見返りを求めない人の考え方と行動

見返りを求めない人というのは、誰かに何かをしてあげたときに、相手が自分に対してそのお返しをすることを欲しない人をいいます。つい見返りを求めてしまう人にとって、見返りを求めない優しさやプレゼント、誠意には考えさせられるものを感じますし、「あんな風になりたいな」と憧れを持つのではないでしょうか

そこで今回は、

  • 見返りを求めない人の考え方
  • 見返りを求めない人の行動
  • 見返りを求めない人になる方法

についての情報をご紹介します。

見返りを求めない人の考え方

自分にとってプラスになるかマイナスになるかで物事を行うかどうかの判断を下さないなど、見返りを求めない人の多くに共通する特徴があります。見返りを求めない人の考え方についてここでは触れています。

行動に損得勘定を持っていない

見返りを求めない人は、行動に損得勘定を持っていません。誰かに頼まれたことを引き受けて、結果的に自分が損をしたり、感謝されなかったりしても、頼みごとをしてきた相手を責めたり恨んだりするようなことはしません。

自分が得をするか、損をするかではなく、「自分が助けたい」「自分がこうしたい」という思いが先立っているのです。

他人に愛情を持っている

大部分の母親は、何かリターンがあるからという考え方で、手のかかる我が子を育てているわけではありません。見返りを求めない人の中には、母親が我が子に対して注ぐような愛情を他人に抱くことができる人が多いのです

それは無条件で自分を愛せる自己肯定感の高さにあるからで、他人に対する無条件での愛情を持った接し方にもつながっているのです。

受けた恩は必ず返そうと思っている

見返りを求めない人の多くは、恩返しをしたあとにも受けた恩のことは忘れずに、変わらぬ感謝の気持ちを相手に対して抱き続けることができているのです

見返りを求めない人は、自分が誰かに対してしてあげたことはあまり覚えていません。反対に、誰かが自分に対してしてくれたことには深く感謝し、絶対に忘れない人が見返りを求めない人には多いです。何らかの形で恩返しをしようと考え、可能な限り実行に移しています。

他人の幸せを素直に嬉しいと感じる

自分以外の誰かの幸せに嫉妬するような人間性ではないのも、見返りを求めない人には多いです。誰かに何かをしてあげた結果、相手のプラスになったとして、それを自分のことのように喜びを感じることができます。その幸せがたとえば仕事であった場合、自分の手柄を主張するようなこともありません。

人と一緒になって他人の幸せを素直に喜べるため、このようなタイプの見返りを求めない人の周囲には人が集まりやすいです。

見返りを求めない人の行動

見返りを求めない人は、それが行動として表れます。面倒見がいい、謙虚、寛容と思われるようなことをする人が多いのです。以下に具体例を挙げていますので、チェックしてみてください。

他人の世話をよく焼く

中には誰かが何かしている様子を見ていられなくなる、イライラしてしまうために他人の世話を焼くことが多いという人も少なくありません。その際には、自分が誰かに何かしてあげることに対して、苦痛が伴っています。

見返りを求めない人の多くは好意や善意によって、アクションを起こしているので、誰かのために何かすることに対して、苦痛ではなく喜びを感じることができます

感謝の言葉を素直に伝えている

見返りを求めない人は、ちょっとしたことでも誰かが自分にしてくれたことに対しては感謝の気持ちを抱きます。そしてそれを相手に対して素直に、言葉にして伝えることができるのです。そうして見返りを求めない人は、周囲と良好な関係を築けていることが多いです。

他人の失敗をおおらかに受け止めて許している

人に対して過度な期待をしていない人が、見返りを求めない人には多いです。そのため、たとえば仕事で自分に迷惑がかかるような失敗をされたとしても、責めたくなるような気持ちがわき起こりません。

それだけでなく、その失敗をどうすればカバーできるのかを一緒に考え、協力することもできます。

褒められても謙遜する

自分がしたことで人に褒められたとしても、見返りを求めない人は天狗になりません。表面上へりくだっているだけで、心の中では得意気になっているというわけでもないです。

自分のしたことを人に褒められるような特別なものと思っていないからこそ、謙遜しているのです。

見返りを求めない人になる方法

見返りを求めない人になるには、自分自身が誰かに頼ることを必要としない生活を送ることが重要です。また、リターンは当然あるものとしている考えを正さなければいけません。見返りを求めない人にはどうすればいいか、さっそく見ていきましょう。

自分自身に余裕を持つ

自分自身に余裕を持つことで、見返りを求めることが少なくなります。見返りを求めるというのは、「自分も困っている中で自己犠牲をしてやった」という気持ちがあることがあり、時間や心に余裕がないことから生まれる心理です。余裕を持つことで、無償で助けや何かをしてあげたとしてもお礼やお返しの催促をすることはなくなるでしょう。

親や親友に受けた見返りのない愛情を思い出す

これまで家族や友人などが無償の愛を注いでくれた経験を持っているはずです。見返りのない人になりたければ、それらのことを振り返ってみましょう。相手に対して見返りを求めるのが恥ずべき行為と思えた人は、見返りを求めない人になる見込みがあるといえるでしょう。

他人に依存しない

精神的依存や経済的依存など、誰かに寄りかかって生きている状態では、次第に依存している部分に対する相手への感謝が薄れ、してくれて当然という考えに陥りがちです。自立しない限りは、見返りがあることが前提、なければ不満に感じるような暮らしから卒業することはできないでしょう。

相手の行動に対して期待をしない

人に対して何かしてあげても、してもらった側がお返しをする義務はありません。自分が人のためにしたことに対し、勝手にリターンを期待して、それがなかったときに一人で勝手に失望しているのです。感謝や称賛、労いといった見返りは基本的にないものと捉えましょう

そうすることによって、相手がお返しをしてくれないとしても、無駄に怒りや悲しみの感情を抱くことがありません。さらに、相手がお返しをしてくれたときには、それを特別なこととして、大きな喜びを感じることができるでしょう。

まとめ

人に対して愛情を持って接し、誰かに何かしてあげるときにはメリットの有無に関係なく行動でき、それを特別なことと思っていないのが、見返りを求めない人の特徴です。

誰かがしてくれたことには感謝の気持ちを言動で示し、周囲に愛されています。見返りを求めがちな人は、今回ご紹介した内容を参考に自分を見つめ直し、変わるきっかけにしましょう。