麦茶の効果って?基本的な使用方法と注意ポイント

日頃なんとなく飲まれている麦茶。実は栄養に良い成分が入っており、さまざまな健康効果があります♡

麦茶を毎日飲んでいる人もそうでない人も、麦茶の知られざる効能について知っておくとよいでしょう。また、栄養素が摂取できる飲み方や注意事項も抑えておきましょう。

  • 麦茶に含まれる成分
  • 麦茶の効果がアップするおすすめの飲み方
  • 麦茶を飲むときの注意点

を解説します!

麦茶に含まれる成分


単なるお茶として普段飲まれているため、麦茶にどのような成分が含まれているかは考えたことのない人も多いのではないでしょうか。

麦茶に含まれる栄養素やその健康効果について知っておきましょう。

アルキルピラジン

香り高さが人気な麦茶。麦茶の良い香りは、アルキルピラジンという物質の働きからもたらされているものです。

アルキルピラジンは血液流動性をあげる効果があり、血液をサラサラにしてくれます。血液の流れが良くなりますので、健康にも良い影響が期待できます♡

「自分の血液をサラサラにしたい」と思う方は、麦茶を日常的に飲んでみてはいかがでしょう。

GABA


最近はGABA入りチョコレートなどで注目されている栄養素ですが、麦茶にも豊富に含まれています。

GABAとはアミノ酸の一種であり、中枢神経で働く神経伝達物質を抑制する効果があります。高まった神経を沈めますのでストレスの解消にも役立ちます。

たとえば生理前のイライラに悩まされている女性は、気持ちを静める目的で麦茶を飲むとリラックスできます♡

p-クマル酸

麦茶の原料である大麦に含まれているp-クマル酸は、アントシアニンに存在する酸の1つであり、抗酸化物質を活性化させる効能を持ちます。

カリウム

麦茶にはミネラルも豊富に含まれており、なかでも利尿作用のあるカリウムが豊富に含まれています。

カリウムは、細胞内外の水分量や浸透圧を調節しますので、むくみを改善してくれます。それだけでなく、過剰摂取した塩分を体外に排出してくれるのも嬉しいポイント♡

麦茶に期待できる効果

麦茶にはたくさんの栄養素が豊富に含まれています。そのような麦茶に期待できる効能についてみていきましょう。

血液をサラサラにする

やはり、麦茶の一番の効能としては血液をサラサラにしてくれることです。脂っぽい食事やインスタント食品の摂取などにより、血液がドロドロになってしまうこともあります。

血液がドロドロな状態ですと、うまく老廃物が排出されずに太りやすくなったりします。麦茶を飲むだけで手軽に血液をサラサラにすることができます。

ストレスを解消する

麦茶にはGABAが含まれますので、ストレスを感じた脳を鎮静化させてくれる効果があります。特に、コーヒーにも含まれていますが、麦茶の麦を焙煎する香りにストレス解消の効果がみられます。

麦茶は香りながら味わうようにするとよいでしょう。

冷え性を改善する


麦茶に含まれるアルキルピラジンやGABAは、血流を盛んにしてくれますので、冷えを改善します。冷え性は末端の毛細血管まで栄養がいきづらい現象。

そういったときは麦茶をあたためて飲むようにしましょう。あたたかい麦茶が体を芯から温めてくれます。

むくみを解消する

むくみは、体内に余分な水分が排出されずに溜まってしまう状態をいいます。特に糖分や塩分を過剰摂取した場合、体内での水分濃度を保つように水分を貯めこんでしまいます。

むくみは脂肪の蓄積などにもつながりますので早めに克服するとよいでしょう。むくみを解消するためにも麦茶が有効です。

美肌になる

麦茶には、アルキルピラジンやGABAが入っており血行が促進されます。血行が促進されるということは肌のターンオーバー、すなわち新陳代謝も活発に行われることです。

また、麦茶には亜鉛やケイ素などといったミネラルが豊富に含まれています。亜鉛にはメラニン色素の沈着を抑えてシミやそばかすを防ぐ効果があり、ケイ素にはコラーゲンをサポートして肌のハリや弾力を維持する効果があります。

