親離れできていない人の7つの特徴と親離れするための8つの方法

親離れしたいと思っても、なかなか出来ないと思っていませんか?

親に頼りすぎず生活したいと思っても、実際は親離れできていないということはよくあります。特に実家で暮らしている人は、知らず知らずのうちに親に頼りきってしまい親離れできていません。今回は親離れできていない人の特徴と、親離れを実行するための方法について紹介します。

親離れしたいけれどできないという方のために、改めて親離れできない人の特徴、原因、対処法、親離れできないと損することについてもまとめました。

親離れできずにいる方はぜひチェックしてみてくださいね。

「親離れ」とは?

そもそも親離れとは何なのでしょうか。

子供が思春期の際に親から離れた空間で生活したいと思うようになる、ということを「親離れ」といいます。つまり親元から離れて生活することで、個性を確立し自立しようとすることです。しかしほとんどの場合、社会人になっても自立できず親に頼り生活している子という意味で使われます。

親離れをするタイミングはいつ?

本来であれば10代後半の思春期で迎えるはずの親離れ。しかし子離れできない親や収入の不安定さなど、様々な要因から20代になっても親離れできない人がいます。親離れするためには、自分だけでなく家族や周囲の環境も重要です。親離れできているか心配な人は、自分の置かれている環境を振り返ってみましょう。

親離れできないと損する6つのこと

親に依存した生活は精神的や肉体的な負担が少ないですが、親離れできないことによって損をすることもあります。ここでは、親離れができないと損する6つのことを紹介します。

同性から好かれにくい

特に同性は、人の置かれている環境に敏感です。同年代にもかかわらず親離れできていないことは、「自分一人で生活できない人」という印象を与えます。つまり、子どもっぽいと思われてしまうのです。20代以上の自立している同性にとっては、それがマイナスイメージになります。そのため結果的に好かれにくくなり、損してしまいます。

異性から恋愛対象として見られない

親離れができてないと、異性から恋愛対象として見られません。親離れしてない=子どもというイメージがあり、いいイメージを持つ異性はあまりいないと言っても良いでしょう。親に依存している人より、自立して生活している人の方が魅力的に感じるものです。

他にも、付き合っても気を使うという側面があります。家に遊びに行くにも、実家に住んでいては行きにくいです。また、帰る時間まで配慮しなければいけません。そのため異性は、実家に住んでいる人は面倒だと恋愛対象から避けがちです。

結婚するのに躊躇される

好きな恋人が親離れできない人だと、それだけで結婚へのハードルは高くなってしまうものです。結婚した後も親の影がずっとちらついたままになることが安易に想像できてしまいます。結婚したいという気持ちにブレーキがかかってしまうのも親離れできない人が損している要素の一つかもしれません。

家事を覚える機会がない

親離れができてない人は、大人になっても親に世話をしてもらっている場合がほとんどです。そうなると、自分で家事をする機会は極端に少なくなってしまうため、家事を覚える機会もなくなってしまいます。将来結婚したときのことを考えて、男女問わず最低限の家事ができるようにしておくと良いでしょう。

両親が怪我や病気になったときに生活できない

親離れができてない人は親ありきで生活が成り立っているのが普通です。親の収入に頼っていることもあるわけですが、両親が怪我や病気で仕事ができなくなってしまうと、自分の収入だけで生活することができなくなります。経済的に自立していないと、こういったことが起きてしまうとパニックになる様子も安易に想像できます。

問題は収入面だけではありません。家事や身の回りのことなど、普段やってもらっていることができず生活が成り立たなくなってしまいます。また怪我や病気である親のサポートもままならず、迷惑をかける可能性も。そうならないためには、普段から一人で生活できるイメージを作っておくことが必要です。まずは一人暮らしにどれだけお金がかかり、何をしなければならないのか考えてみてください。

仕事や自分の人生を決める判断に迷う

親離れができてない人は、親が代わりに決断や判断することも多くあります。大事な局面でも親離れができない人は、自分で判断することができず迷ってしまうことも少なくありません。小さな決めごとから結婚のような大きなイベントに関することも迷ってしまうため、優柔不断になりやすい特徴があります。

そのため、いざという時に自分で判断できません。就職や結婚後など、人生には決断がつきものです。そういった時に親なしでは判断できないため、大事な決断を見逃す可能性もあります。それが結果的に、損することへ繋がってしまうのです。

親離れができていない人の7つの特徴

自分は親離れできていると思っていても、できていないことも多いです。親離れには明確な基準がないため、判断することは難しいと思います。また親の子離れができているかという問題もあり、自分だけの問題ではないことも。今回は、そんな親離れできない人の特徴についてまとめてみました。

社会人になっても自立していない

親離れできない人の一番の特徴は、社会人になっても自立できていないことです。社会人になってからの自立とは、一人暮らしや仕送り、生活費の支払いなど様々です。しかし親離れできない人はそれらを全くしておらず、実家暮らしで家事や掃除はせず、お金の援助を受けていることもあります。

