マイボトルを使用するメリット
マイボトルを持ち歩くことは、節約やエコに繋がるなど、さまざまなメリットがあります。
実際にマイボトルを持ち歩くことでどれくらいの節約になるのか、他にはどんなメリットがあるのか、具体的に見ていきましょう。
節約ができる
マイボトルを持ち歩かない場合、外出先で喉が乾いたら、コンビニや自動販売機などで飲み物を買うことになりますよね。そのとき、1回に使う金額は少ないのでそこまで気にしないかもしれませんが、月単位で考えると飲み物に数千円使っていたなんてケースもあるのです。
毎月数千円を外出先の飲み物代に使っていた場合、年間で考えると数万円を飲み物代に使っていることがわかります。
数万円あれば、少し良いレストランで外食ができたり、洋服が買えたり、旅行だって行けるかもしれません。このように考えると、マイボトルはとても大きな節約に繋がるのです。
ごみを減らすことができる
飲み物を買うと、飲み終わった後その容器はごみになります。しかしマイボトルなら、洗って繰り返し使えるのでごみが出ず、エコに繋がります。
外出先で飲み物を買う場合、ペットボトルに入っているものを買う方が多いと思いますが、ペットボトルはごみになると結構かさばるものです。また、捨てる場所がなく家に持ち帰ってくる場合、家にペットボトルのごみが溜まっていくのはあまりいい気がしないですよね。
近年はごみの有料化を実施している地域も多いです。そういった面でも、マイボトルを持ち歩くことはごみを減らし、エコと節約に繋げることができます。
市販されていない飲み物を飲める
マイボトルなら、自宅にある好きな飲み物を入れて持ち歩くことができます。コンビニや自動販売機にはなかなか売っていないような飲み物や、自分好みで作ったお茶などを、外出先でも飲むことができるのです。
大して飲みたいわけでもない飲み物を仕方なく買うより、自分のお気に入りの飲み物を自宅から持っていく方が気分も上がります。
保温効果が高い
マイボトルを持ち歩く理由としても多いのが、この保温効果の高さです。冬は温かいものを、夏は冷たいものを飲みたいですよね。しかし、外出先で買うペットボトルの飲み物は、時間が経つと冷めてしまったりぬるくなってしまいます。
保温効果のあるマイボトルなら、温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま保ってくれます。そのため、冬はいつでも温かい飲み物を飲むことができ、体が冷えるのを防いでくれます。反対に夏はいつでも冷たい飲み物を飲めるので、熱中症対策にもなるのです。
マイボトルを使用するデメリット
大きな節約に繋がり、エコにもなると思うと、さっそく明日からマイボトルを持ち歩こうと思う方も多いですよね。
しかし、マイボトルを持ち歩くにあたってデメリットも理解する必要があります。具体的にどのようなことがデメリットになってしまうのかご紹介します。
ペットボトルよりも重い
マイボトルは、意外とカバンに入れると重いものです。また、保温効果のあるステンレス製のマイボトルだとさらに重くなります。元々重い荷物を持つ方や、外出時の荷物はできる限り軽くしたいという方は、マイボトルを持ち歩かないという方が多くいます。