麦茶の効果がより得られる飲み方


夏の定番である麦茶ですが、普段は考えずに冷たい麦茶をガバガバ飲んでいる人も少なくないでしょう。しかし、麦茶はその飲み方ひとつで得られる効能がかなり違います。麦茶の効能がより得られる飲み方を抑えておきましょう。

冷たい麦茶よりも温かい麦茶を飲む

麦茶とは冷たいものだ、という固定観念を持っている人も少なくありません。しかし、冷たくした麦茶を飲むと、体が冷えすぎてしまい冷え性を引き起こしかねません。

また、冷たい飲み物を一気に飲むことでおなかが痛くなったり、エネルギーの消費が激しくなったりするので体力の回復が追いつかずに夏バテしてしまうこともあります。

麦茶を温かくすると最初は違和感を覚えるかもしれませんが、ウーロン茶などと同様、慣れればホットで飲めるようになるでしょう。

一度に飲まずにこまめに飲む

麦茶にはカリウムが含まれているので、むくみ解消が期待できます。しかしながら、飲み過ぎると水分が溜まってしまい、かえってむくみになってしまいます。そのため、麦茶を飲むのであれば、一度に飲むのではなく少しずつこまめに飲むのがよいでしょう。

麦茶を摂取するときの注意点


麦茶を摂取するときや保存するときには注意があります。麦茶は栄養素が多いですが、少しの工夫でより栄養素を効率的に摂取できます。麦茶を摂取したり自分で作ったりするときの注意点について知っておきましょう。

麦茶バッグは密閉できる容器や袋に保存する

まず、麦茶は湿気や空気中の酸素と相性が良くありません。品質がすぐに衰えてしまいます。そのため、麦茶バッグは密閉でいる容器や袋に保存して、なるべく空気に触れさせないようにしましょう。

麦茶パックを取り出すときも、あまり空気に触れないように注意してください。簡単な対策ですが、素手で取り出さないようにするのがおすすめです。

フタ付きで耐熱性のある容器に作る

麦茶は、麦のでんぷん質が溶けだしますので放置しておくと腐敗が進んでしまいます。そのため、自宅で麦茶を作る場合は空気が入らないようにフタつきで耐熱性のある容器に作り、冷蔵庫で保存するようにしましょう。

冷蔵庫で保存しても、自分が作った麦茶には保存料などが入っていません。賞味期限が短いので2,3日中に飲み切るようにしましょう。

作る前に必ず容器を熱湯消毒する


自宅で作る麦茶は気軽にできる反面、雑菌が繁殖するリスクがあるという特徴があります。そのため、作る前には必ず容器を煮沸消毒するようにしましょう。

そういった意味でも、煮沸消毒できる耐熱性のある容器で作るようにします。そして作る前に必ず容器を熱湯消毒し、作られた麦茶は冷蔵保存のうえ2,3日で消費するにしましょう。

せっかく容器を煮沸消毒しても、麦茶パックを手で触っていたりすると無駄になります。そのため、麦茶パックを出し入れするときも清潔なトングや菜箸を使うとよいです。

水出しの場合には完成したらすぐに麦茶バッグを取り除く

最近では、水出しの麦茶パックもあり、麦茶パックと水を容器に入れおいているうちに麦茶ができているとあり手軽で人気です。

ただし水出し麦茶の場合は、出来上がったら速やかに麦茶パックを取り除いて保存しましょう。麦茶パックを入れたままにしておけば、時間の経過とともに味がどんどん濃くなっていくだけでなく、でんぷん質が流れ出して傷みやすくなるからです。

まとめ

普段飲まれている麦茶ですが、アルキルピラジンやGABA、ポリフェノールであるp-クマル酸や利尿作用のあるカリウムなどが入っています。麦茶に期待できる栄養効果は血液をサラサラにしたり、ストレスを解消したり、冷えの改善やむくみの解消、美肌成分などもあります。

麦茶の効能がより得られる飲み方としては、冷たい麦茶より温かい麦茶を飲む、一度に飲むのではなくこまめに飲むことが大切です。

麦茶を摂取したり自分で作ったりする場合の注意点ですが、清潔にすることが最重要点です。麦茶パックは密閉できる容器や袋に保存し、フタつきで耐熱性のある容器に麦茶を作る、作る前に容器を必ず熱湯消毒することが大切です。

水出しの麦茶パックは、麦茶が完成したらすぐに麦茶パックを取り除くことが大切です。