ラベンダーの効能とは?基本的な使い方を大特集!

ラベンダーには、香りによるリラックス効果だけでなく、健康や美容にさまざまな効果が期待できる植物です。今回は、
  • ラベンダーの概要
  • ラベンダーに含まれる成分
  • ラベンダーがもたらす効能
  • 基本的な使い方
  • ラベンダーの注意点

について紹介していきます。

ラベンダーとは?


ラベンダーは甘くて優しい香りがする植物として有名です。地中海沿岸地方が原産ですが、国内でも栽培されています。ここでは、ラベンダーの特徴についてみていきましょう。

地中海沿岸地方原産のシソ科の小低木

ラベンダーは地中海沿岸地方原産のシソ科の小低木で、高さは約60cmです。茎に白い毛を密生しており、細い葉が対生しています。

薄紫色の唇形の花を穂状につけ、全体に甘い香りがあるのが特徴です。原産の地中海近くにあるローマでは、古くから入浴香料として使用されていました

日本では北海道で主に栽培されている

北海道のラベンダー畑が有名ですが、北海道は低温でラベンダーが生育しやすい環境です。また、三重県や滋賀県、福井県や奈良県など、本州にもラベンダーの名所はいくつかあります。温暖な気候でも対応できるのがラベンダーの特徴です。

ラベンダーに含まれる成分

ラベンダーには、さまざまな成分が含まれています。ここでは、ラベンダーに含まれている成分の中でも代表的な4つの成分を見ていきましょう。

フラボノイド

フラボノイドはポリフェノールの一種で、天然に存在している有機化合物群の総称です。植物の葉茎や幹などにも含有されており、その種類は4000種類を超えています。ラベンダーのフラボノイドは、太陽から降り注ぐ紫外線から身を守ることが目的です。多くの自己防衛機能のために抗菌作用や殺菌作用を作り出すことができます。

クマリン

クマリンは桜の葉に代表される植物の芳香成分でラベンダーの香りの元の一つになります。バニラに似た香りがあり、苦い味がするのが特徴。香料原料に用いられています。また、配糖体としての役割も果たし、日焼け止めや血液凝固剤の元になる成分です。

タンニン

お茶
ラベンダーに含有されている成分の一つにタンニンがあります。タンニンは渋い味をイメージする人も多いですが、コーヒーや緑茶、紅茶などにも含まれており、苦味は少しある程度です。タンニンは金属と結合する特徴がありますが、ラベンダーの摂取量程度で鉄分不足になることはありません。

リナロール

リナロールは精油に含有されている芳香成分の一つですが、ラベンダーにも含有されています。鎮静作用があり、心がざわついているときに使用する漢方薬にも配合されている成分です。ラベンダーのリナロール含有量は、30~40%と多くなっています。

ラベンダーにはこんな効能が期待できる

ラベンダーは、健康や美容面でさまざまな効果が期待できます。ここでは、ラベンダーがもたらす効能や期待できる効果についてみていきましょう。

リラックスできる

ラベンダーの香りは芳香剤としても広く使用されていますが、香りが良いだけでなくリラックス効果も期待できます。これは、ラベンダーの香りをかぐことによって副交感神経が優位になり、落ち着いた気分になるからです。他にも、気分を安定させるα2の働きが、リラックス効果をもたらすでしょう。

皮膚の炎症を沈静化する

悩む女性

ラベンダーには消炎作用があり、この働きによって皮膚の炎症を沈静化させることができると言われています。ラベンダーの消炎作用は体の内外から炎症を起こしているところに働きかけるのが特徴です。

肌組織の回復を助ける

ラベンダーの精油には皮膚組織を再生し、傷を癒す働きがあるため、肌組織の回復を助ける効果が期待できます。軽いやけどや日焼け、手荒れ、かゆみなどの症状にもおすすめです。また、虫刺されやニキビ、水虫、あせもなどの肌トラブルの症状を軽減する効果も期待できます。

抗菌・殺菌作用


ラベンダーの効能の一つに、抗菌や殺菌作用があります。ラベンダーを体内に取り入れることで、腸内の悪玉菌などを減らす効果が期待できるでしょう。また、クリームとして塗ることで細菌が原因でかゆみが出ている場所の炎症を軽減することも可能と言われています。

頭皮の炎症やかゆみを抑える

ラベンダーには、頭皮の炎症やかゆみを抑える働きも期待できます。頭皮の炎症は皮脂が原因で起こる症状です。頭皮の炎症を直接的に抑えるだけでなく、過剰分泌される皮脂の量を軽減する働きも期待できます。頭皮の炎症は悪臭につながるため、頭皮のニオイ対策にもよいでしょう。

ラベンダーの効能が得られる使い方

ラベンダーの効能を得るためには、アロマオイルやポプリ、ハーブティー、ハーブバスがおすすめです。それぞれの方法で効能が異なります。ここでは、ラベンダーの効能が得られる使い方をみていきましょう。

アロマオイル

ラベンダーの効果を得るために、アロマオイルとして使う方法があります。アロマオイルとして使用するときは、アロマライトなどの器具を使ったり、お風呂に入れて使ったりするのがおすすめです。

ポプリ

ラベンダーの香りを楽しむのであれば、ポプリにするのがおすすめです。ポプリとは香りがある花やハーブを混ぜて自分の好きな香りを作るものです。ポプリでラベンダーを楽しむときは、好きな香りの植物とは別に数本のラベンダーを入れておくとよいでしょう。

ハーブバス


ドライラベンダーをガーゼに入れて、紐を口でくくってお風呂に入れるとハーブバスの完成です。お風呂の中でラベンダーの素敵なニオイを満喫することができます。入浴することで得られるリラックス効果とラベンダーがもたらすリラックス効果で、二重のリラックス効果が得られるでしょう。

ハーブティー

ラベンダーの効果を得るためには、ハーブティーを飲むのがおすすめです。ラベンダーのエキスをそのまま体の中に取り入れることができるので、体の中からラベンダーの効果を全身に巡らせることができるでしょう。

ラベンダーを摂取するときの注意点

ラベンダーは妊娠初期の人や赤ちゃんがいる家庭において、使用するのには注意が必要です。ここではラベンダーがもたらす妊婦や赤ちゃんへの影響についてみていきましょう。

妊娠初期には流産などの影響がある

ラベンダーの香りを吸い続けると、流産のリスクが高まると言われています。ただし、入浴剤や芳香剤なら問題ありません。アロマで断続的に使用するのは避けましょう。また、気になる場合は医師に相談してください、

赤ちゃんがいる部屋では低濃度で短時間の使用に留める


赤ちゃんがいる部屋では、ラベンダーの香りを低濃度にすることが大切です。濃度が濃すぎる場合は、赤ちゃんの副交感神経に作用して悪影響を及ぼす可能性がゼロではありません。ただし、身体に悪い影響がすぐに起こるニオイではないため、多少の香りであれば問題ないでしょう。

まとめ

ラベンダーは芳香剤に多く使用されていますが、体内に取り入れることでも健康や美容効果が望めます。香りにもリラックスさせる効果が期待できるため、ストレスを感じているときや一息つきたいときにもおすすめです。