3歳児男の子はわんぱく盛り!子どもとの上手な接し方10選

男の子にとって3歳という時期はわんぱく盛りの真っただ中です。色々なことやものに興味を示し、後先考えずに突っ走っていきます。女性であるお母さんにとっては理解できないことも増えていくでしょう。時には親を困らせてしまうこともありますが、溢れる好奇心は子どもの成長にとってとても重要なものです。今回は3歳児男の子との上手な接し方についてご紹介します。

男の子と女の子では何が違う?

同じ年齢の子どもでも性別によって体格はもちろん、性格や好み、発達段階にも違いがうまれます。
まずは男女との違いを確認してみましょう。

体格に関しては出生時から差があるように、男の子の方がやや大きい傾向にあります。
3歳頃になると全身の筋肉が発達し、持久力もついてきます。

3歳頃になるとお友だち同士で追いかけっこをしたり、木の枝を剣に見立てて戦いごっこをしたりする様子もみられるようになります。

一方、女の子はコミュニケーション力が高いのが特徴です。
周囲の人をよく観察し、大人の真似をするのも男の子よりも女の子の方が多く見られます。

そのため遊びにおいてもおままごとのようなごっこ遊びを好む傾向が高く、精神的に早熟な面があります。

このような男女の違いを理解した上で、3歳児男の子との具体的な接し方を紐解いていきましょう。

その1:子どもの好奇心を尊重して挑戦させる

3歳頃の男の子はとても好奇心旺盛です。
恐竜や昆虫などに興味を示したり、石を川に投げ込むのを何度も繰り返して遊んだりと色々なことに探求心を示すようになります。

時には「危ないからやめなさい!」「そんなものを拾ってこないで!」と止めてしまいたくなることもありますが、大きな怪我をする危険がない限りは自由に挑戦させてあげるようにしましょう。

あまり子どもの行動を制限し過ぎるとせっかくの好奇心や探求心の芽を摘んでしまうことにも繋がってしまいます。

大切なのは危険がないかよく観察し、その上で子どもの行動を温かく見守ってあげることです。
日頃から「ダメ!」と注意することが多い方は是非試してみてください。

その2:子どもの言葉に耳を傾ける

男の子に比べ女の子の方がよく喋る傾向にあります。
言葉の発達においても女の子の方が早い傾向が高く、これは女の子の方が大人の真似をすることに長けており、言葉でのコミュニケーションに積極的だからです。

一方、男の子は言葉よりも行動で気持ちを表現することが多い傾向にあります。
お話しをする際も自分が思ったことをすぐに話すため、場合によってはその内容を正しく理解してあげるのが難しいこともあるでしょう。

そのため男の子の場合はじっくりと時間をかけて子どもの言葉を引き出してあげましょう。
時間がないからといって「言いたいことがあるなら言いなさい」と急かすのではなく、「どうしたの?」「こういうこと?」と子どもの気持ちを代弁してあげながら少しずつ紐解いていくことが大切です。

その3:愛情を惜しみなく注いであげる

3歳頃の男の子はとても甘えん坊気質です。
お友達の前では気丈に振舞っていても、ママと二人きりになった空間では思い切り甘えたくなってしまいます。

愛情が不足しないように日頃から愛情を伝えてあげることが大切です。
単に甘やかすのではなく、子どもの話に耳を傾けたり、スキンシップを取ったりするなどして直接的に伝えてあげましょう。

特に男の子は言葉よりも行動の方が分かりやすいことがあります。
ハグをしたり、一緒に遊んだりすることも良い愛情表現といえるでしょう。

愛情いっぱいに育てられた子どもは自分に自信が持てるようになり、多少の困難に打ち勝つ力が身につきます。

「もう3歳でしょ」と引き離すのではなく、子どもが甘えたそうにしているときは思い切り甘やかしてあげましょう。

その4:頭ごなしに怒るのではなく、子どもの意見も聞く

新しいことに挑戦するときに失敗はつきものです。
特に3歳であればまだまだ子どもなのでそういうことをやればその後どうなるかまで予想できないことがたくさんあります。

たとえばテーブルに牛乳をこぼしてしまった場合、お母さん自身に余裕がないと「何でこぼすの!」「仕事を増やさないで」と怒ってしまうこともあるでしょう。

しかし子どもにとっては自分でコップに注ごうとして失敗しただけであって、決してお母さんを困らせるつもりでやっているわけではないのです。

最初から「まだあなたには早い」「上手くできるわけがない」と決めつけるのではなく、「自分でやってみたかったのね」「コップを持ちながら注げば上手くできるよ」とお子さんの意思を尊重してあげるようにしましょう。

小さな成功体験を積んでいくことで、息子さんにとっても自信に繋がります。

その5:叱るときはプライドを傷つけないように心がける

3歳児であっても立派な男の子。
小さいながらもプライドを持っています。
男の子を叱る場合はそのプライドを傷つけないように配慮してあげることが重要です。

よく子どもが悪いことをした際に友達や先生の前で叱ってしまうことがあります。
しかし叱られた当人にとっては注意を受けたことよりも「みんなの前で恥をかかされた」という認識が強くなってしまいます。

