記事の目次
湯たんぽが再注目!湯たんぽの魅力とは
先端的な温熱器具も多数登場する中で、あえての湯たんぽというのは少し違和感があるかもしれません。ですが、以下のような湯たんぽだからこその魅力というものが再注目されています。
電気代がかからないので経済的
湯たんぽは、ふたを開けてお湯を注ぐだけで準備することができます。そのため、電気代がかかりません。
寒い冬を暖房などで快適に過ごすとなると、結構な電気代がかかるでしょう。湯たんぽなら、経済的に使い続けられます。
じんわりと身体の芯から温めてくれる
部屋を一気に暖めるヒーターや暖房と異なり、湯たんぽには体の芯からじんわり温めるという特性があります。
急激な体温変化は、体調に支障をきたしかねません。体をじんわりと温めれば、健康的に暖を取ることができるでしょう。
エアコンと違い空気を乾燥させない
多くの暖房系器具は、空気を暖めることで寒さを和らげます。しかし、それと同時に空気を乾燥させてしまいます。
そのためウイルスが舞いやすくなったり、喉を痛めたり、肌が荒れたりしてしまうかもしれません。湯たんぽは器具そのものが熱を発するため、空気の乾燥を防げます。
電源コードの煩わしさがない
電気を使わないということは、電源コードもいりません。電源コードがあると、何かと煩わしく感じられてしまうものです。
布団の中にも入れられる、自由に持ち運べる、位置を自在に調節できるなど、コードが無いと便利に感じられるでしょう。
寝るときだけじゃない!湯たんぽの活用方法
湯たんぽの主な活用方法としては、睡眠時に暖を取るケースが挙げられます。電気や火を使わないため、ベッドに入れても安心であるためです。
しかし、湯たんぽは寝るとき以外にもたくさん活用方法はあります。詳しく見ていきましょう。
生理痛の痛みの緩和
生理痛の時は、体を冷やすべきでありません。子宮の収縮が激しくなり、より一層痛みが増してしまうためです。
そのため、生理痛がひどい時はぜひ湯たんぽでお腹を温めてみてください。じんわり温められる特性があるので、優しく冷えを和らげてくれるでしょう。
便秘の解消
同じくお腹を温めることで効果的に感じられる症状としては、便秘が挙げられます。お腹に湯たんぽを当てることで、腸や血液が温められ、排便機能が活性化します。
便秘薬を使わない、お腹に優しい解消法となるでしょう。
冷え性の解消
冷え性になりやすい女性も、湯たんぽを進んで活用すべきです。湯たんぽなら直接肌に当てられるため、スムーズに冷えを和らげられます。
空気を乾燥させないので、肌が荒れる心配もなくおすすめです。
ペットの暖房器具
寒い時期を辛く感じるのは、人間だけではありません。ペットなどの動物にもまた、同じことがいえます。
とはいえ、電気や火を使う温熱器具の場合、危険も伴いかねません。安全に使用することのできる湯たんぽを使えば、冷えた体を温めてあげられます。
湯たんぽの素材別の特徴の違い
昔の湯たんぽは、金属製が一般的でした。ですが近年は、湯たんぽの仕組みを活かしつつも幅広い素材を使用して、バリエーションが豊富になっています。
素材別の特徴について、見てみましょう。
プラスチック製は軽くて安い
近年よく見られるのが、手軽な印象のプラスチック製の湯たんぽです。
軽くて扱いやすく、また手頃な素材だけにリーズナブルです。ですが、保温性についてはあまり高くありません。
陶器製は保温性が高い
陶器でできた湯たんぽは、そのまま置物にできるような高級感があります。事実、どっしりとした重みがあり高価です。
保温性も高く理想的ですが、割れてしまう可能性がある素材なので扱いには注意しましょう。
銅製は素早く温かくなって耐久性も高い
金属製の中でも、銅製のタイプは効率的に感じられます。耐久性が高い上、熱伝導に優れているため、お湯を入れたあと素早く温かくなります。ただ、値段に関してはやや高価な物が多いでしょう。
金属製は安くて壊れにくい・
現代においても、昔ながらの金属製の湯たんぽが販売されています。趣のある見た目が、レトロに感じるでしょう。
ただし、錆びやすいという性質を持っているため、あまり長持ちしない場合があります。
ゴム製は柔らかくてコンパクト
意外性のある素材としては、ゴム製が特徴的でしょう。氷枕のような質感であるため、柔らかく扱いやすいです。
しかし、耐熱温度が低いので、お湯の温度には気をつけましょう。
電子レンジ対応のものはお湯がいらなくて簡単
現代的な湯たんぽとして、電子レンジ対応のものが挙げられます。チンするだけなので、お湯を沸かす手間がいらず手軽に感じられるでしょう。
