脂肪線ができるのにはこんな原因が!予防・改善方法も解説

脂肪線ができると見た目が悪くなり、肌見せファッションなどもしにくくなりがちです。ダイエットに成功したのに消えない脂肪線。そんな脂肪線に悩んでいる人は、どうして脂肪線ができるか、原因を追究して根本的に予防・改善を行っていきましょう。

今回は、

  • 脂肪線とは
  • 脂肪線ができる原因
  • 脂肪線の予防・改善方法

をご紹介します。

脂肪線とは?

お腹のお肉をつまむ女性

脂肪線とは、肉割れ線などとも呼ばれているもので、皮膚が急激な伸びに耐えられずに損傷することで起こる症状です。お腹まわりやヒップなどに出来ることが多くなります。まずは脂肪線の基本情報を詳しくチェックしてみましょう。

真皮や皮下組織が断裂してしまう

脂肪線は、急激な体重の増加や妊娠などによって、皮膚が急激に伸びることでできやすくなります。皮膚が急に伸びてしまい、その伸びに皮膚の成長が追い付かず、真皮や皮下組織が断裂してしまう状態と言われています

真皮や皮下脂肪は、表皮と比較して厚みがあって伸縮性が悪く、皮下脂肪が増えればさらに伸びは悪くなります。その状態で、体重が増加したり妊娠でお腹周りが大きくなったりすると、急激な皮膚の広がりに耐えられなくなり、脂肪線ができるのです。

別名は肉割れ・妊娠線など

脂肪線は、他にも様々な名前で呼ばれています。一般的に多い呼び方は、肉割れや脂肪割れ、ストレッチマークなど。妊娠した女性のお腹周りなどに出来たものは、妊娠線とも呼ばれます

こういった様々な呼び方をされる脂肪線ですが、結局は全て基本的なメカニズムと原因は同じものです。脂肪が皮膚の下で増え、もしくは妊娠で胎児が大きくなり、皮膚が伸びきれずにダメージを受けてしまいます。脂肪線、肉割れと呼ばれるように、その形状は皮膚が割れたように線状に現れるのが一般的です。

はじめは赤く、次第に白く変わる

脂肪線や妊娠線は現れ方にも特徴があります。脂肪線や妊娠線は最初、赤や紫色っぽい線です。赤い線状、ひびのようなものが現れて、時間が経つとともに白っぽくなっていきます。自分から見えない位置に出来ることもあり、その場合気が付いたら白い線が出来ていた、ということもあるようです。

脂肪線が最初赤く見えるのは表皮の下の真皮や皮下組織が割れて、皮下の毛細血管が見えるため。割れて傷ついた皮膚の細胞はなかなか修復されず、白く痕になります。

お腹まわり・ヒップなどにできやすい

脂肪線ができやすいのは、お腹回りやヒップなどの部位です。また、これ以外にも背中や太もも、ふくらはぎなどにできることもあります。

お腹はともかく、多くの部位は脂肪線ができやすいにも関わらず、見えにくかったり気づきにくかったりする部分です。そのため、知らないうちに脂肪線が増えていることもあります。

お腹にできる妊娠中の脂肪線は、どちらかというと「妊娠線」という名前で呼ばれることが多いものです。胎児の成長や体重増加とともに、お腹が大きくなって妊娠線が現れます。

脂肪線ができる原因

脂肪線を予防・改善したいなら、その原因を突き止めてピンポイントに対策をするのが良いでしょう。脂肪線の原因は「太ったから」という単純なことでなく、肌や体調にも影響があるようです。肌の美しさを損なう恐れのある脂肪線のできる原因を紹介します。

運動不足

運動はダイエット効果をはじめ、血行促進、代謝のアップなど、さまざまな働きに関係するものです。運動不足の状態が続いている人は、皮下脂肪を蓄えやすくなり、脂肪割れもできやすくなります

そもそも脂肪線は急激に脂肪が増えることで起こりやすいものなので、運動不足は原因として真っ先に考えたいポイントです。血行の停滞も引き起こすため、むくみや栄養の停滞のリスクもあります。また、運動不足になると基礎代謝も下がってしまいます。代謝は体内の脂肪を燃やしてエネルギーにする大切な働きです。