また、自宅でマイボトルに飲み物を入れて持っていっても、結局飲むタイミングが少なく全部飲みきれなかったなんて場合もあります。飲み物が入った状態のマイボトルはさらに重くなるため、飲み物を飲めるタイミングがあったときに外で買った方が良いというケースがあるのです。
洗うのが面倒
マイボトルはエコになる反面、当然ながら使うたびに洗う必要があります。仕事などから疲れて帰ってきてマイボトルまで洗うのは面倒という方は、マイボトルを持ち歩かない方が多いようです。
洗うのが面倒だからといってそのままにしてしまうと、菌が繁殖してしまうため衛生面でもよくありません。マイボトルは、毎日しっかり洗えるという方におすすめです。
荷物が増えてしまう
マイボトルを持ち歩く場合、当然荷物が増えます。また、中の飲み物を全て飲み切っても、マイボトル自体は持ち帰るため途中で荷物が減るということもありません。
出来る限り荷物は減らしたいという方や、既に荷物が多くてカバンにマイボトルを入れるスペースがないという方は、マイボトルを持ち歩かない方が多いです。
荷物が増えて重くなってしまっても節約したいという方は、普段の荷物の量やカバンの大きさに合わせて、適切なサイズのマイボトルを使うといいでしょう。
マイボトルを使用する上での注意点
マイボトルを使う上で最も心配されるのが、衛生面です。マイボトルを常に清潔に保ち、美味しい飲み物を飲むためには、いくつかの注意点があります。
ここから、具体的にどのようなことに注意すればいいのかご紹介します。しっかりと理解したうえで、マイボトルを正しく扱いましょう。
雑菌が繁殖する恐れがある
マイボトルは、雑菌の繁殖が原因で食中毒を起こしてしまう可能性があります。マイボトルで飲み物を飲むとき、飲み口に直接口をつけて飲むことになります。そのとき、口の中にある雑菌がマイボトルの中に入ってしまい、時間の経過とともにその雑菌が増殖してしまうのです。
マイボトルを持ち歩いて外出先で飲み物を飲むときは、なるべくコップなどに移して飲むようにすることで、雑菌の繁殖を防ぐことができます。また、朝に入れた飲み物はなるべく夕方までに飲みきるということも食中毒を防いでくれます。
内部が腐食する可能性がある
マイボトルに入れる飲み物によって、内部が腐食する可能性があります。それが、塩分を多く含んだ飲み物です。魔法瓶タイプのステンレス製のマイボトルに、塩分の多いスポーツドリンクや、みそ汁やスープなどの汁ものを入れると、魔法瓶の内側のステンレスが腐食してしまいます。
そのまま飲んでしまうと金属中毒を起こしてしまう可能性もあるので、注意が必要です。内部を腐食させてしまうような塩分の多い飲み物を入れるのは避けましょう。
素材にあったお手入れが必要
マイボトルを清潔に保ち美味しい飲み物を飲むためには、マイボトルそれぞれの素材に合ったお手入れをする必要があります。
特にステンレス製のマイボトルの場合、お手入れには注意が必要です。ステンレス製のマイボトルには、塩素系の洗剤を使うことができません。また、煮沸、食器洗い乾燥機、浸け置き洗い、金属たわし、研磨剤、シンナーの全てを使うことができません。間違って塩素系洗剤で洗ってしまったり、つけ置き洗いをしてしまうと、サビや穴あきの原因に繋がります。
マイボトルを選ぶ3つのポイントとは?
