早期教育のメリットと親御さんが選定したくなる人気のジャンル

お受験という言葉が浸透している現代、子どもの教育は少しでも早い方が望ましい、という傾向にあります。以前は小学校に入ってから勉強していたひらがなも、今では小学校に入る前に習得している子どもが少なくありません。

早期教育は子どもにどういったメリットを与えるのでしょうか?今回は

  • 早期教育のメリット
  • 早期教育の人気ジャンル
  • 早期教育を成功させるポイント

と、早期教育のメリットと、人気のジャンル、さらに早期教育成功のポイントをまとめましたのでご紹介します。

早期教育のメリット


出版社のアンケートによると、小学校に入学する前にひらがなの読み書きを習得しているこどもが、おおよそ9割もいるそうです。その半数はひらがなだけでなく、カタカナも読み書きできているのです。

子どもの早期教育に熱心な親御さんが多くなってきているからでしょう。子どもの能力を伸ばすといわれる早期教育には、どういったメリットがあるのか、お伝えしていきます。

記憶力アップができる

脳は大人になるにつれて固くなってしまうものです。老化に伴って物覚えが悪くなり、記憶力も低下していきます。それに比べると子どもの脳は柔らかく、たくさんのことを吸収できるため、その記憶力には目を見張るものがあります。

人間の脳は、右脳が3歳までに発達し、左脳は3歳以降に発達するといわれています。3歳までに脳に刺激を与えることで、脳が活性化し、子どもの記憶力が高まるという期待ができるのです。直感に関係している右脳を発達させることで、左脳もその効果を発揮しやすくなるといわれています。

社会性が身につく


保育園や幼稚園に通う事も早期教育に繋がります。家で母親と二人だけで過ごすよりも、集団の中で他の子どもたちや、先生たちと触れ合うことは、とても社会性が身につきます。

これは早期教育のメリットです。さまざまな人と会話をすることで、こういうことを話したら相手が喜んでくれた…もしくは怒ってしまった…などといった経験をたくさん積むことができます。そういった経験は、コミュニケーションスキルを高める効果を期待できるでしょう。

物事に興味関心を持てる

早期教育は知的好奇心が旺盛な子どもの脳を刺激しますので、何事にも興味や関心を持てる子どもに育てることができます。いろいろなことに興味を持ち、いろんな疑問を抱く子どもの時期に、さまざまな経験をさせるといいでしょう。

そうすることで勉強をはじめ、色々なことに挑戦していける子どもになっていくのです。どのようなことに興味や関心を持っているのかを見極めることで、早い段階から、その能力を伸ばすことができるでしょう。

早期教育の人気ジャンル


人の脳はご存知のとおり左脳と右脳に分かれています。左脳は、言語や計算、分析など、論理的な思考をする脳といわれています。

それに対して右脳は、瞬間暗記や芸術、直感、空間認識、などを思考する脳といわれています。脳を刺激し子どもの能力を伸ばす教育には、さまざまなジャンルがあります。早期教育の人気ジャンルをご紹介しましょう。

フラッシュカード

カード教材を使った早期教育に、フラッシュカードがあります。ドッツカードは、ドッツ(点)を描いた1~100までのカードを、1枚1秒のスピードで見せていく方法で、記憶力を高める効果を非常に期待できる教育となります。

早いスピードで見せていく「フラッシュ」に左脳はついていくことができません。そこで右脳が得意分野を発揮します。刺激を受けることで、右脳の教育をすることができるといわれています。

英会話

将来役に立つこと間違いなし…と、いっても過言ではない英会話は、多くの親が学ばせたいジャンルの一つです。国際感覚を身につけられるメリットもあります。

早い年齢から英会話を学んだ方がいい理由の一つが発音。早期にネイティブな発音を学ぶことで、リスニング力が身につき、自然な英語を話すことができるようになるのです。

スイミング


スイミングはインナーマッスルを鍛えられるスポーツです結果として体を上手にバランスよく動かすことができるメリットがあります。年齢が高くなるとアウターマッスルが発達し始めるため、インナーマッスルが鍛えにくくなります。

