一般的な星占いで用いられているのは、太陽星座です。太陽星座では、人間の表面的な部分を占うことができるのですが、それに対して月星座は人間の内面的な部分を占えます。
今回は、
- 月星座の基本知識
- 月星座でわかること
- 星座ごとの特徴
についてまとめたので、ぜひ参考にしてください。
月星座とは
そもそも、月星座とはどのような星座のことを言うのでしょうか。月星座は、生まれたときに月が位置していた星座のことを指します。太陽星座と同じく12の星座で表され、太陽星座と併せて占うことでさらに的中率が高くなります。
生まれた瞬間に月が位置していた星座
月星座は、自分が生まれたときに月が位置していた星座をそう呼びます。月も星も動いているので、生まれた瞬間に月がある位置は人によってまちまちです。蠍座に月があることもあれば、牡羊座に月が位置していることもあるでしょう。
一般的な星占いで用いられる太陽星座の場合は、生まれたときに太陽がどの星座に位置していたかで決まります。それと同じで、生まれた瞬間に月が位置していた星座が月星座なのです。
太陽星座と同じ12星座で表される
星座の数が全部で12個というのは多くの方がご存じのはずです。太陽星座も12の星座で表していますが、月星座もそれとまったく同じです。12の星座で表されますし、誰にでも該当する月星座は存在します。
太陽星座と月星座の両方からより的中率が高まる
月星座でも占うことによって、さらに的中率を高めることができます。太陽星座と月星座の、両方で占うことによって的中率が高くなるのです。後ほど詳しくお話しますが、太陽星座でわかるのは表面的な部分ですが、月星座では内面がわかるのです。
人間の内面的な部分、深いところにあるものと、表面的なものを見ることによって、占いの精度がさらに高くなるということですね。
月星座でわかること
月星座では、いったいどのようなことがわかるのでしょうか。自分が無意識のうちに大切にしているもの、表には出ていない裏の性格などがわかると言われています。ここでは、月星座でわかることについてまとめてみました。
自分が無意識に大切にしているもの
無意識に何かをしてしまう、ということはよくあることです。月星座では、自分が無意識のうちに大切にしているものを浮き彫りにできます。家族への気持ち、仕事、自分の趣味などいろいろなことが考えられますね。
こうした無意識のうちに大切にしているものは、当然自覚がありません。月星座の占いで浮き彫りにすることで自覚ができ、意識的に大切にできるようになります。
表に出ていない裏の性格
人間は誰しも二面性があると言われています。普段から表に出している性格と、裏の性格です。月星座では、普段表に出てこない裏の性格までわかると言われているのです。
裏の性格など知りたくない、という方もいるでしょうが、それを知ることには大きな意味があります。裏の性格と言っても、それが絶対に悪いものとは限りません。自覚することで、より深く自分のことを知ることができます。
子どもっぽい部分
月星座での占いで、隠れている子どもっぽい部分がわかると言われています。完璧な人間などいませんし、子どもっぽい部分がある人もたくさんいます。しかし、隠れている子どもっぽい部分までは意識がいきません。
隠されている子どもっぽい部分がわかれば、自分の不可解な言動についても理解できるかもしれないのです。
プライベートなときに現れる性格
仕事と私生活では、まったく様子が違うという人が周りにいませんか?職場ではせかせかしていて、いつもピリピリしているような人が、プライベートではとてもおっとりしていて、物静かというのは割と珍しくありません。
このような、プライベートのときに現れる性格を月星座でわかると言われています。気になる人の月星座を調べることで、プライベートの顔も見えてくるかもしれません。
太陽星座と月星座の違い
よく言われる星占いで採用されているのは、太陽星座です。では、太陽星座と月星座にはいったいどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、太陽星座と月星座の違いについてまとめてみました。
太陽星座は行動や社会に反映されることなど目立つ部分
太陽星座でわかるのは、その人が人生の中で目指しているものや、社会の中で反映されるものなどです。要するに、太陽星座では表立って目立つ部分だけがわかるということで、内面的な部分までは知ることができません。
