ママがひとりであくせく頑張っているだけでは旦那さんを巻き込むことは難しいでしょう。
しっかりと手を差し伸べ、一緒に頑張ろうと誘うことが大切です。

夫婦で育児を行う形をつくるためには、最初の一歩が非常に重要。
実際に育児をする段階ではなく、どのように育児をすれば良いのか勉強する段階から夫婦二人ではじめなければなりません。
早い段階から足並みをそろえることで赤ちゃんが生まれた後もスムーズに育児を行うことができます。

Point10:家でできるリフレッシュ方法を見つけよう

生後1ヵ月は母子ともに外出が難しく、家で安静にしている必要があります。
そのため外に出て気持ちをリフレッシュすることが困難な時期でもあります。
いくら可愛い我が子だからといってもずっと子育てから離れられない状況が続けばストレスが溜まってしまいます。
そのような状況を打破するためにも家のなかでもできるリフレッシュ方法を見つけましょう。

たとえば「ゆっくりとお風呂に入る」、「十分な睡眠を取る」、「一人の時間をつくる」など何でも構いません。
しかし生まれたばかりの赤ちゃんから長時間目を離すのは非常に危険。
それらを実行するためには旦那さんの協力や両親、義両親の協力が必要です。

赤ちゃんにミルクを飲ませる兼ね合いもあるため1時間、2時間と長い時間を確保することは難しいかもしれませんがほんの10分、15分程度でも自分の時間をつくることでストレス発散に繋がります。
周囲の協力を得ながら少しずつストレスを発散するようにしましょう。

赤ちゃんは日々、着実に成長している

子育てを長いトンネルに例えることがあります。
右も左もわからない状況がずっと続いていく。
いつになればこのトンネルから抜けられるのかと不安を抱えながらも歩んでいかなければいけません。

しかし必ず子育てには出口があります。
私たちがきちんと自立しているのと同じように、赤ちゃんもまた日々少しずつ成長しながら自立へと向かっているのです。

出口までの道のりをカウントダウンしていくのではなく、日々成長している赤ちゃんに目を向けてみましょう。
わずかながらも我が子の成長を感じ取れるはずです。