目指せ、大根ダイエットで大幅減量!正しいやり方とそのポイント

 

1年を通してさまざまな形で食べる事ができる大根。11〜2月に旬を迎え、甘みやみずみずしさを増してよりおいしく食べる事ができます。

そんな大根で、ダイエットができるという嬉しい情報を手にいれました。今回は…

  • 大根でダイエットができる理由と効果
  • 大根ダイエットの方法と注意点、ポイント

大根ダイエットについて知りたいことを、管理栄養士でありフードスペシャリストでもある山下さんにfeely編集部がいろいろ聞いてみました。

大根でダイエットできる!?その理由と効果

feely編集部
山下さん、大根でダイエットできるというのは本当でしょうか?どうして大根でダイエットできるのか、その理由や期待できる効果を教えてください!
管理栄養士・山下さん
大根ダイエットは生大根ダイエットともいわれていて、数年前にテレビで紹介されてブームになったダイエット方法です。テレビの影響力はすごくて、一時期スーパーや八百屋さんで大根が品薄になったといわれています。

効果が高く表れた人だと、なんとマイナス10kgも減量に成功したという話もあるんですよ。なんで大根でダイエットするとそんなに効果が出るのか、その理由を以下にまとめてみました。

feely編集部
マイナス10kgも!それはすごいですね!

大根に含まれる消化酵素が代謝を助ける

食べ物を消化するのには酵素が必要ですが、大根にはアミラーゼと呼ばれる酵素がたくさん含まれています。

この酵素が食べ物の消化を助けるため、たくさん食べてしまった場合でも消化をスムーズにして内臓への負担を軽減させてくれるんですよ。

アミラーゼは熱に弱いので、大根おろしのような生の状態で食べることで効果を発揮します。

 

アミラーゼはどんな栄養素?

別名ジアスターゼとも呼ばれ、膵液や唾液に含まれている他、大根をはじめカブやヤマイモにも多く含まれています。

アミラーゼが不足すると、食事の際の消化や吸収に影響が出てきます。アミラーゼ不足になると、炭水化物を糖にまでしっかり分解する事がでいないために消化がスムーズにいかず、体がエネルギー不足に陥ります。

血流も悪化するため、花粉症やアトピー性皮膚炎、じんましんといったアレルギー症状の原因とも考えられています。

便秘解消に繋がる

大根に含まれている水溶性の食物繊維は、腸内の余分な脂肪を一緒に吸着して体外へ排出する働きをもちます。そのため、日頃から便秘に悩んでいる方におすすめです。

お通じがスムーズになれば代謝機能もアップしますので、結果的にダイエットや肌の美しさに繋がります。

辛味成分イソチオシアネートが脂肪吸収を抑える

イソチオシアネートは、大根を生で食べた際に感じる辛味成分です。

このイソチオシアネートは脂肪吸収を抑える働きがあるため、ダイエットしたい人の強い味方になります。

大根は部位や成長度合いによってイソチオシアネートが含まれる量が異なります。若い大根ほどイソチオシアネートの量が多く、成長するに従って徐々に減っていきます。また、葉に近い部分ほど甘く、先端に向かうほど辛味が増します。

イソチオシアネートは切る、おろすといった際に発生する揮発性の成分です。皮にも多く含まれているので、しっかり辛味成分を摂取したい場合は食べる直前に皮ごと大根おろしにするなどして食べるようにしましょう。

大根でダイエット、正しく行う方法とは

feely編集部
大根ダイエットをする際には生で食べるのがよさそうな感じですね。でも私、お味噌汁の大根とかおでんの大根、大根もちみたいな火が通った状態の大根も大好きんなですけど…そういうのはあまり意味がないんでしょうか?
管理栄養士・山下さん
大根でダイエットしたいなら、アミラーゼを活かすために生で食べることをおすすめします。アミラーゼは熱に弱いので、加熱調理をするとせっかくの消化酵素の効果も半減してしまいます。
feely編集部
やっぱり生の大根が一番なんですね。じゃあ、実際に大根でダイエットする際にはどんな方法で行うのがいいでしょうか?正しい方法があったら教えてください!
管理栄養士・山下さん
やり方は簡単ですよ。毎日生の大根を300g食べる、これだけです。300gは大根の輪切り6cmほどの量です。

食べるタイミングは食事の前か食事中どちらでも問題ありませんが、なるべくなら食事の前に取ることをおすすめします。

 

大根ダイエットのやり方

・1日に300gの大根を食前or食事中に食べる(1度に300gでも、100gずつに分けて3回でもOK。)

・大根は大根おろしの状態で食べるのがおすすめ

 

feely編集部
食事に制限はありますか?これは食べちゃいけないとか…
管理栄養士・山下さん
食事制限は特にありません。食事前に生の大根の摂取することを守るだけで、いつもの食事と変える必要はありません。ただ、多少意識する方がよりダイエットに効果が出るかもしれませんね。
feely編集部
そんなに簡単だなんて…なんだか拍子抜けしちゃいました。

大根ダイエットの注意点・ポイント

管理栄養士・山下さん
簡単とはいっても、きちんと効果を出すためにはいくつか守ってほしい、注意したいポイントがあります。そこをきちんと実行することで、確かな実感を得る事ができるんです。

大根の摂取は生の状態で

大根でダイエット効果を高めるためには、加熱して食べるよりも生の状態(大根おろし)で食べる事が大切です。

大根に含まれるアミラーゼは熱に弱い酵素なので、加熱してしまってはせっかくの酵素が台無しです。また、大根をおろした際に出てくる水分には流れ出てしまった栄養素がたっぷり。捨てずにおろし汁ごと食べるようにしましょう。

どんなダイエットでもいえることかもしれませんが、毎日食べるのがダイエットの近道です。しかし、外出先などで大根おろしを食べる事ができないこともあるかもしれません。そんな時は、大根サラダをよく噛んで食べる事で大根おろしに近付ける事ができます。

作り置きはNG

ダイエットが期待できる大根の成分は、時間とともに少なくなってしまいます。そのため、食べる直前(15分前まで)に大根をすりおろす事が大切です。

大根はなるべく食前に食べる

大根でダイエットをする際には食前に300gの生の大根を食べる、というやり方をおすすめしましたがちゃんと理由があります。

食前に大根おろしを300g食べれば、満腹感は結構なもの。そのため、食べすぎを防ぐ事ができるので総カロリー量が減りダイエット効果につながります。その分食事のバランスに気を使うといいでしょう。大根おろしを食べているから大丈夫だと油断していると、逆に体重が増加してしまう可能性もあります。ダイエットしている、という意識をきちんと持つことも大切です。

また、食べ物の消化に必要な酵素をあらかじめたくさん摂っておくことでスムーズな消化を促す事ができます。

体の冷えに注意

生野菜は体を冷やす特性を持っています。生の大根ももちろん同じ。

大根ダイエットのためには毎日しっかり食べる必要がありますが、体が冷えてしまうと血の巡りや代謝が悪くなってしまったり冷え性の原因に。もともと冷え性の人だと悪化を招きかねません。

そんな時にはすりおろし生姜のような体を温める食材と併せて食べたり、のちの食事でしっかり温まるものを食べるのがおすすめです。

さいごに

生の大根を食べるだけでダイエットができる大根ダイエット。

いつもの食事や日頃の運動に気を遣うことで、より高いダイエット効果が期待できます。正しいやり方を実践して、内側からも美しい体を目指してくださいね。