太陽星座の占いは的中率が低い、当たらないなどとよく言われますが、それは表面的な部分しかわからないからです。
月星座は本来秘めている欲求などわかりにくい部分
人がどのような欲求を秘めているのか、外からではわかりません。こうした部分については、太陽星座でもわからないのです。しかし、月星座では、その人が本来秘めている欲求など、わかりにくい部分が浮き彫りになります。
月星座で占えば、気になる人が内面的にどのような欲求を持っているかもわかります。それがわかれば、恋愛においても役に立つはずです。
月星座は本人も自覚していない内面を映し出す
本人が自覚していない内面も月星座ではわかります。自分のことは自分が一番よく知っている、と言いますが、実際にはそんなことはありません。そもそも、自覚ないので、わかるはずがないのです。
自分の自覚していない内面を知ることで、もっと自分のことを知ることができます。また、その内面を顕在化することによって、自己実現のスピードが速くなるかもしれません。
月星座を調べるときに注意すべきポイント
月星座を調べるときには、いくつかの注意点があります。月星座では、生年月日だけでなく生まれた時間や出生地まで必要となります。ここが太陽星座とは大きく違うところです。詳しく見てみましょう。
算出には生まれた日だけでなく時間や出生地も必要になる
生年月日さえわかれば占える太陽星座と違って、月星座では生まれた時間、出生地といった情報が必要になります。月の位置はすぐ変わってしまうので、できるだけ正確な情報が必要になるのです。
出生地については、すぐに調べることができるでしょう。両親に聞けば教えてくれるでしょうし、戸籍を確認すればわかることです。
出生時刻は母子手帳で確認する
出生時刻など聞いたことがない、という方が大半かもしれませんが、これは母子手帳で確認できます。母子手帳には、生まれてきた時間も記載されているはずなので、ご両親に母子手帳を見せてもらいましょう。
母子手帳がなければ朝か夜かで確認する
母子手帳をなくしている、というケースも考えられます。多くのケースだと、大切に保管されていますが、引っ越しのときにどこにしまったかわからなくなった、捨ててしまったということもあるでしょう。
このようなときは、朝か夜かを確認してください。それくらいなら、昔のことであってもご両親は覚えているはずです。
月星座で確認する無意識に出てしまう本質
ここでは、星座ごとに、無意識に出てしまう本質をまとめてみました。無意識なので自覚はないかもしれませんが、もしかするとしっくりくるかもしれませんね。自分に該当する月星座をチェックしてください。
牡羊座:ゴールを見極め努力できる・オンリーワンを目指す
しっかりとゴールの設定ができる人です。自分で目標を立て、最終的にどこにたどり着きたいのかを明確にできますし、そこに向かって努力ができます。努力を惜しまず、人が見ていないところでもひっそりと努力できるタイプです。
オンリーワンを目指す傾向があります。ほかの人と一緒なのは嫌、特別な存在でありたいという気持ちが隠れているのです。もちろん、そのための努力も惜しみません。
牡牛座:繊細な感覚を得ることができる・心配して束縛してしまう
デリケートな感覚を持っています。そのため、とき神経質になってしまうこともあるでしょう。ほかの人が何とも思わないようなことでも、1人だけ神経質になったりすることもあります。
また束縛してしまうタイプです。特に、自分の大切な人に対しては常に心配という気持ちが働いてしまい、束縛しようとしてしまいます。意識的にはしませんが、無意識のうちに、相手を縛るような言動をしてしまうことがあります。
双子座:コミュ力が高い・口だけになり行動が伴わない
コミュニケーション能力が高く、誰とでもすぐに仲良くなることができます。本人はまったくそのようなこと意識していませんが、気がついたら友達が増えているようなタイプです。初対面の人とでもすぐ打ち解けられます。
口だけになってしまうことがあります。本人は絶対にやるつもりでいるのですが、なぜかいつも行動が伴いません。本人もいつの間にか忘れている、ということも多いです。
蟹座:親しみやすい・人の好き嫌いがはっきりしている
