脇から甘い匂いがする…?その原因と対処法について詳しく解説!

脇からなんだか甘い匂いがすると思ったことはありませんか?もしかしたらその匂い、ワキガの匂いかもしれません。人は突然ワキガになることはなく、何らかの原因が考えられます。ここでは、脇からする甘い匂いの原因と、その解消法についてご紹介します。

脇から変な匂いがしたらワキガかも?ワキガの臭い7種類

ワキガの臭いは、人によって異なります。その臭いは、それぞれの体質や生活習慣によって変わるのです。ワキガの臭いの種類は、大きく7つに分けられることがわかりました。7つの種類それぞれの特徴をご紹介します。

M型:甘い臭い

M型のワキガは、ミルクのような甘い臭いがするのが特徴です。男性、女性ともにワキガの中でも最も多いタイプです。男性では約4割、女性では約5割ものワキガの人が、M型のワキガだと言われています。

A型:酸っぱい臭い

A型のワキガは、少し酸味のあるような酸っぱい臭いがします。男性ではワキガの約2割、女性では5%の人がA型のワキガです。

A型のワキガは、10代から20代にかけて多く、30代以降では減少していく傾向にあります。

C型:カレースパイス様臭

C型のワキガは、カレースパイスのような臭いがするのが特徴です。男性ではワキガの約2割、女性では7%の人が、C型のワキガです。

カレースパイス様臭は、ワキガの臭いの中でも最も臭い強度が強いと言われています。A型のワキガ同様、10代から20代にかけてカレースパイス様臭のワキガが多く、30代以降は臭いが変わっていきます。

K型:カビ臭

K型のワキガは、カビのような臭いがするのが特徴です。男性女性ともに、ワキガの中で1割の方がK型のワキガと言われています。

10代から20代、また30代から40代のワキガの方の中でもK型のワキガは少なく、50~60代になるとほとんどいなくなります。

E型:蒸し肉様臭

肉を蒸しているときのような臭いが脇からするのが、E型のワキガです。E型のワキガは全体の中でも少なく、男性で6%、女性で9%の方がE型のワキガと言われています。

年齢的には、10代から20代の若い年代が最も多く、30代から40代で減少します。しかし50代から60代でまた少し増えるのがE型のワキガです。

W型:生乾き臭

W型のワキガは、水っぽいような生乾きの臭いがするのが特徴です。部屋干しして生乾きの洗濯物の臭いや、雑巾のような臭いがします。

男女ともに、W型のワキガの人は非常に少ないです。

F型:鉄臭

F型のワキガは、鉄のような臭いがします。F型のワキガも男女ともに少ないですが、汗腺の働きが弱くなっていたり、疲労やストレス、お酒やたばこによって肝臓の働きが悪くなっていたりすることが原因と考えられます。

脇から甘い匂いがする原因

ワキガは、親からの遺伝や体質だと言われています。しかし、脇から甘い匂いがするのには、日常生活の中に原因がある可能性も高いのです。ここからは、脇から甘い匂いがする原因を具体的にご紹介します。

ダイエットなどによるケトン体の増加

過度なダイエットや、間違ったダイエットをすると、ケトン体という物質が増加し、臭いの原因に繋がります。ダイエットによる体臭は「ダイエット臭」とも言われていて、そのダイエット臭の最終段階となるのが、ケトン体による「ケトン臭」です。

このようなダイエット臭がしたときは、代謝が正常に行われていない証明となるため、ダイエットの方法が間違っているということになります。

ダイエットをしたあとに、脇からの甘い匂いが気になったときは、ダイエットを一旦やめて、まずは生活習慣や食生活を正しましょう。

過重なストレス

ワキガの臭いの元は、アポクリン腺から出る汗です。そして人は、過重なストレスを感じると、このアポクリン腺が活性化してしまいます。これが、脇から甘い匂いがする原因となるのです。

最近脇の匂いが気になるという方、とても忙しかったり、重いストレスを抱えていたりしてはいませんか?そんな方は、息抜きする時間をとって、日頃から疲労回復やストレス発散を心がけるようにしましょう。

また、ダイエットなどの生活習慣によって知らず知らずのうちにストレスを感じていることもあります。なるべく、快適な生活ができるような生活習慣や食習慣にしてくださいね。

