タンブラーの詳しい特徴
タンブラーは普通のコップにはない様々な特徴があります。特に構造によって高い保温力を実現し、持ち運びも便利な様々な特徴があります。
タンブラーの詳しい特徴を知るとよりいっそうマイタンブラーが欲しくなってくるでしょう。そこで、基本的なタンブラーの情報をまとめました。
保温できるものが便利
タンブラーには1層構造、2層構造、真空2層構造といった造りの違いがあります。1層構造は、素材の差はあるものの基本的に普通のコップと同じなので、保温力はあまりありません。2層構造や真空2層構造と呼ばれるタンブラーであれば、保温力も高くなります。
タンブラーを使用するシーンは、持ち運ぶことも少なくないため、保温力が高い方が便利といえるでしょう。
結露がつかず持ち運びにも便利
タンブラーの中でも、真空断熱構造のものは結露が付きません。結露は冷たい飲み物と空気が触れることによって、水蒸気が冷やされて水になる現象のことです。
しかし、真空断熱構造の場合は、タンブラーの内側と外側の間が真空状態になっており、外壁に飲み物の温度が伝わりにくくなっています。そのため、結露が付かずに、手を濡らさずに使用することができますし、カバンに入れても他のものを濡らしてしまうことがないのです。こうした理由から、持ち運びにも便利といえます。
エコにも繋がるマイタンブラー
マイタンブラーを使用することでエコにも貢献できます。データによると、日本人1人あたり、年間160本のペットボトル、全国で計算すると年間200億本ものペットボトルが使用されているそうです。
お店で購入した場合の紙コップのことも含めると、相当数の資源が使われているといえます。マイタンブラーを持参することで、こうした資源の節約にもなります。
またお店によってはマイタンブラーの場合、割引されることもありますので、お財布にも優しいといえるでしょう。
本来はコップのこと
そもそもタンブラーとは、筒形の底の平らな飲料用のガラス容器を指す言葉です。つまり簡単にいうと普通のコップを意味する言葉なのです。特にコーヒー用の容器を指すこともあります。
ちなみに、今でこそ底の平らなのはコップの特徴ですが、その昔は動物の角で作られた容器を使用していました。そのため、飲み干すまで安定していない=タンブラー(曲芸師)という言葉が使われ始めたそうです。
日本ではふた付きの容器を指すことが多い
タンブラーは日本ではふた付きの容器を指して用いられることが多いといえます。コップとタンブラーとが同義語として使われにくいのはそのためでしょう。
保温性の高いタンブラーも多いため、気密性の高い容器というイメージを持つ方も少なくありません。水筒とタンブラーが似ていると思われるかもしれませんが、タンブラーはもともとコップの一種として考案されたのに対して、水筒はもともと持ち運び用に考案されました。
こうした違いもタンブラーに対するイメージに影響を与えているといえるでしょう。
ふた付きタンブラーの使い方
タンブラーは飲み物を入れるだけでなく、様々な用途に活用できます。タンブラーのデザインはおしゃれなものが多いので、その特徴をうまく生かしてすてきなインテリアとして使うこともできるのです。
ここでは、タンブラーのいろいろな使い方をご紹介します。
コーヒーショップでマイタンブラー
マイタンブラーを持ったらまずやってみたいことに、コーヒーショップで使ってみるということが挙げられるかもしれません。お気に入りのタンブラーにフラペチーノなどを入れると、インスタ映えのする画像もとれるでしょう。
コーヒーショップでマイタンブラーを使うと、割引や、ドリンク無料券などがついてくることもあり、お得なこともあります。また、使用後はコーヒーショップでタンブラーの洗浄もしてくれることがほとんどです。
タンブラーでスープランチ
タンブラーは保温性に優れているだけでなく、飲み口も大きいタイプが少なくないので、スープを入れるのにも適しています。そのため、ランチの際にスープを持参することも可能です。
どうしてもランチの栄養は偏ってしまいがちですが、スープによって栄養のバランスを整えるのも良いでしょう。
タンブラーで鉢植え
タンブラーはとても可愛らしくおしゃれなデザインのものが少なくありません。そのため、タンブラーで鉢植えをしてみるのも良いでしょう。
カフェにある観葉植物のように、おしゃれに部屋を彩ってくれます。紐でつるせるように工夫すれば、レイアウトの自由も広がります。
クリアボトルで雑貨の収納
クリアボトルは、飲み物だけでなく、雑貨などを収納するのにも適しています。ペン立てとして使ったり、キャンディーなどを入れたりと、様々な用途に使えます。
同じクリアボトルに統一すれば、すっきりとした収納にもしやすいでしょう。中の物がなにかすぐにわかるので、見せる収納として活用できるのも人気の理由です。
人気のおすすめふた付きタンブラー5選
ふた付きタンブラーは使い勝手がよくておすすめです。ここからは人気高いふた付きタンブラーを見てみましょう。
ドウシシャ タンブラー ふた付き コンビニマグ
マットな質感のブラックが渋い逸品です。真空断熱二層構造なので保温力も抜群です。飲み口とふたも開けやすいので使いやすさも十分といえるでしょう。直接ドリップしたコーヒーのおいしさを長く楽しみたい方にお勧めです。
大手コンビニのコーヒーマシーンのサイズにも対応しているので、よくコンビニのドリップコーヒーを利用される方も使いやすいでしょう。
Faireach 蓋付きのコップ
340mlという手ごろなサイズ感が人気のアイテムです。蓋とカップの隙間にはシリコンがあってこぼれにくくなっているのがうれしいところです。
熱いコーヒーを入れてもシリコンの部分を持てば持ちやすく、さらに電子レンジにも対応しているので温め直しもできます。
UDMG 二重構造断熱コーヒーカップ セラミックタンブラー
二重構造のため熱が外に逃げにくく、保温性が高いタンブラーです。セラミック製なのでコーヒーとの相性も良く、すてきなティータイムを演出してくれることでしょう。電子レンジにも対応していますので、温める際にも便利です。朝の忙しい時などは、お湯を沸かす手間も省くことができます。
カップ下にある溝は表面張力により飲み物がこぼれたとしても溝内に閉じ込めてくれます。ですから、カップの底の形に丸くコーヒーなどの跡がついてしまうこともありません。職場でもデスクを汚さずに使えるところも多くの人に評価されています。
STANLEY(スタンレー) 2018年モデル ゴーシリーズ 真空タンブラー
創業100年を迎えたアメリカの老舗ブランドのタンブラーです。孫の代まで使えるとされる耐久力が人気です。ゴーシリーズは多様使いを目的にデザインされたモデルで価格もリーズナブルになっているので、初めてのタンブラーとしてもおすすめです。
60度以上で4時間、10度以下で7時間という優れた保温、保冷力も魅力的なアイテムです。
まとめ
タンブラーは保温、保冷ができ、おしゃれで、持ち運びも便利なことから注目を集めています。エコにも貢献できますし、飲み物以外のものを入れてもすてきな収納容器となります。
機能面重視でも、デザイン重視でも、まずは気になるタンブラーを手に入れてみるのはいかがでしょうか?