親しみやすい性格です。周りの人から慕われていますし、誰からも好かれるタイプでしょう。自分ではその理由はまったくわかっていません。老若男女を問わず慕われますし、職場でも頼りにされる存在です。
人の好き嫌いがはっきりしています。このタイプの方にとって、普通の人というのは存在せず、好きか嫌いかではっきりと分かれてしまうのです。無意識のうちに、接し方も違っています。
獅子座:サービス精神旺盛・虚栄心・顕示欲
サービス精神が旺盛です。人を喜ばせたいという気持ちが内面に潜んでおり、つい何かしてしまいます。無意識にやってしまうので嫌味もなく、周りの人からも好かれます。
虚栄心や顕示欲が潜んでいるのも特徴です。凄い人だと思われたい、人気者になりたいといった気持ちが内面にあり、それがさまざまな行動の引き金にもなってしまいます。
乙女座:融通が利かない・礼儀正しい・神経質
融通が利かないため、周りの人から煙たがられてしまうことがあります。自分の中に明確なルールがあり、それを破ることができません。また、とても礼儀正しく、誰に対しても礼を尽くしています。
神経質な部分があるため、ちょっとしたことでナーバスになってしまうことも。無意識のうちにイライラしたりしてしまうのは、神経質な部分があるからでしょう。
天秤座:約束を守る・マナーをしっかりと守る・自意識過剰
約束を破ることはありません。交わした約束は絶対だと思っていますし、破るという概念がないのです。また、マナーをしっかりと守っています。意識的に守ろうとするのではなく、無意識にそうしています。
自意識過剰な部分があり、いつも身だしなみにも気をつけています。気がついたら前髪を触っていたり、人の目を意識したような行動をとってしまったりするタイプです。
蠍座:集中力が高い・信用できる人が少ない・猜疑心が強い
抜群の集中力を発揮します。何かに没頭しやすい人、夢中になってあっという間に時間が過ぎてしまうような人だと、このタイプかもしれません。また、信用できる人が少ないと無意識に思っている節があります。
猜疑心が強く傾向にありますが、これも無意識的なものです。何となく周りを信用できない、と思っているのならこうした内面があるのかもしれません。
射手座:向上心・相手によって態度を変えない・安定志向
常に上を目指そうとしているようなタイプです。周りから何も言われなくても努力ができ、黙々と目標に向かって努力しています。また、誰に対しても同じような態度で接しています。
安定志向で変化を嫌う傾向にあります。そのため、アルバイトや派遣といった働き方を選ぶことはなく、いつも正社員で応募しています。心の奥に、安定した生活をしたいという気持ちがあるからでしょう。
山羊座:家庭的・我慢してストレスを溜めやすい
気がついたら掃除や洗濯といった家事をしています。家庭的な内面があり、それがつい出てしまうというわけです。そのため、友人や恋人の家に行ったときも、つい家事をしようとしてしまいます。
ストレスが溜まりやすい人が多いですが、これは我慢しすぎてしまうからでしょう。普段から我慢してしまうことが多く、どんどんストレスが溜まってしまいます。本人はストレスだと思っていないため、なかなか改善できません。
水瓶座:古いルールに縛られない・素直になれない
しきたりなどを平気で破ってしまうようなタイプです。古いルールには縛られない、縛られたくないという想いが心の奥底にあります。そのため、古いルールを押し付けられようとすると、生理的に受け付けません。
また、素直になれない部分があります。本人の意識としては素直になりたいのですが、内面の奥底には素直になれない気持ちが眠っているので、どうしても素直になれないのです。
魚座:優柔不断・包み込む優しさ・お人よし
物事を決めるときに悩んでしまいます。なかなか決めることができず、最終的に周りの人に決めてもらうようなこともあるでしょう。また、包み込むような優しさを持っているため、誰からも好かれやすいです。
お人よしな部分があるため、とき騙されてしまうようなことがあります。本人はまったくお人よしとは思っていません。
まとめ
太陽星座と月星座の違いや、月星座で何がわかるのかといったことを説明してきました。月星座は、生まれたときに月が位置していた星座で、人間の内面的な部分を知ることができます。ここでは、星座ごとに特徴をまとめてみたので、ぜひ自分の月星座とも照らし合わせてくださいね。