老け顔に見える原因は何?
きちんとメイクをしているのに、実年齢より老けて見られてしまったという経験はありませんか?実は元々の顔立ちとは関係なく、老け顔をつくり出してしまっている原因があるんです。老け顔に見られないようにするためには、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。
肌がたるんでいる
肌がたるんでいると、皮膚が下がりシワが目立つようになります。その結果、ほうれい線や目元、口元のシワが老け顔に見える原因につながります。最近では、若い世代にもスマホの使い過ぎによるスマホたるみが問題視されているのを知っていましたか?若々しい肌というのは、皮膚に張りがあり全体的に引き締まっていることが大切です。
肌に透明感がない
肌がくすんで透明感が失われると、顔が暗い印象になるので実年齢より老けて見えてしまうことがあります。顔色が悪く見えるだけでなく、疲れているように見えてしまうこともあるので注意が必要です。
くすみの原因は、乾燥によるものや血行不良、紫外線の影響など様々あるので、自分にあったケア方法を見つけてくすみを改善しましょう。
唇に血の気が感じられない
唇の血色が悪いと、顔色が悪く全体的にぼやけた印象になります。顔がぼやけて見えることで老け顔の原因にもつながります。唇は皮膚が薄くデリケートなので、血行が悪かったり健康状態が良くないときは、その影響が顕著に出てしまうので気を付けなければなりません。
また、健康状態だけでなくメイクのリップがしっかりとクレンジングされていないと、色素が沈着してくすんで見えることもあります。血色の良い唇を手に入れて顔色を明るく若々しく見せましょう。
まぶたが重く下がっている
年齢を重ねるとともに、まぶたがたるんで重く下がってきます。上まぶたが下がってくると目元の印象が弱くなり、目力が感じられなくなってしまうことが老け顔の原因です。
普段メイクをしたり、コンタクトを入れるときなど、まぶたを強く引っ張りすぎてはいませんか?まぶたの内側にある腱膜が伸びてしまうと、まぶたがたるんでしまいます。まぶたをシワやたるみから守るためには、余計な刺激を与えないことが大切です。
髪がぺしゃんこになっている
髪の毛のハリやコシが損なわれていくと、パサつきが目立つようになります。コシがなくなった髪はペタンとボリュームが失われていき、顔も老けて見えてしまいます。
元々髪の毛の線が細い方や髪のボリュームが少なくてぺしゃんこな髪になる方は、髪型やカットの仕方で上手にカバーして老け顔を防ぎましょう。ロングヘアの方であれば、思い切ってショートカットにして、トップの髪を短く切りボリュームを出すこともできます。すると、若々しいイメージを与えられるのです。
こんなメイクは老けて見える!
老け顔に見える原因は普段のメイクにあるかもしれません。年齢とともに隠したい部分が増えていくと思いますが、メイクを重ねて厚塗りすると隠したいはずの部分がより目立ってしまうこともあります。老けて見えるメイクの特徴をまとめました。
下地なしでファンデーションを厚塗り
気になる部分を隠そうとして、ついついファンデーションが厚塗りになってはいませんか?シミやシワ、色むらをカバーするためのファンデーションなのに、使い方を間違えるとより老け顔に見えてしまう場合があります。
大人の肌にファンデーションの直塗りはNGです。うるおいが足りていない肌にファンデーションを塗ってしまうと乾燥が進み、余分な油分が分泌されてお化粧が綺麗にのりません。
きちんとスキンケアをすること、ファンデーションを塗り重ねるのではなく、化粧下地を使って肌のベースを整えてから少量のファンデーションでカバーしていくことが、若々しい肌をつくるポイントです。
肌色に合わない色味のチーク
肌の色に合っていない色味のチークを使うと、顔からチークが浮いてしまいます。ピンクや赤はチークの定番色ですが、自分の肌の色に合っているか、濃すぎてはいないかなど今一度確認してみてください。
チークは、効果的に使うことで肌の血色を良く見せてくれるアイテムです。肌馴染みの良いオレンジや、くすみを飛ばして透明感を出してくれるラベンダーカラーなどを使ってみるのもおすすめです。
口紅が妙に目立ってる
