ルーチンワークが多い仕事は?メリットとデメリット

毎日のように決まりきった作業をする、ルーチンワーク。ルーチンワークには、向き不向きがあります。向いている人には効率アップにつながる反面、向いていない人には非効率です。

そこでここでは、

  • ルーチンワークが多い職種5選
  • ルーチンワークのメリット・デメリット
  • ルーチンワークが向いている人5選

と、ルーチンワークが多い仕事やメリットとデメリット、向いている人についてまとめてみました。

ルーチンワークが多い職種は?

世の中には、ルーチンワークが多い職種もあります。決まりきった作業といっても、必要不可欠な職種ばかりです。どのような職種にルーチンワークが多いか、見ていきましょう。

会社の受付


会社の受付は、ただ会社の出入り口付近に座ってニコニコ応対しているだけというイメージを持たれがちです。

しかし、会社の内外の人に気持ちよく接することこそ、受付業務の重要なルーチンワーク。来客に直接対応することもあれば、訪問客と社員を電話で取次ぐこともあります。

一日の終わりには、日報を書いて提出するような業務もあるでしょう。このような業務をスマートに好印象にこなせるかどうかが、受付業務のキーポイントです。

計算や書類作成が多い事務職

計算
会社では、計算や書類作成は日常的に発生します。そのような事務作業には、ルーチンワークが多いものです。

中には、毎日決まりきった表を作成しているという人もいるでしょう。毎日必要があるからこそ、ルーチンワークは会社で欠かせない業務なのです。

ライン作業を行う生産業

生産業では、ライン作業などにルーチンワークがあります。例えば、工場でベルトコンベアの前に立って流れ作業をするのが一日の業務の全てという人もいるでしょう。

何か一つでもミスが発生すると、ライン作業を中断せざるを得ません。単純極まりない作業のように見えて、ミスは許されないのがルーチンワークの特徴でもあります。

顧客周りがメインの営業業務


意外に思えるかもしれませんが、営業業務にもルーチンワークが少なくありません。特に、いつも同じ顧客回りをしている業務はルーチンワークといえます。

新しい顧客を開拓するとなればルーチンワークではなくなりますが、決まりきった挨拶回りでも止めてしまえば顧客を失いかねません。

配達などの配送業


荷物を配達する配送業は、一日の業務のほとんどがルーチンワークです。新聞配達や郵便配達なども含まれます。

配送業の業務には日報の提出などもありますが、それすらもルーチンワークです。業務のほぼ全てが、ルーチンワークといってもいい職種でしょう。

ルーチンワークのメリットは?

ルーチンワークには、メリットがあります。ルーチンワークが好き、ルーチンワークが向いているという人がいるように、ルーチンワークのメリットが活かされると効率の良い仕事ができます。どんなメリットがあるか、見ていきましょう。

集中力がつきやすい

ルーチンワークは、一度業務の手順を覚えてしまえば同じことの繰り返しです。

新しいことをマスターする必要も滅多にないため、一つの業務にだけ取り組むことができます。自然と集中力がついてきて、他の業務などに応用する力にもできるでしょう。

スケジュールを管理しやすい


ルーチンワークは、決まりきった業務内容です。忙しいときでも予定を組み入れやすく、どのくらいの時間や負担で作業を終えられるかの目安がつきます。そのため、スケジュールを管理しやすいのがメリットです。

ルーチンワークだけを担当している人もいれば、ルーチンワークと他の業務を兼任している人もいるでしょう。他の業務も担当している人は、スケジュールをバランスよく管理する必要があります。

ルーチンワークの分は決まりきった業務なので、他の業務の合間に挟んだり、先にルーチンワークを済ませて残りの時間に余裕を持たせたりすることも可能です。

時間配分をしやすい

ルーチンワークにかかる時間は、大体決まっています。

作業分担が多くなったり少なくなったりするときもあるかもしれませんが、どのくらいの分量をどのくらいの時間でこなせるかがわかっているので問題ありません。時間配分のしやすさは、業務の効率を高めます。

効率よく仕事がしやすい

ルーチンワークに、イレギュラーな事態が発生することは滅多にありません。業務の改変時などには変化が出るかもしれませんが、それでもすぐに慣れるのがルーチンワークです。

スケジュール管理や時間配分がしやすいぶん、集中して効率よく仕事ができるのもルーチンワークの良さでしょう。

同じ作業を繰り返すのでミスが少ない

仕事
ルーチンワークは毎日のように決まりきった作業をするので、すぐに慣れることができて、ミスをすることもあまりありませんルーチンワークでミスを繰り返すような人は、ルーチンワークには向いていない可能性があります。

ミスをする機会が少ない業務をしていると自信がついてきます。ルーチンワークならこなせるという自信が、仕事へのモチベーションにつながることもあるのです。他の業務を担当しても、ミスを出さない実力を発揮できる可能性も出てきます。