極度の緊張

汗が出る汗腺は、エクリン汗腺とアポクリン汗腺の2種類があり、前述したようにワキガの臭いの元になるのがアポクリン汗腺から出る汗です。人間には、汗腺だけでなく汗にも種類があります。暑いときに出る温熱性発汗、辛いものを食べたときなどに出る味覚性発汗、そして緊張したときに出る精神性発汗です。

ワキガの臭いがする汗は、3つめの精神性発汗です。
人前に立ったとき、仕事や人間関係の緊張によって出るこの汗は、匂いが発生します。また、精神性発汗で出る汗は、アポクリン汗腺だけでなく、エクリン汗腺からも同時に出るので、より強い匂いが出てしまうのです。

食生活の乱れ

ワキガは、遺伝や元々の体質が要因となることが多いですが、元々のワキガの匂いをさらに強く出してしまう原因となるのが食生活の乱れです。

アポクリン腺から出る汗の匂いは、血液中に流れている油やタンパク質の量によって変わります。つまり、普段脂やタンパク質が多い食事ばかりとっているという方は、その臭いが汗に充満しやすいのです。

ただ、脂やタンパク質は体づくりのためにとても大切な栄養です。そのため、匂いが気になるからと言って極端に避けることはせず、バランスよくとるようにしましょう。

睡眠不足

睡眠不足は、体に疲れが溜まっていく直接の原因になります。また、「寝られない」というストレスは想像以上のものです。

睡眠不足によって生活習慣が乱れると、脇の匂いの原因になるのです。多忙な生活を送っていて最近脇の匂いが気になってきたという方は、まず睡眠時間の確保をしましょう。睡眠時間をとるだけで、自然と疲れもとってくれるはずです。また、眠いのに寝られないという方は、一度病院に相談するのもいいかもしれません。

運動不足

普段から運動をしていないと、どうしても汗をかく習慣がなくなってしまいます。しかし、普段汗をかく機会がないと、たまに汗をかいたときに、体内で溜まっていた老廃物も一緒に分泌されます。すると、汗の中に菌が繁殖しやすくなり、匂いの原因になるのです。

普段から運動をする習慣をつけるのが大切ですが、毎日忙しくて運動する時間なんてないという方もいるでしょう。そんな方は、毎日お風呂に入ったときにしっかり湯船に浸かって汗をかくようにしてください。

腸内環境の悪化

腸内環境が悪くなることは、脇の匂いだけでなく、体臭や口臭が臭くなる原因になります。腸内環境をよくするためには、善玉菌を増やすことが効果的です。

善玉菌を増やす1番の方法は、乳酸菌を摂取するのがおすすめです。ただ、乳酸菌をただ摂取するだけだと、胃で溶けてしまい、腸までは届いてくれません。善玉菌を増やす目的で乳酸菌を摂取したいときは、腸まで届く乳酸菌商品や、サプリメントを飲むのが良いでしょう。

過度の飲酒

飲酒によって摂取したアルコールは、体内で分解されて体外に排出されるとき、強く臭います。さらに、アルコールはアポクリン腺やエクリン腺から出る汗の分泌を促してしまうのです。そのため、お酒を飲む人で脇の匂いが気になるという方は、お酒の量を減らしてみましょう。

ただ、お酒を飲むのが大好きな方が急にお酒をやめたりすると、楽しみがなくなって逆にストレスを感じてしまうこともあります。飲みすぎはよくないですが、適度な量でお酒を楽しむくらいなら、匂いはそこまで強くなりません。

喫煙

タバコに含まれるニコチンは、自律神経の中にある体温調節中枢を刺激します。すると、汗を分泌される作用をもたらすのです。そのため、タバコを吸っている人は通常よりも汗の量が増え、汗を栄養とする雑菌も増えてしまうことで、強い匂いの原因になります。

また、タバコを吸うことで体内の血液には有害物質が入ります。それが体中をめぐることで、汗自体がタバコ臭くなってしまうのです。喫煙者は体臭が臭くなると言われるのはこのためです。

脇の甘い匂いを抑える生活習慣

脇の甘い匂いを少しでも抑えるために日頃からできることは、まずは生活習慣を見直すことです。人間の体は敏感なもので、生活習慣が乱れていたりホルモンバランスが乱れたりすると、ワキガの原因になるだけでなく体調も崩してしまいます。ここから、今日からでも始められる脇の匂いを抑えるための生活習慣をご紹介します。

