チャーハンを炊飯器で作る!そのメリットやレシピをご紹介

炊飯器を使ったズボラレシピが人気を集めています。さまざまな料理が炊飯器で作れますが、チャーハンもその中のひとつです。今回は、炊飯器でチャーハンを作るメリットに触れると共に、料理のプロとしての資格や実務経験を持つももんがさん提供の情報を基に、美味しい作り方についてまとめました。さらにパラパラに仕上げるコツやポイントについても解説していますので、興味のある人はぜひご一読ください。

炊飯器でチャーハンを作るメリット

家庭用コンロを使い、中華鍋やフライパンでチャーハンを作って失敗した経験がある人は少なくないでしょう。また、片付けや掃除が大変で、あまり作らなくなった人もいるかもしれません。炊飯器で作る方法には、そうした人にとっても魅力的な要素が詰まっています。さっそく見ていきましょう。

料理初心者でも成功しやすい

家庭用コンロを使い、中華鍋やフライパンでチャーハンを作ろうとすると、火力が足りずベチャッとした仕上がりになったり、手際良く作れず焦がしてしまったりしがちです。炊飯器であれば材料を投入して炊飯するだけで完成します。料理の腕に自信がない人でも簡単に、安定した仕上がりのチャーハンができます。お店のパラパラチャーハンも、炊飯器であれば楽々作ることが可能です。

1回の炊飯で大量のチャーハンが完成

炊飯器であれば、1回で3合のようにたくさんのチャーハンを作ることが可能です。家で行うちょっとしたパーティでの一品としても向いているでしょう。家庭用コンロでの中華鍋やフライパンを使ったチャーハン作りでは、大量に作ろうとすると中華鍋やフライパンの温度が低下しやすくなり、完成度が悪くなりがちです。

炊飯中に別のことができる

材料の下ごしらえを行ったあとに炊飯ボタンを押せば、あとは炊飯器が仕事をしてくれます。炊き上がるまでのあいだ手があくため、ほかの料理作りに取り掛かるなど、別の作業が可能です。中華鍋やフライパンでは、目を離しているあいだに焦がすなどの失敗を避けようと思うと、どうしてもチャーハン作りに掛かりっきりにならざるを得ません。

後片付けが楽チン

家庭用コンロでの調理では、後片付けとしてコンロまわりにはねた油をきれいに拭き取ったり、こぼれた材料を取り除いたりする作業があります。また、中華鍋やフライパンとの焦げ付きと格闘しなければいけない場合もあるでしょう。これに対し、炊飯器の場合は釜の洗浄だけで良いため、後片付けでの苦労がほとんどありません。

炊飯器を使ったチャーハンのレシピ

炊飯器を使って作る基本的なチャーハンのレシピをご紹介しましょう。特別なものを用意する必要はなく、安価な材料と少ない手間で作ることが可能です。

材料

まずは、炊飯器を使って作るチャーハンの調理に必要な材料を押さえておきましょう。

  • 米:3合
  • チャーシュー:100グラム
  • 市販の顆粒中華味:大さじ1
  • ゴマ油:大さじ1
  • しょうゆ:小さじ1
  • 塩:少々
  • コショウ:少々
  • 卵:2個
  • 長ネギ:15cm程度

上記の材料のうち、チャーシューはハムで、顆粒中華味は鶏ガラのもと、長ネギは万能ネギで代用してもOKです。ハムや鶏ガラのもとの量はチャーシューや顆粒中華味と同じ、万能ネギに関しては10グラム程度の量を使用すると良いでしょう。

手順

少ないステップで炊飯器を使ったチャーハンは完成します。作り方を見ていきましょう。

1.米をとぎザルにあけ、水をよくきっておく

2.炊飯器に米を入れ、そこにチャーシュー、顆粒中華味、ゴマ油、しょうゆ、塩、コショウを入れる

3.水を2合分より5mm程度少なく入れ、米を30分つけたあと通常炊飯で炊く

4.炊き上がり後、溶き卵2個をムラなくまわしかけ、長ネギを入れて再びフタをし、5分蒸らす

5.5分経ったら切るように全体を混ぜ、卵が混ざったらできあがり

ハムや鶏ガラのもと、万能ネギで代用する場合、入れるタイミングはチャーシューや顆粒中華味、長ネギと同じです。

失敗しないためのコツやポイント

簡単にできるのが魅力のひとつの炊飯器を使って作るチャーハン。米を水につけておく時間や味の整え方、具材の水分量に気をつけることによって、失敗を防げます。具体的には以下の通りです。

水につけたあとすぐに炊飯しない

手順で説明したとおり、米は30分間はつけて炊飯しましょう。また、室温によってつけておく時間を変えるのも、失敗しないためのコツやポイントのひとつです。たとえば、冬場などで部屋の温度が低い場合には、1時間程度つけても良いでしょう。

味が薄いときは?