つまり、親の存在がなければ生活できない状態です。

親子なのに友達のような関係になっている

友達のような親子関係も、親離れしていない人の特徴の一つになります。気軽に相談できる友達のような関係性は、親に頼るきっかけになることが多いです。また親との関係が心地よく、自立したいと思うことがありません。そのためずるずると親離れできず、子どものままでいることになります。

このような親子関係の場合、親も子離れできていないことが多いです。仲のいい親子であることは大事ですが、自立するには親子であることを前提に適度な距離感が必要です。

親が大人になった娘や息子のことを「子ども」扱いする

大人になった娘や息子を、いつまでも小さい子どもと同じように子ども扱いすることも自立の妨げになります。何もできない子どもと同じように、心配で何でもやってあげる親がいる人は自立できていない人が多いです。

それだけでなく、子ども扱いを受け入れてしまう本人にも自立できない問題があります。本来であればいつまでも子ども扱いされることは抵抗感があります。しかし抵抗を感じないため、自立する機会を逃してしまうのです。

金銭感覚が違うせいで他の人と話が合わない

親離れができてない人は親のお金で生活している人が多いです。自分自身が仕事をしていても、親のお金があることからお金に対する執着心があまりないのでしょう。金銭感覚が異なってしまうことで、他の人と話がかみ合わなくなることもよくあることです。

また、他の人以上に自由に使えるお金が多いです。そのためお金遣いが荒くなり、お金に対する価値観が他の人と異なってきます。

結婚願望が弱いので晩婚化しがち

親離れができない人は総じて結婚願望も弱い特徴があり、晩婚化しやすい特徴があります。

親との暮らしは何もする必要がなく安心感が大きいため、結婚の必要性を感じません。こういった人は結婚願望が弱くなるだけでなく、親も老いているという自覚が少なく、親を頼ることを止められなくなってしまいます。

お金に困ったらすぐに両親にお金を借りる

親離れができない人は、お金に困ったときにすぐに両親からお金を借ります。両親にお金を借りるため、きちんと返済しているのか分かりません。

また、お金はいつでも借りられるものと考えている人も多いです。そのため金銭面にだらしない傾向にあります。持っているお金はあるだけ全て使うため、貯金も少ない可能性が高いです。もしも両親に金銭的余裕がなくなった場合、立ち行かなくなる危険性を持っています。

優柔不断で親に決めてもらえないと判断できない

親離れできない人は親に決めてもらうことが多いので優柔不断になりやすい特徴があります。

また、親も子どもに干渉したがります。いつまでも子離れできないため、何かと口を出して子供の判断を決定してしまうのです。そういったことを繰り返し、優柔不断な子どもと過干渉な親、という関係性が成り立ってしまいます。お互いが依存しすぎてしまうため、結果として親離れできていない人となります。

親離れができていない人の6つの原因

親離れできていない人には、必ず原因があります。しかしほとんどの人には、その自覚がありません。しかし原因が分からなければ、対策を考えることもできませんよね。ここでは、親離れできていない人の典型的な特徴について紹介します。

非正規雇用者の増加による経済的な原因

非正規雇用者が増えていることで、経済的な負担が大きくなって親離れができない人が増えているとも考えられます。非正規雇用は正規雇用より収入が低くなりがちです。そのため、安定しない収入のせいでいつまでも親離れできません。

また非正規雇用を長く続けると、正規雇用へのシフトチェンジが難しくなる現状もあります。いざ自立したいと思っても収入を増やせないため、親離れできなくなってしまうのです。

若い世代の貧困化

若い世代の貧困化のリスクが年々高くなっており、わざわざ自立したいと思う人が少なく、親離れできなくなってしまいます。親世代は将来性を考えられる余裕がありますが、若い世代は今の生活で手一杯です。そういった社会的な背景も、親離れできない若者の現状に繋がります。

少子化で両親に金銭的な余裕がある

少子化によって両親の金銭的な余裕が大きくなり、子供に投資しやすく、子供も親のお金を頼って親離れしづらくなっていることも考えられるでしょう。

さらに子供が少ない分、親は子離れができにくいです。愛情かけて育てた子どもを、甘やかしたいという気持ちが大きくなってしまいます。そのため自立を促すより、自分のお金で楽をさせてあげたいと思ってしまいがちです。

両親が寂しくて引き留めてしまう

親離れできない子供の親は、逆に子離れできない親である場合がほとんどです。つまり、親子がそれぞれ依存関係になっており、自立しようと一念発起しても親が寂しくて引きとめてしまうこともあります。子もまた親の寂しがる姿を見て留まってしまうわけです。

親が突き放さなければ、子どもの自立は難しいのも事実です。子どもは自分から、わざわざ大変な思いをしたいとは思いません。親にとってはいつまでも可愛い子どもです。しかし子供の自立を望むのであれば、まずは親が子離れする必要があります。

過保護な両親に育てられている

親離れができない子どもの親は、過保護であることが多いです。過保護がゆえに子どもの代わりに何でもしてしまって自立を抑制してしまっています。核家族化が進み少子化が増えるなかで、子供に対する愛情のかけかたにが過剰になりつつあるのかもしれません。

具体的には、20歳を超えても家に門限があったり交友関係を抑制したりする親もいるようです。こういった環境に置かれた人は、親が何かを決めることが当たり前だと思っています。そのため自分の意思が少なく、親が絶対で、自立したくてもできない状態になっています。