温めたあとは結構な高温となるため、やけどには注意してください 。
軽くて使いやすい!プラスチックの湯たんぽ
プラスチック製は、手軽さから特に好まれている種類のひとつです。以下の製品は、中でも使い勝手が良く魅力的に感じられるでしょう。
辻本プラスチック 湯たんぽ プチ 袋付
約21×17.5×7cmからなる、コンパクトに仕上げられたプラスチック製湯たんぽです。手のひらサイズなので、家事や仕事中などでも役立ちます。ふわふわ質感のカバーがついているので、手触りも抜群でしょう。
マルカ 湯たんぽ 600ml はりねずみ
はりねずみがデザインされた、何ともかわいらしい一点。湯たんぽ=昔ながらの古臭い温熱器具という印象を、覆してくれるようなキュートさです。
保温性はバツグン!陶器製の湯たんぽ
少々重いですが、高い保温性が魅力的な陶器製。上質な質感は、気に入ると手放せなくなることでしょう。
レトロな陶器 湯たんぽ (茶) 美濃焼
つややかで上質な質感は、美濃焼製法によるものです。味わい深い印象だけに、和の空間に映えるでしょう。
3リットルの大容量タイプなので、長時間に渡り温熱効果が期待できます。
13代目加藤さんが作る 陶器湯たんぽ
特徴的な製品名は、職人手作りの証です。ひとつひとつ丁寧に作られているだけに、お湯だけでなく、質感を通しても温かみが感じられます。
遠赤外線効果で、体の芯からじんわり温めてくれるでしょう。
温かさが長く続く!銅製の湯たんぽ
効果重視であれば、銅製のものは特に魅力的に感じられるでしょう。おすすめ製品をピックアップしたので、参考にしてください。
ミニ湯たんぽ 袋付
銅の輝きが美しい、丸形のミニ湯たんぽ。純銅製だからこその光沢に、上質さを感じます。一度お湯を入れたら約12時間も温かさが続く、持続性が嬉しい一品です。
マルカ 純銅製 湯たんぽ
何とも湯たんぽらしい形状をした、昔ながらのベーシックなアイテムです。2.2リットルと比較的しっかりとした大きさであるため、睡眠時にもベッドの中をしっかり温められます。
大口径キャップとなっており、注水時にこぼしにくい点も魅力です。
コスパ重視!金属製の湯たんぽ
これぞ湯たんぽといえるような、昔ながらのデザインが楽しめます。レトロな雰囲気と温熱効果を、合わせて楽しんでください。
萬年 トタン湯たんぽ
鉄の質感とトタンデザインは、まさしく湯たんぽの基本形といった印象です。幅290×奥行80×高さ220ミリの大きめサイズでありながら、比較的リーズナブルであるのもポイントでしょう。
パール金属 アルミ 湯たんぽ ボトル型
金属製アイテムの中には、現代的なものもあります。ボトル形状に仕上げられたこちらは、近年のセンスが盛り込まれたスタイリッシュな湯たんぽ。
外に持ち歩いても、おしゃれなデザインとなっています。
コンパクトにたためる!ゴム製の湯たんぽ
使い勝手を考えるなら、ゴム製が理想的です。たたんで保管でき、場所をとりません。ソフトな質感も、他の素材にはない特性です。
Eareba 湯たんぽ
強度の高い、高密度PVC製湯たんぽ。柔らかいゴム製の場合、穴が開いてお湯が漏れるかも、と気になるかもしれませんが、これなら安心です。ソフトな質感の、カバーがついています。
Vaxiuja 湯たんぽ
かわいらしい、ウサギをモチーフとしたカバーが魅力のゴム製湯たんぽ。学校や職場にもっていっても、注目を集めるかもしれません。
使わないときは湯たんぽをたたんで、そのままカバーに入れておきましょう。コンパクトに保管しておけます。
簡単に使えるからオフィスにも!電子レンジ対応の湯たんぽ
湯たんぽのデメリットといえば、やはりお湯を沸かす手間がかかる点です。電子レンジ対応タイプなら、そんなデメリットもカバーできるので何とも魅力的です。
Lihynmy 電子レンジ加温OK 湯たんぽ
電子レンジに入れて3分待つだけで、温かい湯たんぽが作れます。冷水から作れるので、火を使う必要がありません。
触り心地の良いシリコン製素材と、かわいらしいデザインも目を引きます。
plantobiz 湯たんぽ
ふわふわ質感のネコがモチーフになったカバーが印象的な、電子レンジ対応湯たんぽです。
湯たんぽ自体ももちもちとした柔らかい質感なので、進んで持ち歩きたくなるでしょう。ストレス解消の癒しアイテムとしても、役立ちそうです。
まとめ
湯たんぽは、決して古臭い温熱器具でもありません。アナログながら効率的であるというメリット面から、近年再注目されています。
また、素材を工夫したアイデア商品が多いのも近年ならではといえるでしょう。それぞれの特徴を把握して、うまく役立ててみてください。