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くすみにはコントロールカラーを使ってみて!
化粧下地と聞くと、毛穴隠しやテカリを抑えるものが多いですが、これらでカバーできないくすみを補正してくれるのがコントロールカラーです。疲れ顔に見える人、血色が悪く見える人、それぞれの悩みに応じたカラーがあります。
くすみやクマなどを色の付いた化粧下地によってカバーする
クマができると、実年齢より5歳ほど上に見られてしまうと言われています。健康で若々しい肌を取り戻すためにも、くすみやクマをカバーできる色付きの化粧下地を使用してみましょう。
たとえば、青クマが気になる場合には血色感をアップさせるピンク系、メラニンによる茶くすみが気になるならナチュラル感を演出できるイエロー系の化粧下地を選ぶのがおすすめです。
通常の化粧下地ではカバーできないくすみもカバーできる
化粧下地はあくまでも、ファンデーションのノリを良くする、毛穴の凸凹をカバーする、外部の刺激から肌を守る、といったことが主な目的です。そのため、とくに色を気にせずに選んでしまうと、補正効果は得られません。
くすみをカバーするためには、自分の肌の色や悩みに応じたコントロールカラーを用いることが大事です。ピンク、イエロー、グリーン、オレンジなどをどのタイプが一番自分に合っているかを考えたうえで選びましょう。
シミやニキビなどはカバーできないので注意
コントロールカラーはあくまでも、色ムラなどを補正するのが主な役割です。そのため、クマやくすみを隠すのには適していますが、ニキビやシミのカバーには向いていません。
ニキビやシミをカバーしたい場合は、コントロールカラーではなく、コンシーラーを使うのがおすすめです。コンシーラーには、ニキビやシミのほかに、小鼻の赤みやクマなどを隠してくれる役割もあります。
コントロールカラーを選ぶポイント
コントロールカラーには、悩みに応じた適切なカラーがあります。例えば、血色の悪さが気になっている人はピンク系を使うのが良いでしょう。反対に、ブルーを使うと余計に血色の悪さを引き立ててしまいます。カラーによっては逆効果になることもしっかり覚えておきましょう。
肌のくすみ:イエロー系
肌のくすみなどに悩んでいる場合は、イエローを選びましょう。肌の色ムラやくすみをカバーしてくれるので、健康的な肌に見せてくれる効果が期待できます。
コントロールカラーの選び方で悩んでいる人は、イエローが一番無難とも言われていて、もっとも失敗しにくいカラーです。そのため、使うカラーが決まっていない場合はビューティーアドバイザーからイエロー系をおすすめされる傾向があります。
血色が悪い:ピンク系
血行が悪い人は、肌の暗い印象を明るく見せるため、ピンクのコントロールカラーを使いましょう。ほんのりと薄いピンクが血行の悪さをカバーしてくれるので、肌を明るくしてくれます。
血行が悪いと不健康な印象を与えてしまいますが、そこにピンク色を加えることで、健康的な肌を取り戻せます。
目の下のクマ:オレンジ系
疲れや生活習慣の乱れなどにより、目の下に濃いクマができてしまう人もいるでしょう。オレンジ色のコントロールカラーを使えば、若々しい印象を取り戻してくれます。クマを隠そうと明るめのファンデーションで対応する人もいますが、かえって浮いてしまうので避けた方がいいでしょう。
また、クマには青クマ、黒クマ、茶クマなど種類がいくつかあり、それぞれにベストなコントロールカラーがあります。それぞれ、おすすめの色は以下のとおりです。
青クマ:ピンク系・オレンジ系
寝不足などが原因でできる青クマ。目の下を引っ張ると薄くなるのが特徴です。血色の良い健康的な肌に見せるために、オレンジ系やピンク系の色を加えてカバーしましょう。
黒クマ:ベージュ系・イエロー系
加齢やたるみなどによりできる青クマ。上を向いた時に目立たなくなるのが特徴です。光を飛ばすようなイメージで、ベージュ系やイエロー系を使うと良いでしょう。