インナーマッスルを鍛えるには、なるべく小さい頃から始めるのがおすすめ。また、平衡感覚を養うスイミングは、将来の運動能力のベースづくりに役立ちます。

リトミック

音楽に合わせて歌ったり、踊ったりするリトミックは、リズム感や歌唱力を育成できるプログラムです。音楽の感性が磨かれると同時に、自己表現力を育てます。

ダンスだけではなく、カード遊びやボールを使って行うことで、脳を刺激することも可能。感受性や好奇心、集中力などを育てることができるため、ピアノやダンスと並んで人気があります。

公文式

読み・書き・計算の能力を育てる公文式は、基礎的な学習能力と自ら学ぶ能力を育てられると人気です。子どもの能力のレベルに合わせたプリントを、できるようになるまで何度も繰り返すのを基本としています。

幼児教育は、年齢に合わせて楽しみながら学習できる内容となっています。イラストやカードなどを使いながら、文字や言葉を覚えたり、漢字に親しんだり、数を数えたりします。

バレエ

クラシックバレエも、人気のあるジャンルの一つです。体が柔らかくなることや、体幹が鍛えられることで、体をバランスよく使えるようになるのがメリット。

姿勢もよくなり、優雅な雰囲気も身につけられるでしょう。

ピアノ


両手の動きを協調させることで、右脳と左脳の情報をやりとりする「脳梁」が大きくなり、左右の脳のバランスがよくなるといわれています。手や指を動かすことで、脳の情報処理能力もアップ。

音程やリズムを正確にとらえられるようになるのが最大のメリットといえるでしょう。ピアノを学ぶことで、運動機能や知的機能、感情的機能も高まり、記憶力もよくなるのです。

サッカー

サッカーは瞬発力をはじめ、足が速くなるなど身体能力が高められるメリットがあります。又、チームでプレーをするスポーツなので、協調性を養うことができるというメリットもあります。

幼児の場合は、鬼ごっこやゲームなどを通して体を動かすことを目的としている教室も多いです。

ダンス

全身運動であるダンスは、柔軟性や筋力、持久力、瞬発力など運動能力をバランスよく育てることができます。音楽に合わせて体を動かすダンスは、リズム感を養うこともできます。表現力を身につけられるのもダンスのメリットといえるでしょう。

さらに、振り付けを覚えなければならないダンスは、記憶力を育てることもできます。自己表現の方法を身につけるとともに、人前に出ることに慣れることもできるでしょう。

早期教育を成功させるポイント


脳や体の発達を促すといわれる早期教育ですが、すべてにおいて成功するとは限りません。

子どもの体や心に負担がかかれば、逆効果になってしまうこともあります。早期教育を成功させるポイントについてお伝えします。

子どもに過度な負荷をかけないこと

小さい頃からさまざまな体験をさせたり学ばせたりすることが、子どもにとって過度な負荷となってしまわないようにしましょう。たくさん詰め込みすぎると、睡眠不足になったり、生活習慣が不規則になったりして、体調不良を引き起こす心配もあります。

頭痛や腹痛、だるさなどを訴え、登園できなくなるケースもあります。子どもの体や心に負担になっていないかをチェックするのも親の役目です。

他の子どもと比べて一喜一憂しないこと

他の子どもと比べて一喜一憂するのはいけません。他人と比較されることで、自分の個性を否定され、自分はできない人間、ダメな人間だと思い込んでしまいます。

また、比較することでしか、価値観や幸福感を感じられない人間に育ってしまっては、元も子もありません。大人を喜ばせるために勉強をする、顔色をうかがう子どもに育ってしまうと、自分らしさを失うことになります。

早期教育で結果が出るとは限らないと理解すること


メリットも多い早期教育ですが、反対に自主性がなくなる、本来の遊びができなくなる、などデメリットも挙げられています。メリットだけを信じ、早期教育に取り組んだとしても結果が出るとは限りません。デメリットを踏まえ、冷静に判断して取り組むことが必要です。

無理に押し付けると親の信頼感が失われてしまいます。早期教育は親のためではなく、子どものためのもの。子どもの能力を伸ばす方法の一つと考え、過度な期待をしないようにしましょう。

まとめ

柔軟で吸収しやすい子どもの脳は、早期教育をすることで、より高い能力を育むことができるといわれています。

カードを使った教育をはじめ、リトミックやダンス、ピアノやサッカーなど、いろいろなジャンルがあり、早い段階で才能を見極めることもできるでしょう。メリットも多い早期教育ですが、子どもの負担にならないよう、親子で楽しみながら取り組むことが大切です。