仕事から逃げたい……どうしたらいい?
仕事から逃げたいと思えば、まずは転職を考える前に、今の仕事をどうするか考えてみてください。今の職場で何か改善できることがあれば試してみましょう。
考え方の基本は逃げても良いということです。立ち向かわず逃げるのも1つの対処法だと考えると、気が楽になります。
職場の人間関係が辛い場合は無理に仲良くしなくてもいい
職場で人間関係が辛いと感じたならば、無理に仲良くする必要はありません。どんな人でも馬が合う、合わない、気に入る、気に入らないということはあるものです。
無理してまでも仲良く見繕うとすれば、衝突することが多く余計に疲れるだけです。ただし、どんなに嫌いな相手や気にくわない相手でも、仕事での最低限のコミュニケーションは取りましょう。これは社会人としてのマナーです。
職場以外の友人・知人に相談する
仕事から逃げたいと思えば、誰かに相談するのも良いでしょう。ただ職場の人たちだと、相談してもその後顔を合わせないといけないので、気まずいかもしれず気も引けるかもしれません。そんなときは、職場以外の知人友人に相談してみましょう。
信頼できる人であれば、今の仕事をどうすればいいのか適切なアドバイスをくれるはずです。親でも良いですが、どうしても子供の将来を考えてのアドバイスとなるので、客観的な助言を求めるなら知人や友人が良いです。
徹底的に仕事から逃げる方法を考える
どうしても仕事が嫌だと言うならば、徹底的に逃げても良いでしょう。もちろん仕事を放ってどこかに行くという意味ではありません。仕事に支障のない範囲で行いましょう。
その他の時間は転職活動をして、次の仕事の準備をしても良いかもしれません。一人になってできるような仕事であれば、一人の時間のときに行うと気が楽で仕事もしやすいです。
休日には楽しい予定を入れてリフレッシュする
嫌な仕事であれば休日に楽しい予定を入れると、仕事もがんばれるかもしれません。その週の休みには、旅行に行ったり、どこか遊びに行ったり、名店の料理を味わいに行ったりと、何か楽しい予定を考えてみましょう。
休日に思う存分羽を伸ばすと、仕事で溜まった疲れを癒してくれます。そしてまたがんばろうという気にもなるでしょう。
長期休暇を取って一時的に逃げてみる
どんなに頑張ろうと思っても、仕事が嫌で体も気持ちも拒否反応を示しているというならば、それは心身共に疲弊している証拠です。
そんなときは、一時的に長期休暇を取った方が良いかもしれません。有給休暇を何日かとって、ゆっくりと休んでください。そうして休日には仕事のことは忘れて、心も体も休めるようにしましょう。
仕事から逃げたいと思ったらまずは冷静に考えよう
今の仕事から逃げたいと感じたなら、転職の事を考えるより、まずは今の会社でどうすべきか考えてください。
今の仕事を続けられるか、職場の環境を改善できないか考えるのです。転職を考えるのはそれからでも遅くありません。
とりあえず三か月続けると今後が見えてくる
もしもまだ、今の会社で仕事をがんばれそうなら、三ヶ月だけ続けてみましょう。仕事が嫌だと認識してから三ヶ月がんばって続けると、何か見えてくるものがあります。
人間関係で嫌だったのがいつの間にか改善することも、あるいは更に酷く嫌だと思うかもしれません。
仕事自体が嫌だというなら、いつの間にか違う仕事を任されている場合もあります。三ヶ月という区切りを付けて続けてみると、今の会社で何か変化が起こっている可能性も高いです。
場合によっては、今まで逃げたいと思っていたのが、いつの間にか苦にならなくなっているかもしれません。
多少の人間関係の問題はどこにでもあるもの
人間関係での嫌なことや、馬が合わない人であれば、どんな会社に行っても多少はあるものです。
誰か嫌な人、いつも冷たく当たる人がいれば、その人だけには最低限に接して仕事をしていく方法もあります。
どう考えるかはあなた次第です。ただイジメを受けている、脅されているなどであれば、上司や責任者に相談しましょう。
仕事内容は本当に嫌なのか
仕事内容が本当に嫌なのかどうか考えてみましょう。一時的に、仕事でミスをした、繁忙期で仕事が多すぎるから、嫌だと思うかもしれません。
誰でも仕事を始めれば、新人として誰かに作業を教えてもらってできるようになっていくはずです。
そんな中で仕事が嫌だというならば、何かしら理由はあるでしょう。今一度その理由を考えてみましょう。一時的な理由なら頑張ればまた仕事は続けられるかもしれません。
辛さに対する報酬はどうか
仕事を続けるためのモチベーションを保つには、給料は欠かせないでしょう。仕事が辛いのに、それに見合った報酬がもらえないとなれば、更に良い待遇の仕事をしたいと思うものです。
人一倍働いている、残業が多い、仕事で覚えることや作業が多いのに、給料は低いとなれば転職を考えても良いかもしれません。逆に仕事が大変でも給料は多く待遇が良いとなれば、多少嫌なことがあっても今の仕事から逃げず続けた方が良いかもしれません。
上司に相談することで解決するかもしれない
仕事から逃げたいと思えば、上司に相談すると解決するかもしれないです。それは逃げたいという理由によっても違ってきます。対人関係で上手くいっていないなら、上司に相談すると異動など考慮してくれるかもしれません。または仲裁してくれるときもあります。
仕事内容が辛いとなれば、少し休暇を取る、仕事内容を変えるなどの対処も可能でしょう。ただしこれは大企業であると可能な場合が多いです。中小企業だと、そう簡単に異動や仕事内容変更はできないので厳しいです。まずはダメ元で上司に相談してみてください。
仕事を辞める決意が固まったら
仕事から逃げたいと考え続けるのは無理だとなれば、いよいよ退職となり転職活動を開始します。
ただもうその会社から離れて同僚と顔を合わせないからといって、ある日勝手に辞めてはいけません。円満に退職するよう心がけ、十分に生活資金を用意し転職活動を始めます。
金銭面など仕事を辞めた後を考える
今の仕事を辞めたら、生活資金は大丈夫なのか、転職はスムーズに行きそうか、考えてみましょう。仕事から逃げたいからといって何も考えず退職するのは良くありません。
次の仕事が見つかるまでの生活資金がないなら、その資金を貯めてから退職した方が良いです。転職活動も、どのような形で行っていくのか考えてみましょう。それらを十分に準備してから退職に移るようにしてください。
次の仕事を見つけてから退職する
退職するとすれば、理想は次の仕事を見つけてからです。つまり、今の仕事を続けながら、休日をメインに転職活動をしていきます。
仕事を続けながら転職活動すると、退職してから行うよりもメリットが多いです。給料をもらいながら転職活動できるので無職の期間がなく、無給になる心配がありません。ただし転職活動できる時間が限られるので、効率よく行ってください。
辞めるときは円満退職を心がける
会社を辞めるときは円満退職を心がけ、必要なことは漏らさず行いましょう。引き継ぎがあるならばしっかり行い仕事を後任に教えておきます。
退職の連絡は、普通は退職予定日の1ヶ月前に責任者や上司に言います。明日辞めますなど急な連絡はしないようにしてください。円満退職にはこの2つを行っておけば大丈夫です。
まとめ
仕事から逃げたいと思えば、まずは本当に逃げたいか、一時的に思っているだけなのか考えてみてください。どうしても仕事を続けるのが無理そうであれば転職することになるでしょう。
ただし、転職しても仕事での問題は発生するかもしれません。転職するなら長く続けられる仕事をした方が良いので、じっくりと次の会社を探してください。