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酸素系漂白剤が持つ個性や効果とおすすめの酸素系漂白剤9選

便利でありながら扱いに注意しなければならない漂白剤。効果が強い分、誤った使い方をしてしまうと、思わぬトラブルにも発展させてしまいかねません。

酸素系漂白剤は、そんな中でも比較的扱いやすい漂白剤です。危険性が少なく、それでいてさまざまな効果に期待ができます。

  • 酸素系漂白剤の概要
  • 酸素系漂白剤の効果
  • 酸素系漂白剤の使い方
  • 酸素系漂白剤を使う時の注意点
  • 酸素系漂白剤のおすすめ商品

を紹介します。

酸素系漂白剤ってどんな漂白剤なの?

洗剤 洗濯
漂白剤の中でも酸素系を選択するメリットは、どのような点にあるのでしょう。主な魅力について、ご紹介します。

安全性が高い

漂白剤には酸素系漂白剤と、塩素系漂白剤があります。酸素系は、塩素系のものより安全性が高いことで知られています。主な成分は過酸化水素水で、人体に使う消毒用のオキシドールとも同様の成分であるため安心なのです。

一方で効き目は比較的穏やかです。そのため、しつこい汚れなどには物足りなく感じてしまうかもしれません。どうしても落とせないしつこい汚れには塩素系を選び、日常的な漂白には酸素系を選ぶ、そんな使い分けが理想的でしょう。

ただし、塩素系漂白剤は、強力酸素系漂白剤と合わせて使用してしまった場合、有毒なガスも発生してしまう危険があるので注意が必要です。

色柄物にも使える


酸素系漂白剤は、シミに効果を発揮しつつも、他の色柄物には影響しにくいです。そのため、大事な服の色落ちを防ぎながらシミの除去ができます。

使い方としては、一般の洗濯洗剤のようにそのまま洗濯機に入れるという方法でありません。落としたいシミに液体を直接たらして使用します。

これにより、漂白洗剤がシミにしっかり行き渡るのです。取れにくいしみであれば、取扱説明書を読んで、指定された時間つけ置きしてから洗っても良いでしょう。特に血液汚れは落ちにくいため、この方法が効果的です。

刺激臭が無い

漂白剤を使うとき、気になるのが刺激臭ではないでしょうか。酸素系漂白剤は、少なからず特徴的なにおいはしますが、刺激臭がほとんどありません。

塩素系漂白剤はとてもにおいが強く、マスクをしたり換気をしたりしながら使わなければ不快に感じるほどなので、比較すると酸素系漂白剤のほうが使いやすいでしょう。

酸素系漂白剤の効果


酸素系漂白剤に期待できる効果は、漂白だけではありません。どのような効果があるのか見ていきましょう。

漂白効果

酸素系漂白剤の主な成分は、過炭酸ナトリウムです。これには、水に溶けると活性酸素を発生させる性質があり、シミに作用すると酸化を促します。この酸化力によって、しつこいシミが根こそぎ落とせるというわけです。

とはいえ、塩素系と比べると効果は比較的穏やかです。汚れに直接たらして、成分をしっかり染み込ませることが大事です。

シミ抜き効果

これも漂白効果の一つですが、すでに定着してしまったシミにも効果が期待できます。衣服やタオルを汚してから時間が経つと、シミができ落ちにくくなってしまいます。

ですが酸素系漂白剤を使えば活性酸素の酸化力が働くため、きれいな状態に戻せる場合があります。通常では諦めなければならないようなしつこいシミも、酸素系漂白剤なら落とせるかもしれません。

除菌効果

酸素系漂白剤は、オキシドールと同様の成分です。オキシドールといえば、医療用消毒液にも用いられる消毒成分です。そのため、除菌効果を狙った使用方法にも適しています。

この性質が特に役立つと感じられるのが、キッチン用品に使用する時でしょう。ふきんやまな板を酸素系漂白剤につけ置きすることで、衛生的に保つことができます。その他、スポンジだけでは洗いにくい、水筒の飲み口やポットのふたを衛生的に保つ上でも重宝します。

消臭効果

酸素系漂白剤を適量水に溶かし、そこににおいが気になるタオルをつけ置きしておきましょう。

においの元となっている雑菌を除菌しながら消臭できるため、普通の洗濯では落ちないようなしつこいにおいも除去しやすいです。

酸素系漂白剤はこんな使い方ができる!

洗剤
酸素系漂白剤は、さまざまな用途で活用できます。上記で紹介した複数の効果は、具体的にどのようなシーンで活用できるのでしょうか。

食器洗い機の洗剤

比較的効き目が穏やかな酸素系漂白剤であれば、一般的な洗剤としても使えます。

酸素系漂白剤であれば安全性が高く気兼ねなく使えるだけでなく、高い汚れ落としの効果、さらには除菌作用も期待できるので、理想的な洗剤となってくれます。

洗濯槽の掃除

長く使い続けることにより洗濯機自体が汚れてきてしまいます。特に管理が難しいのが、洗濯槽の裏側ですが、酸素系漂白剤を使えば、活性酸素の酸化力によってしつこい汚れも科学的に落としてくれます。

 

まず洗濯槽いっぱいに50度ほどのお湯を入れ、そこに適量の酸素系漂白剤を注ぎます。

そのまま2~3時間から1日ほどつけおきましょう。酸素系漂白剤の力で、汚れが浮き上がってきます。

そのまま洗濯機を回転させて排水すれば、掃除しにくい洗濯槽もきれいにすることができます。

数回送り返すことで、より理想的な状態に近づけられるでしょう。

 

