よくある人を信じられない理由
人を信じられない理由はいろいろ考えられます。嘘をつかれる、裏切られる、本音がわからない、利用されてしまうのではと疑う、といったことが挙げられますね。
ここでは、信じられない理由をまとめてみました。
嘘をついたり裏切ったりする
嘘をつかれるのは、誰でも嫌なものです。嘘をつかれたということは、本心を言ってもらえなかったということですし、騙そうとする行為でもあります。過去に嘘をつかれたり、裏切られたことがある方だと、人を信じられなくなるでしょう。
嘘や裏切りで大きな傷を負ってしまうこともあります。それが原因で、仕事やプライベートに影響が出たということもあるでしょう。そうなってしまうと、今後も嘘や裏切りがあるのではないか、と疑い人を信じられなくなります。
本音がわからない
人の本音はなかなかわかりません。表面上の態度や発言から、相手の本音をすべて読み取ることは難しいことです。本音がわからないと、自分の知りたいこともわからないので、信じられないという気持ちになります。
人によっては、本音を隠す人もいます。そうした態度に不信感を抱いてしまう方も少なくありません。本音を知りたいのに、それをあえて隠すような人には信じられない、という想いを抱いてしまうでしょう。
褒められても「利用されるのでは」と疑う
褒められたときに素直に喜べず、利用されるのではと疑ってしまう方もいます。自分に自信がない、コンプレックスの塊、というタイプにこのような人が多い傾向にあります。
自分が褒められるわけがない、と思っているので、自分を褒めてくる相手に対して猜疑心を抱いてしまうのです。「私をおだてて、何かをさせるつもりなのでは」という思いを持ってしまい、心から信じることができません。
他人に対する劣等感がある
劣等感が強いと常に自分を卑下してしまいます。何もかも他人より劣っていると考えてしまいますし、それが他人を信じられなくなる原因になってしまうのです。
「人より劣っている私が」という感情をまず持ってしまうので、何かをしてもらったときも素直に喜べません。どうして私なのか、どうしてあの人じゃないのか、と思ってしまい、疑ってかかってしまうのです。
人を信じられない度診断
ここでは、アナタの人を信じられない度をチェックしたいと思います。もし、当てはまる部分がたくさんあれば、アナタは人を信じられない人かもしれません。
今後に役立てるため、ぜひチェックしてください。
自分の悪口を言われている気がする
2~3人くらいの人が話しているのを見ると、自分の悪口を言われていると考えていませんか?このような方だと、人を信じられなくなっている可能性があります。
被害妄想が強いタイプです。また、自分に自信がない人だとこのような考えを抱いてしまうことが少なくありません。被害妄想が酷くなると、周りの人がみんな自分のことを悪く言っているような錯覚にも陥ります。
友達が少ないと感じる
友達が少ないと感じているのなら、人を信じられなくなっているかもしれません。友達が少ないのは、自分がダメな人間だからだ、嫌な人だからだと思っていませんか?
人によって友達の数は違いますし、多ければいいというわけでもありません。友達が少なくても素晴らしい人はたくさんいます。友達が少ないのは自分がダメなせい、などと考えることはよしましょう。
他人を裏切ったことがある
他人を裏切ったことがある人は、自分の経験から人は裏切るものだと思っている節が強いです。実際に、自分が裏切りという行為を犯しているため、人間は人を裏切ることができるとインプットされているのです。
自分もいつ人に裏切られるかわからない、と思っているので、人を信じられなくなっている可能性が高いです。自分に言い寄ってくる人、やたら褒めてくる人なども、自分を利用しようとしていると思ってしまいます。
話し下手または嫌い
人と会話をするのが嫌い、コミュニケーションをとるのが苦手だったりしませんか?このような方も、人を信じられない人かもしれません。コミュニケーションが苦手なのは、最終的に自分が傷つきたくないからだと考えられます。
つまり、人と仲良くなることで、裏切られたときのショックが大きくなると思っているのです。傷つくのが嫌なので、他人との接触をなるべく避けたいと思っているのかもしれません。
過去に裏切られた経験がある
過去に裏切られた経験があるのなら、もう二度とそのような思いはしたくないと考えているでしょう。裏切られた経験から、人を信じられないと考えている人も少なくないと思います。
信じていたのに裏切られた、というケースだと、心には未だ癒えない深い傷が残っているかもしれません。信じたために裏切られた、傷ついた、という気持ちも強いので、もう人を信じたくないと思っている可能性が高いです。
他人を信用する方法
人を信じられないと、これから先の人間関係でも苦労してしまいます。常に疑心暗鬼になってしまいますし、深い関係になれる友達もできないでしょう。
ここでは、他人を信用する方法についてまとめてみました。
そもそも無理に相手を信じる必要はない
ムリして人を信じることはありません。よくよく考えてみれば、どうして人を信じなくてはいけないのでしょうか?だからといって、常に誰もかれも疑ってかかるというのもしんどいものです。
ただ、ムリに信じるようなことをしなくても人間関係は成り立ちます。人を信じないと!と強く思いこむような必要はない、ということです。
人間は信じるべき部分・そうでない部分があると知る
信じるべき部分とそうでない部分があるので、それを理解することです。人間は誰しも表と裏がありますし、すべてを信じ切れる人などあまりいないでしょう。人によってどこを信じていいのか、何を信じてはダメなのかもまちまちです。
これから人と関わるときは、それをきちんと見極めることを意識してみましょう。
過去は過去と割り切る
過去に裏切られたことがある、酷い嘘をつかれたことがある、という方だと人を信じられなくなっているかもしれません。
しかし、過去は過去です。すでに終わったことですし、それをいつまでも引きずってもよいことは一つもありません。後ろを振り返るのではなく、前を向きましょう。終わったことをいつまでも蒸し返さないことです。
相手が裏切ると決めつけない
信じたら裏切られる、と思ってしまうのも理解できます。しかしそのように決めつけてしまうと、これから先誰のことも信じられなくなるでしょう。
世の中には平気で人を裏切る人もいれば、決して裏切らない人もいます。それを見極めるのは自分自身です。また、傷つくことを恐れすぎるのも、人を信じられない原因なので覚えておきましょう。
相手の長所を探す
悪いところばかりを見つけようとするのではなく、長所を見つけるようにしましょう。長所をたくさん見つけることができれば、信じようという気にもなるはずです。
逆にあら探しばかりしてしまうと、どんどんその人のことが信じられなくなります。
相手にされたことは素直に感謝する
自分を利用しようとしているのではないか、と思ってしまう方もいるでしょう。しかし、常にそのような考えを抱いてしまうと疲れますし、何より人を信じることなど到底できません。
してもらったことに対しては、素直に感謝の気持ちを持ちましょう。最初から疑ってかかるのはダメですよ。
まとめ
人を信じられない理由は人によってまちまちですが、人のことが信じられないと、恋人を作ることもできません。
仕事にも影響を与えてしまうでしょうし、人生の幸福度も低くなってしまう可能性があります。ここでは、人を信じる方法についてもご紹介したので、さっそく今日からでも試してみましょう。