仕事を覚えられない人の特徴。仕事が辛い時の対処法・改善策&新人の教え方も

仕事が覚えられなくて悩んでいませんか?入社したばかりの頃は誰でも仕事に慣れず、覚えられないという経験があるという人は多いはず。仕事を覚えられないとミスも起こしやすくなりますよね。

この記事では、仕事を覚えられない人の特徴や原因、対処法について詳しく紹介します。

周囲にいる仕事を覚えられない人について、100人へのアンケートを実施しました。このアンケートをもとに仕事を覚えられない人の特徴を分析。その原因と対処法を時期別に紹介します。さらに、仕事を覚えられないことで落ち込む場合の対処法もわかります。

また、仕事を覚えられないのは、仕事が自分に合っていないからかもしれません。そこで、自分に合う仕事を見つけるための方法もピックアップしました!

そもそも「仕事を覚えられない人」が「覚えられない」のはなぜ?

仕事が覚えられない人が「覚えられない」のはなぜでしょうか。本人に問題があるケースと、上司・会社・仕組みに問題があるケースがあります。後者の場合は、本人の努力次第ではどうにもならないことも。

1つ1つ見ていきましょう。

物忘れが激しいから

物忘れが激しいため、指示されたことを忘れる人が該当します。シングルタスクにも関わらず、仕事の細かい点を忘れたり、スケジュールを忘れてしまうケースが代表的です。

多くの場合「細かくメモを取っていない」「仕事の内容を家で復習していない」など、本人の学習意欲に問題があることが多いです。ただし、仕事内容がマルチタスクだったり、仕事量が多すぎる場合には上司に問題があることも。

質問力・問題解決能力が欠けている

分からない点をそのままにしてしまい、結局いざという時に仕事ができないというケースが該当します。この場合、根本的な問題は「仕事を覚えられないこと」ではなく「分からないことを聞かないこと」。メモ力ではなく、コミュニケーション能力を身につけることが解決策です。

適正がない仕事をしている

出典:VIEW

適性がない仕事をしていると、どうしても話を聞き流したり、復習の意欲がわいてこないことも多いです。

仕事に支障があるレベルで適性がなく、学習意欲もわかないのであれば転職を検討すべきでしょう。まずは自分の適性をチェックしましょう。自分の価値観とキャリアをマッチングさせてくれる「VIEW」で診断をしてみることがオススメです。

 

上司の指導力に問題がある

上司の指導力に問題がある場合、部下は「質問したくても、質問できない」状態になりがちです。またそもそも仕事を覚えるために必要な事前教育がされていないことも。

もしもあなたの上司が威圧的で、オープンマインドな面を持っていないのであれば配置換えを申し出るのも手でしょう。またあなた自身が上司で、部下の物覚えの悪さに悩んでいるならば「自分自身に問題がないか」再検討してみましょう。

会社の仕組みに問題がある

会社の仕組みに問題があるケースもあります。たとえば、業務マニュアルは全て紙で社外への持ち出し不可。指示は全て口頭で、エビデンスが何も残らない。そういった環境だと、業務を覚えたくても覚えられない人も多いです。

社内SNSを導入して、スマホからマニュアルや指示を確認できる仕組みを導入したり、カレンダーアプリを導入してシフトや重要な打ち合わせのリマインドが個々人に通知される仕組みを導入するとよいでしょう。

100人にアンケート調査!周囲にいる仕事を覚えられない人に当てはまるものは?

職場で見かける「仕事を覚えられない人」の特徴について、100人にアンケートを実施しました。その結果は、次のグラフになります。

「仕事を覚えられない人」の特徴は細かく分かれましたが、「同じミスを繰り返してしまう」が一番多く、32%になりました。一度や二度のミスは誰でもありがちですが、何度も同じミスを繰り返してしまうのは「仕事を覚えられない人」と思われてしまうのも無理はありません。

仕事を覚えられない人の4つの特徴・原因・対処法【新人編】

まだ入社したばかりの新入社員の場合、仕事を覚えられないのは仕方ないともいえるでしょう。しかし、同じ新入社員でもすぐに仕事を覚えてスムーズにこなしている人もいます。その違いは何でしょうか?

