唐辛子の効能とは?適切な使用例と注意すること

辛いものと言えば唐辛子が有名です。唐辛子は食味の良さだけでなく、豊富な栄養分があるので健康や美容効果も期待できるでしょう。
  • 唐辛子の概要
  • 唐辛子の成分
  • 唐辛子の効能
  • 唐辛子の使い方
  • 唐辛子摂取時の注意点

について紹介します。

唐辛子とは?

香辛料としてお馴染みの唐辛子は中南米原産のスパイスで、辛い物から辛味のない物まで多種多様です。ここでは、唐辛子の概要をみていきましょう。

中南米原産のスパイス

唐辛子は中南米原産のスパイスで、このエリアでは数千年前から広い範囲で栽培が行なわれていました。15世紀頃にヨーロッパに渡り、その後は急速にアジアやアフリカに普及し、現在では欠かせないスパイスとして認識されています。日本国内でも唐辛子はスパイスとして広く使用されいますね。

辛い物から辛味のない物まで多種多様

唐辛子の中には、辛い物から辛味のない物まで多種多様にあります。これは種類によって含有される辛味成分に違いがあるからです。辛味がほとんどない甘唐辛子だと、刺激がほとんどなく甘い食味を楽しめるでしょう。

唐辛子に含まれる成分

唐辛子にはカプサイシンを始め、ビタミンやカロテンなどの栄養成分が豊富に含まれているのが特徴です。ここでは、唐辛子に含まれている健康や美容につながる成分を紹介します。

カプサイシン

唐辛子に含有されているカプサイシンは、主要な辛さ成分です。摂取すると内蔵の感覚神経が活発化し、アドレナリンの分泌を促すのだとか。発汗作用や美容効果があるとも言われています。

ビタミンC

唐辛子にはビタミンCが豊富に含有されており、風邪の予防や美容効果が期待できるでしょう。ちなみに、生の唐辛子100gに対してビタミンCは120mgの含有量ですが、乾燥させた唐辛子は100gに対して1mgと大きな差があります。

カロテン

βカロテンは、体内でビタミンAに変換されるのが特徴です。ビタミンAには、粘膜を守る、骨や皮膚、目の健康を保つといった働きがあると言われています。

ビタミンE

唐辛子には、抗酸化作用が強いビタミンEが豊富に含有されています。可食部100gに対し、生の唐辛子だとビタミンEは9.1mg、乾燥した唐辛子だとビタミンEは30.7mgです。ビタミンCと違い、乾燥させた方がビタミンEの含有量は多くなっています。ビタミンEが持つ抗酸化作用は、美容やアンチエイジングにつながる作用です。

唐辛子の効能

唐辛子に含まれているカプサイシンやビタミン、カロテンは、健康や美容効果をもたらすと言われています。ここでは唐辛子が持つ効能についてみていきましょう。

脂肪燃焼効果

唐辛子には脂肪燃焼を促す効果が期待できるため、ダイエット効果が期待できるでしょう。脂肪燃焼を促すのは唐辛子に含有されているカプサイシンです。体温を上昇させ、代謝機能を高めて脂肪燃焼を促していきます。代謝が上がるため、その場しのぎのダイエット効果だけでなく、痩せやすい体質作りにもよいでしょう。

食欲増進

唐辛子を料理に入れて辛味を増やと、食欲が湧いてくるものです。唐辛子に含まれているカプサイシンには、胃を刺激して食欲を促進する働きがあります。夏など、食欲が低下しやすい季節に唐辛子を摂取すると食欲不振の解消効果が期待できるでしょう。

消化促進

唐辛子に含まれているカプサイシンには、胃腸を刺激して消化液の分泌を促し、消化を進める働きが期待できます。消化を促進することによって、食事から摂取した栄養分を効率的に体の中に巡らせることができるでしょう。

