コーヒードリッパーの種類・おすすめのコーヒードリッパーまとめ

コーヒードリッパーが違うだけで、コーヒーの味わいや香りなどにも変化が感じられるかもしれません。それだけ、コーヒーは繊細で奥深い飲み物なのです。本当にこだわりたいなら、豆だけではなくぜひコーヒードリッパーにも注目してみてください。

コーヒードリッパーを使わない入れ方もありますが、さまざまなメリットがあることを考慮すると、使用するに越したことはありません。

今回は

  • コーヒードリッパーを使う6つのメリット
  • コーヒードリッパーの主な種類
  • メリタ式・ハリオ式・コーノ式のおすすめコーヒードリッパー
  • コーヒードリッパーの注意点

についてまとめました。コーヒードリッパーの詳細や種類、どのような製品があるのかなどを詳しく知る人は少ないでしょう。

コーヒー好きであっても、そこまで追求する本格派は少ないかもしれませんね。以下で特集しているコーヒードリッパーの情報を参考に、ぜひ知識を深めてみてください。

コーヒードリッパーを使う6つのメリット


コーヒードリッパーを使わなくても、コーヒーを入れること自体は可能です。インスタントを使用する、缶やボトルといったできあいのものを購入するなど、より手軽な方法がありますよね。

それでもあえてコーヒードリッパーを使う人が多いのは、以下のようなメリットが期待できるためです。代表的な6つのメリットをピックアップしました。

挽き加減や抽出速度によって好みの味を作れる

確かに、インスタントやできあいのものなら、コーヒーを手軽に用意することができます。ですが、味に関してはほぼ決まりきっているといえるかもしれません。砂糖やミルクの量、温かさぐらいでしか、アレンジできないでしょう。

コーヒードリッパーを使ったドリップコーヒーの場合、豆の挽き加減や抽出速度を自由に変えられるため、コーヒーそのものを好みの味に調整することができます。このようなちょっとした違いでも、味や香りは大きく違ってくるものなのです。

抽出時間の経過によるコーヒーの味の違いを感じられる

コーヒードリッパーで同じ豆からコーヒーを入れたとしても、時間の経過によって味を変化させられます。ほんのわずかな違いでも、別の表情を見せるのがコーヒーの特徴です

たとえば短い時間で抽出した場合、シャープでライトな飲み心地となります。コーヒー好きにとっては少々物足りない印象があるかもしれませんが、飲みやすく感じられるでしょう。逆に時間をかけて抽出した場合は、豆の成分がしっかり抽出されるため、渋みや重たさすら感じられる濃厚な味わいとなります。

適度な味わいを目指すなら、2分半ぐらいでの抽出が理想的といわれているようです。好みや気分に合わせ、抽出時間を前後させて楽しんでみてはいかがでしょう。

コスパがよい

ドリップコーヒーは、インスタントやできあいのものより本格的。お金がかかりそうな印象があるかもしれませんがコスパ面では良好です。

つまり、上質なコーヒーをお得に楽しめるということになります。そう考えると、もはやコーヒードリッパーを使ってコーヒーを楽しまない手はないですよね。

お手入れが簡単


本格的にコーヒーを入れる場合、コーヒーメーカーという選択肢も頭に浮かぶでしょう。ですがこの場合、初期費用が高くつく、場所を取る、そしてお手入れが大変など、それなりの負担も伴います。手軽にコーヒーを楽しみたい人には、やや大袈裟な設備ともいえるでしょう。

コーヒードリッパーは、フィルターをセットするだけのシンプルな仕組みであるうえ、上部が大きく開いているため楽に洗えます。お手入れのしやすさを考えた場合でも、やはりコーヒードリッパーという選択肢は魅力的です。

コーヒー本来の芳醇な香りを楽しめる

コーヒードリッパーでコーヒーを入れる方法は、まさに正統な方法といえるでしょう。コーヒードリッパーにセットしたフィルターの中に挽いた豆を投入し、ゆっくりと丁寧にお湯を注いでいくことで、豆の成分が抽出されます。

これにより、コーヒー本来の芳醇な香りを楽しむことができるのです。コーヒーを飲むときはもちろん、入れているときに空間いっぱいに広がる香りも、コーヒー好きにはたまらないでしょう。インスタントやできあいのものとなると、このような楽しみ方はなかなかできません。

簡単に本格的な味を楽しめる

コーヒードリッパーを使ったコーヒーの入れ方は本格的な方法です。にもかかわらず比較的費用が安く、基本的に特別な技術を必要としないため、簡単に試してみることができます。

