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水切りラックの選び方
水切りラックは、いろいろなデザイン、大きさのものが販売されています。その種類の豊富さから、どれにしようか悩んでしまう方も多いでしょう。
まずは、水切りラックを選ぶときのポイントをご紹介します。
使用する食器の量に合わせて選ぶ
水切りラックは、毎日使用する食器の量に合ったものを選びましょう。一人暮らしならスリムなもので大丈夫ですが、食べ盛りのお子さまがいたりして食器が多い場合は、容量も大きいものを用意する必要があります。
見た目は大きく見えたのにいざ使ってみたら全然入らなかったというケースもあります。水切りラックの容量を見るときは、縦横の大きさだけでなく、奥行きや食器の収納力もよく見て選びましょう。
シンク周りのサイズを考慮して選ぶ
水切りラックを買うときは、水切りラックのサイズだけでなく、シンク周りのサイズも事前に確認する必要があります。水切りラックを買っても、実際にキッチンに置いてみると想像以上に大きく、調理スペースが狭くなってしまうなんてこともあり得ます。
家事の導線を考えながら、最も使いやすく、尚且つ邪魔にならないスペースを確保しましょう。その上で、どれくらいの水切りラックなら置けるのか、具体的なサイズを計っておくと安心です。
しっかりと安定する物を選ぶ
水切りラックを選ぶとき、大きさや容量、デザインを中心に見るでしょう。しかしもう一つ大切なのが、しっかりと安定するかどうかです。
洗った食器を水切りラックに入れるとき、洗い物をしながら片手で入れる方が多いでしょう。そのとき、水切りラックがふらふらしてしまうと、食器をスムーズに水切りラックに入れられなくなり、洗い物のストレスが増えてしまいます。
また、水切りラックがふらふらしたまま倒れた場合、既に水切りラックに入れていた食器も一緒に倒れて割れてしまうということにもなり兼ねません。
材質によって選ぶ
同じ水切りラックでも、現在はさまざまなデザインのものが販売されているため、材質も異なります。一般的なステンレス製のものはサビに強いのでお手入れも楽です。また、プラスチック製のものは丸洗いできるので、清潔に保つことができます。
あなたのキッチンの雰囲気やお手入れできる頻度などを考えながら、扱いやすい材質のものを選びましょう。
水切りラックの種類
水切りラックには、さまざまな種類があり、ご家庭のキッチンに合わせて最も使いやすい水切りラックを選ぶのが大切です。
どの種類のものも、デザインや色にもこだわったおしゃれなものがたくさん販売されています。それぞれの特徴をご紹介します。
棚式水切りラック
毎回の洗い物での食器の量が多いため、容量も大きいものにしたいけど、キッチンのスペースにそこまで余裕がないという方も多いでしょう。そんな方におすすめなのが、棚式の水切りラックです。
その名の通り棚式の水切りラックなので、縦のスペースを使うことができます。また、棚が2段になっているものもあり、ご自分のライフスタイルや食器の量によって、大きさを選ぶことができるのです。
直接シンクへ水を流す水切りラック
水切りラックには、水が溜まるトレイがついているものがほとんどです。ひと昔前は、溜まった水は自分で捨てるのが当たり前でした。しかし現在は、食器から出た水を直接シンクへ流してくれる水切りラックが増えてきています。
水が溜まるトレイが絶妙な角度で斜めになっていて、ちょうどシンクに水が流れるようになっているものや、トレイに排水口がついていて、溜まった水は自動的にシンクに流してくれるものなどがあります。
水受け皿がスライドする水切りラック
水が溜まる水受け皿がそのままスライドする水切りラックは、水受け皿をそのまま洗えるので常に清潔に保つことができます。使い方によっては水受け皿をスライドさせて、更に食器を置くスペースを作ることも可能です。
商品によっては、水受け皿自体を作業スペースにすることができるものもあります。
必要な時に使用できる折り畳み式
普段は食洗機で洗うため、水切りラックは置いていないというご家庭も多いでしょう。しかし、少し飲み物を飲んだ時のコップや、食洗機を回すほどの洗い物の量ではないけど食器を置きたいというシーンもありますよね。そんな方には、必要な時だけ使える、折り畳み式の水切りラックがおすすめです。
使わないときはしまっておけるため、水切りラックを置くとどうしても出てしまう生活感が出ず、キッチンの印象をすっきりさせてくれます。
シンクと一体型の水切りラック
シンクと一体型の水切りラックは、シンクにはめ込むタイプのものです。シンクにはめるので、新たに水切りラックのスペースを作る必要がありません。元々調理スペースの余裕がなく、これ以上狭くしたくないという方におすすめの水切りラックです。
食器から垂れる水はそのまま直接シンクに流れるので、水受けトレイはなく、お手入れも楽にできます。シンクにぴったりのサイズでなければ意味がないため、事前にサイズをしっかり計りましょう。
おすすめの棚式水切りラック
シンク上の空間を活用した棚式水切りラックは、新たに水切りラック用のスペースを作る必要がないため、とても人気です。中でも使いやすいおすすめの2点をご紹介します。
dinos(ディノス)水切り 奥行スリム
こちらの水切りラックは、シンク上に水切りラックスペースを作ることができます。水切りラックを置くスペースがない方や空間を有効活用したい方におすすめの商品になっています。
厚さ1mmの丈夫な水切り板に、お皿を立てて置くことができる水切りスペースがあり、どんな食器でも置くことができます。水切りスペースには水受けトレイもついていて、取り外し可能なので溜まった水を捨てるのも楽ちんです。
さらに、棚のサイド部分にS字フックをかければ、お玉やピーラーなども収納できます。
川口工器 幅伸縮 シンク上 水切り ラック
