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失敗しない水切りかごの選び方
水切りかごは、一度買ったらなかなか買い替えるものではありません。だからこそ、絶対に失敗はしたくありませんよね。
まずは、水切りかごを選ぶときに失敗しないためのポイントをご紹介します。
ステンレスなどさびにくい素材の物を選ぶ
綺麗に洗った食器を置く水切りかごですから、当然水切りかご自体も綺麗に保ちたいですよね。水回りにあるものはさびてしまいがちなので、水切りかごはさびにくい素材のものを選びましょう。さびにくい素材でも代表的なものが、ステンレスです。ステンレスは、さびにくい加工がされた金属のことを指しています。
また、ポリプロピレンという合成樹脂の素材も、さびることはないとされています。デザイン性や機能性はもちろんですが、まずは素材から、清潔に保てるものを選びましょう。
使用する食器の量に合わせて選ぶ
使用する食器の量は、各家庭によって異なります。家族が多くて作る料理も多いという方は、使う食器も多いでしょう。そんな方は、たくさんの食器を置くことができる大容量のものを選びましょう。
現在は大容量の水切りかごでもスリムなものや、狭いキッチンでも空間を有効活用できる水切りかごがたくさん販売されています。
一人暮らしの方や食洗機があって水切りかごに置く食器は少ないという方は、コンパクトな水切りかごを選べば、キッチンもすっきり片付きます。
調理の邪魔にならないような大きさや形状を選ぶ
たくさんの食器を置けるからと大容量の水切りかごを置いたり、おしゃれなデザインだったからとかさばるものを選んでしまい、調理の邪魔になってしまっては意味がありません。
調理の邪魔になってしまうと、家事の導線も崩れてしまいます。大容量のものでも、家事導線を崩さずに邪魔にならない大きさのものを選びましょう。
バランスが崩れても倒れにくい物を選ぶ
水切りかごは、置いた時に安定するかどうかがとても大切です。水切りかごがふらふらしていて不安定だと、食器を置いた時に倒れてしまう可能性があります。
また、食器の量や大きさによってアンバランスにしか置けないときもありますよね。そんなときでも倒れない安定性を持った水切りかごを選ぶようにしましょう。
安定した水切りかごを選ぶことは、大切な食器を守ることにも繋がります。
お手入れのしやすいデザインを選ぶ
水切りかごは、常に清潔に保つためのお手入れは必須です。しかし、食器の置きやすさやデザイン性で選んで、使ってみたらお手入れがしづらいなんてこともあります。水切りかごを選ぶときは、お手入れの仕方をよく確認してから購入するようにしましょう。
水受けトレイが丸洗いできたり、水切りかご全体が洗いやすいものだと、洗い物ついでにお手入れができます。お手入れが簡単なものを選べば、ストレスを溜めることなく水切りかごを清潔に保つことができますよ。
一般的な水切りかごの形状
同じ用途で使う水切りかごでも、いろいろな形状のものがあります。水切りかごを置くだけのシンプルなものから、調理スペースを邪魔しないものまで、その種類はさまざまです。
食器の量やキッチンのスペース、使い方によって合う形状が異なります。具体的にどのような形状の水切りかごがあるのかご紹介します。
シンクと一体になったタイプ
シンクと一体になったタイプの水切りかごは、シンクに埋め込むような形で設置するので、新たに水切りかごのスペースを確保する必要がありません。シンクに合ったサイズのものを選ばなければいけませんが、現在は幅広いシンクのサイズに合わせて調整できるものも出てきています。
水切りかごを置くと調理スペースが減ってしまうという方や、なるべく水切りかごのためにスペースを使いたくないという方におすすめの水切りかごです。
折り畳みタイプ
使わないときはコンパクトに折り畳むことができる水切りかごです。コンパクトに収納できるので、生活感のないおしゃれなキッチンを実現させることもできます。普段少ししか食器を使わない方や、食洗機などを使っているため水切りかごに置く食器の量が少ないという方におすすめです。
食器の量が多い方でも、現在は折り畳み式なのに大容量の食器を置くことができるものも販売されています。同じ折り畳み式でも大きさはさまざまですので、あなたのキッチンスペースや食器の量に合わせた折り畳み式ラックを探してみてください。
自動でトレイから排水出来るタイプ
多くの水切りラックには、食器から出た水を溜める水受けトレイがついています。従来は、トレイに溜まった水は自分で捨てなければなりませんでした。しかし現在は、トレイに溜まった水を自動で排水してくれる水切りラックが販売されています。
水受けトレイに傾斜がついていて、シンクにそのまま流してくれたり、トレイに排水口がついていたり、その種類はさまざまです。水を捨てるという手間が省けるので家事の時短にもなり、とても便利な水切りラックです。
トレイを取り出せるタイプ