新人で仕事を覚えられない人の特徴と原因、対処法について見ていきましょう。

特徴:質問をせずにミスをする

仕事を覚えられない人は、質問をせずによくわからないまま仕事をする傾向があります。そのため、よくミスをしています。

会社に入ってからしばらくは研修や周りの人に教わって仕事を覚えていきますが、一度教えてもらってもすべて覚えきるのは大変です。仕事をやりながら、わからないこと、忘れてしまったことを周りの人に質問をすることで、記憶を定着させることができます。

しかし仕事を覚えられない人は質問をせず、わからないまま仕事を進めることでミスをしてしまうのです。

原因:わかったふりをしてしまう

質問をしないのは、わかったふりをしてしまうからです。「教えてもらったことをまた質問するのは恥ずかしい」「まだ覚えられないと思われる」といった気持ちが働き、質問をすることができません。

対処法:理解できていないときは聞く

何度も同じ質問をするのは躊躇するかもしれませんが、よくわからないまま仕事をしてミスをするよりはマシです。ミスをすると周囲に迷惑をかけ、自分の評価を下げることにもなります。少しでも理解できないことがあったら、遠慮なく質問するようにしましょう

特徴:言われたことを忘れる

言われたことをすぐに忘れてしまう人もいます。「覚えているつもりでいても他にいろいろなことが起こるとそちらに気を取られ、いつのまにか忘れてしまう」、あるいは「そもそも教えられた仕事の内容が理解できずにそのまま忘れてしまう」ということが考えられます。

原因:メモを取らない

記憶だけを頼りにして、メモを取らないのが原因です。些細な内容なのでメモは必要ないと思っていても、別のことを考えているうちに忘れることはよくあります。「これくらいのことはメモしなくても忘れない」と自信過剰なのも、仕事が覚えられない人の特徴といえるでしょう。

対処法:きちんとメモを取る

言われたことはきちんとメモを取る習慣をつけましょう。特に一度ミスしたことがあることは必ずメモを取り、次に仕事をするときは確認することが大切です。メモを取る習慣がつけば、自然と仕事を覚えられるようになるでしょう。

特徴:仕事が大量にある

仕事をたくさん抱えてしまうことで、そのすべてを覚えられない人もいます。ひとつのことを覚えきらないうちに多くの仕事を溜め込み、仕事の習得が追いつかないという状況になります。

原因①:確認をせずに「はい」と答えてしまう

仕事を頼まれたときに、自分ができる仕事なのか確認せずに受け取ってしまうことが原因です。まだ慣れない新人の場合は自分ができる仕事量の把握が難しいことも多く、頼まれるままに引き受けてしまうこともあるでしょう。

対処法①-1:自分のこなせる仕事量をきちんと把握する

自分がこなせる仕事量はきちんと把握することが大切です。普段から1日にこなした仕事をメモしたり、それぞれの仕事に何分かかるか測ったりしてストックしておきましょう。

対処法①-2:頼まれた仕事の内容を把握する

自分がこなせる仕事なのか、その場でしっかり確認するようにしましょう。仕事の内容、大体の所要時間、期限は必ず理解しておくべき情報です。

それでもこなせるのか自分で判断できない場合は、自分が今どれだけの仕事を抱えていて、頼まれた仕事に手が回るか分からないことを正直に伝えましょう。「それくらいなら大丈夫なはずだよ」「それなら大変だから別の人に任せるよ」と上司も早い段階で判断できるため、あとで困ったり怒られたりすることが減るでしょう。

特徴:初歩的なことでつまずく

新人の場合は基本的なことが理解できずに、初歩的なことでつまずくこともあります。基礎的な知識がないので、仕事の大事なことが覚えられません。

原因:業界や仕事の基礎的な知識がわかっていない

業界や仕事の基礎的な知識がわかっていないと、なかなか仕事を覚えられないことになります。新卒など、会社勤務が初めての人はありがちです。基礎がわからないままでは、いくら覚えようとしても理解を深めることはできないでしょう。

対処法:基本をしっかり押さえる

研修で教えられたことや配られた資料をしっかり復習することが大切です。業界や仕事の基礎的な知識は本や新聞で学ぶほか、ネットで調べることもできます。機会があれば上司にも聞くようにするといいでしょう。積極的にリサーチして、基本を押さえることに努めてください。

