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インナーカラーとは?
そもそもインナーカラーとはどんなカラーなのでしょうか?ここではインナーカラーの概要をご紹介します。
髪の内側を外側と違う色にするスタイル
基本的にカラーリングは髪全体にするものですが、インナーカラーは髪の内側にだけ入れるカラーリングのことを指します。通常のカラーリングと比べて目立ちにくいので、普段ヘアカラーを変えられない人も、ちょっとしたアクセントとして気軽に取り入れることができます。
ちらっと見えるのがおしゃれ
全体にカラーリングをした場合、よほど特殊なカラーではない限り、あまり印象に残りません。しかし、インナーカラーのちら見せ効果は意外と人の印象に残ります。そのため、オシャレ上級者の定番テクニックとなりつつあるようです。
奇抜な色にも挑戦しやすい
髪色全体を奇抜な色にしてしまうのは、気が引けてしまう人も多いでしょう。しかし、インナーカラーは一部分のみ色を入れるだけなので、普段は試せないような奇抜な色にも挑戦しやすいのが特徴です。
セルフでできるインナーカラーのやり方
インナーカラーをするためだけに美容室に行くのはちょっと、という人もいるでしょう。きっちりと入れたい場合は美容室の方がおすすめですが、セルフでも十分可能です。こちらではセルフでインナーカラーを入れるときの方法を紹介します。
用意するもの
セルフでインナーカラーを入れる時には、ブリーチ、カラー剤、手袋、ケープ、保護クリームとヘアピンを用意しましょう。手袋やケープ、ヘアピンは100円ショップのもので問題ありません。保護クリームも100円ショップで代用できるものがあるので、そちらで済ませると費用負担が軽減できます。
髪色をきれいに出したい場合はブリーチが必要
手軽にインナーカラーを楽しみたい場合はブリーチは不要ですが、髪色をきれいに出したいなら必要です。ブリーチは髪の色素を抜いて発色を良くする効果があるので、仕上がりのイメージに少しでも近づけたいならやっておきましょう。
セルフでもブリーチはできますが、キューティクルの力が弱まりかなり髪が傷みやすくなるため、トリートメントやヘアオイルを使ってきちんとケアしてあげましょう。
髪の毛をしっかりブロッキングして塗る
インナーカラーなので、表面の髪はしっかりブロッキングしてカラー剤がつかないようにしましょう。ヘアゴムやピンを使い、3~4カ所止めておきます。ブロッキングした場所から2~3cmほど下から染めるのがポイントです。
ブロッキングが甘いとカラー剤を塗っているときに髪が落ちてきてしまい、余計なところも染まってしまう可能性があります。きれいな仕上がりにするためにも、きちんとブロッキングしておきましょう。
カラー剤を塗るときは保護クリームも使おう
セルフでカラーリングする場合に必須なのが、保護クリームを使うことです。髪の色を染めるカラー剤は、肌にとって非常に刺激が強いもの。顔に直接ついてしまうと肌トラブルを招きかねません。
万が一顔にカラー剤がついても大丈夫なように、保護クリームを事前に塗り、保護バリアを作っておきましょう。
インナーカラーの流行の色は?
インナーカラーはしてみたいけど、どのカラーにするかまでは決まっていない方もいるでしょう。こちらでは、インナーカラーの中でも特に注目度の高い色について紹介します。
髪色が明るく見えるブリーチ
明るさをメインにしたい場合は、ブリーチがおすすめです。ブリーチは、カラーを入れる前に髪の色を抜くものですが、そこにあえて色を入れずにそのままにしておきます。内側のみをブリーチすることで、髪色の明暗のメリハリをつけられるので人気が高いです。
はっと目を引く赤
人の目を引くことを重視しているのであれば、赤系のカラーがおすすめです。赤と言っても明るい色からダークレッドなどのように暗めな色まで豊富にあります。目を引くという点を考えると、やや明るい赤系の髪色にした方がいいでしょう。
紫で大人っぽさを演出
紫も高い注目度を集めています。紫という色自体が、大人っぽさを演出してくれるカラーです。明るめの紫なら垢抜けた印象に、暗めの紫なら上品な印象になります。個性的で、少しミステリアスな雰囲気を与えられるのも魅力でしょう。
緑は黒髪をきれいに見せる
黒髪の方がインナーカラーをするなら、黒髪を綺麗に見せてくれる緑がおすすめです。他の色も黒髪と合うのですが、緑は違和感なく自然な雰囲気に仕上げてくれます。
ピンクでフェミニンな雰囲気に
女性が持つ優しさを出したい場合は、インナーカラーをピンクにしましょう。ピンクといっても、蛍光色のような色合いではなく、ほんのり色づく程度がおすすめ。フェミニンな雰囲気を出したい女性にぴったりです。
みんなのインナーカラー:ブリーチ
