革靴をお手入れする方法!雨の日の対策も紹介します

高級感や上質さ、誠実な印象を表現する上で魅力的な革靴。好んで履いている人は少なくないでしょう。ビジネスマンにとっては、毎日なくてはならない存在でもあるでしょう。

ですが一方で、お手入れが難しいという特徴も伴うのが実際のところです。美しさや誠実さが重要になってくるわけですから、常に綺麗な状態で保っておきたいものです。

今回特集したのは、

  • 革靴のお手入れの前の準備
  • 革靴のお手入れ方法
  • 雨に濡れてしまったときの対処法

についてです。専門店のプロでなくても、コツを押さえたお手入れをすることで、革靴をより綺麗な状態に保つことができます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

革靴のお手入れの前に


革靴をお手入れするためには、専門的な道具や準備が欠かせません。これらがなければ、理想の状態に近づけることは難しくなるでしょう。いずれも靴を売っているお店に置いていることがほとんどなので、手軽に揃えられます。まずはお手入れのための基本になる部分を押さえていきましょう。

手入れに必要なもの

お手入れに必要となる道具は専門的に感じられるでしょう。まずは、次のものを揃えてください。

ほこりを取るブラシ、汚れを取るためのクリーナー、革の状態を整えるクリーム、そして、お手入れに使うクロスなどです。クロスに関しては、紹介媒体やお店によってウェスと表記している場合もあります。混乱しないよう注意してください。

長期間履き続けていると革は潤いを失い、ひび割れなどができてしまいがちです。ですが革靴専用のクリームを薄く延ばすことで、うるおいを与え、ひびを防止することができます。かならず2つそれぞれを用意しましょう。

気温・湿度の低い場所に靴を保管する

お手入れ以前の、管理についても気を遣っておくべきです。適当に管理してしまうと、長持ちするはずの靴も早い段階で傷んだり壊れたりしてしまうでしょう。それだけ革靴というのは繊細な存在なのです。

おすすめは気温と湿度が低い場所。つまり、比較的涼しい乾燥した場所に置くのが理想的です。天然皮革、合成皮革ともに湿度に弱い素材です。風通りの良い玄関や、乾燥剤を置いた下駄箱などに毎回しまうようにすべきでしょう。

革靴のお手入れ方法

革靴のお手入れは、正しい手順と方法でおこなうことが欠かせません。順番ややり方を間違えてしまうと、理想の仕上がりを実現できなかったり、素材を傷めてしまったりするかもしれません。とはいえ、そこまで難しいことでもないので安心してください。以下のやり方にそって実践してみましょう。

ブラッシングで汚れを落とす


まずは、お手入れの準備で用意しているブラシで、ブラッシングをします。革靴を履き続けていると、気づかないうちにたくさんのほこりが溜まってしまいます。目立つ部分だけでなく、縫い目や模様の隙間にまで詰まっている場合があるので、しっかり落としてください

また、ほこりが残っているとクリーナーやクリームがしっかり馴染みません。その上でも、このブラッシングは大切な作業となります。

クリーナーを塗る

ブラッシングでしっかりほこりを落としたら、次はメインの作業となるクリーナーの使用です。まずは、クロスに軽くクリーナーを取ってください。そして、革靴全体に薄く伸ばすように塗っていきます。

クリーナーを全体にまんべんなく伸ばせたら、よく拭いて汚れを落とします。クリーナーの洗浄成分が汚れを浮かせてくれているので、磨くのではなく、あくまでクロスでふき取るというイメージを持ってください。強く擦りすぎると傷みや色落ちに繋がってしまうためです。

クリームをムラなく塗る


汚れ落としが完了したら、クリームを使って革を整えていきます。前述の通り、クリームは革にうるおいを与えるのが目的です。薄く伸ばしつつも、染み込ませるイメージで塗っていってください

ほとんどの革靴における魅力は美しい光沢です。クリームを塗ることで、買った当時のような光沢を取り戻せるかもしれません。上質なものを選んで入念に塗っていきましょう。

全体を磨く

最後に、仕上げ作業をおこないます。まずは、靴の表面を軽くブラッシングしてください。クリーナーやクリームの拭き残りがある場合、シミの原因になります。このブラッシング作業で綺麗に落としておきましょう。

また、何もつけていないクロスを使って全体を磨いてください。これには光沢を引き出す意味が込められています。

雨に濡れてしまったときは

前述でも触れていますが、革素材は湿気に弱いです。空気中に含まれる湿気はもちろんのこと、雨に濡れた場合でも傷みや劣化が進んでしまいます。

そのため、雨に濡れてしまったときのためのお手入れについても、あらかじめ知っておくべきです。入念なお手入れさえできれば、大事な革靴をより長持ちさせることができるでしょう。

新聞紙を詰める


革靴が雨に濡れてしまったら、まずは水気を取ることが先決です。そこでおすすめするのが、新聞紙を詰めるという方法です。読み終えた新聞紙を用意して、くしゃくしゃに丸めて靴の中に詰めてください。

こうすることで、吸水性の高い新聞紙が靴の含んだ水分を吸いとってくれます。丸めた新聞紙をティッシュで包んでから入れると、より効果が高まります

日陰で乾かす

丸めた新聞紙などを靴の中に詰め込んだら、そのまま半日ほど乾かします。このとき、風通しのよい日陰を選んでください。日光に当たった方が早く乾燥するように思うかもしれませんが、それはおすすめできません。直射日光もまた、ドライヤー同様急激な乾燥を引き起こすため、ひびなどを作る原因となってしまいます。

クリーナーで汚れを落とす

靴の乾燥が完了したからといって、すぐに履くべきではありません。雨に濡れたことにより、汚れが目立った状態になっているかもしれません。

特に多いのが、塩を吹いたような白いシミができているケースです。革に含まれる塩分や、足から出た汗により、シミが発生してしまっているのです。通常の革靴のお手入れ方法同様、クリーナーを使って丹念に拭き取ってください。

また、乾燥した靴にうるおいを与えるという理由も伴います。美しい艶のある革靴を維持するには、湿気だけでなく乾燥のしすぎもよくありません。しっかりクリームを馴染ませて革に栄養を与えましょう。

撥水スプレーをかける


ここまでのお手入れでも、普段通りに革靴を履くことができますが、せっかくですから次回の雨対策もおこなっておくとよいでしょう。雨は革靴の大敵であるため、革靴用の撥水スプレーも売られています。撥水スプレーをかけておけば、雨がついても水をはじくため、革が傷みにくいです

お手入れ後だけでなく、雨の日が訪れるたびに使用すると高い効果が期待できます。

まとめ

湿気が加わったり乾燥させすぎたりすると傷みやすくなる革靴。それだけに、美しい状態を保つのは決して簡単ではありません。正しいお手入れ方法を覚えて、美しく長持ちさせられるよう心がけてみてください。お手入れが行き届いていれば、長く履き続けてもなお良好な状態を保てるでしょう。

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