人によって味の好みはさまざまです。味が薄いと感じたときには塩、コショウで味を調整するのではなく、仕上げの段階で化学調味料などを適量プラスするのが良いでしょう。そうすることによって、味がうまい具合にまとまります。

具材の水分量に注意

炊飯器で炊くチャーハンは、炊飯ボタンを一度押すと炊き上がりまで水分調整ができません。気をつけるべきポイントとして、炊飯器に投入する具材に関しては、水分の少ないものをチョイスしましょう。カニの缶詰やホタテの缶詰は水分が多く、米の炊き上がりに影響するため避けるのが無難です。

炊飯器でチャーハンをパラパラに仕上げるには?

中華料理店などで出てくるパラパラチャーハンを家庭で作ることに憧れる人は少なくないでしょう。ただ、家庭用コンロでは火力不足で米の水分を飛ばし切れないなどの問題があり、ベチャベチャになりがちです。炊飯器を使えばその問題も解決します。

ゴマ油・水の量・卵が鍵

まず、ゴマ油についてですが、米のあいだに油膜をつくってパラパラにするため、最初に投入しましょう。次に水の量ですが、米がややかために炊き上がるように、若干水を少なく入れるのがポイントです。最後にについてですが、炊き上がり後に投入して全体を混ぜますが、混ぜ過ぎないように気をつけましょう。

よくある失敗

卵を入れたあと混ぜ過ぎてしまうと、パラパラチャーハンが上手にできません。混ぜ過ぎによって米を潰してしまい、粘りが出ます。すると、表面の油膜が壊れて米同士がくっついてしまうのです。そうしてパラパラ感が失われてしまいます。

炊き上がり後に卵を混ぜるときには、しゃもじで米を切るように軽く混ぜるのがポイントです。ちらし寿司で酢飯を作るときと同じ要領でやると、上手にパラパラチャーハンができるでしょう。

より美味しく作るためのワンポイントアドバイス

今回ご紹介したレシピと相性の良い具材や調味料をプラスすると、より美味しいチャーハンに仕上げることが可能です。ここではおすすめの追加具材や調味料、入れる上での注意点について解説します。

おすすめ追加具材&調味料

まずは追加具材についてですが、ちくわやかまぼこなどの練り物が好相性です。これらの具材を細かく切って入れると、魚介の旨味が出てより美味しく仕上がるでしょう。次に調味料ですが、しょうゆのほかにオイスターソースを少量入れると味に深みが出て、高級感のある味に仕上がります。

調味料に関しては、ゴマ油のほかに仕上げに鶏油(チーユ)を少量加えると香りがたって、一気にお店のチャーハンに変わります。また、鶏油ではなく焦がしネギ油を入れるのも良いでしょう。鶏油と同じように味をグレードアップさせてくれます。好みによりますが、仕上げになにかしら油を入れると食欲がわく良い香りがするためおすすめです。

入れる上で気をつけるべきコト

注意しなければいけないのは、オイスターソースや鶏油、焦がしネギ油を追加する場合の量です。しょうゆのほかにオイスターソースを入れる場合には、水加減の調整を忘れずにしましょう。また、ゴマ油のほかに仕上げに油を追加する場合には、小さじ1杯ほどが適量です。かけ過ぎはくどい印象のチャーハンに仕上がってしまいます。

まとめ

料理初心者でも失敗しにくく、一度にたくさん作れる上、別の料理と同時進行しやすく後片付けも楽と、炊飯器を使って作るチャーハンには魅力がいっぱいです。ぜひ実際にチャレンジしてみてください。そして、今回ご紹介したレシピに飽きてしまったときには別の作り方を探してみたり、オリジナルレシピを研究してみたりするのも楽しいでしょう。

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