場合によっては自分のプライドを守るためにお母さんの注意を聞かなくなったり、都合の悪いことを誤魔化したりすることにも繋がってしまいます。

男の子を叱る際は周囲の人から離れ、二人だけの環境で注意するようにしましょう。
叱る環境に少し配慮するだけで子どものプライドを守ることができ、お子さんも素直に注意を聞き入れやすくなります。

その6:抽象的な言葉ではなく、具体的な言葉で叱る

男の子の場合、抽象的な言葉で叱ってしまうとスムーズに理解できない場合があります。

たとえば「もうお兄ちゃんなんだからしっかりして」「ちゃんとできるようになって」と叱っても「しっかりするって何?」「ちゃんとするってどういうこと?」と上手くこちらの意図が通じないことがあります。

男の子を叱る際は「お片付けをして」「ご飯を食べるときは椅子に座って」など具体的な言葉で注意をするように心がけることが大切です。

一方、女の子の場合はお母さんの表情や声色などから相手の心情を読み取ることに長けているため、抽象的な言葉でも「お片付けをしないから怒られている」と理解することができます。

これは男女で得意不得意があるということであり、決して男の子は女の子と比較して理解力が乏しいというわけではありません。

その7:失敗したときはその原因を子どもに聞いてみる

男の子は自分の興味のあることに対してすごい集中力を発揮します。
車や電車が好きな男の子が車種や路線を瞬く間に覚えてしまうように、男の子の探求心は底知れないのです。

そのような集中力があるからこそ、遊びに夢中になって失敗をしてしまうことも多々あります。

たとえばおもちゃの剣を使ってお友達と遊んでとき、遊びに熱が入ってしまうあまりおもちゃを壊してしまうこともあるでしょう。

「おもちゃを壊してしまった」という事実はありますが、決して物を大切にしなかったわけではありません。

子どもが何か失敗してしまった際はすぐに叱りつけるのではなく、その原因がどこにあったのかを子どもと一緒に考えてあげるようにしましょう。

その8:集団生活のルールを家庭でも教えていく

男の子にはマイペースな子が多い傾向があります。
自我がはっきりしてくるとやりたいことも増えてくるため、集団生活のルールに馴染めない子も出てくるでしょう。

一方、女の子は精神的な成長が早熟な傾向があります。
これは大人の真似をすることに長けているため、早い時期からルールに沿った行動が取れるようになります。

3歳児になると幼稚園や保育園に通いはじめる子が増えてきます。
集団生活をはじめるにあたり、守らなければいけないルールがたくさんあります。

たとえば食事中は立ち歩かない、おもちゃはお友達と仲良く使うなどルールは先生方に任せるだけでなく、家庭でもきちんと話し合うようにしましょう。

少しずつ集団生活の流れに慣れさせ、小学校に上がる前までに基本的なルールを身につけておくのが理想的です。

その9:アクティブな遊びはパパに任せる

男の子の場合、室内で絵本を読んだりごっこあそびをしたりするよりも外で走り回って遊ぶのを好む子が多い傾向にあります。

子どもであってもその運動力は侮れません。
女性であるお母さんではとても追いついていけないこともありますし、安全に見守るのにも限界があることもあります。

そのような場合はパパに遊びをお任せしてみましょう。
男性の方が筋力もありますし、持久力もあります。
すばしっこく走り回る子どもにもついていくことができるでしょう。

また同じ男性の方が車や電車、恐竜、昆虫など男の子が好みそうなものを理解しやすい傾向にあります。

これまでお母さんと遊ぶことがメインだった方もこれを機にお父さんと遊ぶ時間を意識的に増やしてみるのも良いでしょう。

その10:育て方に一貫性を持たせ、子どもに混乱を与えないようにする

教育方針というのは各家庭によってことなります。
育て方に絶対的な正解はありませんので、各家庭によって考え方が異なるのは良いのですがお父さんとお母さんとで考え方が異なると教育の一貫性が崩れてしまいます。

たとえばお母さんが「苦手なものも一口は食べなさい」と言っているのに、その隣でお父さんが「嫌いなものを無理して食べなくてもいいよ」と言ってしまうと子どもはどちらに従うべきか混乱してしまいます。

なるべくなら好き嫌いはない方がいいものですが、絶対に食べさせなければいけないことでもありませんし、一口くらい無理に食べさせても子どもに悪い影響はありません。

どちらも間違えではありませんが、両親の言っていることに一貫性がないと子どもは上手く理解することができません。

子どもを叱る際は事前に夫婦で話し合い、内容に一貫性を持たせるように心がけましょう。

男の子の子育てには新たな発見がたくさんある

よく「男の子の子育ては大変」という声を耳にしますが、それは自分が経験したことのないことが多く、上手く理解できない部分が多いというだけのことです。
決して男の子であることが問題ではないのであまり深く考えないようにしましょう。

むしろ自分と異性である男の子の子育てのなかには新しい発見がたくさんあります。

「息子と遊んでいるうちに自動車の名前を覚えられるようになった」「電車の種類や路線図に詳しくなった」という声も良く耳にします。

これまで自分一人では興味を示さなかったものでも、息子という存在をきっかけに新しい世界に触れることができた人はたくさんいらっしゃいます。

男の子の特徴を理解し、お子さんだけではなく自分自身も成長できるような良い接し方を心がけてみましょう。