使えない部下の特徴まとめ!仕事ができるようになるためのアドバイス

立場が上がることで新たに増える仕事が、部下の教育。一緒に仕事をする後輩は、素直でかわいい社員ばかりとは限りません。使えない部下の扱いに頭を悩ませる方も多いのでは?対処を間違えると、チーム全体の進捗にも影響を及ぼす可能性もあります。

今回は

  • 使えない部下の特徴10選
  • 使えない部下を仕事ができるようにさせる対策

と、使えない部下の特徴や対策について紹介しましょう。

使えない部下の特徴

上司が「使えない」と感じる部下は、能力そのものというよりも意識や態度に問題があることが多いです。自分の部下に当てはまる特徴がないか、チェックしてみてください。

教えていることをメモしない

仕事を教えているときにメモをとらない部下は、後でまた同じことを聞きに来る可能性が高いです。メモをとらずに、説明を一度で理解できる人はなかなかいません。

責任感を評価してもらうためにもメモをとろう

自発的にメモをとらないということは、任された仕事をこなそうというやる気や責任感がないことの表れともいえるでしょう。

指示を正しく理解できない

こちらが出した指示とずれた行動をとってしまうというケースもあります。指示されたことが理解できず、見当はずれなことをしてしまったり、解釈を間違えてしまったりした結果、本来の仕事が進まなくなってしまうのです。フォローのためにほかの社員の手を借りなければならないこともあるでしょう。

ただしこの場合、部下の理解力に問題がある場合ももちろんありますが、指示が明確だったかどうか、上司の側でも反省が必要です。

わからないことがあっても聞きに来ない

新人のうちは、どうしてもわからないことがたくさん出てくるもの。それを周囲に質問せずに勝手な判断で仕事をすると、無駄な作業や時間が発生してしまうでしょう。

コミュニケーションが苦手だったり、上司に距離を感じていたりする場合、部下は質問をしにくくなります。

社会人としてのマナーがなっていない

時間を守らない、人の話を真面目に聞かないなど、大人として最低限のことができない部下も困りものです。

仕事ができる・できない以前に、取引先に失礼があったり周囲の同僚と信頼関係を築けなかったりといったトラブルを招きかねません。たとえ仕事ぶりに問題がなかったとしても、重要な仕事を任せるには不安があるでしょう。

人から教わるのが苦手

教わる人間の態度が悪ければ、いくらこちらが熱心に指導しても思うような結果は出ません

話を聞き流して疑問点をそのままにしてしまう、自分のやり方にこだわってしまうなど、教わるのが苦手な部下は扱いも難しいです。本人が自分の弱点を自覚しなければ、なかなか改善されないでしょう。

プライドだけは高い

プライドが高すぎると、相手の言うことを素直に受け入れられない場合があります。指導を受けても真面目に聞かず、自分の正しいと思う方法にこだわってしまうのです。

自分から質問することも苦手なので、こちらの指示と逸れてしまうリスクも高く、上司としては評価を下げざるを得ません。

仕事の優先順位をつけるのが苦手

今やるべきことと、後から手をつけるべきことの判断ができないと、納期に遅れが出たり、時間がなくて雑な仕事になってしまったりするかもしれません。

上司が仕事の優先順位について逐一指示するのは手間がかかります。

ダラダラと仕事をして残業ばかりしている

本来は8時間で終わらせることができた仕事にもかかわらず、それをダラダラと時間をかけてこなすタイプの部下も困りものです。

残業手当が発生するため、会社の利益にもなりません。能力が足りないというよりも、仕事をする姿勢やモチベーションの問題のため、指導には手を焼くでしょう。

いつも眠そう

睡眠時間が不足していると、仕事のパフォーマンスも落ちてしまいます。注意力が散漫になり、大きなミスをしてしまうかもしれません。

常に眠そうな様子でいる部下は、上司からすると不安になってしまうのも当然でしょう。

仕事に情熱を持っていない

モチベーションが低ければ、仕事の質も低下してしまいます。仕事に興味がないと、本人にとっても勤務時間はストレスです。

上司、部下ともにメリットがないので、上司の声かけなどでうまくやる気を引き出す必要があります。

使えない部下を作っているのは自分かも?

「部下が使えない」と感じたとき、それは部下ではなく上司であるあなたの指導方法や能力に問題がある可能性もあります。

今度は使えない部下を作る上司の特徴について紹介します。自分が無意識にそんな行動をとっていないか、振り返ってみてください。

質問をされても忙しくてしっかりと対応していない

忙しくて自分のことに手いっぱいになって、部下からの質問を邪険に扱ってしまってはいませんか?部下は疑問点を解決できないままになってしまうので、失敗のリスクも高まります。

さらに、「質問しても意味がない」と思われてしまえば、次回わからないことがあっても質問しに来てくれなくなってしまうでしょう。部下の質問に対応するのは上司の役割です。

指示が不明瞭

解釈の幅が広い、曖昧な指示は部下を困らせてしまいます。経験やノウハウのない部下が自分で判断しなければならない状況に陥って失敗したり、詰まるたびに何度も質問に来たりという状況になりやすいでしょう。指示は具体的で、だれにでもわかりやすいことが大切です。

