収納ベンチが人気の理由
収納ボックスとベンチの2way使いで、省スペースを実現できる収納ベンチ。1人暮らしの女性だけでなく幅広い年齢層に人気となっています。改めてその魅力や人気の理由についてまとめてみました。
スペースを最大限に活用できる
収納ベンチは、それほど広くない部屋で収納ボックスと椅子の2wayで使用できるアイテムです。最大の魅力は、限られたスペースを最大限に活用できること。雑誌や衣類、小物などで散らかりがちな部屋をスッキリと片付けられるだけでなく、普段はおしゃれな椅子としても使用することができます。
収納ベンチにはサイズや容量、素材などにさまざまな種類があり、大容量収納ボックスとして使用するのにも、おしゃれな1人掛け用椅子として使用するのにもピッタリです。
おしゃれで見栄えの良いベンチが増えている
収納ベンチは収納ボックスとしての機能を重視することも大切です。一方で、お部屋のインテリアのアクセントになるおしゃれなアイテムとして、活用している人も少なくありません。座面に畳を使用した和風なもの、アンティーク調なもの、レザーのように見える高級仕様なものなど、さまざまな種類があります。
必要なときだけに使うのではなく、いつも部屋のなかに置いておくのであれば、おしゃれで見栄えの良いものを選ぶようにするといいでしょう。
DIYなどで作る人が増え話題となっている
収納ベンチは量販店やネット通販でも人気です。たっぷりと収納できるだけでなく、おしゃれなインテリア家具の1つとして需要が高く、さまざまなデザインや素材、サイズのなかから選ぶことができます。
収納ベンチは置く場所のスペースや使い勝手、インテリアに合わせて使うものであるため、最近ではDIYなどで自作する人も増えています。1人用のベンチを複数購入してつなげたり、座面を好みのものに張り替えたりなど、自由にアレンジを楽しむことができるのも収納ベンチの魅力でしょう。
収納ベンチを選ぶポイント
収納ベンチはスペースを有効活用できる優れたアイテムですが、選び方を間違えると使い勝手が悪く邪魔になってしまうこともあります。
購入後に後悔することがないよう、収納ベンチを選ぶポイントについてまとめました。
必ず設置する場所に合わせて選ぶ
収納ベンチは押し入れやクローゼットの見えない場所にある収納ボックスとは違って、意外と目につく存在感のあるアイテムです。そのため、部屋のスペースやインテリアに合わない場合、収納ベンチだけが浮いてしまうこともあります。
収納ベンチは、部屋のスペースに合わせたサイズやデザインをポイントとして選ぶことがとても重要です。デザイン次第では、地味な部屋の雰囲気をガラリと変えてくれるワンポイントアイテムにもなるので上手に活用しましょう。
椅子がメインの場合には使用方法や人数などを考慮する
収納機能を活用しつつ椅子として使用することがメインとなる場合には、使用人数や目的に合ったものを選ぶことが大切です。どんなにおしゃれな収納ベンチであっても使用人数に合わなければ無用の長物となってしまいます。
同時に何人で使用するのか、普段使いなのか来客用なのかによってもサイズや数が変わってくるでしょう。1人用をつなげて使用するのか、2人用を常時置いておくのかなどもライフスタイルに合わせて選ぶ必要があります。
移動するなら一人用の軽いものを選ぶ
収納ベンチを複数の部屋で兼用する場合や来客用で普段は使用しない場合などは、移動可能な1人用の軽量なものを選ぶといいでしょう。2~3人用は、収納物を含めると重量があるため移動には不向きです。固定して使用することが多くなるため、普段使用しないのであればスペースをとってしまうことになります。
1人で抱えられる軽量なものやキャスター付きのものであれば、掃除や模様替えなどの際の移動も楽でしょう。
収納ベンチをDIYする方法を動画でチェック
最近では市販品だけでなく、自分でDIYを楽しみながら収納ベンチをつくる人も少なくありません。全て材料が揃っているキット商品から本格的な工房での作業まで、収納ベンチをDIYする方法を動画でチェックしてみましょう。
定番のカラーボックスを収納ベンチにする方法
安くて使い勝手の良い定番のカラーボックスも、一工夫すればおしゃれな収納ベンチになります。準備するものは自宅にあるカラーボックスと木材、工具など。材料は100円ショップやホームセンターで揃うものばかりなので、製作費もリーズナブルに抑えることができます。
ポイントはクッション材としてパズルマット(ジョイントマット)を使用すること。座面はデニムの切れ端を買って大型ホチキスのような工具(ガンタッカー)で留めるだけ。好みの柄や素材でつくることができます。
