心に余裕がないときにしがちな行動
心に余裕がないときの行動には、特徴があります。人づきあいが悪くなったり、些細なことでイラっとすることもあります。
ここでは、心に余裕がないときにしがちな行動をお伝えします。当てはまらないかチェックしてみましょう。
人付き合いが悪くなる
人づきあいが悪くなることがあります。自分のことで精いっぱいですし、他人と関わりあう余裕がありません。
心に不安や悩みを抱えていることも多く、遊びに誘われたとしても、それに応じることができないのです。結果、自分の周りから友達が離れてしまう、ということもあります。
些細なことでイライラしてしまう
微妙なバランスで心の均衡を保っているので、ちょっとしたことでイライラしてしまいます。
周りの人からの、何気のない冗談にもつい本気で怒ってしまったり、イライラをぶつけてしまうこともあるでしょう。軽い冗談や、ノリで言ったことが通用しない状態です。
口調が荒くなってしまう
心に余裕がないときは、口調にも現れてしまいます。つい荒くなりますし、とげのある言い方になることもあるでしょう。
心に余裕がないということは、精神的に追い込まれているような状態です。そのため、過剰に反応してしまい、つい口調が荒くなることがあります。
なんとなく寝不足気味になる
寝不足になってしまうことがあります。心に不安を抱えている、追い込まれているという状態だと安心して眠ることもできません。
ただ、これは人によって違いもあり、きちんと睡眠をとれるケースもあります。寝不足が酷いとストレスも溜まり、イライラが余計に募ってしまいます。
被害者意識が強くなる
何でもないことでも、自分が被害者だと思い込んでしまうようになります。冷静な考えができなくなっていますし、自分を被害者だと思い込みます。
疑心暗鬼になることも多く、周りの人を信用できないと感じることも増えるでしょう。周りの人とも衝突しやすくなります。
他人の幸せを妬んでしまう
他人の幸せを素直に喜ぶことができません。自分はこんなに苦しんでいるのに、どうしてアナタがそんなに幸せなんだ、と妬んでしまうのです。
また、逆に人の不幸な話を聞いて留飲を下げることがあります。友だちが恋人と別れた、離婚したといった話を聞くと内心うれしくなります。
心に余裕がない原因
どうして心に余裕がなくなってしまうのでしょうか。仕事が忙しすぎたり、食生活が乱れていると心に余裕がなくなってしまうことがあります。
ここでは、心に余裕がなくなってしまう原因についてまとめてみました。
仕事が忙しすぎる
仕事が忙しすぎると、心に余裕をなくしてしまうことがあります。忙しいという漢字は「心が亡くなる」と書きます。
文字通り、忙しすぎると心が死んでしまうのです。常に仕事のことを考えてしまいますし、心が安定しないまま次から次へと仕事をこなしてしまいます。その結果、心に余裕がなくなります。
生活リズムが不規則
眠りにつく時間がバラバラだったり、食事をとる時間がいつも違うということはありませんか?こうした生活リズムの乱れが心の余裕をなくしてしまうことがあります。
特に睡眠はとても大切です。脳と体の疲れを癒すためにも、きちんと睡眠をとる必要があります。
食生活が乱れている
食生活が乱れると、栄養バランスも偏ってしまいます。炭水化物だけ、タンパク質だけしか摂取していない、ということはありませんか?
ビタミンやカルシウム、鉄分、脂質など、栄養バランスのよい食事を心がけなくてはなりません。一汁三菜の食事を一日三回が基本ですね。
同世代や後輩が先に結婚した
結婚を望む女性は大勢いると思いますが、ある程度の年齢にさしかかると、結婚に対して焦りも生まれてきます。
そのような状況で同僚や後輩が先に結婚してしまうと、置いていかれたような気持ちになってしまいます。自分も早くしないとという気持ちが芽生えてしまい、心に余裕がなくなります。
借金がある
借金があると、それを返済することを常に考えてしまいます。借金の額にもよりますが、毎月かなりの金額を返済している場合だと、経済的にも困窮してしまい、心に余裕がなくなります。
もっとお金がほしい、借金さえなければ…ということばかり考えるようになり、ほかのことに気が回らなくなります。
家庭環境が乱れている
両親がいつもケンカをしている、夫が浮気をしているなど、家庭環境が乱れていると精神的に疲れてしまいます。
こんな家早く出ていきたい、何とかしたいと思っても、現実的に無理だと余計に追い込まれてしまうでしょう。心に余裕がなくなり、考えることも放棄したくなります。
心に余裕を持つための暮らしのコツ
心に余裕を持って暮らすには、いったいどうすればいいのでしょうか。
ここでは、心に余裕を持つための、暮らしのコツについてお話したいと思います。心に余裕がない、と感じている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
イライラしたら深呼吸を心がける
イライラしているときは、つい口調も荒くなり、怒鳴ってしまうようなこともあるでしょう。これだと周りの人は離れてしまいますし、関わりたくないと思われるかもしれません。
イラっとしたときは一度深呼吸をして気持ちを鎮めましょう。大きく息を吸って、ゆっくりと吐いてください。
まずはしっかり睡眠を取る
早寝早起きを心がけ、たっぷりと睡眠をとるようにしてみましょう。できれば、22時前にはベッドに入り、ぐっすりと眠ってください。
眠りにつく3時間前には食事を終え、軽くストレッチやヨガをすると眠りにつきやすくなります。ベッドに入ったら、スマホやパソコンを見ないようにしましょう。
栄養バランスの摂れた食生活を心がける
毎日コンビニの弁当やジャンクフードばかり、という状態だと栄養バランスが偏ってしまいます。栄養バランスを考えた食事を意識するなら、自炊がよいでしょう。
自炊だと経済的ですし、栄養バランスの整った食事ができるようになります。料理を趣味にできるかもしれませんよ。
自分が頑張った日はご褒美を用意する
ひたすら頑張り続けるだけの日々では、心に余裕がなくなってしまいます。頑張った日には、自分に対してご褒美を用意するなど、楽しみを持つことです。
こうすることで仕事に対するモチベーションも高くなりますし、張りのある日々を送ることができるでしょう。
部屋を掃除する
部屋が乱れていると、気持ちも乱れてしまうと言われています。まずは自分の部屋をきちんと片付け、掃除してみましょう。
断捨離をして、不要な物は捨てるようにしてください。心がリフレッシュできますし、気持ちを新たにできるかもしれません。日ごろから部屋をきれいにする習慣をつけてみましょう。
スポーツジムに通う
身体を動かすことで、ストレス解消にもなります。スポーツジムなら、いろいろな運動ができるのでおススメですね。
スポーツジムに通うほどの時間もお金もない、という場合は、ウォーキングから始めてみましょう。また、自宅でできる筋トレもたくさんあるので、まずは自宅でのトレーニングに励むのもおススメです。
一人旅に出る
一人旅に出かけてみましょう。最近では、女性が一人で旅をすることも増えてきました。女性の一人旅行プランなども旅行代理店から販売されています。
気持ちをリフレッシュできますし、心を新たにすることもできます。なるべく、今まで足を運んだことのない場所に向かってみましょう。
まとめ
心に余裕がなくなってしまうと、人付き合いも悪くなり些細なことでもイライラしてしまいます。人が離れていったり、評判が悪くなるといった弊害が考えられるので、なるべく心に余裕を持った生活をしたいですね。
ここでは、心に余裕を持たせる暮らしのコツについてもご紹介しました。心に余裕をなくしかけている、という方はぜひ試してくださいね。