洗濯の正しい仕方のポイントと洗濯に使用する洗剤の種類

最近では多機能な洗濯機も増え、「適当に洗剤と洗濯物を入れるだけで大丈夫」と思いがちです。便利になったぶん、正しい洗濯の仕方がわからなくなっている人も珍しくありません。どんなに高性能な洗濯機を使っていても、間違った洗濯法を続けていると衣類を痛めてしまいます。

今回は、

正しい洗濯の仕方を知らないと起こるトラブル

おさらいしておきたい正しい洗濯のやり方

などを紹介します。

正しい洗濯の仕方を知らないと起こるトラブル

基本的に洗濯は、衣類と洗剤を入れて洗いあがるのを待つだけです。家庭によっては、乾燥まで一体化で行ってくれる洗濯乾燥機を使っている方もいるでしょう。そんな便利さゆえに、ズボラ家事をしていませんか?

適切な洗濯の仕方を覚えないと、衣類だけではなく洗濯機の寿命も縮めてしまうことになります。こちらでは洗濯の仕方を知らなかったことで起こる、ありがちなトラブルについて見ていきましょう。

大事な衣類に色移りが起きてしまう


いろいろな衣類をひとまとめに入れたことで、大事な衣類に色移りが起きることがあります。デニムや濃い染料を使った衣類と混ぜることで、もともとの衣類の色味が失われてしまうでしょう。特に白系の衣類と色物を一緒に洗ってしまうと、せっかくの真っ白な洋服が台無しです。

汚れが落ちていない

汚れがひどいものとひどくないものを分けずに洗ってしまった場合、きちんと汚れが落ちないだけではなく、比較的きれいなものにも汚れが付着してしまいます。本来であれば汚れがひどいものは、洗濯機に入れる前に予洗いをしておかなければなりません。

衣類が縮んでしまう

衣類の中には洗濯機で回せないものもあります。そうしたルールが記載されている「洗濯表示」を無視してしまうと、衣類が縮んでしまう・素材がダメになるなど、トラブルの原因に。一度縮んでしまった衣類は、伸ばして元に戻るものでもありません。

気に入っている繊細な作りの衣類ほど、一度のミスで二度と着られなくなってしまうことがあります。洗う前に忘れず洗濯表示を確認することが大切です。

セーターなどが伸びてしまう


セーターなどをそのまま洗濯機で洗ってしまうと、素材が伸びてダメになってしまうことがあります。経験がない人は「少し伸びたくらいなら着られそう」と思う人もいるかもしれません。しかし伸びてしまったセーターは形が崩れ、だらしない印象になるケースが大半です。特に羊の毛からできているウール素材は、一度の洗濯でひと回りもふた回りも伸びてしまいます。

衣類が破けてしまう

洗濯を終えて干そうとしたとき、衣類が破れていることに気がつくかもしれません。これはボタンやフック、ファスナーが衣類に絡まってしまったケースが考えられます。ほかにも洗濯機のコースを強いものにしていた、服の生地が薄くなって破れやすくなっていたなど原因はさまざまです。

正しい洗濯をするために気をつける5つのポイント

正しく洗濯をするためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。こちらでは、衣類を長持ちさせるための洗濯のポイントを5つ紹介します。もちろんこれらがすべてではありませんが、最低限覚えておけばトラブルのリスクはぐっと減るはずです。

色落ちするものは分けて洗う

洗濯の基本として、色落ちするものは分けて洗うようにしましょう。柄物・色物と白系の衣類を一緒に洗ってしまうのは、色落ちや色移りをしてくださいと言っているようなものです。何度も洗濯機を使うなんて水道代がもったいないと思うかもしれませんが、まとめて洗って衣類をダメにするほうが大変なことだと考えましょう。

規定量以上の洗濯物を詰め込まない


意外と多いのが、規定量以上の洗濯物を詰め込んでしまうことです。梅雨時などは雨が続いて洗濯物が溜まりがち。しかし規定量以上を詰め込んでしまうと、上手く回転しなかったり、脱水がされなかったりとさまざまな影響が出てしまいます

ポケットにティッシュなどが入っていないか確認する

ポケットの中にティッシュやレシートを入れたまま洗ってしまうと、紙くずが洗濯物にくっついてしまい、取り除くだけで一苦労です。食べ終えたガムなども洗濯後には、衣服にべっとりとくっついてしまいます。洗濯前には必ずポケットの中を探り、ゴミが入っていないか確認をしっかり行いましょう。

