天ぷらを美味しく揚げるコツとは?調理師が伝授!

天ぷらは自分で揚げようとしてもなかなか上手くいかないもの。「プロのようにサクッと揚げたい……」と思ったことはありませんか?

あるというあなたは必見!天ぷらを美味しく揚げるコツを、調理師資格を持つLVさんにうかがった話をもとにご紹介します。冷めた天ぷらを復活させる方法も伝授しますので、ぜひご覧ください。

天ぷらをサクッと揚げるコツ

天ぷらを揚げるのが苦手という人も多いですが、実は天ぷらをサクッと揚げるコツを押さえれば美味しい天ぷらを自宅で食べることができます。

そのコツは主に6つ。

コツ①具材の水分はしっかり取る

コツ②小麦粉をふるう

コツ③衣と水はよく冷やす

コツ④衣にマヨネーズを加える

コツ⑤衣は混ぜすぎない

コツ⑥温度を維持して揚げる

詳しく見ていきましょう!

コツ①具材の水分はしっかり取る

具材の水分をしっかり取ることでサクッとした天ぷらになります。なぜなら、具材に余分な水分が含まれていると、天ぷらがべちゃっとする原因になるからです。天ぷらの衣をつける前に、キッチンペーパーなどで具材の水分をしっかり取っておきましょう。

コツ②小麦粉をふるう

天ぷらの衣に使う小麦粉は、必ずふるいましょう。小麦粉をふるっておくことで、空気が含まれるので、よりカラッと衣が揚がります

コツ③衣と水はよく冷やす

天ぷらの衣に使う材料、とくに小麦粉と水は事前に冷やしておくことが重要です。というのも小麦粉に含まれるグルテンは、温度が高いとできやすくなります。グルテンができてしまうと、粘り気のある衣になってしまい、理想の薄くてサクサクとした衣にはなりません。

衣を作る際は、あらかじめ冷蔵庫で冷やした材料を使いましょう。また、小麦粉と冷水を混ぜ合わせる際は、ボウルの下に氷水をはって、ボウルを2重にして冷やしながら混ぜるのもおすすめです。

コツ④衣にマヨネーズを加える

天ぷらの衣は卵を入れるのが一般的ですが、卵の代わりにマヨネーズを入れるとよりサクサクとした仕上がりになります。そもそも、天ぷらがべちゃっと油っぽくなってしまう原因は、衣に水分が多く残ってしまっているから。

マヨネーズを使うことで、乳化された植物油が衣に分散され、衣の中の水分を残さずに揚げることができます。サクサクの衣にするには、卵ではなくマヨネーズを使いましょう。

コツ⑤衣は混ぜすぎない

衣の材料を合わせたら、混ぜすぎないように注意しましょう。なぜなら、混ぜ過ぎてしまうとグルテンができやすくなり、衣がべたつく原因になるからです。

衣を混ぜるときは太い菜箸を使って、さっくり混ぜるのがポイント。小麦粉のだまが多少残っている程度がベストです。

コツ⑥温度を維持して揚げる

天ぷらを揚げるときの注意点は、一度にたくさん揚げないことです。一度に具材を入れてしまうと、どうしても油の温度が下がってしまい、べちゃっとした衣になってしまいます。目安としては、一度に入れる具材の量を、油の表面が半分程度埋まるくらいまでにしておきましょう。

美味しい天ぷらとは?

そもそも天ぷらは、どのような状態が美味しいのでしょうか。揚がり具合は好みがありますが、おそらく美味しい天ぷらと聞いて想像するのは高級店の味。ここでは、美味しい天ぷらの特徴を具体的に解説します。

サクサクした衣

やはり美味しい天ぷらの条件に欠かせないのは、薄くてサクサクの衣。一口食べれば美味しい天ぷらかどうかがわかります

天ぷらをサクッと揚げるコツでもご紹介したように、衣はマヨネーズを使い、混ぜすぎないのがポイント。さらに、衣に余計な水分が含まれないよう気をつけるとサクサクの衣ができます。