血行不良・乾燥

脂肪線ができる原因のひとつとして、血行不良や肌の乾燥も挙げられます。脂肪線や肉割れが起こるのは、真皮や皮下組織が伸びずに切れてしまうためです。真皮や皮下組織は表皮に比べると伸びにくいものですが、栄養や酸素が足りず、潤い不十分なら余計に伸びにくくなります

栄養や酸素、水分などを運ぶ役割である血行が停滞すれば、その分栄養の届きも悪くなり、脂肪線ができやすくなるのです。また、乾燥は肌の内側からも外側からも起こります。保湿ケアをせずにいるのも脂肪線の原因の一つです。

急激な成長・体型変化

脂肪線や脂肪割れ、肉割れなどと呼ばれると太って脂肪がついた場合のみできるもののようにも思えますが、脂肪線の原因は肥満だけではありません。脂肪線は肥満を含む様々な体型の変化が関係して起こりやすくなります。

その中の有名なものとして妊娠がありますが、それ以外にも急激な成長や筋肉の増強でも脂肪線は現れるのです。成長期の少年少女などで、1年に身長が数センチ伸びた場合や、バストが膨らんだ場合にも脂肪線ができることがあります。

過度な運動

脂肪線ができる原因には、過度な運動による急激な負担もあります。スポーツを行っている人や筋肉トレーニング、作業によって急激な負担がかかることで、脂肪線ができやすくなるのです。もちろん、トレーニングやスポーツで急激に筋肉が増えて、太くなれば皮膚に負荷がかかりますし、脂肪線も出やすくなります。運動不足は肥満や肥満による脂肪線の原因となりますが、運動をしすぎること、特に負荷の大きな運動をしすぎることも要注意です。

線維芽細胞に必要な栄養が供給されていない

脂肪線ができる根本的な原因は、皮膚が伸びにくくなって切れることです。そのため、真皮層で皮膚の弾力や伸びを左右するコラーゲン繊維やエラスチン繊維が減ってしまうことでも脂肪線はできやすくなります

コラーゲン繊維やエラスチン繊維は繊維芽細胞によって生成されるものです。この細胞も栄養が供給されないと生成されず、肌は伸びにくく、脂肪線ができやすくなります。栄養が届かない原因には、血行不良だけでなくダイエットによる栄養不足もあります。

脂肪線の予防・改善方法

脂肪線の予防や改善のためには、原因に応じた対策が必要不可欠です。また、脂肪線の状況に応じても適切な対策を選ぶ必要があります。予防・改善方法とその効果的なタイミングをチェックしましょう。

脂肪線専用クリームの塗布

脂肪線専用クリームは、脂肪線を改善するためのクリームです。栄養分や美容成分が配合されており、保湿や肌を整える効果が期待できます

脂肪線の予防には専用のクリーム以外の保湿剤やクリームなどでも対応できるケースはあります。しかし、すでにできてしまった脂肪線やもう脂肪線ができそうな状態の場合には、しっかりと専用のクリームを選んだ方がよさそうです。効果には個人差があり、即効性はありません。そのため、じっくりと継続して使っていくことが大切です。

コラーゲンの摂取

コラーゲンの摂取は、体の内側から脂肪線を予防、改善するための方法です。コラーゲンは真皮層で肌に弾力を与えて伸びを良くし、脂肪線を防ぐと言われています。また、体内に取り入れられたコラーゲンはアミノ酸となり、肌の元などになるものです。脂肪線ができてからでも、できる前でも積極的に摂取すると良いでしょう。

コラーゲンは食品から摂取することもできますが、手軽なものとしてはサプリメントによる摂取があります。食生活に不安がある人やダイエット中で栄養不足になりそうな人はサプリメントも取り入れると良いでしょう

まとめ

脂肪線や肉割れと呼ばれる症状は、主に急激な体型の変化によって起こると言われています。脂肪線はできてしまうと白っぽく残ってしまい、戻りにくいため、予防を心がけることが大切です。

また、できてしまったら、脂肪線専用のクリームや専門的な治療を受けることで改善することができます。予防を第一として、できてからでも適切な方法で諦めずに対策しましょう。