茶クマ:イエロー系・ピンク系
色素沈着が主な原因でできる茶クマ。皮膚を引っ張ったり上を向いたりしても薄くならないのが特徴です。イエロー系で色を隠すか、ピンク系で肌を明るくすると目立たなくなります。
くすみに効果的!イエロー系のコントロールカラー下地
「くすみ」に効果的なコントロールカラーの中で、イエロー系の人気アイテムを紹介します。それぞれ特徴が異なるため、自分にピッタリなアイテムを見つけましょう。
ナチュラグラッセ カラーコントロールベース 03 (イエロー)
色ムラを補正してくれるだけではなく、肌に艶を出してくれる効果も期待できるアイテムです。肌表面のキメを整えてくれて、みずみずしい肌に仕上げてくれます。
成分の中には美肌効果が高い大豆、ポリフェノールが豊富に含まれているアルペンローゼが配合されており、くすみを目立たなくするだけでなく、若々しい肌を取り戻すアンチエイジング効果も期待できます。
ディシラ カラーコントロール ベース イエロー
特筆すべきは製品が持つカバー力の高さ。肌本来の色を活かしながら、まるでリキッドのような強力さを見せてくれるアイテムです。薄くつけるだけでも、肌全体が均一になり、気になるくすみをしっかりカバーしてくれます。ナチュラルさは低いですが、普段からくすみに悩まされている人にはぜひおすすめしたいアイテムです。
江原道 メイクアップ カラーベースイエロー
肌のくすみをカバーして色を均一に整えてくれる、クリームタイプの化粧下地です。もともとの成分に新しくストレッチゲルが配合され、バージョンアップして登場しました。
ナチュラルで透明感のある肌を作るために役立ってくれます。肌への馴染みも良く、少量でしっかり伸ばせる部分も高い評価を得ています。
血色を良くする!ピンク系のコントロールカラー下地
顔の血色が悪いと、それだけでその人の雰囲気を暗く見せてしまいます。ピンク系のコントロールカラーを使って血色の悪さをカバーしましょう。
江原道 メイクアップ カラーベース ラベンダーピンク
江原道のカラーベース ラベンダーピンクは、黄ぐすみを改善するために最適なアイテムです。コントロールカラーを使うことで、老けた印象も健康的な肌に見えるようにカバーしてくれます。
MCコレクション コントロールUV ラベンダーピンク
MCコレクションには、バランスライトパウダーが配合されています。パウダー自体が柔らかいので、肌馴染みが良く、ムラになりにくいというのが嬉しいポイント。小じわなども自然にカバーしてくれる商品です。
目の下のクマに効果的!オレンジ系のコントロールカラー下地
寝不足などでクマが目立つなら、オレンジ系の化粧下地でしっかりカバーしましょう。おすすめのアイテムを2点ピックアップして紹介します。
MAMEW(マミュ) コントロールリキッド-化粧下地 オレンジ
リキッドタイプの化粧下地。肌に溶け込むようななめらかさを持っているのが特徴です。複数の美容成分が配合されているため、肌自体をダメージから守ってくれます。
ややオレンジが強く見えますが、実際に肌に乗せると肌本来の色に近づくので安心してください。改良に改良を重ねたことで、クマに効果が出やすい製品に仕上がっています。
カネボウ メディア メイクアップベースS 肌くすみ消しオレンジ
さらっとした感触でありながら、しっとりとした塗り心地が特徴的なコントロールカラーです。肌に乗せた後は適度なツヤがあり、健康的な雰囲気だけではなく明るさも印象付けてくれます。ナチュラルな仕上がりになるので、適度な明るさを求めている人におすすめです。
まとめ
肌のくすみやクマなどの悩みは、メイクでカバーできない部分も少なくありません。メイクだけでカバーしようとすれば、余計に悪目立ちしてしまう場合もあります。
くすみやクマ、肌の血色の悪さなどが気になるなら、悩みに合わせたコントロールカラーを上手に取り入れるのがポイントです。適切なカラーを選ぶことで透明感のある肌へと導くことができるので、積極的に試してみましょう。