仕事を覚えられない人の4つの特徴・原因・対処法【半年〜一年程度編】

入社して半年以上経過すれば仕事に慣れてくるものですが、人によってはまだ仕事が覚えられない場合もあります。ここでは、半年から一年以上経っても仕事を覚えられない人の特徴や原因、対処法について紹介しましょう。

特徴:過去にしたことを忘れてしまう

入社してから半年以上経っていても、過去にした仕事からしばらく離れていると忘れてしまう場合があります。そのようなことをたびたび繰り返していると、「仕事が覚えられない人」と思われてしまうでしょう。

原因:メモを取っていない

次の作業したときのことを考えばメモを取るべきところ、それを怠っているのが原因です。たまにしかやらない仕事は、しばらく離れているうちに忘れてしまうことも多いでしょう。それに備えてメモを取ることが大切ですが、仕事が覚えられない人はその手間を惜しんでしまう傾向があります。

対処法:過去にした仕事を振り返ることができるようにメモを取る

一度やった仕事は、次に行うときのためにメモをすることを忘れないようにしましょう。自分のためにマニュアルを作るという方法もあります。仕事のカテゴリー別にマニュアルを作り、いつでも見返せるようにするといいでしょう。

特徴:メモを取っているけれど覚えられない

メモを取っているのに覚えられない場合もあります。言われたことをダラダラ書くだけなどメモの取り方が下手では、あとで見返しても意味がわからないでしょう。ポイントや要点を押さえていないので、メモを取っても意味がないことになります。

原因:メモを取るだけ取って放っておいている

メモを取ることが目的化して、そのまま放っておくのが原因です。あとで見返すということを考えていません。走り書きなどするだけで、後から整理することを怠っているため、メモをしたことが無駄になっています。

対処法:きちんと見返して、仕事の見える化を行う

メモをしたら記憶がまだ新しいうちに見返して、いつ見てもわかるように整理しましょう。ただ手順を書き留めるだけではなく、効率化できそうな部分に手を加えるなりすれば、後から見返して役立つものになるはずです。

特徴:同じミスを繰り返してしまう

たびたび同じミスを繰り返してしまう人は、仕事を覚えられない人と思われても仕方ありません。ミスを繰り返していると「仕事を覚える気がないのではないか」と、仕事への姿勢そのものを疑われてしまいます。

原因:ミスをそのままにしている

一度してしまったミスをそのままにしているのが原因です。「ミスしたことにあまり反省がない」「大変なことをしたという自覚がない」とこのようなことになりやすいでしょう。

同じ間違いを繰り返すのは、仕事内容をあまり理解していないということも考えられます。

対処法:反省ノートを作成し、フィードバック、改善点を見出す

反省ノートを作りましょう。ミスした原因と対処法を探り出すフィードバックを行います。どうしたら改善できるのか、上司や先輩にアドバイスを求めるのもいいでしょう。徹底的にミスしたことの改善点を見出し、フォードバックの成果は、後から見てよくわかるように綺麗に清書しておいてください。

仕事で落ち込んでしまった時の3つの対処法

仕事がなかなか覚えられず周りに迷惑をかけていると、気分が落ち込みますね。覚えられないことに対処することも大切ですが、落ち込んでストレスを溜めないための対処法も考えていきましょう。

信頼できる人に話を聞いてもらう

誰か信頼できる人に話を聞いてもらうのをおすすめします。仕事が覚えられない悩みなので、できれば職場外の人に相談するのがいいでしょう

24時間あなただけのカウンセラーがついてくれる「cotree」

身近に相談できそうな人がいない場合は、カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?プロのカウンセラーがあなた悩みを真摯に聞き取って、的確なアドバイスをしてくれるでしょう

ただし、初めての人にカウンセリングは少し敷居が高いかもしれません。

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次の記事で、cotreeの詳しい内容を知ることができます。

【オンラインカウンセリング】cotreeの評判・口コミ・実際に受けた感想・メリット・おすすめの理由

自分が好きなことや楽しいと思うことを思いっきりする

落ち込んでいるばかりでは、ストレスが溜まる一方で体に良くありません。帰宅後や休日に、自分が好きなことや楽しいと思うことを思いっきりやってみましょう

趣味に没頭する、気の合う友人と会って会話を楽しむ、旅行をするなど、一番楽しいと思うことに集中してみてください。楽しいことをしてストレスを発散すれば、気分はリセットされます。心機一転して、仕事を覚えられるように頑張りましょう。

