ドライフラワーネイルとは?
ドライフラワーは知っていても、ネイルアートと組み合わさっているドライフラワーネイルについてはあまり詳しくないという方もいらっしゃるでしょう。
まずは、ドライフラワーネイルがどのようなものであるかについて、詳しくご説明します。
ドライフラワーを埋め込んだデザインのネイルアートのこと
ドライフラワーネイルは、名前の通りネイルにドライフラワーを埋め込んだネイルアートです。
ネイルで使うドライフラワーは、通販や100円ショップでも販売されています。このため、ドライフラワーに詳しくなくても、誰でも手軽にネイルデザインを作ることができます。
本物の花を押し花にして乾燥させたパーツを使う場合とドライフラワー風のパーツを使う場合がある
ドライフラワーネイルで使うフラワーパーツには、本物の花を押し花にして乾燥させたパーツを使う場合と、ドライフラワー風のパーツを使う場合が存在します。
本物のドライフラワーの特徴は、フラワーパーツと比べてナチュラルな雰囲気が出るという点でしょう。より美しくお花をあしらいたいという場合は、こちらがおすすめです。
一方ドライフラワー風のパーツは、シールなどの形になっており、扱いやすいという特徴があります。手軽にドライフラワーネイルを楽しみたいという場合は、ドライフラワー風のパーツを使ってみるのも良いでしょう。
アンティークのような優しい色合いが魅力
ドライフラワーは少しくすんだ色が魅力的です。そのため、ドライフラワーネイルとなったときには、アンティークのような優しくも懐かしい色合いが映えるでしょう。
ベースネイルのカラーも少しくすみがかった色との相性が良いです。
花を描くスキルがなくてもセルフで簡単に花柄ネイルができる
花柄ネイルを作りたい場合、自分で花を描く必要があります。しかし、ドライフラワーネイルであれば、絵を描くスキルがなくても簡単に花柄ネイルを作れるようになります。
こういった点も、ドライフラワーネイルが人気の理由の一つです。
ドライフラワーネイルのやり方とコツ
アンティークな雰囲気が可愛らしいドライフラワーネイルですが、作るときにはコツがあります。
こちらでは、ドライフラワーネイルのやり方とコツを集めてみました。慣れていない人はぜひコツを覚えて、可愛いドライフラワーネイルを作れるようになりましょう。
ドライフラワーの押し花を使ったネイルのやり方(マニキュア編)
まずベースカラーを2度塗りしましょう。乾いたあとは、ドライフラワーパーツを取り、長めの花を取りわけてください。
次に、トップコートを塗った上に花を貼りつけていきましょう。花の部分だけではなく、茎の部分もいれると花束風になるのでおすすめです。ある程度綺麗に貼りつけることができたら、全体にトップコートを塗って固定しましょう。
ドライフラワーの押し花を使ったネイルのやり方(ジェルネイル編)
こちらでは、ドライフラワーを使ったジェルネイルネイルのやり方を紹介します。
まず、カラージェルを硬化させたあと後、クリアジェルをドライフラワーに乗せましょう。予め用意していた花の束からピンセットでひとつずつ丁寧に取って乗せてください。
この作業によってネイルの美しさの度合いが変わってくるので注意しながら行いましょう。
他にもパールなどアイテムを用意しているなら、花と花の間に置くとアクセントになります。飾った後はトップジェルをたっぷり塗って、固定をしましょう。
トップジェルを塗っているとき注意したいのが、花を触りすぎないことです。花を触りすぎると、取れてしまうことがあるため、気をつけて塗るようにしましょう。
ベースカラーには押し花が映える色をチョイスする
ドライフラワーネイルをするときに気をつけたいのは、ベースカラーです。押し花などフラワーパーツが映える色を選ぶことで、花の雰囲気を強くすることができます。
逆にベースカラーの方が目立ってしまうと、せっかくのフラワーパーツが引き立たないので気をつけてください。
繊細な花の扱いにはピンセットを使うと便利
フラワーパーツは細かなものです。指や爪で取ろうとすると花自体がダメになる可能性があります。そのため、ピンセットを用意しておきましょう。
手や爪で花を取るより、ピンセットを使った方がやりやすく便利なので、おすすめです。
ドライフラワーネイルの人気デザイン
実際にドライフラワーネイルをやっている方は、どんなデザインにしているのでしょうか。こちらでは、ドライフラワーネイルの中でも人気のデザインを集めました。
同じ「花」をテーマにしたデザインでありながら、デザインする人によって大きな違いがあります。どのような違いがあるのか比較するのも楽しいかもしれませんね。これからやってみようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