炊事や洗濯など任せられるので楽

親離れができてない子供は、炊事や洗濯などの家事を親に任せている場合がほとんどです。親に任せることで自分は楽ですが、自分自身の家事のスキルはいつまで経っても上がらないでしょう。

そのためこのような人は、親離れしたいと思っているのであれば、親と家事を全く別にする必要があります。

親離れができていない人の8つの対処法

親離れ自体は、自分の心がけ一つで意外と簡単にできるのです。親離れは、自分の自立の第一歩です。ここでは親離れの方法について紹介します。

料理や掃除など率先して行う

親離れしたい気持ちがあるなら、まずは行動に移していくことが大切です。一人で暮らしても大丈夫なように家事を率先して行っていきましょう。手伝うことで自分の家事スキルも上がるため、自信もつくでしょう。

手伝いが続かない場合は、完全に家事を分担することもおすすめです。分の家事は自分で全てやる。とても基本的なことですが、家事を普段やらない人には大変さが分かると思います。そうして少しずつ親離れの準備を行い、親に頼らず生きていけるようにしていきましょう。そして同時に、親がしている家事はどれだけ大変かということを実感してみてください。

一人の時間を大事にする

親と一緒にいると甘える気持ちばかりが出てきてしまうものです。そこをあえて一人になって考えることで、甘える気持ちにブレーキをかけることができます。自分はこのままでいいか自問自答することも大事です。

あえて1週間借りられるマンションで生活したり、親とは違うリズムで食事を食べたり方法は様々です。一人の時間は親の偉大さを感じられるきっかけにもなります。また、親の干渉を受けない時間は、逆に居心地よく感じるかもしれません。結果的に自分にプラスの要素をもたらしてくれるはずです。その時間で親に頼りたいと思った気持ちを振り返り、自立に繋げていきましょう。

経済的に親に頼らない生活を心がける

自分で仕事をして、自分で稼いだお金を生活費に充てて、あまった金額から自分のお小遣いや貯金に回すクセをつけていくことが大切です。

また実家で暮らしているなら、生活費や家賃を入れることも自立に繋がります。当たり前に住んでいる家、必ず出てくる食事、全てにお金がかかっています。そのことを頭に入れて、まずはある程度の生活費を入れることから始めましょう。そうすれば、実家に住んでいることのありがたみを更に感じられると思います。

経済面は、抜け出しにくい部分ではあります。そのため少しずつでも経済面の依存から脱却し、親離れに繋げましょう。

自分が住んでいる家の地域の家賃相場と同額を家に入れる

生活費のなかでも大きなウエイトを占めているのが家賃なので、自分が住んでいる家の地域の家賃相場と同額のお金を家に入れて、正常な金銭感覚を身に付けていくことも大切です。

実家に住んでいると、金銭感覚がおかしくなってしまいがちです。家賃だけでも入れることで、生活するのにどれだけお金がかかるかを実感することができると思います。家賃相場の金額を入れても余裕がある場合は、光熱費や食費を一緒に家に入れましょう。実家に住みながら自立したいのであれば、金銭面の依存から抜け出すことが近道です。

両親と自分の生活の時間帯を分ける

両親に依存しないためには、自分の生活の時間帯と両親の生活の時間帯を切り離すことが大切です。食事の時間をずらしたりするなど、少しずつ自立する環境を作っていくことで、自立の道は近づいていきます。

一緒に過ごす時間が多ければ多いほど、甘えてしまう機会が増えてしまいます。しかし時間をずらすことで、必然的に甘える機会が減ります。食事時間をずらせば、自分で食事を作らなければいけません。そうして少しずつ、疑似一人暮らしをしながら自立する準備をしていきましょう。一人暮らしの予行練習も兼ねることで、親離れしやすくなります。

自分の強みを知る

自分に自信がなければ、自立して頑張ろうという気持ちも湧かないです。そのため、自分の強みを探して知ることが自立に繋がります。

例えば料理が好き、仕事が好き、何かが得意、など些細なことで問題ありません。少しでも自分の自信に繋がれば、親離れの第一歩です。自信がなく親に依存することを止め、自分の強みを生かしていきましょう。

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自分から家を出るなどして自立するよう努力する

親が過干渉である、親離れしたくても踏み切れない、という人は自分から家を出ることがおすすめです。家から出て一人暮らしをしてしまえば、半ば強制的に自立することができます。そうなれば親も干渉しにくく、親離れも簡単です。

しかし、過保護で干渉がちな親は必ず引き留めるものです。そうなると親の了承を得ようと思っても難しくなります。いきなり一人暮らしが心配、と思う人は友人とのルームシェアという手段もあります。

親離れをして自立しよう

親と仲がいいことは、特に悪いことではありません。親との関係が良好なのは、今後の人生の中でもとても重要なことです。

しかし、親に依存し親離れできないということは、デメリットが大きく自立の機会も逃してしまう可能性があり、今後の人生のために親離れを行うことも必要です。今回ご紹介した親離れの方法を参考に、親離れを実践してみてください。