カラコン選びのポイント
カラコン選びのポイントと言っても、重視ポイントが多いので、どこに重視して選べばいいのかわからないという人も珍しくありません。特にカラコン初心者の場合は「流行っている」ということだけに注目してしまい、サイズなどを気にしない人も多いのではないでしょうか。こちらではカラコン選びで大切なポイントを紹介します。
自分の目に合ったサイズを選ぶ
人によって目の形は異なります。例えば同じ切れ目だとしても目の大きさが変わってくるので、その人に合ったサイズも違いますので注意してください。一番良いのは眼科で診てもらうことです。眼科でしっかり自分の目のサイズを測ってもらいましょう。
髪色や肌に合ったカラーを選ぶ
自分の雰囲気を変えるために派手なカラコンを選ぶ人もいますが、インパクトを求めた選び方をしていると違和感だけが出てしまいます。ナチュラルな選び方としては、髪色や肌に合ったカラーを選びましょう。カラーの統一感を持たせることで自然な雰囲気を作ることができるからです。
含水率が高いものを選ぶと良い
カラコンを選ぶ時は含水率が高いものを選ぶといいと言われています。ちなみに含水率とは名前の通り、カラコンに含まれている水分を指すものです。含水率が50%を超えるものは高含水コンタクトレンズ、50%以下のものは低含水コンタクトレンズと呼ばれます。
なぜ含水率が高い方がいいのかと言うと、含水率が低いと目が乾きやすい傾向にあるからです。もちろん、高含水、低含水、それぞれにメリットとデメリットがあるのですが、カラコンに慣れていない人は特に高含水コンタクトレンズを選びましょう。
ほどよいサイズのカラコンの選び方
カラコンで、ほどよいサイズとはどのようなものを指すのでしょうか。こちらでは、それぞれのシーンに合わせた「ほどよいサイズ」を紹介していきます。今の自分に適しているサイズのカラコンを選びましょう。
ナチュラル系なら自分の黒目+1~2mmがベスト
ナチュラルな雰囲気を出したい場合、自分の黒目に1~2mmほどプラスしたサイズがいいようです。それ以上大きくすると違和感が強くなってしまうので2mm以内に抑えておきましょう。
仕事や学校では13mm程度だとバレにくい
カラコンをアイメイクの一部にしている人もいますが、学校や職場では禁止されているところが多いです。しかし、13mm程度のカラコンであればバレにくいようです。ただし、縁ありのカラコンはすぐバレてしまうので、職場や学校につけていきたい場合は縁なしを選びましょう。
目力アップをするならフチありにすること
目力をアップさせるには、カラコンがとても有効です。特に縁ありのカラコンの場合は大きく見えるだけではなく、目に強さを与えてくれます。そのため、縁ありと縁なしのカラコンだと、同じサイズやカラーであっても目力の強さが変わってきます。
酸素を通すタイプを選ぶこと
カラコンの選び方として、酸素透過性の高いものを選びましょう。カラコンは簡単に言えば「目に蓋をしている状態」です。長時間装着し続けてしまうと角膜細胞を傷つけてしまうことも。そのため、カラコンを選ぶ時には酸素透過性の高いものを基準にするといいのではないでしょうか。
ピンクなどの派手なカラーは避けること
自分の雰囲気を変えるためには、ピンクなどの派手なカラーがいいのではないかと考える人もいます。しかし、派手なカラコンをつけるほどメイクや顔立ちと比較されてしまうので、あまりオススメできません。特に普段からナチュラルメイクの人は派手なカラコンは似合わないのです。
日本人の顔の作りから見ても、外国人のように派手な色が似合わない人が多いので、日本人の顔立ちにピッタリなナチュラルカラーを取り入れてみましょう。
自分に合うカラーのカラコンの選び方
自分に合うカラコンの色は、どんなものだと思いますか? 好きな色=似合う色ではありません。こちらでは、自分に似合うカラコンの選び方について紹介します。どのカラーが似合うかわからないという人は、ぜひ参考にしてみましょう。
髪の毛の色に合わせること
ナチュラルさを出したい場合、髪の色に合わせるのが一番だと言われています。髪と瞳の色って意外と似ているんですよね。だからこそ、髪色に合わせることで不自然さを取り払えるのです。
黒髪の人はブラウンまたはパープルで清楚に
流れるような黒髪は綺麗ですよね。黒髪の人はブラウンやパープル系のカラーを取り入れて清楚風に演出しましょう。パープルは派手なカラーに見えるかもしれませんが、黒髪の重さと相まって派手さが軽減されるのでオススメです。
グラデーションのあるヘアカラーなら毛先を参考にする
髪色に合わせるのがいいと先述しましたが、グラデーションカラーの髪色の場合は、どの部分に合わせればいいか悩みますよね。グラデーションのあるヘアカラーの場合は毛先を参考にしましょう。毛先のカラーと合わせることで、ちょっとしたアクセントになるのでオシャレですよ。
ブラックや濃いブラウンのカラコンならナチュラルな印象
ナチュラルさを出したいのであれば、ブラックや濃いブラウンなどのカラコンがオススメです。同じブラウンでも色素が薄い場合は派手なカラーに見えてしまうので、あまりオススメできません。自分の瞳の色と大きく変えないことで自然さを演出することができます。
目の形によって似合うカラコンが違う
カラコンはサイズやカラーにばかり注目されがちですが、目の形も重要です。実は目の形によって似合うカラコンが違ってくるからです。今回はそれぞれの目のタイプに合わせて似合うカラコンを紹介していきます。
たれ目:ブラウン系のフチなし
たれ目の人はナチュラルな印象を強調するためにも、縁なしのブラウン系のカラコンがオススメです。たれ目の人はクール系のカラコンは違和感が出てしまいます。だからこそ持ち前のナチュラルさを、より強調する方が良いのではないでしょうか。
つり目:グレーやアッシュ系のフチなし
つり目の人はややキツい印象を与えてしまうので、縁なしのグレーやアッシュ系でトーンダウンをしてみましょう。このカラコンを装着するだけで柔らかい印象を作ることができます。
離れ目:立体型のタイプでフチが薄い物
離れ目の人は目の印象が薄く見えがちなのが難点です。しかし、立体型のカラコンで縁が薄いものを装着することで、目じりが強調されて離れ目の雰囲気を軽減することができます。
より目:ブラウン系の立体型のタイプでフチが薄い物
より目の人はブラウン系の立体型カラコンで、縁が薄いものがオススメです。そうすることで目が横に大きく見える効果があるので、より目感を軽減させられるのです。
二重で目の幅が狭い:ヘーゼルやブラウン
二重の人で目の幅が狭い人は、ヘーゼルやブラウン系のカラコンがオススメです。ヘーゼルやブラウンのように膨張色を取り入れることで二重のラインが目立ちやすくなり、くっきりとした目元をになります。
奥二重:フチのあるグラデーションタイプ
奥二重の人は縁があってグラデーションタイプのカラコンがオススメです。目を大きく見せられる効果だけではなく、優しい印象を演出することができるからです。
一重まぶた:フチありで着色直径が少し小さめを選ぶ
重たい雰囲気がある一重まぶたの人は、縁があって着色直径が小さめのカラコンを選びましょう。ナチュラルな感じで目を大きく見せることができます。
まとめ
カラコンと言っても、さまざまな選び方があります。大切なのは自分の目のサイズに合っているか、装着した時に客観的に見て違和感を与える雰囲気になっていないかなどを考えることです。
つり目の人は目元を優しくする、一重まぶたの人は目を大きく見せるなど、目のタイプによってもカラコンの選び方が変わってくるので、自分に合う方法を探しましょう。