排水管パイプの掃除

排水管 掃除
排水管パイプの中も、洗濯槽の裏側と同様掃除がしにくく、しつこい汚れが定着していることも多いです。

酸素系漂白剤を原液のままたらしてしばらく放置するのが効果的です。使用後はしっかり水を流して、不快な臭いが残らないようにしましょう。

ふきんなどの漂白

ふきんなどのキッチン用品には雑菌がたまりやすいです。また食品をふくことが多いため、シミもつきやすいでしょう。そのため、酸素系漂白剤のシミ抜き効果や除菌効果が心強く感じられます。

漂白剤を溶かした水の中に、ふきんを入れしばらく放置しましょう。シミがひどい場合は、原液のままたらしておいてください。活性酸素の力で、きれいで衛生的な状態に近づけてくれるでしょう。

まな板や食器の漂白

特にまな板の場合、直接食品を乗せて切ったり潰したりするわけですから、汚れがつきやすいです。

漂白剤を溶かした水につけこむほか、上から同じく漂白したいふきんを置いて、しっかり成分を浸透させるといった使い方がおすすめです。

酸素系漂白剤を使うときの注意

漂白剤
酸素系か塩素系にかかわらず、漂白剤を使うのであれば、注意点を押さえることが欠かせません。強力な効果につながるわけですから、その扱いには気をつけなければならないのです。塩素系ほどではありませんが、トラブルにつながらないよう以下のポイントを押さえておきましょう。

ステンレス以外の金属と反応してしまう

酸素系漂白剤に効果が期待できるのは、活性酸素の酸化力が伴うためです。酸化は、金属が錆びるのと同じ仕組みですから、ステンレス以外の金属は傷みにつながってしまいます。

ステンレスであれば問題ありませんが、他の金属を使った食器や装飾が触れないよう気をつけましょう。

たんぱく質を溶かしてしまうので使用ときはゴム手袋が必要

比較的安全性の高い酸素系漂白剤ですが、タンパク質を溶かす性質があるため、肌に付着すると危険です。使用時には、ゴム手袋を使うようにしてください。

強い漂白効果や殺菌効果はない

酸素系漂白剤は塩素系漂白剤と比べて比較的効き目が薄いです。そのため、強力さについてはあまり期待できません。どうしても落としきれない汚れについては、塩素系漂白剤と使い分けるようにしましょう。

おすすめの酸素系漂白剤

数ある酸素系漂白剤の中でもおすすめのものをピックアップしたので、参考にしてください。

オキシクリーン 1500g


日本のみならず、アメリカでも広く定番として使われている酸素系漂白剤です。酸素系の中でも比較的効き目が強いため、しつこい汚れに役立てられます。お湯で溶かして使用すれば、さらに効果を高められます。

NICHIGA(ニチガ)酸素系漂白剤3kg


洗濯槽クリーナーとしての用途を推奨している、大容量タイプです。過炭酸ナトリウム100%となっており、香料や着色料などは使われていません。洗浄後に洗濯するときへの影響も少ないので、大事な衣類を洗う洗濯槽にも、安心して使用できます。

シャボン玉 酸素系漂白剤 750g


古くから広く好まれている、シャボン玉石けんから出されている酸素系漂白剤です。国産製品だけに、安心感が得られるでしょう。シャボン玉石けんらしい、素朴なパッケージも好印象です。

niwaQ 過炭酸ナトリウム 酸素系漂白剤 1kg


界面活性剤不使用であるため、刺激が穏やかです。傷めたくない大事な衣類や食器などにも、進んで使用できます。また、環境への影響が少ないという点も魅力でしょう。排水後は酸素と無害なナトリウムに分解されるため、自然を汚す心配もいりません。

地の塩社 酸素系漂白剤 500g


500グラムと十分な容量でありながら、ワンコイン以下で購入できるリーズナブルな製品。日々の洗濯や食器洗いに、気兼ねなく使用できます。洗濯ときに使用すると、ソフトな仕上がりになるので特におすすめです。

レック (LEC)過炭酸ナトリウムの激落ちくん 粉末タイプ 500g (酸素系漂白剤)


メラミンスポンジ製品の展開で広く知られる、激落ちくんシリーズから出されている酸素系漂白剤です。保管のしやすいファスナー付きであるため、粉末をこぼして散らかしてしまう不安も解消できます。自然由来成分だからこその、ナチュラルな効き目が魅力的です。

パックス 酸素系漂白剤


一目見て分かる、分かりやすいパッケージが何とも印象的。酸素系漂白剤は扱いに注意が必要なので、間違って使用するケースを防げます。縦長のボトルタイプであるため、使いやすい。また、弱アルカリ性となっており、赤ちゃんの衣類やおむつに使う場合でも安心です。

オキシクリーンEX2270g


すでに紹介したオキシクリーンの、2,270g大容量タイプです。年末の大掃除においても、これひとつで十分カバーできそうです。付属の専用スプーンが適量を量るのに適しており、便利です。

紀陽除虫菊 オキシウォッシュ 酸素系漂白剤 粉末タイプ ボトル入 (680g)


蚊取り線香のメーカーとして知られる、紀陽除虫菊の製品です。有名な国産メーカーだけに、安心して使用できそうです。清潔感のあるブルーのパッケージが、掃除への意欲を高めてくれます。中央付近がくびれた縦長ボトルとなっており、握りやすいです。

まとめ

上記の通り、酸素系漂白剤はさまざまな魅力が伴う効果的な洗剤です。汚れにしっかり作用する物の、刺激が穏やかであるため、扱いやすいでしょう。いくつかの注意点を守って、あらゆるシーンでの汚れ落としや除菌に役立ててください。