こんな人は世渡り上手
具体的にどのような人のことを世渡り上手というのでしょうか。
明確な定義があるわけではありませんが、一般的には笑顔が多く聞き上手、人間関係を大切にする人が世渡り上手だと言われています。詳しく見てみましょう。
笑顔が多い
世渡り上手な人は笑顔を絶やすことがありません。いつでもニコニコしており、誰に対応するときも笑顔を欠かしません。笑顔は人によい印象を与えますし、それを理解しているからこそ常に笑顔を心がけています。
職場であまり得意じゃない仕事や苦手なこと、面倒くさいことを任されたときも笑顔が見られるでしょう。どんなときでも笑顔で気持ちよく対応できるため、上司や同僚、後輩から信頼されることが多いのです。
聞き上手
一方的に自分の話をするのではなく、人の話をじっくり聞くことができるのも特徴です。聞き上手に徹しつつ、さらに的確なアドバイスや意見をくれます。ですから周囲から信頼されやすく、気が付くと色々なことを相談されているでしょう。
人は自分の話を聞いてくれる人を「いい人」だと判断する傾向にあります。この人は分かってくれる人だと感じ、信頼できると判断するでしょう。
人間関係を大切にする
世渡り上手な人は、人間関係をとても大切にしています。普段はあまり接点がない人に対しても、暑中見舞いや年賀状を欠かしません。誰とでも良い人間関係を築くことができ、さらに一度築いた関係を長く維持させるため努力しています。
人とのトラブルもなるべく避けようとするため、人間関係が壊れることもほとんどありません。相手との良い関係性を維持できることから、困りごとがあった時はそういった周囲の人たちからサポートしてもらうことができます。
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年上からの評価が高い
年上からの評価が高いのも世渡り上手な人の特徴です。仕事もきちんとこなしていますし、上司に任されたこともしっかりやり遂げます。ですから職場の上司からは信頼に足る人物だと思われているでしょう。
さらに若いのにしっかりしている、仕事がデキると評価されることも多いです。上司からの頼まれごとでも、嫌な顔一つせず対応しますし、面倒くさがらずにやってくれます。こうした部分も評価されているポイントでしょう。
素直に相手を褒めることができる
世渡り上手な人は、素直な気持ちで他人を褒めることができます。妬みの気持ちもなく、純粋に心から褒めることができるのです。褒められた人からすると嬉しいですし、「素直でストレートな人」という印象を与えられるでしょう。
同僚が昇進したときなども、素直な気持ちで褒めることができます。負けず嫌いな感情を発揮することもなく、素直に喜んでくれる姿に同僚も嬉しくなるでしょう。
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トラブルに巻き込まれない
基本的にトラブルは避けようとします。人と争うことは苦手で、あえてトラブルの渦中に首を突っ込むようなこともありません。常にトラブルとは距離を置いています。
また人間関係を大切にするため、トラブルに巻き込まれるということも滅多にありません。周りからは好かれ信頼されていることが多く、トラブルの元となる原因を作ることがないのです。
世渡り上手になるために必要な努力は?
世渡り上手になるには、いったい何をすればいいのでしょうか。世渡り上手になるには努力も必要となります。
ただ間違った方向に努力しても意味がないので、正しい方向に向かう努力をしないといけません。
自己分析をする
自分の5つの強みをチェックする
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自分の個性からくる「くせ」を知る
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悪口や相手の批判はしない
悪口を言うと、高い確率で自分に戻ってきます。社内での評判も悪くなってしまうでしょうし、悪口は言わないことです。また、特定の誰かを対象にした批判をしてしまうと、それが伝わってトラブルになることも考えられます。
悪口を言いたくなる、批判をしたくなるということもあると思いますが、そこはぐっと我慢です。むしろ、陰で悪口を言うのではなく、人を褒めていると周りからの評判もよくなりますし、褒めた相手からも好かれますよ。
周囲への気遣いを忘れない
世渡り上手になりたいのなら、周囲への気遣いを忘れてはいけません。常に周りには気を配り、いつでも対処できるようにしておきましょう。職場でもプライベートでも同じように、気遣いを忘れないことです。
周囲に対して気遣いをするには観察眼を磨く必要もあります。ちょっとした変化にも気づけるよう、日ごろから意識しておきましょう。誰も気づかないような変化にいち早く気づき、対応できればさらに評価は高くなるはずです。
周りの空気を読む
周りの空気を読める人は世渡り上手になれます。普段あまり周りの空気を読まないという人は、これからは空気を読む努力をしてみましょう。空気を読むためには、今会話がどのような流れになっているかを常に把握することです。
どのような話題なのか、どのようなシーンを迎えているのか、今発言すべきことは何か、といったことを考えるべきです。それを考えることができれば、空気を読めるようになるでしょう。また空気を読むだけでなく、読んだうえでどう行動するかも大切です。
コミュニケーション能力を高める
