クローブの効能とは?正しい使い方も紹介します

クローブは数あるスパイスの一種になります。健康や美容面で注目され、料理にも広く使用されているスパイスですが、実は、人間の身体によい影響を及ぼすとされる成分が多数含まれています。今回は
  • クローブの概要
  • クローブに含まれる成分
  • クローブに期待できる効能
  • 正しい使い方
  • クローブ摂取の注意点

を紹介していきます。

クローブとは?


クローブは、チョウジノキから取れるスパイスで、強い香りが特徴です。ここでは、クローブの基本的な知識を紹介していきます。

チョウジノキの花蕾を乾燥させたスパイス

クローブは、チョウジノキの花蕾を乾燥させて作られるスパイスの一種です。チョウジノキはインドネシアのモルッカ諸島を原産とし、紀元前から使われていたと言われています。

他のスパイスと違い、パウダー状で販売されるよりも、ホール状で販売されていることが多いのも特徴の一つと言えるでしょう。料理のスパイスとして幅広く使用されています。

強い香りとさまざまな効能がある

クローブは強くて甘い香りが特徴で、漢方薬に使用されるほどの高い効能があります。クローブは香りと辛味の要素が強く、他のスパイスと混ぜて使用されるケースも少なくありません。

また、クローブは食味を楽しむだけでなく、健康やダイエット、美容など、さまざまな目的を持って取り入れる人が多いのも特徴です。

クローブに含まれる成分

クローブにさまざまな効果があるのは、豊富な種類の成分が含まれているためです。ここでは、クローブを組成している成分を紹介していきます。

オイゲノール


オイゲノールは精油に含まれている香料成分の一つで、フェノール類に分類されます。防虫作用や虫よけ効果が期待できます。多少の皮膚刺激もありますが、クローブに含有されている量なら問題ありません。抗ヒスタミン作用や、抗ウイルス作用などもあると言われています。

カリオレフィン

チョウジノキやアサ、ローズマリーに多く含まれている成分になります。大麻類に似た抗炎症作用も期待できると言われています。

メチルサリシレイト

メチルサリシレイトは、フェノール類の一種でサリチル酸のカルボキシ基にメチル基が結合した成分です。特有の香りがあり、消炎作用を持つのも特徴になります。チョウジノキやカバノキ、ツツジに多く含まれている成分です。

ピネン

モノテルペンの一種で、松脂や松精油の主成分となり、数多くの針葉樹林の香りの元になっています。常温では無色の液体で、特有の香りを放っているのが特徴です。食料に含まれる成分としてだけでなく、ピネンを培養して医薬品や香料なども生産されています。

ケトン


ケトンは有機化合物群で、アセトンの主成分でもあります。クローブの原料となるチョウジノキに多く含有されている成分です。体内で糖や脂肪を代謝するときに、自然に生成されます。

クローブに期待できる効能

クローブには、美容・健康面でさまざまな効果が期待できます。美容や健康商品にクローブが使用されているケースも少なくありません。ここでは、クローブに期待できる効能を紹介します。

ニキビ予防

クローブには抗菌作用があり、この働きによってニキビ予防の効果が期待できます。ニキビはアクネ菌によってもたらされますが、抗菌作用がアクネ菌を撃退するためです。体内からでも効果が期待できるため、クローブが配合されている料理を食べてもいいでしょう。

ストレスの緩和

気分が落ち込んでいるときは気分を高め、興奮状態にあるときは気分を鎮めてくれるでしょう。クローブの成分がストレス解消につながるだけでなく、クローブの刺激的な味覚が気分をすっきりさせてくれます。

消化促進

クローブには胃腸の働きを活発にし、消化機能を促進する効果が期待されます。消化が促進されることによって、脂肪がつきにくくなるため、ダイエットにもおすすめです。また、消化能力が高まることで、体が必要とする栄養分も効率的に吸収することができるため、健康や美容効果にもつながるでしょう。

胃腸の調子を整える


クローブの効果の一つに、胃腸の調子を整える効果が期待できます。これはクローブを摂取することで、腸内ガスが排出されやすくなることが理由です。胃の炎症を減少させて、胃の内部に存在している細菌も排出させることができます。胃腸の荒れや炎症を防ぐ効果も期待できるでしょう。

血行促進

クローブに含まれる香辛料成分が体温を上昇させます。体温が上がると血液の流れが活発になり、血行促進につながるのです。血液の流れが良くなると、末端まで血液が届くようになるため、冷え性予防にも期待できます。代謝も上がるため、脂肪の燃焼効果も期待できるでしょう。

鎮痛作用

クローブには鎮痛作用があり、関節の痛みやのどの痛みなどを和らげる働きがあると言われています。さらに、クローブは熱を持った患部に成分が広がるため、炎症している部分の筋肉をリラックスさせる効果も期待できるでしょう。炎症に痛みが生じるときに併発しやすいかゆみも抑える効果が期待できます。

抗菌作用

抗菌作用があることで、細菌が原因の炎症などの予防に期待できるでしょう。クローブの抗菌効果は、継続して摂取することで少しずつ現れてきます。薬のように即効性があるわけではないので、注意しましょう。

クローブはこんな使い方がおすすめ

クローブは料理にも広く使用されているスパイスです。臭い消しやスパイス、味を引き立てるために使用されています。ここでは、クローブの料理での使い方をみていきましょう。

肉の臭い消し


クローブは強い香りがあるため、肉料理に使用して臭い消しにすることができます。肉の臭いが出やすい豚肉や牛肉料理にもおすすめです。また、肉だけでなく魚の臭い消しに使ってもよいでしょう。臭いが気になる料理全般におすすめします。

スープに混ぜ込む

クローブは、スープに使用するスパイスとしてもおすすめです。スープの味を引き立て、ピリッとしたアクセントを加えてくれます。少量でも十分にクローブは効果を発揮するので、スープに一味加えたいときに使用するとよいでしょう。

カレーのスパイスとして

クローブはさっぱりした辛さのスパイスなので、カレーのスパイスとして使用することもできます。クローブは他のスパイスとの相性もいいので、辛口タイプのカレーのようにほかのスパイスが入っていても問題ありません。

紅茶に煎じて入れるクローブティー

クローブを気軽に摂取したい人には、紅茶に煎じることをおすすめします。クローブティーは飲みやすく、スパイスでありながら紅茶にすると辛さはそこまで気になりません。優しい味が口の中に広がるでしょう。

クローブを摂取するときの注意点

グローブは体にいいスパイスですが、使用上の注意点もいくつかあります。正しく摂取しないと逆効果になるので気をつけましょう。ここでは、クローブを摂取するときの注意点をみていきましょう。

生理中や妊娠中の女性は使用を避ける


クローブは刺激が強いスパイスなので、生理中や妊娠中のようにホルモンバランスが乱れているときや体調が優れないときの摂取は控えましょう。ますます体調を崩してしまうリスクがあります。

使用する量に注意する

クローブは健康や美容面で広く取り入れられていますが、使用する量には十分に気をつけましょう。過剰摂取すると、胃腸が荒れる原因にもなります。適量であれば健康や美容によいものですが、過剰摂取は逆効果になることを意識しておきましょう。

まとめ

クローブは健康や美容に効果が期待できるスパイスで、適量を守って飲用すれば大きなメリットがあります。ただし、スパイスとして食品に使いすぎると胃腸が荒れる恐れもあるため、使いすぎには注意しましょう。料理に使うなどの方法で、ぜひ健康や美容のためにクローブを生活に取り入れてみてください。