マニュアルに欠陥が多い

部下にマニュアルを渡して仕事の説明をするケースはよくありますが、そのマニュアルが完全なものかどうかは事前に確認が必要です

古いやり方のままになっていたり、例外が多すぎて対応できなかったりするかもしれません。これでは正しい仕事の仕方を覚えられませんし、結局進め方がわからず、自己判断をして失敗してしまう可能性が高まります。

部下にスペックが悪いパソコンを使わせている

スペックの低いパソコンはソフトの起動や処理に時間がかかります。フリーズして何度も再起動しなければいけないこともあるでしょう。

仕事のスピードや質に直結するため、設備やツールは十分なものを用意しましょう。

1から10まですべて指示を出し部下の考える隙間がない

仕事の指示をすべて細かく出すと、部下は考えるということをしなくなります。初めのうちは問題ありませんが、ただ指示を待ってロボットのように仕事をこなすだけでは、一人前とは言えません。

部下の成長する機会を奪ってしまっていないか、振り返ってみてください。

部下の能力以上の仕事を回してしまっている

本人の能力を超える仕事が回ってくれば、一つひとつの仕事の質は落ちてしまいます。自分の感覚で「これくらいできるだろう」という量を割り振ってしまうと、新人にとっては負担が大きすぎる場合がほとんどです。

結果、中途半端な仕上がりになったり、納期に間に合わなかったりして、評価を落としてしまいます。

部下にあった教育方針ではない

指導は部下の性格を見極め、その人にあった接し方をすることが大切です。褒められて伸びるタイプの人に厳しく叱る指導を繰り返しても、良い結果は生まれないでしょう。

部下にあった教育方針を上司が意識していないと、指導の効率が悪くなるばかりか、部下の信頼を失うことにもなりかねません。

実は教育係としてのスペックが低すぎる

教育係として優秀かどうかは、仕事をこなす能力には関係がありません。仕事はできても教えるのが下手な上司の部下は育たないでしょう。

自分に適性があるのかどうか、見直してみてください。

使えない部下を仕事ができるようにさせる対策

使えない部下に対しては、指導の仕方や仕事の割り振り方を臨機応変に変えることで、やる気を引き出し、効率の良いやり方を身につけさせることが可能です。

使えない部下を育てるためにできる対策を紹介します。

自分のマネジメント資質・能力要素・自分の上司としてのタイプををチェックする

出典:ミイダス

ミイダスのコンピテンシー診断では、自身のマネジメント資質や能力値などを知ることができます。

また、自分が上司としてどんなタイプなのかを知ることができるため、自己理解を深めてみましょう。

自分がそもそも部下と相性が悪いのか、それとも教え方が悪いのか…など、原因を知る際のヒントになります。

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仕事を依頼するときに部下に合ったモチベーションの上がる種類の仕事を振る

部下のやる気がないせいで仕事に影響が出ている場合、可能な範囲で本人の望んでいる仕事を与えてみましょう。

しっかりと部下とコミュニケーションをして、本人の希望を聞き出すことが大切です。モチベーションが上がれば、仕事に対する姿勢も改善されます。

ミスをしたときには同じミスをしないような対策を考えさせる

何度も同じ失敗をしてしまう部下に対しては、ミスをしたときにただ叱るだけではなく、その原因を分析させましょう

そして、具体的な対策まで部下に考えさせます。それをチェックして、問題点を指摘しながら、部下の考える力を高めていきましょう。

仕事が遅い部下には効率の良い仕事の仕方をアドバイスする

仕事の進めるコツを理解していれば、効率は高まります。部下の仕事の進め方を観察して、何が悪いのかを指摘してあげましょう。自分の方法をやってみせるのも有効です。

社会常識がない部下には周りの人が都度注意する

常識やマナーに問題がある場合は、都度注意して意識を促しましょう

一度にいろいろと教え込んでも、なかなか身につきません。その都度指摘することで、頭に入りやすくなります。

何度も作業の手が止まってしまっているならマニュアルを改修する

すぐにわからないことが出てきてしまう場合は、マニュアルを充実させることでサポートしましょう。部下の詰まりやすいポイントについては、該当箇所の説明を厚くしたり、ページを追加したりします。

マニュアルは業務内容が変わらない限り引き継いで使えるため、別の人の指導にも役立つでしょう。

仕事ができない部下は先輩とタッグを組ませて仕事のやり方を学ばせる

使えない部下には、つきっきりで指導した方が能力を高めやすいです。近くにお手本があり、すぐに質問もできる環境を整えてあげましょう。

仕事のやり方をチェックしながら細かな指導ができるため、指導の効率が良いです。

まとめ

部下が仕事をできないのはさまざまな原因があります。部下本人のやる気や能力が足りないのかもしれませんし、もしかしたら上司の教え方や接し方に問題があるのかもしれません。

自分と部下の状況を振り返りつつ、原因に応じた対策をとりましょう。適切な指導で、部下を良い方向に導いてあげてください。