世渡り上手になる上で、コミュニケーション能力は欠かせません。コミュニケーション能力があれば、誰とでもすぐ打ち解けることができ良い関係性を築けます。コミュニケーション能力を高めるには、いろいろな人と接することが大事です。
世の中にはいろいろなタイプの人がいます。できるだけたくさんの人と関わるようにし、コミュニケーションを取りましょう。そうしているうちに、自然とスキルは高くなります。また雑談力を鍛え話題を豊富にストックしておけば、コミュニケーションもとりやすくなるでしょう。
口先だけで乗り切ることはしない
口先だけで乗り切ろうとすると、後でバレたときに信頼を失ってしまいます。その場ではうまく凌いだつもりでも同じようなことが続いてしまうと、いつかバレてしまうこともあるでしょう。
積み上げてきた信頼を一度に失ってしまいかねないので注意が必要です。確かに口のうまさも必要ですが、何もかも口先だけになってしまうと言葉も軽くなってしまいます。「信頼に足らない人物」という烙印を押されてしまうと、信頼を回復することは難しくなるでしょう。
目標を高く設定しすぎない
目標を設定するのは素晴らしいことですが、あまりにも高すぎる目標だとそこにたどり着くまでに挫折してしまいます。まずは小さな目標を設定し、少しずつ目標を大きくするほうが良いでしょう。
小さな目標を掲げ、一つずつクリアしていくことで自信も生まれます。自信が生まれると仕事に対する意欲やモチベーションもアップしますし、もっと頑張ろうという気にもなるでしょう。
自分の能力はあえて隠して相手を立てる
相手を立てることを覚えましょう。これができるようになると、特に年上から評価されるようになります。例え自分のほうがその仕事を得意としていたとしても、あえてそれを表には出さず相手を立ててあげましょう。
相手を立てるときには自分はしっかりと引くことです。少しでも功名を焦ってしまうと、中途半端に相手を立てることになるため注意が必要です。立てるときはしっかりと自分は引き、相手をきちんと立ててあげましょう。
オンとオフをしっかり切り替える
オンとオフをしっかり切り替えることで、メリハリのある生活が送れます。常にオン状態だと疲れてしまいますし、気の休まる暇がありません。またオンにしないといけないときにオフだと、これはこれで困ります。
オンオフのスイッチングをしっかり行うため、会社から出たらスマホの電源を切るのもアリです。また会社から出たらすぐ制服を脱ぐ、ネクタイを緩めるというのもアリでしょう。
休む時はしっかり休む
休日まで仕事のことを考えてしまうと、精神的に疲れてしまいます。それでは世渡り上手になるどころではないので、休みの日はきちんと休むようにしましょう。また自宅でゴロゴロするのではなく、外に出てリフレッシュすることを心がけることです。
休むといっても自宅でゴロゴロするだけが休息ではありません。自然の中に出かけてみる、普段しないことにチャレンジするなど心身のリフレッシュに励んでみましょう。
最低限のマナーは心得ておく
最低限のマナーを心得ておくのはもちろんですし、必要に応じてビジネスマナーも覚えておく必要があります。ビジネスマナーについては、仕事を通じて覚えられることが多いので一般的なマナーは独学で学びましょう。
マナー教室に通うという手もありますが、費用も時間もかかるというデメリットがあります。ネットを使えばマナーに関する情報はいくらでも手に入るので、ネットで独学するというのも十分アリです。
これは勘違い!注意したい世渡り上手の行動
世渡り上手になろうとして、勘違いした行動をとってしまう方は意外に少なくありません。
勘違いした行動をとってしまうと、世渡り上手どころか出世の道が閉ざされてしまう可能性もあります。ここでは注意したい世渡り上手の行動についてお伝えします。
見え透いたお世辞ばかり並べる
人によって見え透いたお世辞を並べられ喜ぶ方もいますが、大半の方はイラっとします。明らかに見え透いたお世辞だと分かると、信用に足らない人物と思われてしまう可能性もあるでしょう。
お世辞を言うのが悪いということではありませんが、いかにも見え透いたお世辞はNGです。相手を不快にさせてしまいますし、自身の立場も危うくしてしまうでしょう。
異性にばかり媚びへつらう
これも周りにあまりよく思われない行動です。異性に媚びへつらうことは、まったく世渡り上手でも何でもありません。同性からも敵視されてしまう恐れがありますし、職場でこのようなことをしてしまうと仕事もやりづらくなるでしょう。
同性には接触しないのに異性にばかり媚を売っているとなると、同性としては良い気持ちがしません。トラブルのもとになる可能性もあるでしょう。
TPOをわきまえず甘えてばかり
たまに甘えることで、相手の懐にすっと入り込むことはできるでしょう。特に女性は上手に甘えることで相手のハートをつかみ、自分の立場を有利にできるかもしれません。
しかしTPOをわきまえずに甘えてばかりというのは問題です。これだと相手も困ってしまいますし、周りも見ていられません。必要以上に周りをイライラさせてしまいますし、敵を作ってしまうでしょう。
まとめ
世渡り上手な人は、いつも笑顔でコミュニケーションスキルも高いです。職場でも信頼されますし、早く出世コースに乗れるかもしれません。
世渡り上手になるには、ちょっとした努力で可能になります。ぜひ今日からでも努力してみませんか?また世渡り上手な人を目指す上での注意点もここでご紹介しましたから、それも併せてご確認ください。