水受けトレイだけスライドさせて取り出すことのできる水切りかごです。水切りかご自体を動かす必要がないため、水受けトレイに溜まった水を捨てるのが簡単になります。さらにそのまま丸洗いできるので、お手入れも簡単にできる、一石二鳥の水切りかごです。
さらに、水切りかごに食器が入りきらなかった場合、水受けトレイをスライドさせて食器を置くという使い方もできます。
つっかえ棒で固定する棚タイプ
水切りかごを置けるスペースがなく、さらにシンク一体型を置けるほどシンクが広くないというキッチンの方も多いですよね。そんな方におすすめなのが、つっかえ棒で固定する棚タイプの水切りかごです。
このタイプの水切りかごは、シンク上の空間を有効活用した水切りかごです。つっかえ棒で固定して棚を作ることで、わざわざ水切りかごのスペースを作らなくても、たくさんの食器を置くことができます。また、シンクの目の前に棚を作れば、洗った食器をすぐ置くことができ、家事導線もスムーズになりますよ。
小スペースな複数段タイプ
隙間のスペースなどにしまうことができるコンパクトなサイズでも、段を増やしてたくさんの食器を置くことができるタイプです。サイドにお箸やスプーン、フォークなどを立てるカゴがついているものもあり、隙間スペースを有効活用して食器を置くことができます。
同じ複数段タイプでも、種類によって置ける食器の種類や容量が異なりますので、あなたのキッチンのスペースと置く食器の量を考えて、ぴったりのものを選びましょう。
おすすめのシンクと一体になった水切りかご
調理スペースを減らすことなく、キッチン全体をすっきり見せてくれるシンク一体型の水切りかご。
ご家庭のキッチンのシンクに合ったものを選ぶようにしましょう。おすすめのシンク一体型水切りかごをご紹介します。
ラバーゼ (la base) 水切りラック用シンクインバスケット
こちらの水切りかごは、アームが33.5~54センチまで伸縮させることができるので、幅広い大きさのシンクに対応しています。
かごの構造もシンプルなので、平らなお皿からお茶碗やお椀、グラスまで、さまざまな食器を自由自在に置くことができるので便利です。さらに、お箸やスプーン、フォークなど細長いものを置けるポケットもついています。このポケットは、シンクの大きさに合わせて縦にも横にもつけることができ、かごの中で食器とお箸がぐちゃぐちゃになってしまうなんてことがありません。
パール金属 食器 水切り かご スライド式
こちらは、シンクに入れても、キッチンに置いても使えることができる2wayタイプの水切りかごです。調理台を広く使いたいときはシンクに入れたり、シンクを広く使いたかったりシンク周りの掃除をしたいときは置いたりと、臨機応変に使うことができます。
シンクに入れるときは、アームの長さをシンクのサイズに合わせて調整することができます。
キッチンに置くときは、スライド式の水受けトレイをつけることができ、スライド式なのでお手入れも簡単です。
おすすめの折り畳みタイプの水切りかご
畳んでしまうことのできる折り畳みタイプは、コンパクトなのにも関わらず大容量のものが多く販売されています。組み立てると2段になるタイプのおすすめ折り畳み水切りかごをご紹介します。
高儀 TAKAGI ステンレス折りたたみ水切り
折り畳みタイプの水切りかごでも、2段になっているものです。上段には大きなお皿を、下段にはコップなどを置けるので、見た目以上にたくさんの食器を置くことができます。
足にはゴムのすべり止めをつけることができるので、安定性も抜群です。折り畳むと、シンク下などの収納スペースにしまうこともできる大きさになります。
使わないときは折り畳んでおきたいけど、使うときはできるだけ多くの食器を置きたいという方におすすめの商品になっています。
IKEA(イケア) KVOT 10193418 水切り
組み立てると、長さ48センチ、幅29センチ、高さ23センチになる水切りかごです。2段になっているので、お皿やコップのほか、鍋やフライパンまで置くことができます。
とても水切れがよく、食器が速く乾くのも嬉しいポイントです。水受けトレイはないため、下に吸水マットなどを敷くことをおすすめします。
下のマットを取り替えれば衛生的にも常に清潔な状態を保つことができます。水受けトレイのお手入れが面倒だという方にもおすすめです。
おすすめの自動でトレイから排水出来る水切りかご
溜まった水を捨てるという手間が省ける、トレイから直接水を流せる水切りかご。水が流れる構造にはさまざまな種類があり、水切りかごによって容量や大きさはさまざまです。自動で排水できる水切りかごの中から、おすすめの2点をご紹介します。
パール金属 食器 水切り かご 水が流れる トレー付
この水切りかごは、水受けトレイに程よい傾斜がついており、食器から出た水を直接シンクに流してくれる水切りかごです。さらにトレイには溝があり、その溝を使って水がさらに流れやすくなっているのです。
また、水切りかごには箸やスプーン、フォークなどを立てるケースもついているため、整理しながら食器を置くことができます。かごの構造も、お皿を立てて置くことができるので、効率よく食器を置けて、さらに水はけも良いのが魅力です。
