きな粉の効果って?適切な使用例と注意すること

おもちと一緒に食べることの多いきな粉ですが、実は栄養豊富な食品として定評があります。ただし、きな粉を料理に使ったりすることが少なくなかなか活用できる場面が少ないのも実情です。

今回は、

  • きな粉に含まれて入る主な成分
  • きな粉に期待できる健康効果
  • きな粉に期待できる美容効果
  • きな粉のおすすめの摂取方法

についてご紹介します。

きな粉に含まれて入る主な成分

きな粉は大豆を粉にして作られていますが、大豆自体が栄養豊富なものです。特に女性にうれしい成分がたくさん入っています。

きな粉はどうして栄養豊富な食品と言われているのか、きな粉に含まれている主な成分にはどんなものがあるか、見ておきましょう。

大豆タンパク質

きな粉といえば大豆タンパク質を豊富に含みます。タンパク質自体が骨や肉を作るために重要なものですが、植物性たんぱく質は中でも、カロリーを控えながら体を丈夫にするため着目されています。

大豆タンパク質には、コレステロール値を下げたり、中性脂肪を下げたり、筋肉を作りやすい特徴があります。カロリー消費率も高く、ダイエット効果も高くスタイルアップには欠かせません。

大豆イソフラボン

大豆イソフラボンとは、女性ホルモンのエストロゲンと似た構造をしており、女性ホルモン不足で起こるさまざまな不調を緩和してくれます

エストロゲンが不足すると情緒不安定や不眠、のぼせなどの症状がみられます。きな粉の大豆イソフラボンはそういった不快な症状を抑えてくれます。

食物繊維

きな粉には、食物繊維の働きもある大豆オリゴ糖や食物繊維そのものが豊富に含まれています。きな粉を食べることで腸内環境が整えられます。便秘に悩んでいる人は、きな粉を摂取することによって便通が整えられ美肌にもつながります。

カルシウム

きな粉には、カルシウムも豊富に含まれています。カルシウムは骨や歯の成長に大きく関わります。現代人の多くはカルシウム不足であると言われているので、特に体質改善のためにもきな粉を積極的に摂取したいものです。

きな粉に期待できる健康効果

きな粉は栄養たっぷりですので期待できる健康効果がたくさんあります。きな粉に期待できる栄養効果について知っておきましょう。

便秘を解消する

もともと大豆自体に食物繊維が多いですが、きな粉にも食物繊維は豊富に含まれています。加えてきな粉に含まれている大豆サポニンにも、便を柔らかくする働きがあります。便が柔らかくなるとその分排出しやすくなりますので、便秘に悩まされることがなくなります

きな粉は便秘を防ぎますので、便秘による肌荒れにも効果が期待できます。

きな粉に期待できる美容効果

栄養たっぷりのきな粉ですが美容の面でも効果を発揮します。きな粉に期待できる美容効果について詳しく見てみましょう。

美肌効果

きな粉には、大豆イソフラボンというポリフェノールが含まれています。その大豆イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンと非常に似ていますので、美容にも大変効果が期待できます

たとえば大豆イソフラボンにはお肌の新陳代謝を促す働きがありますし、髪の毛をつややかにしてハリも出します。抗酸化作用もあり、シミやしわの元となるメラニンから肌を守ってくれるのです。また、きな粉には食物繊維も含まれていますので、便秘から来る肌荒れにも効果的です。

バストアップ効果

きな粉には、女性ホルモンエストロゲンと似た働きのある大豆イソフラボンが豊富に含まれていますので、バストアップの効果もあります。胸を育てるだけでなく、丸みを帯びた女性らしい体つきになります。

代謝を高める効果

きな粉には代謝を高める効果もあります。大豆タンパク質には人間の基礎代謝を高める働きがありますので、もともと痩せやすい体にしてくれますし、運動をしてダイエットを考えている人はその効果を最大限に発揮してくれます

タンパク質はダイエットに効果的ですが、きな粉に含まれる大豆タンパク質は肉や魚に含まれるたんぱく質に比べて低カロリーです。ダイエット中に摂取したい蛋白源としても優れているのです。

きな粉のおすすめの摂取方法

きな粉が健康にいいことは分かったと思いますが、なかなかきな粉を活用することが難しいのが現状です。きな粉のおすすめの摂取方法について押さえておきましょう。いつどのくらい食べればよいのか、ということも注意しておきましょう。

食事の前にきな粉を摂取する

いつきな粉を摂取するのがベストであるかというと、やはり食前です。食事をとると血糖値が急激に上昇し、脂肪ホルモンともいわれるインスリンを分泌させます。しかしきな粉を食べることによって血糖値の上昇を抑えられ脂肪を貯めにくい体にしてくれます

また、食前にきな粉牛乳などを飲むことで、その後の食欲が抑えられ、食べ過ぎが防げるといったうれしい効果もあります。きな粉は食事中や食後に食べてもさほど効果はありません。

牛乳に入れて「きな粉牛乳」として飲む

牛乳はもともと便秘解消に効果的ですし、きな粉とともにカルシウムも補給できる飲み物です。きな粉牛乳の作り方は極めて簡単で、コップ1杯の牛乳にきな粉大さじ1杯を加えてよく混ぜるだけです。甘みが少なければ、メープルシロップやはちみつ、ゴマなどを加えるとおいしく飲めます。

きな粉と乳製品の相性はよく、ヨーグルトなどに加えても楽しめます。ただし、砂糖と一緒にきな粉を食べるとカロリー過多になる場合もありますので注意が必要です。

豆乳に入れて「きな粉豆乳」として飲む

より大豆の効果を味わうのであれば、きな粉豆乳もおすすめです。きな粉豆乳は、きな粉牛乳と同じように豆乳にきな粉を入れるだけです。

ただし、イソフラボンの過剰摂取にならないようには注意しましょう。きな粉豆乳は、牛乳が苦手という人でもおいしくいただける場合があります。

まとめ

きな粉には、大豆タンパク質や大豆イソフラボン、食物繊維やカルシウム、鉄分などの栄養素が豊富に含まれています。そのため、便秘を解消したりコレステロール値を下げたりするなどといった健康効果があります。

きな粉のおすすめの摂取方法は、血糖値の上昇を抑えるためにまず食事の前にきな粉を摂取することです。牛乳に入れたきな粉牛乳や、豆乳に入れたきな粉豆乳として飲むのもおすすめです。