髪の健康維持

唐辛子を摂取することで、髪の健康維持効果が期待できると言われています。これは、唐辛子を摂取することによって血液の流れが促進されるためです。血液の流れが良くなると、髪の毛が必要な栄養分が頭皮に届きやすくなり、髪の健康維持にもつながるというわけです。

抗酸化作用

唐辛子にはビタミンCやビタミンEなど、抗酸化作用を持つ成分が豊富に含まれています。抗酸化作用があることで細胞の老化を防ぎ、アンチエイジングの効果が期待できるでしょう。体内の錆を防ぐことができるので、体臭予防にも期待できます。免疫機能向上による体質改善にもつながるでしょう。

美肌効果

唐辛子には美肌にいいと言われる豊富なビタミンCが含まれています。ただし、ビタミンCは熱に弱い性質があるため、加熱しすぎると十分な美容効果が期待できない点には気をつけましょう。また、カプサイシンで発汗し、デトックスすることでも美肌効果が高まるでしょう。

唐辛子の効能が得られる使い方

唐辛子の栄養分は香辛料やサプリ、ソース、オイルなどから摂取するのが一般的です。辛さが苦手な人でも摂取できる方法があるので、唐辛子の効能が得られる使い方についてみていきましょう。

香辛料

唐辛子を摂取する方法として、もっとも一般的な方法が香辛料です。カレーやスープに唐辛子粉末を入れて摂取することもできます。唐辛子は料理との相性もいいです。

ソース

激辛ソースと呼ばれるソースには、大体唐辛子が含まれています。焼きソバやお好み焼きなどの粉物、フライソースなど、さまざまな料理と相性がいいのが特徴です。

ただし、ソースには砂糖も多く含まれていることが多いので、健康や美容のために唐辛子を摂取するときは他に含まれる成分もチェックしておきましょう。

ピクルス

ピクルスは酢漬けや自然発酵で作られる激辛の保存食で、ガーキンを使って作られる場合が多くなっています。ピクルスを作る過程で唐辛子を使用するため、ピクルスにも唐辛子成分が多く含有されているのが特徴です。漬物やハンバーガー、サンドイッチとの相性がよく、一緒に食べると唐辛子の成分も摂取しやすいでしょう。

ピカンテ・オイル

ピザなどに使用するピリ辛オイルは、ピカンテ・オイルと言われています。ピカンテ・オイルには唐辛子が含まれているので、摂取することで唐辛子成分が摂取できるでしょう。

サプリメント

唐辛子を摂取する方法に、サプリメントで摂取する方法があります。サプリメントのメリットは、唐辛子の栄養分であるカプサイシンやビタミン類を効率的に摂取できることです。辛味が苦手な人でも、サプリなら飲みやすいでしょう。

唐辛子を摂取するときの注意点

唐辛子は高い栄養価がありますが、辛味成分が強いため、過剰摂取には注意が必要です。胃腸の荒れにつながることもあります。ここでは、唐辛子を摂取するときの注意点をみていきましょう。

食べ過ぎの基準はカプサイシン5mg/kg

きの注意点は、食べ過ぎて過剰摂取にならないようにすることです。国内では明確な摂取量の基準はありませんが、体にかける負担の観点から1日あたりの摂取量を最大5mg/kg 位に抑えるようにしましょう。

一度に沢山食べてしまうと下痢などのリスクがある

唐辛子を沢山食べることで下痢のリスクがあります。また、唐辛子成分が排泄物に交じるため、お尻のあたりがヒリヒリすることもあるので注意が必要です。辛さに慣れてない人はすぐ下痢になりやすいため、最初のうちは少ない量から摂取するとよいでしょう。

まとめ

唐辛子はカプサイシンやビタミン、カロテンが豊富に含まれ、これらの成分に健康や美容効果が期待できます。香辛料やサプリで簡単に摂取できるのも魅力です。ただし、摂取が過剰になると胃の荒れをもたらすので気をつけましょう。