レック Riffle マルチ 水切りかご スリムタイプ
こちらの水切りかごは、シンクに直接水を流せるトレイを裏返すと、水が流れないトレイに切り替えることができます。シンクや、その時の状況に合わせて切り替えられるのでとても便利です。
さらに、大容量の水切りかごには、コップを立て掛けたりまな板を立て掛ける突起がついていたり、お箸やスプーン、フォークなどを立てる小物ポケットがついています。
一度に出るさまざまな種類の食器や小物を一気に置くことができます。この水切りかごに置くだけで食器が綺麗に片付くので、洗い物が楽しくなりますよ。
おすすめのトレイを取り出せる水切りかご
トレイを簡単に取り出せるスライド式の水切りかごは、水受けトレイを常に清潔にお手入れしたいという方におすすめです。
隙間のスペースに置けるスリムなものと、お手入れがとても簡単な水切りかごの2点をご紹介します。
和平フレイズ 水切りかご コンパクト スライドトレー
スリムタイプの水切りかごなので、キッチンの隙間やデットスペースなどに置くことができます。水受けトレイがスライド式で簡単に取り外せるので、溜まった水はすぐに捨てることができるのが魅力です。ステンレス製でさびもできにくいので、お手入れがとても簡単になります。
また、かごの側面の形状に工夫がしてあり、大、中、小どんな大きさのお皿でも置きやすい設計になっています。
ラバーゼ NEW水切りかごスリム(横置タイプ)
トレイをスライド式で引き出せるだけでなく、トレイに傾斜がついているのでシンクに直接水を流してくれる水切りかごです。
シンクに直接水を流してくれるので、水を捨てる手間が省けて、さらにスライド式でトレイを引き出したらふきんでさっと拭くだけでお手入れが済みます。この水切りかごを使うだけで家事の時短になりますよ。
さらに、かごは溶接部分が少ないため、汚れがたまりにくいのも特徴です。ステンレス製でさびができにくいので、かごも綺麗なふきんで拭くだけでお手入れが完了します。
おすすめのつっかえ棒で固定する水切りかご
突っ張り棒を使った水切りかごは、キッチンに水切りかごを置くスペースがないと諦めていた方の強い味方です。
空間を有効活用したうえに大容量で機能性もある、おすすめの突っ張り棒式水切りかごをご紹介します。
ヨシカワ(Yoshikawa)バスケットが外せる突っ張り水切り
つっぱり棒で上下を突っ張って固定する、3段式の水切りかごです。3段それぞれのかごは取り外し可能なため、1つはシンク横に置いて使い、2つは突っ張り棒に引っ掛けて食器を置くという使い方もできます。3段それぞれに水受けトレイもついているので、水が垂れてくる心配もありません。
ふきんを掛けるための棒もついているので、これ一つでキッチンで使った食器や小物が全て片付きますよ。
be worth style 水が自動で流れる 突っ張り水切りラック
こちらも3段式の突っ張り棒タイプの水切りかごです。1番上の段には、ちょっとした調味料が置ける収納棚になっています。下2段にはたくさんの食器を置くことができ、まな板を置くスペースやコップスタンド、ふきん掛けまでついた充実した水切りかごです。
突っ張り棒タイプの水切りかごとしては珍しい、トレイに溜まった水が勝手に流れてくれる機能も兼ね備えています。トレイの絶妙な傾斜とボールチェーンを使って水が下に流れていく仕組みです。
おすすめの複数段タイプの水切りかご
シンプルな置き形水切りかごでも、少ないスペースで多くの食器を置くことができる複数段タイプの水切りかご。食器だけでなく、調理器具まで置くことができるおすすめの水切りかごを2点ご紹介します。
パール金属 アレスタ 水切り ラック
おしゃれなホワイトのこの水切りかごは、限られたスペースで多くの食器を乾かすことができる、2段式の水切りかごです。まな板受けや箸やスプーン、フォークを立てられるポケットもついているので、収納力は抜群です。
そしてこの水切りかご最大の特徴は、2段式にも関わらず水を自動で排水してくれることです。各段のトレイには傾斜がついていて、上段の水はボールチェーンを伝わって下段に流れます。下段の水は排水口に向かって流れ、そのままシンクに流せるという仕組みです。
パール金属 食器 水切り かご 3段
お皿やお茶碗、お鍋、フライパン、コップまで、使った食器を一気に置くことができる3段式の水切りかごです。さらに、箸やスプーン、フォークを立てるポケット、まな板受けまでついていて、使った食器や調理器具を効率よく乾かすことができます。
ステンレス製なのでさびにくく、さらに1番下についている水受けトレイはスライド式で取り外し簡単。お手入れがしやすいのも嬉しいポイントです。
まとめ
水切りかごの使いやすさや収納力は、家事がスムーズに進むかどうかを左右します。
現在、水切りかごのせいで調理スペースが狭くなってしまったり、家事導線が崩れてしまっている方、今回ご紹介した水切りかごの選び方を参考に、あなたのご家庭に合った水切りかごはどのタイプの物か見直してみましょう。
あなたの家のキッチンに合った大きさや容量の水切りかごを用意して、食器洗いをスムーズに終わらせましょう。