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ラクトフェリンの効果って?適切な使用例と注意すること

ラクトフェリンという言葉を聞いたことがあるでしょうか。ラクトフェリンとは、生まれた赤ちゃんにあげる初乳に含まれていることで有名であり、乳製品などに多く含まれています。

今回は、

  • ラクトフェリンに期待できる健康効果
  • ラクトフェリンに期待できる美容効果
  • ラクトフェリンのおすすめの摂取方法
  • ラクトフェリンを摂取するときの注意点

について知っておきましょう。

ラクトフェリンに期待できる健康効果

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ラクトフェリンとは、糖タンパク質の一種です。母乳中のタンパク質の10から30パーセントを占め、生まれたばかりの赤ちゃんを病気から守っています。

今注目されているラクトフェリンについて抑えておきましょう。

免疫力アップ

ラクトフェリンの代表的な効果としては、免疫力アップが挙げられます。もともとラクトフェリンは初乳に多く含まれます。ラクトフェリンの働きによって生まれたばかりの赤ちゃんを菌から守ることから、初乳を赤ちゃんに飲ませるのがいいといわれています。

特に着目されているのが身体を守る免疫細胞の一つであるNK(ナチュラルキラー細胞)の働きを高める作用があります。NK細胞はウイルスに感染した細胞を発見して破壊することから医療最先端の世界でも注目されていると言われています。

疲れ目や目の乾きの改善

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疲れ目や目の渇き、いわゆるドライアイは、エアコンに長時間あたったりパソコンで目を酷使したりしたことなどが原因で、涙の分泌量が減ってしまうことから起こります。

ラクトフェリンには、涙腺を若返らせる効果や、目の粘膜を刺激から保護してくれる働きがあると言われていることから、疲れ目や目の渇きといった症状の改善が期待できます

整腸作用

ラクトフェリンには、腸内の悪玉菌を減らし善玉菌を増殖させるという整腸作用があると言われています。腸内環境を整えて、腸内環境の不調から起こる便秘や肌荒れなどといった症状の改善が期待できます。

ラクトフェリンにはさまざまな悪玉菌に対する抗菌作用がありますが、特にビフィズス菌を守り増やすことによって健康維持に寄与します。

ドライマウスの予防・改善

ドライマウスとは、唾液があまり分泌されないことにより口の中が乾燥している状態を指します。ラクトフェリンは唾液にも含まれている成分であり抗菌作用があると言われるので、ドライマウスの状態を改善してくれるそうです

ラクトフェリンに期待できる美容効果

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ラクトフェリンは、抗菌作用がありますし、腸内環境を整え免疫力を上げるなど、さまざまな疾患や症状に働きかけます。

加えて、ラクトフェリンには美容効果もあると着目されており、化粧品などにも取り入れられています。ラクトフェリンに期待できる美容効果についてみてみましょう。

口臭の抑制効果

ラクトフェリンには、口腔内環境を整えると同時に、抗菌作用もあり口臭の原因菌を殺菌する作用が期待されています。また、ラクトフェリンには腸内環境を整えたりさまざまな菌から内臓を守ったりする働きもあります。内臓のトラブルから発生する口臭にも効果を発揮します。

シミやシワ・肌のたるみを防ぐ効果

人間の肌には肌のアンチエイジングに良い成分であるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が含まれており、スベスベの肌を保っています。しかしながら加齢や紫外線の刺激などによりそれらの成分が不足すると、シミやしわ、たるみの原因になります。

ラクトフェリンを肌に取り入れることで、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などといった成分を効率的に生成しやすくなると言われています。そのため、年をとってもみずみずしい肌を保つことができるのです。

ダイエット効果

ラクトフェリンには、ポッコリおなかの原因となる内臓脂肪を減らす働きもあると言われています

内臓脂肪は過剰に摂取されて消費されない脂肪酸やブドウ糖が合成され脂肪となって内臓の周りについてしまうものです。

ラクトフェリンには、こういった内臓脂肪の原因となる脂肪酸とブドウ糖の蓄積を抑えたり、すでについてしまった脂肪の分解を促したり、減らしたりすることができるという働きがあります。ラクトフェリンを継続して摂取することで、内臓脂肪の抑制、ダイエット効果もあります。