傷みやすいものはネットに入れて洗う

傷みやすい衣類はそのまま洗濯機に入れるのではなく、ネットに入れて洗うようにします。どれが傷みやすいかわからない場合は、洗濯表示タグのドライマークと手洗いマークに注目。ただし、これらのマークがついているからといって、必ずネットに入れなければいけないわけではありません。傷みやすい衣類の目安として活用してみてください。

洗濯表示に合った洗い方をする


衣類にドライマークや手洗いマークなどの洗濯表示がされている場合は、その表示に従った洗い方をしましょう。表示に従わない洗い方をしてしまうと、衣類を傷めるだけでなく、二度と着られなくなる可能性もあります。

洗濯物によってコースを使い分けよう


洗濯機にはいくつかのコースが搭載されていますが、これを使い分けている方は少ないかもしれません。それぞれにきちんと意味があり、使い分けることにはもちろんメリットがあります。衣類の形や着心地、色味を長持ちさせるためにも、正しいコースの選び方を覚えておきましょう。

標準コース:一般的な洗濯

普通の衣類を洗うのに適したコースで、汚れもある程度しっかり落とせます。日常生活を過ごす衣類であれば、このコースで問題ありません。ただし、セーターなどのデリケートなものは避けましょう。

ドライコース:デリケートな衣類用

ドライコースはデリケートな衣類や、お気に入りの衣類を洗うときにオススメです。「ソフトコース」「手洗いコース」といった名前がついていることもあります。普段着をドライコースで洗ってしまうと、汚れが落としきれない場合もあるので注意。おしゃれ着やデリケートな素材など、優しく洗うだけで十分な衣類のみの使用に絞ったほうがいいでしょう。

お急ぎコース:短時間で洗う場合

その名の通り、短時間で洗い上げることに特化したコースです。炊飯器で言うところの「早炊き機能」と同じと考えましょう。ただし急いで仕上げようとするぶん、生地にはあまり良くありません。汚れもしっかり落とせるわけではないので注意をしましょう。

大物洗いコース:毛布やタオルケットなどを洗う


毛布など大きなものを洗うのに適しています。洗濯機によっては大物洗いコースが搭載されていないものもあるので、ない場合は無理に詰め込まないようにしてください。

汚れがひどいものや大事な衣類は手洗いする

汚れがひどいものや大事な衣類は、洗濯機で洗うよりも手洗いのほうがオススメです。ただし手洗いだけでは、ひどい汚れを落としきれない可能性もあります。予洗いとして手洗いを行い、そのあとに洗濯機を使う方法がいいかもしれません。

洗濯をするときのマナーや注意点

日常生活を送るなかで、洗濯はかなりの頻度で行うことになるでしょう。「溜まったら回す」ことが当たり前になっているかもしれませんが、じつは洗濯をするにもマナーがあります。周囲に迷惑をかけないために覚えておきたい、洗濯に関する注意点をまとめました。

夜間の洗濯は近所迷惑になるので控える


マンションやアパートなどの集合住宅地の場合、夜間の洗濯は近所迷惑になる可能性が高いです。遅くとも21時以降は控えたほうがいいでしょう。洗濯機の駆動音は、本人が思っている以上に建物に響いています。特に夜は静かになっているぶん、昼間以上に音が響くと考えてください。

洗濯が終わったらすぐに干す

洗濯が終わったあと、たまに放置してしまうこともあるかもしれません。しかし、濡れたまま衣類を放っておくと、シワになるだけでなく、細菌が繁殖して異臭を放つこともあります。清潔さを保つためにも、洗濯が終わったらすぐに干すようにしましょう。

くず取りネットは毎回きれいにしておく

洗濯機のくずをまとめてくれる「くず取りネット」は、毎回きれいにしておきましょう。こちらも入れっぱなしだと、衛生上良いとは言えません。放置しすぎるとくずが洗濯機内に引っかかって、故障の原因にもなります。

まとめ

洗濯には意外と細かいルールがあり、これを見落としてしまうと衣類、そして洗濯機の寿命を縮めることにもなりかねません。少々面倒に思えるかもしれませんが、一度ダメになってしまった衣類を元の状態に戻すほうがよっぽど大変なこと。高性能な洗濯機を使っている方も「適当で大丈夫」と思わず、衣服に合わせた洗濯方法を身につけておきましょう。

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