ルーチンワークのデメリット

ルーチンワークに多くのメリットがある一方で、デメリットもあるのをご存知でしょうか。

すでにルーチンワークのデメリットを感じているという人は、デメリットをメリットに変えられるように対策をしたほうがいいかもしれません。ルーチンワークのデメリットについて、いくつかあげてみましょう。

単純作業で飽きてしまう

ルーチンワークは、手順が決まりきっている単純作業です。毎日のように同じことを繰り返すだけの業務なので、飽きてしまう人もいます。

ルーチンワークに飽きてしまう人は、そもそもこの業務に向いていないのかもしれません。

仕事に対するやりがいを見出しづらい

目 疲れ 仕事
いつも同じ業務を繰り返すだけのルーチンワークには、やりがいを見出せないという人もいます。実際は、ルーチンワークをする人がいなくなってしまうと会社が回らなくなります。

必要があるからこそ、ルーチンワークが行われているのです。単純で繰り返すしかない業務と思い込んでしまうと、やりがいは見つかりにくいでしょう。

ルーチンワークに強い思い入れを持つことが、会社として望まれていない傾向もあります。ミスをされるのは困るものの、淡々とこなしてほしいと思われやすいのがルーチンワークの特徴です。

ルーチンワークにやりがいを見出して、ステップアップしたいと希望されても困るのが会社の本音なのです。

給与は安い傾向にある

ルーチンワークは、誰にでも取り組みやすい業務です。向き不向きはあるといっても、ほとんどの人がすぐに手順を覚えてこなすことができます。

特殊な技能がないとできない業務とは考えにくいことから、給与は比較的安めです。ルーチンワークを効率よくミスなくこなすのも一種の技能なのですが、評価されにくいという事実はあります。

誰でも出来るというイメージがある


イメージ的には、ルーチンワークは誰にでもできます。実際取り組んでみると向き不向きがあるものですが、今日だけ代役でという依頼もしやすいのがルーチンワークです。

いつでも代役が見つかる業務には、存在価値ややりがいを見出せないと思われてしまいます。

ステップアップができにくい

ルーチンワークを担当している人がステップアップする機会は滅多にありません。よほど待遇が良い会社でないと、ルーチンワーク担当者にステップアップの機会は恵まれないでしょう。

というのも、ルーチンワーク自体がステップアップする業務ではないからです。ルーチンワークがメイン業務の部署にも、まとめ役となる人がいます。

そのような存在になればステップアップも可能ですが、ルーチンワークを希望している人にはそもそもステップアップを望んでいないケースも多々ありです。

ルーチンワークが向いているのはこんな人!

ここで、ルーチンワークが向いている人について見てみましょう。ルーチンワークに迷いを感じている人も、向き不向きがハッキリすれば迷いがなくなるのではないでしょうか。ルーチンワークに向いているのは、こんな人です。

自分のペースで働きたい人

自分のペースで業務を進行したい人は、ルーチンワークに向いています。

毎日のように同じ作業をするルーチンワークは、他の人や他の業務に煩わされることがありません。マイペースに取り組めるので、集中して作業したい人にもピッタリです。

変化に対応するのが苦手な人


ルーチンワークではない業務には、いつ変化が起こっても不思議ではありません。急に業務に変更が生じても、難なく応じられる人なら問題ないでしょう。

ところが、変化が起こるたびに状況に慣れるのに時間がかかってしまう人もいます。そんな人は、ルーチンワークのほうが効率よくこなせるはずです。

残業は少ない方が良い人

ルーチンワークに残業が発生する機会は、少ないでしょう。

月に1回、あるいは年に数回などの確率で残業が必要になるときもあるかもしれませんが、基本的には定時で退社できるのがルーチンワークのメリットです。残業をあまりしたくない人、毎日定時で退社したい人には、ルーチンワークが向いています。

同じ作業を繰り返すことに苦痛を感じない人

同じ作業を繰り返すことに苦痛を感じない人、むしろ同じ作業ばかりしていたいという人にルーチンワークが向いています。

職種によっては、ルーチンワークと他の業務を並行して行うケースもあります。そのなかで、ルーチンワークでほっと一息つくという人もいるでしょう。

考えて行動するのは苦手な人


ルーチンワークは、一度手順を身につけてしまえば業務中にはほとんど試行錯誤する必要がありません

ときには効率よく業務を進めるために工夫が必要になることもあるかもしれませんが、基本的には難しいことを考えずに済むのがルーチンワークです。

常に創意工夫しなければならない、企画したり営業努力をしたりする必要のある業務が苦手な人にはルーチンワークが向いています。

まとめ

ルーチンワークも、立派な業務の一つです。会社になくてはならない業務で、担当する人がいなくなれば会社が回らなくなります。

そんなルーチンワークを支える人になるのは、十分にやりがいを見出せることです。ルーチンワークを退屈と感じてしまう人もいると思いますが、必要な仕事と考えて前向きに取り組んでみましょう。