白髪の改善方法とは?まずは原因を知り早めのケアを!

白髪を1本見つけるたびに、ため息をついていないでしょうか。白髪の原因がわかれば、対策もできるようになります。白髪をゼロにすることはできないかもしれませんが、白髪の進行を遅らせることはできるでしょう。白髪が気になる方は、白髪の原因と対策方法をチェックしてみてください。

今回は

  • 白髪の原因
  • 白髪の改善方法

などをご紹介します。

白髪の原因を知ろう


白髪になる原因は複数あります。白髪の原因は加齢と思われがちですが、実は老化はそれほど影響していません。白髪になるのはメラニン色素が関係していて、メラニン色素ができない・輸送できないのが原因と言われています。ここではどのような原因があるのか、もう少し詳しく紹介します。

メラニン色素の生成・輸送が滞ってしまう

頭皮にはメラノサイトと呼ばれる色素生成細胞があります。メラノサイト内でメラニンが生成され、髪に輸送されることで髪は黒くなります。ところが何らかの原因によりメラニン色素の生成がされにくくなったり、メラニン色素の輸送が滞ってしまったりして、白髪になることがあります

原因となるのは生活習慣の乱れやストレスです。ストレスがかかっている状態は自律神経の交感神経が優位になります。本来は夜になれば副交感神経に切り替わるのですが、生活習慣の乱れやストレスが続いていると、交感神経が優位になり続けます。

睡眠中に副交感神経が働かないと代謝が低下し、メラニン色素の生成や輸送に影響を与えてしまうのです。

チロシナーゼと呼ばれる酵素の働きが関係している

髪を黒くするには、チロシナーゼという酵素が重要となります。メラノサイトでメラニンを生成するには、チロシナーゼがチロシンに働きかけなければなりません。ところがチロシナーゼは加齢とともに減少していきます。メラノサイトが元気な状態であっても、チロシナーゼが少なければ、髪を黒くすることはできません。

チロシナーゼの減少量は、個人差があります。若白髪となっている方は、若い頃からチロシナーゼが少なくなっています。一方で年齢を重ねても白髪になりにくい人がいるのは、チロシナーゼが充分にあるためです。若白髪になるか、年齢を重ねても黒髪でいるかは、遺伝との関係性が考えられています

ダイエットによる栄養の偏りなど生活習慣に原因がある


白髪になってしまうのは、栄養の不足も原因のひとつです。健康な髪を育てるためには、タンパク質、ミネラル、ビタミンが必要となります。この中の1つでも欠けてしまえば、健康な髪を育てることはできません。色素生成細胞も同様で、とくにミネラルはチロシナーゼが働くために欠かせないものとなっています。

若いころから過度なダイエットを続けていれば、髪に十分な栄養がいきわたらないことが多いでしょう。若いころから白髪になりやすい方は、栄養バランスも注意する必要があります。栄養バランスを戻すと白髪が改善できるのならば、白髪は一時的なもので、栄養不足が白髪の原因だったとわかりますよね。

最大の敵はストレス

白髪の原因で最大とも呼べるのが、ストレスです。自律神経は血流やホルモンの分泌を調節していますが、ストレスがあるとその自律神経を乱すことがあると言われています。ストレスで交感神経が優位になっている状態は、血管が収縮し血流障害を招くでしょう。血液によって頭皮に酸素や栄養を届けているため、血流が滞れば重要な器官を優先させますので、頭皮への血流は後回しになります

ストレスといっても紫外線による物理的なストレスや、薬による化学的ストレスもあります。病気では胃腸や甲状腺の病気で白髪になりやすいことが知られています。

白髪改善をするメリット


白髪を改善するとたくさんのメリットが得られます。白髪がなかったころを思い浮かべると、白髪に悩むこともなく見た目も若々しかったことに気が付くでしょう。白髪対策をする前に、白髪がなくなったときのことを想像してみてください。ここでは白髪が改善するメリットをいくつか紹介します。

単純に白髪が無くなる

白髪を改善すれば、単純に白髪がなくなります。白髪は突然増えてくるもので、今まで白髪で悩んだことがない方でも白髪が増えていくことがあります。白髪がなくなれば髪を染める必要もなくなり、ヘアケアにかける時間も少なくなるでしょう。

年齢よりも若く見られる

白髪があるとどうしても年齢が上に見えてしまうデメリットがあります。多くの方は白髪=高齢者というイメージがあるからなのでしょう。少しの白髪ならまだしも、髪の多くが白髪になってしまえば年齢が上に見られてしまいます。そのため、白髪が改善すれば、若々しく見られるメリットがあります。

精神的なストレスが減る


白髪があるとどうにか改善しようと悩むことになります。白髪を染めるべきか、食生活を改善すべきか、運動をすべきか悩んでいる方もいるでしょう。どんな対策をすればよいのか悩み、逆にストレスを抱え込んでしまう方もいます。白髪がなくなれば精神的なストレスが解消しやすいでしょう。

白髪対策は早い方がいい?