防災グッズを収納するための収納ベンチのDIY
木材を使って防災グッズを収納するための収納ベンチをつくるDIYです。かなり専門的な工具を使用しているので、設計図をつくったらホームセンターなどであらかじめ寸法通りにカットしてもらうと手間が省けるでしょう。
専用電動工具が必要となるので、彼とデートがてら工房を借りて2人で作り上げるのも楽しいのではないでしょうか。屋外に置けば休憩やバーベキュー用の収納ベンチにもなり、いざというときには防災グッズの取り出しができます。
珍しいけど懐かしい!畳を使った収納ベンチ
座面が畳仕様のちょっと変わった収納ベンチです。最近では和室のある家も少ないことから懐かしく感じる人もいるでしょう。あらかじめカットされた材料が全て揃ったセットになっているので、プラスドライバーがあれば女性でも簡単に組み立てることができます。
ドライバーでボックス部分を組み立てたら畳の座面をかぶせるだけなので、作業時間もほとんどかかりません。まとめ買いすれば畳ベッドとしても活用できるでしょう。
おしゃれな収納ベンチをご紹介
収納ボックスとしても使用したいけど、どうせならおしゃれなインテリアとしても目立たせたいのが収納ベンチ。使い勝手が良いだけでなく来客時にも自信を持ってすすめられるおしゃれな収納ベンチを紹介します。
収納付きのベンチソファ
大容量収納が最大の魅力のベンチソファです。部屋の形状を活かして壁に沿って配置できるので、デットスペースが全くなく部屋全体を広く使用することができます。収納部分は引き出し式になっているので、出し入れが簡単。座面を開けてホコリが舞う心配もありません。
テーブルを置けば食事やティータイムにもピッタリで、大人数でのパーティーでも困ることはないでしょう。
大人数が座ることができる収納ベンチ
大人数でワイワイ楽しみたいときにおすすめなのが窓際やコーナーのスペースを有効利用できる収納ベンチです。ウッディな優しいイメージが癒しを与えてくれるため、ランチやディナーだけでなくティータイムもゆっくりとくつろげるでしょう。
パーティーなどで一度に大人数が来ても座る場所がないと困ることはありません。備え付けの長いベンチは大容量の収納ボックスとしても活躍します。
小さくて使い勝手のよい収納ベンチ
移動するのにも便利でコンパクトな1人掛け用収納ベンチです。シンプルで飽きないデザインなので、玄関ホールや脱衣所、キッチンなどいろいろな場所で活躍します。収納量はそれほどありませんが、スリッパなどの小物を整理整頓するのにはピッタリでしょう。
底面が空いているので収納ベンチを置いたままでも掃除機をかけることができます。座面が柔らかいので、ブーツなど時間をかけて履くときに使ってもストレスを感じないでしょう。
横から取り出すタイプの収納ベンチ
座面を開けて収納するタイプの収納ベンチは、仕切りがあってもスッキリと整理して収納するのが難しいことがあります。この収納ベンチはスライド式の棚のようになっているため、必要な部分だけ引き出して使用できます。座面全部を開ける必要がないので、座ったままでも簡単に取り出すことができるでしょう。
ホワイトと木目の2色使いがとてもおしゃれ。外側から収納ツールであることがわかっても、おしゃれなインテリアとして活用できます。
Rue de passy(リュドパッシー)の収納ベンチ
インテリアにこだわりたい人におすすめのジュリエのオリジナルブランド「リュドパッシー」の収納ベンチ。高級感があるつくり、フカフカのクッションで座り心地の良いのが特徴です。座面を開ければ大容量収納ボックスに早変わり。クッションやテーブルクロス、ひざ掛けや雑誌など、なんでも収納することができます。
ソファやテーブルと合わせれば高級なソファセットの一部にしか見えません。
移動可能な台車付き収納ベンチ
シンプルにつなげた木版に囲まれたシンプルで味のある収納ベンチには、移動に便利な取っ手と台車が付いています。屋内用だけでなく屋外用としてもおすすめです。ガレージに置いてバイクや車のメンテナンス用品を入れてもいいでしょう。
また、庭に置いておけば、ガーデニングやバーベキューをする際の収納ボックスと椅子を兼用することも可能です。使いこむほどに味が出て、ヴィンテージ感を演出できるのも魅力でしょう。
まとめ
収納ボックスとして、また来客時にも便利な椅子として魅力の収納ベンチ。置く場所や目的、使用人数などによって選ぶことも大切ですが、部屋の雰囲気に合わせたデザインにもこだわりたいものです。
収納ベンチは市販のものだけでなくDIYで自分好みに仕上げることもできます。スペースを有効活用しながらおしゃれなワンポイントインテリアとして、収納ベンチを取り入れてみてはいかがでしょうか。