機能性だけでなく、デザイン性にも長けているマイボトルが多く販売されています。種類がありすぎて、どのマイボトルにしようか悩んでしまう方もいるでしょう。ここで、あなたに合ったマイボトルを選ぶための3つのポイントをご紹介します。
大きさや容量
持ち運ぶことが目的のマイボトルですから、自分の生活スタイルや荷物の量に合わせたサイズのマイボトルを選ぶことが大切です。
そこまで量を飲まないという方や、カバンが小さいという方は、300ml程度の小さめサイズがおすすめです。
カバンの容量が大きい場合は、500ml前後のマイボトルでもそこまで負担にならないでしょう。体を動かすときや、男性の場合は1000ml程度の大容量のものもおすすめです。
保温性の高さ
マイボトルは、保温・保冷タイプ、保冷専用、常温タイプに分けることができます。おすすめはもちろん保温・保冷タイプです。
同じ保温・保冷タイプのマイボトルでも、製品によって保温性の高さが異なります。朝飲み物を入れてから夕方まで保温効果が続くものもあれば、数時間で保温効果が切れてしまうものもあるのです。
マイボトルを選ぶときには製品の説明をよく見て、どれくらいの保温効果を持っているのか確認しましょう。
材質
マイボトルによって、使われている材質はさまざまです。それぞれの材質に合った手入れをするようにしましょう。ステンレス製のものは塩素系の洗剤が使えないため、酵素系の洗剤を使うなど、材質に合ったお手入れをすることで、マイボトルを長持ちさせることができます。
現在は、臭いがつきやすいゴムパッキンを使わない構造のマイボトルや、環境に配慮して有害物質を一切使っていないマイボトルなど、さまざまなものが販売されています。
使うシーンや用途に合わせて、自分が最も扱いやすい材質のものを選びましょう。
おすすめのマイボトル4選
マイボトルを持ち歩く人が増えていることから、さまざまな機能性やデザイン性を持ったボトルが多く販売されています。
サーモス 水筒 真空断熱ケータイマグ 【ワンタッチオープンタイプ】 500ml
魔法瓶のマイボトルと聞くと最初に思い浮かぶのが、「サーモス」のマイボトルではないでしょうか。こちらのマイボトルはワンタッチで蓋を開けられるため、片方の手がふさがっていても飲み物を飲むことができます。さらにロックリングがついているため、カバンの中で蓋が開いてしまう心配もありません。
10度以下の保冷効力は6時間、68度以上の保温効力も6時間続くため、いつでも冷たい飲み物や温かい飲み物を飲むことができます。保冷、保温両方の効果があるので、年間通して使えるのも魅力の1つです。
タイガー 水筒 500ml 直飲み ステンレス ミニ ボトル
こちらのマイボトルは、500mlの容量がありながら、190gの軽量ボディを実現しています。軽くてスタイリッシュなデザインなので、重い荷物はあまり持ちたくないという女性でも持ちやすいマイボトルになっています。
直飲みタイプのマイボトルのため、飲み口の口あたりにこだわって作られています。まるでマグカップで飲んでいるようななめらかな飲み口になっているのです。
さらに、マイボトルの内側はスーパークリーンプラス加工という加工が施されており、汚れや臭いがつきにくく、清潔な状態を保ちやすいようになっています。スポーツドリンクを入れるのも可能なので、今までマイボトルにスポーツドリンクを入れたくても入れられなかったという方にもおすすめの商品です。
Grsta アウトドアボトル
オシャレなデザインが特徴的なマイボトルです。スポーツや登山のときなどでも使えるもので、片手で蓋を開けることができて素早い水分補給ができます。容量は、600ml、800ml、1000mlがあり、あなたのライフスタイルに合わせた容量のマイボトルを選ぶことが可能です。
全11色という豊富なカラー展開なので、男女問わず、小さいお子さまから大人まで持てるマイボトルになっています。さらにフィルターネット機能付きなので、飲み物に入っているお茶やレモンがボトルの底に落ちてしまうことを防いでくれます。
オーエスケー LUNCH CHIME 水筒 スクエアボトル
ボトル全体がスクエア型になった、スタイリッシュなデザインのマイボトルです。スクエア型になっていることで、カバンの中で膨らまずにすっきりと収納することができます。そのうえ400ml入るので、1日分の飲み物をしっかり持ち歩くことができます。
ボトル全体が透明なので、中にフルーツを使ったフレーバーウォーターなどを入れるととてもおしゃれになりますよ。内蓋がついているので氷止めにもなり、飲みやすい飲み口になっています。
まとめ
現在、機能性が高い上におしゃれなデザインのマイボトルがたくさん販売されています。ボトルの材質によって、お手入れや使い方に注意が必要ですが、マイボトルを持ち歩けば大きな節約に繋がります。ゴミが出ずにエコにもなるので、地球にも優しいです。
あなたのライフスタイルに合ったマイボトルに、好きな飲み物を入れて持ち歩いてみませんか?おしゃれなデザインのものにすれば、気分も上がりますよ。