白髪が気になっているなら、1日でも早い対策がおすすめです。一部の方は20代から白髪ができはじめますが、加齢現象を考慮すると30代からはじめるのが一番です。ここでは、なぜ白髪対策は早い段階から行う方がよいのか解説していきます。

改善は30代からの方が良い

白髪は早い方で20代から発生しだします。一度白髪を見つけたら、白髪になる原因があるということなのでしょう。1本だから大丈夫と油断していると、あるとき気が付いたら2本3本どんどん増えていっていることもあります。

何よりも注意したいのが白髪の原因は、気が付かないところで進行していることです。日々精神的なストレスを受けていても改善は難しく、栄養や睡眠の乱れも悪循環になりやすいでしょう。30代から白髪対策を始めるのは、気が付いていない原因を早めに取り除くためです。

対策が遅いと白髪の改善に身体が追いつかなくなる

30代に入ると体の機能が少しずつ低下することも、30代から白髪対策を始める理由のひとつです。30代や40代は若い頃とは体調管理が変わってきて、日々の疲れを解消しにくくなる方もいるでしょう。また、若い頃のように素早く回復はできなくなります。

30代は病気への対応も遅れるため、早めに白髪対策をするようにしましょう。白髪ができはじめているということは、少しずつ心や身体への対応が遅れている証拠です。早めに対策をしていけば、長く若々しくいるための対策にもつながりやすいでしょう。

白髪が生えた髪からは白髪しか生えてこない確率が高い


一度白髪になっても原因によっては白髪から黒髪に戻ります。黒髪に戻りやすい白髪は、病気やストレスなど一時的な問題があったときです。問題が解消されれば再びメラニンは生成され、メラニンが髪へと送り届けられ白髪は改善できます。

ただし、加齢によりメラノサイトの機能が低下し、数が減少してしまった場合は元に戻らないでしょう。多くの白髪は一度白髪になれば黒髪に戻ることはなく、白髪のままです。白髪対策で進行を遅らせることができるのは、メラノサイトの働きが弱くなってきた初期の段階だといえるでしょう

白髪の改善方法


白髪を改善したいなら、体の外側と内側から対策をするのがおすすめです。白髪は血流や栄養不足でもなりやすいため、美容液や育毛剤などで外側からケアしましょう。ここでは、髪の成長に悪影響を与える紫外線の予防や、体内からケアするミネラルの補給など対策を紹介します。

頭皮用の美容液を使う

白髪を発見したら、頭皮の栄養不足を疑ってみましょう。食生活の乱れやストレスで栄養が届けられていないと感じるなら、白髪用の美容液が役立ちます。白髪対策の美容液とは、バルジ領域に注目した商品のことです。バルジ領域とはメラノサイトを生み出す部分で、ここを活性化する成分を配合しています。

美容液を使ってバルジ領域に栄養を与え、細胞の損傷をできるだけ少なくしましょう。ビワの葉エキスや黒米エキスなどの植物成分により、白髪の元となる部分に栄養を届けることができます。美容液の使用は白髪が気になる前からの使用がおすすめです。早い段階からケアを続けることで、メラノサイトの老化を予防することができるでしょう。

育毛剤を使う期間はなるべく長めがおすすめ

育毛剤で白髪対策をする場合は、できるだけ早い段階から使うことをおすすめします。育毛と白髪は直接的には関係しませんが、頭皮に栄養を与える意味では一緒の目的と言えます。育毛剤で白髪が改善しやすいのは若い方が多く、育毛剤で血流や栄養不足が改善されたことによると考えられます。

育毛剤で白髪対策をするなら、即効性は期待せず長期的に使いましょう。白髪の原因となっている頭皮の血行不良を改善し、栄養を与える意味で役立ちます。白髪と薄毛の両方の悩みがあるなら、育毛剤で対策してみてはどうでしょうか。

栄養を届けやすくするため血行促進マッサージを行う


白髪対策のために美容液や育毛剤を上手に活用するなら、血行促進マッサージがおすすめです。美容液や育毛剤を頭皮に塗布したら、指の腹を使って円を描くようにマッサージします。

注意したいのが叩くマッサージ方法です。育毛剤を使うときに使う方法ですが、頭皮ダメージを促進する恐れがあるため避けてください。頭皮に炎症がおこれば健康な髪も育ちにくくなるでしょう。美容液や育毛剤を使用した後のマッサージは、頭皮を傷つけないよう指の腹を使っておこなうのがポイントです

UVスプレーを使って紫外線から頭皮を守る

頭皮にかかるストレスは、紫外線による影響もあります。髪や頭皮は紫外線を浴びやすい場所で、UV対策をする必要があります。頭皮に日焼け止めクリームを塗るわけにはいかないため、スプレーするだけのUV対策がおすすめです。