素材の味

さらに重要なのは、天ぷらの具材そのものの味が活きているということ。素材の味を活かすには、天ぷらを揚げるときに具材を触り過ぎないことです。

プロは具材を油に入れるときもそっとやさしく、力を抜いて具材を持ちます。天ぷらは薄い衣をまとった蒸し料理であると考えると良いでしょう。

調理師資格を持つ主婦直伝!天ぷら作りのポイント

天ぷらのコツはわかったけれど、衣の具体的な分量がわからないというあなた。ここでは、調理師資格を持つLVさん定番の天ぷらの作り方をご紹介します。

用途別に衣を変える

天ぷらを揚げるときはどのように食べるのか、用途に合わせて衣のつけ方を変えるのがポイントです。基本的に、衣をつける際は具材を衣に軽くくぐらせるようにするのが良いでしょう。しかし、お弁当に天ぷらを入れたい場合などは、衣に複数回くぐらせて、しっかりつけるほうがより美味しく食べられます

カラっとした衣に仕上げる

天ぷらの要といえばカラッとした衣。LVさんの作り方ももちろん、この点はしっかりと押さえてあります。ぜひ以下のレシピを参考にしてみてください。

<天ぷらの材料(2人分)>

・小麦粉:100g

・マヨネーズ:大さじ2~3

・冷水:150ml

・具材:(お好み)

衣の割合は、粉1に対して水1(卵などを含む)が理想!

<天ぷらのレシピ>

1.野菜や魚介類の具材を準備する

2.ボウルにマヨネーズを入れ、少しずつ冷水を加える

3.よく混ざったら小麦粉を加える

4.衣を薄く軽くつける

5.一定の温度で少しずつ揚げる

LVさん
小麦粉を加えたあとは混ぜすぎないよう注意。少し粉が残る程度に!

美味しく揚げる順番を守る

天ぷらを揚げるときに何の具材から揚げるか、その順番が肝心です。野菜など多くの具材を同時に天ぷらにするとなると、何から揚げようか迷うことも。

動物性の油が揚げる油に溶け出してしまうと、油が汚れてしまい美味しく仕上がりません。そのため、最初に野菜を揚げてから魚介、肉類の順番で揚げるのが良いでしょう。

番外編:エビを天ぷらにするときのポイント

エビを天ぷらにするには、油に入れるときのコツがあります。天ぷらといえばエビを想像する人が多く、人気の具材。

天ぷらにするときはまずエビの尾を持ち、通常の具材と同じように薄く小麦粉をまぶしてから、衣をつけます。ここでエビの腹側が上になるようにして油に入れると、綺麗に仕上がります。

冷めた天ぷらを美味しく復活させる方法

せっかくの美味しい天ぷらも、冷めてしまうと美味しさが半減してしまいます。ここでは、一度冷めてしまった天ぷらを美味しく復活させる方法を4つ記載しました。

オーブントースターで温める

ひとつ目は、オーブントースターを使って温め直す方法です。表面をカリッとさせることができます。ポイントは、温める前に水を吹きつけること。そうすることでまたサクサクの天ぷらを味わうことができます。温める時間は3~5分程度が目安です。

魚焼きグリルで焼く

ふたつ目に、魚焼きグリルを使って天ぷらを焼きます。直火で表面を温めることができるため、パリッとした仕上がりになります。焦げないように注意しながら、2~4分を目安に焼きましょう。

フライパンで温める

みっつ目は、フライパンを使って温め直す方法です。フライパンは油をひかずに熱し、そこに天ぷらを並べましょう。途中、天ぷらから出てきた油をキッチンペーパーで拭きとりながら温めます。衣から油が出てくるため、少しでもヘルシーに食べたい人におすすめの方法です。

水洗いしてもう一度揚げる

よっつ目は、天ぷらを水洗いして再度揚げ直す方法です。水洗いしたあとの天ぷらは、キッチンペーパーで水分をよく取りましょう。

なお、水分が残っていると、揚げ直すときに油がはねてしまうので注意が必要です。揚げ直すことでサクサクの天ぷらに復活します。

まとめ

天ぷらを揚げるのは難しいと思われがちですが、コツがわかれば誰でも美味しく揚げることができます。ポイントはなんといっても衣。LVさんのレシピをぜひ参考にしてみてください。

また、揚げすぎて天ぷらが残ってしまったときは、美味しく復活させる方法を知っていれば問題ありません。これを機に、自宅で美味しい天ぷらを作ってみましょう!