インナーカラーの中で、比較的人気の高いものがブリーチです。ブリーチは色を抜くものであり、明るさが他のカラーと比べて高くなります。明るい雰囲気にしたい場合などに試してみましょう。
毛先ふんわり軽くなる
インナーカラーとして毛先をブリーチすることで、軽さを表現できます。ロングヘアよりもショートやミディアム、ボブなど髪が短い人の方が映えるやり方です。ふんわりした雰囲気を出したい方はぜひ取り入れてみましょう。
やわらかな質感の髪になる
髪色が暗いと、全体的に固くて重い印象を与えてしまうものです。そこにインナーカラーとしてブリーチを加えることで、髪に柔らかな質感を与えることができます。柔らかさを残しつつも、すっきりとした印象になるのでおすすめです。
みんなのインナーカラー:赤
インナーカラーとして人気な色が赤系です。ピンクに近い色、暗さを残したダークレッドなどさまざまなパターンがあります。スタイルやファッションによってカラーを変える人もいるので、自分に合った色を見つけてみましょう。
アクセントカラーとして入れる
内側に赤を入れることで、アクセントをつけることができます。ファッションでも、シンプルな服装の中に目を引く差し色があることで雰囲気を変えられますが、髪の毛も同様です。さっと髪をかき上げたときに赤が映えることで、おしゃれさを演出できます。
印象鮮やかな赤のインナーカラー
インナーカラーで赤を入れる場合、控えめにするか鮮やかな色にするかで印象が大きく変わります。鮮やかな色にすることで、大人っぽさやセクシーさを出すことができるのでおすすめです。また、暗めの黒に鮮やかな赤色のインナーカラーを合わせると、ロックな印象にもなります。
三つ編みがおしゃれに
インナーからはチラ見せが効果的といいましたが、あえて表に出すのもありです。黒と赤を混ぜた三つ編みにすることで、他の人と差別化した上級者向けのおしゃれ感を演出できます。
みんなのインナーカラー:紫
紫という色はやや遠ざけられがちなカラーですが、スタイリッシュさを出すためには最適な髪色です。他のカラーとの相性も良いので、美容師からもイチオシされています。
毛先に遊び心
紫は色の明るさによっては遊び心も出せるカラーです。少し明るめの紫をインナーカラーに使うことで、カジュアルファッションに遊びを加えられます。派手過ぎずおとなしすぎず、ちょうど良い印象に仕上げられるのが魅力です。
グラデーションを楽しむインナーカラー
紫は単体でも十分きれいな色ですが、グラデーションで取り入れてみるのも良いでしょう。パーマをあてた髪にグラデーションをかけることで上品な印象に。紫と赤系を使うことで、女性が持つセクシーさをアップさせることができます。
みんなのインナーカラー:緑
仕事や日常生活に影響が出ることを考えて、なかなか明るい色にできない人も珍しくありません。そんな方におすすめなのが緑のインナーカラーです。緑は目立ちにくいので、こっそり楽しみたい人に向いています。
目立たない緑がおしゃれな印象に
目立たないおしゃれを楽しみたい方は、よく見ないとわからない程度の緑色を取り入れてみましょう。女性が持つ控えめさ、上品さが際立ち、さりげないおしゃれを楽しむことができます。初心者にもおすすめのインナーカラーです。
ボブにもかわいいインナーカラー
緑には、モスグリーンのように暗い色もあれば、ミントグリーンのように明るい色もあります。ボブなど髪が短い人の場合は少し明るめの方が、インナーカラーも引き立って可愛さも増すのでおすすめです。
みんなのインナーカラー:ピンク
ピンクのインナーカラーと聞くと、派手な明るい色を考える人もいるのではないでしょうか。実際、ビビッドカラーのような明るい色を使う人もいますが、さりげないおしゃれを楽しむなら控えめなピンクがおすすめです。
ウェービーな髪がよりフェミニンに
ウェーブがかった髪にピンクのインナーカラーを合わせることで、フェミニンな印象を作ることができます。単色だけではなく、同系色を合わせたグラデーションにすることで艶感が出ます。
フェイスラインがやさしい印象に
ボブやミディアム、ショートの人がピンクのインナーカラーを入れることで、優しい印象になります。女性らしさをアップさせたい人こそ、ピンクを使ってみてはいかがでしょうか。
暗髪もやわらかい雰囲気に
ピンク系のインナーカラーにすることで、その他の部分の暗い髪をやわらかい雰囲気にできます。暗い髪色だと、どうしても重たい雰囲気になってしまいますが、インナーカラーを明るいピンクにすることで暗髪が持つ重厚感を軽減してくれるのです。
まとめ
インナーカラーは派手になるのではないかと不安に思う人もいるかもしれませんが、目立たないカラーもあるのでおすすめです。いつも通りのヘアスタイルは飽きた人、新しいことに挑戦してみたい人はぜひインナーカラーを試してみましょう。