音楽や香りを楽しむのもおすすめです。ヒーリングミュージックやクラシックなどリラックスできる音楽は、自律神経の副交感神経の働きを活発にするので、ストレス解消効果が期待できます。

また、アロマの香りは嗅覚を通して脳に作用し、リラックス効果を得ることができます。アロマポットやアロマディフューザーを使ったり、お風呂に数滴入れたりしてストレスを解消しましょう。

落ち込みやすい人は理由を明確にし、対処法を知る

些細なことで落ち込みやすい人もいます。一度ミスをするとなかなか立ち直ることができず、自分を責めたりしがちです。落ち込んでばかりいては仕事に身が入らず、さらにミスを重ねることにもなりかねません

「自分に自信がない」「ネガティブ思考」など、落ち込みやすい理由を明確にして対処するようにしましょう。次の記事で詳しい対処法を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

【特徴別】落ち込みやすい原因と対処法6選!プロが気分を切り替えてリラックスする方法も紹介

仕事を覚えられないのは、自分とその職種が合っていないからかも

仕事を覚えられないのは、仕事が自分に合っていないのかもしれません。合わない仕事を続けていても自分の「強み」を活かすことができず、せっかくの能力を発揮できないでしょう。

自分の価値観と仕事が合っていない

年収や待遇など仕事の内容に関係ないところで職場を選ぶと、仕事が自分の価値観と合わないということにもなります。

価値観と合わない仕事はやりがいがなく、働くモチベーションを保つことができません。仕事に関心を持つことができず、「知りたい」「覚えたい」という気持ちを起こすことができないでしょう。

仕事を覚えるためにはある程度の興味や関心が必要ですが、価値観が合わないとそれも難しくなります。仕事を覚えようとする意欲が湧かず、いつまでも仕事を覚えられないということになるでしょう。

自分の強みが職種で活かせるものではない可能性も

誰でも自分の強みを持っていますが、今の仕事ではその強みが活かせていない可能性もあります。まずは、自分の強みが何かについて知ることから始めてみましょう。

自分の強みは自己診断ツールで調べることができますが、おすすめなのは転職サイトの「リクナビNEXT」が提供する「グッドポイント診断」です

自分の強みを知る自己分析ツールといえば「ストレングスファインダー」が有名ですが、費用がかかるのであまりお手軽ではありません。「グッドポイント診断」は無料で受験することができ、ストレングスファインダーに劣らないクオリティがあります。

300問近い質問に答えていくと、誰もが持つ18の資質の中から5つの強みが導き出されます。それを知ることで、自分に合った仕事は何か、今の仕事で自分の強みを活かすことができるかがわかるでしょう。5つの強みは転職活動での書類作成や面接のときの自己PRにも使える内容になっていて、有効に活用することができます。

「グッドポイント診断」については、次の記事で詳しい内容を知ることができます。今の仕事が自分に合わないと感じている人は、チェックしてみてください。

グッドポイント診断やってみた。転職希望アラサー女が気になる診断結果や転職で最大限活用する方法を全部見せます!

上に当てはまるなら、転職を考えるのも手

今の仕事が自分の価値観に合わない、自分の強みが仕事に活かせないと思う人は、より自分に合った仕事を探して転職を考えるのがいいかもしれません

好きな仕事、興味のある仕事に転職することで仕事を覚える意欲が湧き、仕事を覚えられないという悩みはアッサリと解決できる可能性もあります。

価値観×キャリアを診断して転職の失敗を防げる「VIEW」

出典:VIEW

自分の価値観に合った仕事を探すためには、キャリア診断アプリ「VIEW」の利用がおすすめです。ハイクラスの20代を対象にしたアプリで、質問に答えると自分の価値観とキャリアをAIがマッチングさせ、適職を教えてくれます。

提示されるのは業界と職種を組み合わせた1000以上ものキャリアプランで、ランキング形式で教えてくれます。その中から自分に合った適職を探せるので、転職の失敗を防ぐことができるでしょう。

これまでの職業適正診断にはないアプローチでキャリアプランを提示してくれるので、これまで気付けなかった適職に出会える可能性もあります

「今までいくつも職業適正診断を試してきたものの、納得できる情報が得られなかった」という人は一度、試してみてはいかがですか?

