なんでこんなにも毎日がつまらないのだろうか?
自分の人生が毎日つまらないと感じているのには、仕事にやりがいを感じられない、毎日同じことの繰り返しなどいろいろな原因があります。人生を楽しくするためには、つまらなくしている原因を突き止めることが大事です。よくいわれる原因について、まとめてみました。
仕事にやりがいを感じていない
人生がつまらないと感じている人に話を聞くと、仕事にやりがいを見出していない傾向が見られます。現役の方は、1日の多くの時間を仕事に費やしているはずです。
この仕事が充実していないと、自分の人生・生活そのものがつまらないと感じてしまうのです。仕事にやりがいを見出すための試行錯誤をしてみましょう。
通勤時間が長すぎる
通勤時間が長いと、人生がつまらないと思ってしまうかもしれません。通勤時間中何もやることがない、いつもと同じ景色が広がっていると人生がマンネリ化していると思ってしまうからです。
私たちの脳はマンネリを嫌い、変化による刺激を求めます。例えばいつもよりも早めの電車に乗ってみるなど、日常に変化を与えてみましょう。
家に帰ってもダラダラしてしまう
帰宅した後で、何もすることがなくてダラダラしてしまうと人生がつまらないと感じるでしょう。明確な目的がないと、生きていることの実感が得られないからです。
羅針盤を失って漂流している船の中にいるような状態といえるでしょう。そこで何かすること、目的を立ててそれを実践してみるのはいかがでしょうか?
お金がない
自分はお金をあまり持っていないという自覚があると、人生がつまらなくなります。行動するにあたって、どうしてもお金が必要だからです。
外出するでも交通費がかかりますし、趣味をするにも道具などを購入するためにお金が必要です。お金がない、やることがない、自宅でボーっとしている、人生がつまらないという思考回路に陥ってしまいます。
趣味の合う友達がいない
趣味を持っていても、それを共有できる友人が近くにいないのではないでしょうか?そうなると趣味の時間を持てなくなって、人生に楽しみがなくなり、つまらないと感じてしまいます。
現在はインターネットを利用すれば、世界中の人々とつながることが可能です。そこで共通の趣味を有する友人を見つけてみるのも一考です。
毎日の生活に刺激がない
毎日同じことばかり続けていると、生活の中で刺激を感じられずつまらなく感じます。脳はマンネリを嫌い、刺激を求めているからです。
同じ電車に揺られ出勤し、同じ店で昼食をとり、いつも通り帰宅する、このようなルーティーンを続けていませんか?このルーティーンを壊してみると、マンネリがなくなり、刺激を味わえるようになるでしょう。
好きな人がいない
好きな人ができないと、人生がつまらないと感じがちです。恋愛をしているとその人を考えているだけでも幸せです。
「今相手はどう思っているだろう?」「嫌われていないだろうか?」などとあれこれ考え、感情の起伏もと見ます。また好きな人がどこかで見ていると思えれば、嫌なことでもがんばって乗り切ろうと思えるでしょう。
毎日がつまらない人に共通している特徴
人生がつまらないと思っている人には、共通する特徴がいくつかあります。現状に満足してチャレンジ精神がない、体調が思わしくない、毎日同じことの繰り返しなどです。自分に当てはまることはないか、人生がつまらないという人の特徴についてみていきます。
現状におおむね満足をしてしまっている
人生はつまらないと思うけれども、現状には特に不満がないという人は案外多いです。現状に満足していると、何かに挑戦しようという気持ちになれません。
すると毎日ダラダラ同じようなことが続いてしまって、刺激のない日常が続きつまらなくなってしまいます。何かやりたいことはないか、不満がないか、日常生活を振り返ってみましょう。
新しいことにチャレンジするほど情熱がない
何かやりたいことがあるけれども、実行に移さない人は人生がつまらないと感じがちです。新しいことにチャレンジしないと、もやもやとした欲求不満が残ります。
そして年老いてから「あれをやっとけばよかった」という後悔が残ってしまいます。いったん「やる」と決めてしまえば、私たちの脳は実現するにはどうすればいいかをあれこれ考え、生活が充実するわけです。
慢性的な疲労感がある
いつも疲れている人は、人生に充実感を見出しにくいでしょう。心のコンディションは、肉体の健康状態に比例するといわれているからです。
ちょっと指を切って絆創膏を巻いているだけでも、いつもと違う、自分のパフォーマンスが十分発揮できないと思うでしょう。最高のメンタルを維持するためには、健康を維持することは欠かせないと考えるべきです。
睡眠不足で朝が辛い