つまり、誰でも本格的な味わいを楽しむことができるのです。さらに豆の挽き加減や抽出時間に対するこだわりをプラスすれば、より一層楽しみ方を広げられるでしょう。

コーヒードリッパーの主な種類


コーヒードリッパーとは、抽出されたコーヒーがしたたり落ちるための穴と、お湯を注ぐために広く設計された注ぎ口がある、シンプルな器具です。

ですが、コーヒードリッパーにもいくつかの種類が存在します。ここからは、主要な4種類の特徴について紹介しましょう。

メリタ式

コーヒードリッパーの違いは、主に3つのポイントによって分けられます。形状、穴の数、そしてリブです。コーヒードリッパーの中でも特に代表的なメリタ式は台形の形状で、1つだけ開いている穴に向かってリブが全体に入っているという特徴があります

穴が1つだけなのでゆっくりとドリップすることができ、コーヒーの味わいや香りをしっかりと引き出せます。

カリタ式

カリタ式は台形の形状で、3つ開いている穴に向かって全体にリブが入ったタイプです。簡単に表現すれば、穴の数が2つ増えたメリタ式、ともいえるでしょう。

穴が3つ開いたコーヒードリッパーは、主要な4種類の中ではカリタ式だけ。ドリップされる速度が速いため、ライトで飲みやすいコーヒーを入れたいときに適しています。

ハリオ式

ハリオ式は、円錐形が特徴の1つ穴式コーヒードリッパーです。急傾斜で一直線にお湯が流れていくので、台形の方式と比べて比較的飲みやすい、すっきりとしたコーヒーに仕上がりやすいでしょう。

とりわけ特徴的な点としてあげられるのが、リブの入り方です。上部から穴に向かってリブが入っているのですが、スクリューしているような線(スパイラルリブ)を描いています。一直線にお湯が流れるものの、スパイラルリブに沿って流れるため、後述するコーノ式よりも比較的しっかりとした抽出がおこなわれるでしょう。

コーノ式

コーノ式もまた、ハリオ式と同様に円錐形のコーヒードリッパーです。穴が1つという点も同じですが、リブには大きな違いがあります。

コーノ式の場合は、穴に向かって短めのリブが放射状に入っているのです。お湯がストレートに流れていくため、ハリオ式以上にすっきりとした飲みやすいコーヒーに仕上がります。

メリタ式のおすすめコーヒードリッパー

メリタ式とカリタ式は、主要な4種類のコーヒードリッパーの中でも特に代表的です。初めて購入するコーヒードリッパーとしても使いやすいでしょう。メリタ式の中でもおすすめの製品を紹介します。

メリタ アロマフィルター AF-M 2-4杯用

メリタ アロマフィルター AF-M 2-4杯用
透明なプラスチックの質感が特徴的な、ベーシックなコーヒードリッパーです。レストラン向けの業務用アイテムとなっており、本格的な味わいが楽しめるでしょう。

側面についたドリップ孔が蒸らし効果を高めるため、より味やコク、香りを引き立たせてくれます。

Melitta 陶器フィルター 【2~4杯用】

Melitta 陶器フィルター 【2~4杯用】 オフホワイト メジャースプーン付 SF-T 1×2
一見コーヒーカップのようにも見えますが、こちらは陶器製のコーヒードリッパーです。プラスチック製に比べて、より高級感がある印象ですね。

メジャースプーンが付属されているので、豆の分量を正確に量ることができます。

カリタ式のおすすめコーヒードリッパー

メリタと並ぶメジャーメーカーである、カリタのコーヒードリッパーです。特徴的な3つ穴タイプは、毎日飲んでも飽きない味わいを実現してくれるでしょう。

カリタ コーヒードリッパー 陶器製 2~4人用 ブラウン 102-ロト #02003

カリタ コーヒードリッパー 陶器製 2~4人用 ブラウン 102-ロト #02003
コーヒーと同じ色をした、味のある陶器製コーヒードリッパーです。カリタ式の代表的な製品ともいえるでしょう。

高級感を放つこの一点は、コーヒーへのこだわりをより一層高めてくれそうですね。

カリタ コーヒードリッパー ステンレス製 ウェーブシリーズ 2~4人用 185 #05033

カリタ コーヒードリッパー ステンレス製 ウェーブシリーズ 2~4人用 185 #05033
スタイリッシュな印象の、ステンレス製のコーヒードリッパーです。同じ3つ穴でも、底部分の端に120°の間隔で穴が配置されているのが特徴といえます。

この点以外にも構造に工夫がなされているため、お湯の流れに偏りがなくなり、雑味の少ないすっきりとした味わいを実現してくれるのです。

ハリオ式のおすすめコーヒードリッパー

スクリュー状のリブが目を引く、ハリオ式のコーヒードリッパー。デザインがおしゃれなので、目に触れるたびに、コーヒーにこだわる気持ちを強くさせてくれるかもしれませんね。