新陳代謝を活発にする効果

肌の老化、シミやしわ、そばかすの原因となる活性酸素の発生を抑えることもラクトフェリンの知られざる美容効果と言われています

皮膚が紫外線などの外的な刺激を受けると守ろうとして活性酸素が活躍し、メラニンを生成します。それがシミやそばかすの原因になります。ラクトフェリンには体内の活性酸素を抑える働きがありますし、肌の新陳代謝を促進しますので、美容と健康に良いのです。

ラクトフェリンのおすすめの摂取方法

ラクトフェリンは、美容にも健康にもよいのですが、熱に弱く加熱殺菌されている一般的な牛乳やそのほかの乳製品では摂取しにくいという欠点があります。そのため、効率的に摂取する方法について抑えておきましょう。

食前の空腹時に摂取する

ラクトフェリンは、食前の空腹時や寝る前などに摂取するようにしましょう。これは、腸までしっかりと運ばれることによって腸内環境の改善に役立つからです。特段の決まりはないのですが、可能であればより効果の出やすい、内臓の動きやすい時に摂取するのがよいでしょう。

毎日ラクトフェリンを飲み続ける

ラクトフェリンは毎日継続することで腸内環境をはじめとする体内の環境改善に力を発揮します。

加熱に弱いラクトフェリンを毎日取り入れるのは大変なことですが、市販のラクトフェリン入りヨーグルトやサプリメント、機能性食品などを利用して毎日継続するようにしましょう。

ラクトフェリンの効果的な摂取量は1日当たり200ミリグラムから300ミリグラム前後で、複数に分けても問題ありません。

ラクトフェリン溶液を肌に塗る

ラクトフェリンを美肌やアンチエイジングに使いたいといった人はラクトフェリン溶液を肌に塗るのもよいです。最近ではラクトフェリンが配合された化粧水や美容液などがありますので使用するとよいでしょう。

肌に良い成分はたくさんあるのですが、なかでもラクトフェリンは、肌の奥の「真皮」と呼ばれる部分まで届いて肌の新陳代謝を活発化させ、肌に弾力をもたらす成分を中から作り出すことができると言われています。

ラクトフェリンを摂取するときの注意点

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このように、美容と健康に作用するラクトフェリンですが、使用にあたっては注意しなければならないこともあります。1日の限度を超えて過剰に摂取することもよくありません。ラクトフェリンを摂取するときの注意点を抑えておきましょう。

お湯や温かいお茶で飲まないようにする

ラクトフェリンは熱に大変弱く、加熱されればその働きをたちどころに失ってしまいます。そのため、ラクトフェリンのサプリメントを摂取するときはお湯や温かいお茶で飲まないように注意しましょう

ラクトフェリン入りヨーグルトなどの乳製品もありますが、そのまま摂取する分には問題ありませんが調理に使うとラクトフェリンの効果がなくなりますので注意が必要です。

摂取しすぎていても効果は得られない

ラクトフェリンは整腸作用がありますが、1日の目安摂取量である300ミリグラムを超えて過剰に摂取することはやめておきましょう

ラクトフェリンは整腸作用がありますので、人によってはたくさん取り過ぎることで下痢を引き起こしたりすることもあります。一度にたくさん摂取すればよいというものではなく、毎日コツコツと続けていくことが大切になります。自分のライフスタイルにあわせて無理のないように摂取していきましょう。

まとめ

乳製品などに含まれているラクトフェリンには、免疫力を高めたり悪玉菌を駆逐して善玉菌を増やしたりするという、いわゆる整腸作用もあります。また、唾液分泌を促進したり、涙腺を若返らせたりするので、ドライマウスやドライアイといった症状も改善してくれます。

肌質改善やアンチエイジングにはラクトフェリン溶液を肌に塗るのもよいです。ラクトフェリンを摂取する際は、熱に弱いためお湯などで飲まないようにする、取り過ぎに注意しましょう。