仕事などが忙しくて慢性的な睡眠不足だと、人生がつまらないと思うでしょう。朝起きたときにつらいと感じてしまうからです。
1日のスタートがネガティブな感情に支配されていれば、その日1日ずっとつまらなく思ってしまいます。別に何かすることがなければ、できるだけ早く床に着き、朝気持ちよく起きてみましょう。
コンビニ弁当など毎日似たような食生活になってしまっている
毎日同じようなメニューを食べている、同じお店に行ってしまう人は人生がつまらなく感じられるでしょう。何度か見たように、脳はマンネリを嫌う傾向があるからです。
いつもと違うお店に行ってみる、自炊にチャレンジしてみることで新しい刺激を味わえます。「こんなおいしいお店があったのか」という発見で、人生の満足度もアップするでしょう。
仕事の内容が自分と合っていない
仕事の面で不満を感じている、自分のやりたいことができていないとつまらなく感じがちになります。やりたくないことをやらされていると思ってしまうと、人生が楽しくないという状態に陥りがちだからです。
転職してやりたい仕事を見つけるのも1つの方法です。また今の仕事内容の中で自分の性分・スキルを活かせるようなものがどこかにないか探ってみると、景色が一変するかもしれません。
他人とすぐに比較してしまう
他人とすぐに比較してしまう人は、人生の満足度が低くなります。他人よりも自分が下だと判断すると、「自分がどうしようもないダメな人間」と思ってしまうからです。
しかし別に人生の中で正解が1つだけではありません。人それぞれに価値観があって、その価値観に従って生活すれば、能動的に生きていくことができ人生も充実するでしょう。
毎日を面白くする方法
人生がつまらないという人でも目標を立てる、規則正しい生活を送って体調を整えるなど少し心がけるだけでも毎日が面白くなります。自分の人生を何とか変えたいと思っている人のために、生活が楽しくなるためのヒントについて紹介します。
栄養バランスを考えて自炊してみる
今まで外食ばかりだった人が自炊すると、新しい発見の繰り返しになるので活力が出てくるようになります。今までやったことのないことにチャレンジすることにより、それが脳への刺激になるからです。
「こういうメニューを作ってみたらどうか?」「明日の献立をどうするか?」などいろいろと考えるようになります。また栄養バランスを意識してメニューを考えると、体調も整ってくるのです。
スポーツジムに入会する
スポーツジムに入会して、体を動かす習慣をつけることもおすすめです。体調を整えることは、メンタルヘルスの向上に欠かせません。
運動しようと思っても三日坊主になってしまう人にはスポーツジムへの入会は効果があります。ジムに入会するには入会費や年会費などがかかるため、行かないのはもったいないと感じるためです。
人生の目標をいろいろと考えてみる
何かこれからの人生で目標を立ててみるのはいかがですか?目標を立てると、実現するためには何をすればいいか、自分でいろいろと考えるようになるからです。
また目標実現のためには、いろいろとやるべきことも出てくるでしょう。行動に移すことでアクティブな日常に代わって、人生の満足度も高まります。
ポジティブなことを口にする
意識してポジティブなことを口にするだけでも、人生の満足度はアップします。脳にとって言葉や心の声は最大の情報源といわれているからです。
例えば「今日はよく寝た」といえば脳が、調子がいいと判断して、アクティブに朝から動けます。ところが「体がだるいな」というと、体調が悪いと脳が判断してしまって、なかなかエンジンがかからないでしょう。
自分はどのようになりたいのかをイメージする
自分がどうなりたいのか、どうしたいのかをイメージしてみましょう。そうすると、そのなりたいものに近づくためには何をすればいいのかが見えてきます。
「やるべきことだけをする」とシンプルに考えられれば、生活もアクティブになり、充実度もアップするでしょう。思考整理術などをテーマにしたセミナーや研修も多く、自分のやりたいことを探したい人にはおすすめです。
他人ではなく自分に興味を向ける
他人ではなく自分に興味を抱くことも人生を面白いものにするために効果的です。世間の価値観に合わせるのではなく、自分の価値観で人生の進路を決められるからです。
自分の価値観をベースにすれば、自分のやりたいように人生を進めます。世間のルールは時代や環境の変化でいくらでも変わりますから、それに固執する必要はないです。
まとめ
自分の人生がつまらないと感じてしまうのには理由があって、特有の思考回路が見られます。しかし考え方や毎日の生活を少し見直すことで、人生は十分面白くなります。
今回紹介した人生を面白くする方法を参考にして、今までの生活とおさらばしましょう。