シンク上の空間を利用した棚式水切りラックで、2段タイプのものです。食器はもちろん、お鍋も置くことができます。サイドには、お箸やスプーン、フォークを立てる専用ケースがついていて、使った食器は全てこの棚式水切りラックに置くことができるのです。
これ以上調理スペースを減らせないけど、食器の量が多いため容量の大きい水切りラックが欲しいという方におすすめの商品です。
おすすめの直接シンクへ水を流す水切りラック
水受けトレイが工夫されていて、直接シンクを水に流してくれる水切りラックは、自分で溜まった水を捨てる必要がないため、時短にもなります。トレイが斜めになっていたり、排水口がついていたり、デザインはさまざまです。中でもおすすめのものをご紹介します。
ラバーゼ (la base) NEW 水切りかご大 縦置タイプ 3点セット
水受けトレイが斜めについていて、水を自然にシンクに流してくれる水切りラックです。こちらの水切りラックは、全体的に溶接部分が少なく、汚れが溜まりにくくなっています。さらにステンレス製でサビもできづらいので、お手入れが非常に楽です。付属のポケットには、お箸やスプーン、フォークなど長いものを入れることができます。
シンプルなデザインの水切りラックを探している方におすすめの商品です。
simplehuman コンパクトスチールフレームディッシュラック シルバーステンレス
水受けトレイに排水口がついていて、排水口からスパウトを通して直接シンクに水が捨てられます。水受けトレイには、水垢ができにくい加工がされているので、お手入れも楽です。
サイドにはカップホルダーがついていて、コップやマグカップをかけることができます。必要に応じて水受けトレイをカップホルダーの下まで延長できるので、コップやマグカップから垂れる水も逃すことなく受けることができるのです。
おすすめの水受け皿がスライドする水切りラック
スライド式の水切りラックは、水受けトレイがスライドすることで溜まった水が捨てやすく、そのまま洗うこともできるのでお手入れが簡単です。スライド式水切りラックのおすすめ商品を2点ご紹介します。
パール金属 日本製 食器 水切り かご
水受けトレイがスライドできるので、カゴに入りきらない食器を置くことができます。また、ラックにつけるときはトレイの角度を斜めにつけることができるので、水をそのままシンクへ流すこともできます。
スライド式のタイプとシンクに水を直接流すタイプ両方のいいとこどりをした水切りラックとなっています。
明道(Myodo)和平フレイズ 水切りカゴ
底面がフラットになっているスライド式水切りラックです。フラットになっていることで水切りラック自体が安定し、安心して食器を置くことができます。また、2段にすることも可能なので、食器だけでなくお鍋なども置くことができる大容量設計です。
水受けトレイがスライド式で取り外しできるので、溜まった水を捨てるのも簡単です。そのまま丸洗いもできるので、衛生的にも安心な水切りラックになっています。
おすすめの折り畳み水切りラック
折り畳み式の水切りラックは、使わないときは畳んでしまうことができるので、キッチンがすっきり片付きます。
水切りラックを置くとどうしても生活感が出てしまいますが、水切りラックをしまえることでおしゃれなキッチンを実現できますよ。おすすめの折り畳み式水切りラックを2点ご紹介します。
大木製作所(Ohki)浜内千波 たためる水切り
こちらの水切りラックは、折りたためるだけでなく、使うときも賢くスペースを使った、場所を取らない水切りラックです。広げると2段になっていて、上段にはお皿を、下段にはお椀やお茶碗、お鍋などを置くことができます。
コンパクトに畳むと、まな板やふきんを干すことも可能です。キッチンが綺麗に片付いて調理スペースが広がり、使うときは食器をたくさん置くことができる、一石二鳥の水切りラックになっています。
IKEA(イケア) KVOT 10193418 水切り
コンパクトに折りたたむことができる、シンプルな水切りラックです。普段使う食器の量が少ない方や、基本を食洗機を使って、水切りラックに置く食器は少しだけという方におすすめの商品です。
水切れが良く、しまうときにふきんを使うことも少なく済みます。水受けトレイがないので、下に吸水マットなどを置いて使うのがおすすめです。
おすすめのシンクと一体型の水切りラック
現在は、幅広いサイズのシンクに対応している水切りラックもたくさん販売されています。
今までサイズが合わなくて諦めていた方も、ご家庭のキッチンのシンクに合わせられる水切りラックが見つかるかもしれません。シンク一体型水切りラックの中でもおすすめの商品を2点ご紹介します。
貝印 kai 水きりかご
こちらのシンク一体型水切りラックは、スライド式になっているため、幅広いサイズのシンクに対応しています。かごの構造がシンプルなため、お皿やお椀、小皿なども自由自在に置くことができます。そのときの食器の量や大きさに合わせて自分で置く位置を考えられるのでとても便利です。
また、シンクにつける部分にはすべり止めがついているため、食器を置いているときにずれてしまう心配がありません。すべり止めはシリコンゴムなので、シンク周りも傷つけずに済みます。
パール金属 食器 水切り かご
かごの中にお皿を立てて置くことができるので、コンパクトなのに多くの食器を置ける水切りラックです。さらにスライド式になっているので、ご家庭のキッチンのシンクの大きさに合わせて設置することができます。約45センチ~52センチのシンクに対応しています。
ラックの端には、シンクを傷つけないためのシリコンでできた保護ゴムがついているので安心です。
まとめ
空間を有効活用した棚式のラックやシンク一体型のラックを使えば、調理スペースを省かずに水切りラックを置くことができます。水を直接シンクに流してくれるラックは、時短にもなるため家事がスムーズに進みますよ。
なるべくキッチンを綺麗に片付けておきたいという方は、必要な時だけ使う折り畳み式のラックがおすすめです。あなたの家のキッチンに合った水切りラックを見つけて、洗い物を楽しくしましょう。