ケトン体が発生しにくい食生活を心がける

糖分を摂りすぎたり、過度な糖質制限で逆に摂らなすぎたりすると、ケトン体というエネルギー源が発生します。ケトン体は甘酸っぱい匂いの元にもなる物質です。脇だけでなく、体臭や口臭の原因にもなってしまいます。

匂いが気になるという方は、まずは糖分を摂りすぎている方は少し抑えるようにしましょうおすすめは、野菜や豆類などミネラルを中心に食事をとることです。

生活リズムを朝型に変える

生活リズムの乱れは、心の乱れとも言われています。脇の甘い匂いが気になる方、夜型の生活になっていませんか?毎日夜更かしばかりしていて睡眠時間が少なくなっているという方は、自然と体に疲労やストレスを溜めこんでいる可能性があります

まずは生活リズムを改善して、できるだけ朝型の生活リズムに変えましょう。

食事制限系のダイエットをやめる

食事制限をする極端なダイエットをすると、体の代謝が悪くなり、匂いの原因ともなります。特に最近は糖質制限をしたダイエットが流行っていますよね。しかし、極端に糖質制限をしてしまうと、体内のケトン体が増加して甘酸っぱい匂いの原因になってしまいます

糖質を全くとらないといったような極端な制限はせず、白米を玄米に変えるとか、糖質もとるけど野菜もしっかり食べるなど、適度で健康的なダイエットをしましょう。

毎日シャワーではなくお風呂に浸かる

前述したように、普段から汗をかいていないと老廃物が溜まってしまい、たまに汗をかいたときにその老廃物も一緒に分泌されて匂いの原因となってしまいます。

そこで、毎日汗をかく習慣として、お風呂はシャワーだけでなく湯船にも浸かるようにしましょう。それだけで汗をかく習慣ができるので、老廃物を溜めこむことがなくなります。さらに湯船に浸かるだけでリラックス効果もあり、疲労やストレスを解消してくれるので一石二鳥ですよ。

ストレス解消

ストレスを溜めることは、ワキガの匂いを悪化させてしまう原因の一つです。しかし、ストレス社会とも言われている今、ストレスを溜めないで生活することの方が難しいですよね。

そこで大切なのが、ストレスを上手に発散することです。忙しくても、自分がリラックスしたり好きなことをしたりする時間を作ってみましょう。ストレスでざわざわしていた自分の気持ちも落ち着きますし、脇の匂いも軽減されますよ。

脇の甘い匂いを抑える方法

生活習慣や食生活を見直してどんなに健康的な生活を送っても、元々の体質や遺伝などでワキガに悩んでいる方も多いでしょう。しかし、ワキガの匂いが強すぎると、周囲の人にも嫌な顔をされてしまうのが現実です。そこで、脇の甘い匂いを少しでも抑えられる方法をご紹介します。

通気性のよい下着を着る

通気性の悪い下着を着ていると、汗をかいても下着の中で湿気がこもってしまい、雑菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。すると、ワキガの匂いも強く出てしまうのです。

そのため、下着はなるべく通気性の良いものを着るようにしましょう。通気性の良い素材の代表としてあげられるのは、綿(コットン)、麻、絹の3つです。この3つの素材がたくさん使われていればいるほど通気性が良いことになるので、下着選びの参考にしてみてください。

汗をかいたらすぐに拭く

汗をかいてもすぐ拭かずにそのままにしておくと、汗で湿った皮膚に雑菌が繁殖し、匂いの原因になります。ワキガじゃない方でも、汗をかいたまま放置すると匂ってしまうほどです。

また、可能であれば汗をかいたら着替えるのも効果的です。なぜなら、汗そのものを拭いても服についた汗は洗わない限り落ちないからです。汗をかいた服をそのまま着ていると、服の中で雑菌が発生してしまうので、さらに強い匂いを出してしまいます

まとめ

ワキガは、私たち人間がしている生活の全てが関係していることがわかりました。生活習慣が乱れても、食生活が乱れても、心が乱れても、ワキガの原因になってしまうのです。

できる限りの生活習慣や食生活の見直しをして、それでも匂いが気になるようなら、ワキガ専用のケア用品などを使うのもおすすめです。

脇の匂いが気になったら、その原因はなんなのかしっかりと探り、正しい解消法を実践していきましょう。