次の記事では、VIEWを実際に体験したレビューを見ることができます。自分の価値観に合った仕事が知りたい人は、さっそくチェックしてみましょう!

価値観×AIキャリア診断「VIEW」を実際にやってみた!VIEWはどんな人にオススメ?

自分の市場価値がわかる「ミイダス」

出典:ミイダス

転職を考えているにおすすめなのが、これまでの転職サイトとは異なるサービスが話題の「ミイダス」です。無料でできる市場価値の診断では、今の自分がどのくらいの年収をもらう価値があるのかを知ることができます。

すべての登録が完了した時点で書類選考通過済みのオファーが届き、自分の希望に合えばすぐ面談をすることが可能です。履歴書を書いて郵送するなど煩雑な転職活動をする必要がないので、今の仕事をしながら効率的に転職活動を進めることができるでしょう。

自分の強みや職業適性がわかる診断もあり、それをもとに自分に合った仕事を選ぶこともできます。

次の記事では、実際にミイダスに登録した体験をもとにその詳細を紹介しています。転職を考え始めている人は、こちらもぜひチェックしてみてください。

ミイダスのコンピテンシー診断(旧キャリア適性チェック)でわかる自分の5つの強み!

【マネージャー・上司向け】仕事が覚えられない新人への教え方

最後にマネージャーや上司の方を対象に、仕事が覚えられない新人への教え方を1つ1つ見ていきましょう。

即戦力などいないと割り切ろう

部下が「仕事を覚えない」と悩んでいるのは、部下への期待の高さの裏返しです。ですがどんな部下も、最初は仕事ができないものです。即戦力などいないと割り切って、とにかく地道に育てることを意識しましょう。

同じことを何回質問されようと、その質問に対応してあげるのが上司の務めです。

「人は忘れる生き物であること」を前提にしよう

人は物忘れが激しい生き物ですし、部下には部下の事情があります。

もしかしたら部下は業務時間外は、家庭の問題で大忙しかもしれないですし、会社の給料だけでは食べていけずにバイトをしているのかもしれません。「会社の時間で仕事ができず、覚えられないなら、残業でも自習でもすべきだろう」というのは、ある意味上司のエゴです。

人は忘れる生き物です。部下が仕事を覚えられないなら、仕事ができない人でもそこそこ仕事ができる仕組みを整えましょう。テンプレ化や自動化できる仕事がないか。部下の仕事が円滑になるツールはないか。配置換えでどうにかならないか。1つ1つ検討してください。

「紙のマニュアル」「口頭での指示」は最低限に。エビデンスを残すことを意識しよう

時代によって業務に最適なデバイスは変わります。あなたが部下の時代は紙のマニュアルを読んで、仕事を覚えるのが当然だったかもしれません。ですがいまはマニュアルは電子化されているのが当然です。

もしも会社の資料が紙で、指示がすべて口頭だとしたら部下は「文化の違い」に戸惑っているかもしれません。資料の共有方法や教育をウェブに切り替えるだけで、教育の効率が上がるかもしれません。

たとえば資料は電子化した上で、研修や教育は動画で行うのが手でしょう。

常にオープンマインドでいること

繰り返しになりますが、部下に何回同じ質問をされても笑顔で答えましょう。部下にとって「質問しやすい人」になるのが上司の役割です。オープンマインドで、排他的な雰囲気を出さないように心がけてください。

仕事を覚えられない理由と対処法を明確にするのが、覚えられるようになる鍵

仕事を覚えられないでミスを繰り返していると、周りに迷惑をかけ、冷たい視線を浴びることもあるでしょう。仕事を覚えられるようになるには、まず覚えられない理由を明確にしましょう。理由がわかれば、的確な対処法を講じることができます。記事も参考に、対処法を試してみてください。

仕事を覚えられないのは、仕事が自分の価値観と合っていない可能性もあります。自己診断ツールで自分の「強み」を知り、自分に合った仕事に転職をするのもひとつの方法です。自分に合った仕事に転職することで、仕事を覚えられない悩みはすっかり解消するかもしれません。