濃すぎる口紅は老けて見えやすいので要注意です。トレンドのマットリップや、赤色の口紅もかわいいですが、抜け感のあるコーラルピンクやオレンジなど、顔全体のバランスを見て色味を選びましょう。
マットタイプのリップを使う場合は、ベタ塗りするのではなくグラデーションにすると顔から浮かずに取り入れることができますよ。
濃い目のアイラインで囲み目メイク
目元の印象を強くしようとして、しっかりとアイラインで目を囲んでしまうと老け顔の原因になってしまうことがあります。目元をパッチリと見せることは大切ですが、大人のアイメイクはできるだけシンプルに、ナチュラルなメイクを目指しましょう。
アイラインだけでなく、アイシャドウの厚塗りや濃すぎるグラデーションも控えるようにしましょう。
メイクは完璧なのに髪は手抜き
バッチリメイクをして顔は完璧なのに、髪の毛のセットは手抜きでボサボサなんてことはありませんか?顔と髪の毛のバランスがちぐはぐだと、若々しさが損なわれてしまいます。
髪の毛は女性の命というほど大事なパーツなので、ブラッシングやスタイリングをさぼらず、きちんと感を出すようにしましょう。ショートヘアの方も、コテで毛先を巻いてみたりスタイリング剤をつけるなど、ほんの少し手を加えると若々しく素敵に見えますよ。
若見えメイクテクニック
やり過ぎない、適度なメイクは元々の素材を活かして若々しい印象に見せることができます。シミやシワ、顔のくすみなどを隠すのではなく、上手く馴染ませて目立たせないようにすれば、厚化粧をしなくても若見えが叶います。若見えするメイクのテクニックについてまとめました。
ベースメイクは下地をきちんと、ファンデは薄く
若見えするメイクを目指すなら、ファンデーションは薄くのせることが鉄則です。ファンデーションを薄くするからといって、ただ薄化粧にするのではなく、メイク下地をきちんと仕込んでシミやシワ、くすみのカバーをしっかりとすることが大切です。
下地を使うことで、肌のキメが細かくなりファンデーションのノリも良くなります。顔色やくすみが気になる方は、下地と合わせてコントロールカラーを使うのがおすすめです。
パステルカラーのチークで透明肌に
印象の強すぎる赤やピンクのチークは老けて見える元になってしまいます。だからといって、チークレスにしてしまうと血色感が失われ全体的にぼやけた印象の顔になるので注意が必要です。
はっきりとした色味のチークが似合わなくなってきたなと感じたら、パステルカラーを選んでみてはいかかでしょうか。くすみを飛ばして透明感をもたらしてくれるパステルカラーならナチュラルな仕上がりに。青みがかったピンクやラベンダーカラーなど、寒色系のニュアンスが入ったカラーもパステルなら取り入れやすいですよ。
口紅は肌の色よりワントーン暗め
口紅の色が明るすぎたり肌の色からかけ離れていると、老け顔に見えてしまうことがあります。濃い赤の口紅は、肌の色とのコントラストが明確になり、年齢が出やすい口元の印象を目立たせてしまいます。
口紅は肌よりワントーン暗めの落ち着いた色の、顔色に馴染むものを選びましょう。コーラル系のリップや、適度にラメが入ったグロスなどは気になる唇のくすみを消してくれるのでおすすめです。
アイメイクは薄めのカラーで
アイメイクは、濃くすればするほど老け顔に近づいてしまいます。若々しく見せたいなら、目元は引き算メイクを心がけましょう。何色も使ってグラデーションにする華やかなメイクも可愛いですが、ナチュラルなブラウンやオレンジのアイシャドウを単色使いするだけでも印象的な目元をつくることができますよ。
アイラインは囲むのではなく、目尻にポイント使いをしたり、まつ毛の隙間を埋めるくらいにしておくと自然なデカ目メイクが叶います。
保湿しっかりで髪にうるおいを
潤いのある髪の毛は、若々しく見せるポイントのひとつです。髪の毛がパサつき乾燥していると、ハリやコシが失われていき実年齢より老けた印象を持たれてしまいます。保湿成分が配合されているシャンプーやトリートメントを普段のケアに取り入れて、髪の毛に潤いを与えてあげましょう。
まとめ
年齢を重ねるほど濃くなりがちなメイクですが、上手に引き算をしてナチュラルに仕上げることで-5歳も夢ではありません。色味がもたらす効果を活用して、顔色を明るく若々しく見えるメイクを目指しましょう。