HARIO (ハリオ) V60 01 透過 コーヒードリッパー クリア コーヒードリップ 1~2杯用 VD-01T

HARIO (ハリオ) V60 01  透過 コーヒードリッパー クリア コーヒードリップ 1~2杯用  VD-01T
透明に仕上げられた、上品な印象のコーヒードリッパーです。シンプルではあるものの、内部のスパイラルリブが透けて見えるため、おしゃれに感じられます。

2007年度グッドデザイン賞にも輝いた一点だけに、こだわり派でも満足すること必至でしょう。

HARIO (ハリオ) V60 メタル コーヒードリッパー コーヒードリップ 1~4杯用 シルバー VDM-02HSV

HARIO (ハリオ) V60 メタル  コーヒードリッパー   コーヒードリップ 1~4杯用  シルバー  VDM-02HSV
高級感を放つステンレス製です。熱伝導性が高く、お湯をかけてドリッパーを温める手間が省けます。しっかりした材質であるため、食洗器の使用が可能です。

コーノ式のおすすめコーヒードリッパー

リブ部分が少ない、すっきりとしたデザインが多いコーノ式。以下の製品は特におすすめなので、選ぶ際の参考にしてみてください。

コーノ 名門 2人用 フィルター MDN-21

コーノ 名門 2人用 フィルター MDN-21
透明のボディにゴールドでブランド名が記された、シンプルかつスタイリッシュな一点です。穴付近にしかリブが入っていないため、すっきりとした印象を与えてくれます。

見た目の圧迫感が少ないため、毎回軽やかな気分でコーヒードリップを楽しめるでしょう。

KONO式 (コーノ式) カラードリッパー/イエロー(1~2人用)

KONO式(コーノ式)カラードリッパー/イエロー(1~2人用)
鮮やかなイエローが印象的なコーノ式コーヒードリッパーです。ポップなデザインだけに、キッチンのインテリアとしても存在感を放ってくれるかもしれません。

とはいえ、コーヒードリッパーとしての機能についても大いに期待できます。こだわればこだわった分だけ、上質な味わいが実現できるでしょう。

コーヒードリッパーの注意点

たくさんのメリットを持つコーヒードリッパーですが、よい点ばかりというわけでもありません。インスタントやできあいのコーヒーと比べると、マイナスに感じられる点もあるのです。ここでは、コーヒードリッパーを使ううえで注意したい点について紹介します。

毎回ゴミがでてしまう

コーヒードリッパーだけでコーヒーを入れることはできません。フィルターをセットしてそこに挽いた豆を投入し、お湯を注いで抽出をおこないます。

そのため毎回、使用済みのフィルターと抽出後の豆というゴミがでてしまうのです。ゴミの処分を面倒に感じる人にとっては、インスタントやできあいのもののほうが手軽で魅力的かもしれませんね。

フィルターなどの消耗品を用意する必要がある


フィルターは消耗品であるため、都度購入しなくてはなりません。ひと袋にまとまった枚数が入っているので、1杯飲むたびに買わなければならないというものではありませんが、お手軽派の人にとっては手間に感じるでしょう。

フィルターは比較的安価ではあるものの、1杯入れるたびにフィルター代もかかってくるというのが実際のところです。

ある程度の知識と技術が必要になる

コーヒードリッパーを使った方法が比較的簡単なことは、前述でも触れました。カップの上にコーヒードリッパーを載せ、フィルターと挽いた豆をセットして、あとはお湯を注ぐだけです。

ですが、何も考えずに手順をこなしてしまうと、美味しいコーヒーには仕上がりません。お湯の注ぎ方や抽出時間、蒸らし方など、いくつかの知識と技術を身につけなければ、理想の仕上がりは目指せないでしょう。これもまた、ちょっとした面倒に感じるかもしれません。

1杯入れるのに時間と手間がかかってしまう

数あるデメリットの中でも特に大きいのは、時間と手間がかかるという点でしょう。インスタントならカップに投入してお湯を注ぎかき混ぜるだけ、できあいのものなら購入するだけです。

コーヒードリッパーを使う場合、器具を用意したり丁寧にお湯を注いだりと、時間と手間がかかります。しかし、これもまたドリップコーヒーならではの楽しみといえるのです。手間暇かけることもまた魅力、そう考えれば、面倒に感じることなく毎回美味しいコーヒーを入れられるかもしれません。

まとめ

コーヒーは、今や日本人にとってなくてはならないほどに普及している飲み物といえるでしょう。コーヒーにこだわってみると、より豊かな気持ちで日々を過ごすことができるかもしれません。

コーヒードリッパーを使うと、比較的手軽に上質なコーヒーが入れられます。まだ使ったことがない人は、ぜひ今回の特集を参考に検討してみてはいかがでしょうか。