UVスプレーは肌にも直接スプレーできるタイプが売られています。頭皮に直接成分が付着しても肌への負担が少なく、髪を洗うだけで落とすことができて便利です。UVスプレーは数時間ごとに塗り直しが必要なものが多く、使い方を確認しておいてください。

ミネラルや亜鉛を含む食品を食べる

白髪対策はミネラルの摂取でも行うことができます。とくに重要となるミネラルは銅です。メラノサイトでメラニンを生成させるには、チロシナーゼという酵素が必要になります。チロシナーゼの材料となるのが銅のため、白髪対策に銅は欠かせません。銅があってはじめてチロシナーゼが生成され、チロシンに働きかけメラニン色素ができます。

もうひとつ白髪対策に摂取したいのが亜鉛です。亜鉛はタンパク質合成に関わるミネラルで、チロシナーゼの生成にも役立ちます。亜鉛は髪の成分であるケラチン合成にも使われるため、健康な髪をつくるために必要です。銅や亜鉛で髪を黒くすることはできませんが、メラニン色素の生成に役立ちます。

身体の中から白髪改善


白髪が気になり始めたら、身体の中から対策していきましょう。髪を育てるのは血液で、髪は食べた物から生成されているためです。ここでは、髪の成長に役立ち、色素生成細胞の活性化に役立つ対策を紹介します。

1日7時間前後で睡眠の質をアップさせる

白髪対策は適度な睡眠が欠かせません。睡眠中は細胞の生まれ変わりが促進されているため、1日7時間はとりたいものです。細胞は常に古いものから新しいものへと生まれ変わり、細胞が新しく代謝されていれば、白髪もできにくくなるでしょう。

睡眠中は成長ホルモンの分泌が活発になり、細胞の損傷を防いでいます。睡眠中は副交感神経が優位になり、血流がよくなっているのも注目したいポイントです。寝ているときに血流がよくなれば、頭皮の酸素や栄養がいきわたりやすくなります。髪の成長にも睡眠は必要と言われています。適度な睡眠をとるようにしましょう。

シャンプーをして頭皮の血行を良い状態に

入浴も血流をよくし、頭皮に栄養を届けやすくなります。1日の終わりには、入浴中にシャンプーをして頭皮の血流を改善しておきましょう。湯船につかることでも血流がよくなると言われています。シャンプーは頭皮の汚れをリセットすることにもつながり、代謝を高めるために役立ちます。

現在白髪が気になっているなら、白髪染め効果の期待できるシャンプーを活用する方法もあります。色素が配合されたシャンプーのことで、毎日洗うだけで白髪を少しずつ染めていくアイテムです。毎日使っていれば白髪が伸びて目立つこともありません。

適切な運動をして血液の循環を良くする


白髪対策のために、毎日少しずつ運動をしましょう。デスクワークで1日中座りっぱなしの方や、電車通勤で歩く距離が少ない方は注意が必要です。運動をすれば血流がよくなり、頭皮に栄養をとどけやすくなります。

いきなり激しい運動をやろうとしても続きませんから、毎日の生活で少しずつ運動量を増やす対策がおすすめです。エレベーターやエスカレーターを使わず階段で昇り降りをするだけでも違います。買い物に行く際や、通勤の時間を利用して、少しだけ歩く工夫もおすすめです。無理せず毎日の生活で運動を取り入れてください

適度な運動は、ストレス発散にも役立ちます。現代社会で少しもストレスを受けないことは難しく、毎日の生活で発散することが大切です。運動は自律神経やホルモンバランスを整えるために役立ちます。

頭皮のマッサージで血行を良くする

髪は血液からつくられているため、白髪対策として血行促進マッサージを行なってあげるとよいでしょう。髪に血液が届けられなくても命にかかわることはないため、血液が滞りはじめると重要な部分を優先してしまいます。そうならないように血液の循環を滞らせないように、マッサージ等を行なって対策をしましょう。体内の血液循環がよくなれば、頭皮に届けられる栄養も増えていきます。

さらに頭皮マッサージはリラックス効果も期待できると言われています。普段頭をよく使う方は、頭皮も凝り固まっている可能性があります。ツボを意識しながらマッサージすると気持ちよくなるでしょう。頭皮用の美容液や育毛剤を合わせて活用すると、血流アップにより成分の浸透を助けます。

まとめ

白髪の原因は早い段階から取り除くことがポイントです。生活習慣や食生活の乱れを改善することはもちろんですが、加齢による原因も加わってきます。私たちができることといったら、白髪になる原因を取り除き進行を遅らせることでしょう。

早い段階から対策をしたほうが、白髪の進行を食い止められると考えられます。まずはできる対策から始めてみてはどうでしょうか。

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