花束ネイル
定番の花束ネイルです。ブーケのように見えることから結婚を控えた女性などに人気があります。左側の指はシェルストーンが使われていますが、パッと見ると花びらのように見える点が特徴的です。
また、ベースカラーもくすみがかったパープルになっているため、ドライフラワーの良さを活かしたデザインといえるでしょう。女性の可憐さや美しさを最大限に引き出してくれるデザインとなっています。
ドライフラワー囲みネイル
ドライフラワーで爪をしっかり囲み、女性らしさを演出するデザインになっています。このデザインのポイントは、すべてのネイルをドライフラワーネイルにしていないところです。
全てが同じ花のデザインにするとしつこくなってしまいますから、ワンポイントにあしらうことで、シンプルかつキュートな指先に見えるでしょう。また、誰もが指先を見たときに、花に目がいきやすくなるという点もポイントです。
クリアベースの押し花ネイル
押し花ネイルはドライフラワーネイルの中でも定番ですが、このようにクリアベースでネイルを作る人も少なくありません。
クリアベースの方にすることで、他の色が邪魔することなく、しっかりとフラワーパーツを目立たせることができるでしょう。
ワイヤーパーツ×ドライフラワーのブローチ風デザイン
フラワーパーツを使ったネイルデザインは、どうしてもガーリーさになりがちです。少し雰囲気を引き締めたいという場合であれば、ワイヤーパーツと合わせてブローチ風のデザインにしてみるのはいかがでしょうか。ワイヤーパーツを使うことで、可憐な雰囲気は残しながらも、花の持つスタイリッシュな一面を引き出すことができます。クール系のデザインが好きな女性にもオススメです。
斜めフレンチ×ドライフラワー
ドライフラワーネイルはフレンチネイルとも相性抜群です。一般的なフレンチネイルではなく、斜めにしてちょっとアレンジを加えたものと、フラワーパーツを組み合わせることで、可愛いだけではなく、自然な雰囲気を演出することができます。
また、ネイルのデザインに花が馴染んでいるため、全ての指にやってもくどい印象がないという点もポイントです。
ブルーベースのドライフラワーネイル
花と聞いて、暖色系のイメージを思い浮かべる人は多いです。また、実際に暖色系をメインにしてフラワーネイルを作っている人も少なくありません。
しかし、ブルーベースのドライフラワーネイルも、暖色系を使ったものとは少し違った雰囲気になり、おすすめです。引き締まった雰囲気を持ちますから、クール系のファッションと相性が良いでしょう。
ドライフラワー×ホログラムネイル
ドライフラワーとホログラムネイルは、系統的に合わないと考える人もいるかもしれません。ですが、組み合わせてみると、花の可憐さとホログラムのきらびやかさ混じって、意外と相性が良いです。
クリアベースであれば、ベースの主張が少なく、ドライフラワーとホログラムのどちらの良さも引き立てることができます。
セルフ派におすすめ!通販で買えるネイル用ドライフラワー
ドライフラワーは100円ショップなどでも購入することができます、しかし、お店まで行く時間がないという方や、なるべくこだわりたいという方であれば、通販を利用して材料を揃えてみましょう。
こちらでは、セルフネイル派の人におすすめしたい通販用のドライフラワーを紹介します。
押し花ドライフラワー4ボックスセット
パッケージ自体も可愛い花形になっており、インテリアとしても飾れそうな、ドライフラワーです。
4つのBoxボックスすべてのカラー系統が違うので、ファッションや気分に合わせてドライフラワーネイルを楽しむことができます。
小分け容器が便利なドライフラワー12色×10枚セット
12種類のフラワーパーツが入っているセットです。淡いピンクから濃紫、爽やかな青までさまざまな組み合わせが楽しめます。
各10枚ずつ入っているので、1つ買っておくだけでも、しばらくはフラワーパーツに困らないでしょう。
ミニかすみ草12色セット
ミニかすみ草のドライフラワーセットです。12色あるので、ドライフラワーネイルのバリエーションも増えて楽しめそうです。
かすみ草のドライフラワーは、ブーケ風ネイルを作るのに適しています。
まとめ
ドライフラワーは飾るだけでなく、ネイルとして楽しむこともできます。ドライフラワーネイルのやり方にはコツがあるので、慣れることができればどなたでも簡単にできるでしょう。
紹介したデザインを参考にして、あなただけで美しいネイル作りを楽しんでみてください。