仕事が続かない人が続けられるようになるためにおすすめの方法

新天地を求めて、あるいは新社会人として想いを胸に馳せながら就職してみたもののなかなか、長続きせずに辞めてしまうことに悩んでいる方もいるかもしれません。しかし、決して仕事が続かない理由は自分だけではなく、さまざまな要因を考えて見るべきでしょう。仕事が続かない原因や仕事を長続きさせるためのコツについて紹介します。

20代・30代の転職事情(2017年データ)

女性は、20代だと3割程度、30代になると半分の方が転職を経験しているというデータがあり、実はかなりの方が転職していることがわかっています。20代と30代の転職事情について見てみましょう。

20代の「転職経験あり」は20~30%。平均転職回数は0.34回

20代のうちから転職をする方は全体の2割から3割。決して少なくない人が、新卒あるいは、2社目を退職して転職をしていることになります。この年代であれば、転職もしやすくキャリアパスを考えても、身動きがとりやすいのも要因でしょう

30代の「転職経験あり」は約半数。平均転職回数は1.0回

30代になると、結婚・出産などのライフステージの変化により、一度退職をする方も増えます。その後、家庭が落ち着くと再び就職をする方も多く、30代後半からは2社目、3社目という転職経験者も増えてきます。また、最近では独身の方や既婚者の方でもキャリアアップを目指して転職をする方も増えているのも要因です。

仕事が続かない原因

各年代の転職率を紹介したところで、それぞれどういう原因で転職をするのかについて説明します。キャリアアップのような前向きではないものも含めて、さまざまなものがあるため自分の転職をしたいと考える要因とともに考えてみましょう。

会社選びの段階で自分に合っていない会社を選んでしまっている

興味のない仕事だったり、社風が自分に合わなかったりすると、なかなかモチベーションにつながらず続けるのが大変になってしまいます。また、通勤時間が思った以上にかかる、社則が厳しいといった入社してみて気づく点が自分に合わず、ストレスを感じてしまう方もいます。自然とネガティブな気持ちになってしまい、仕事に集中できない状態が続くような場合には、その職場は長続きしないかもしれません

神経質になりすぎてしまっている

ふとしたきっかけで気になることが出てきてしまい、そのことで他のことまで気になってしまうような状況は長続きしない原因のひとつです。自分にとって最適な環境や仕事内容を得られるのが一番ですが、気になるポイントが出てきたときに、神経質になりすぎてしまうといづらさを感じてしまうかもしれません

必要以上に真面目に頑張りすぎてしまっている

他の人の仕事まで手伝ったり、評価を貰おうと必要以上に力を入れたりと、気を抜かずに頑張りすぎてしまうのも長続きしない要因になるでしょう。真面目に頑張ることは大切ですが、適度なリフレッシュやときには肩の力を抜く瞬間がなければ、心身共に疲れてしまいます

残業時間が長く睡眠時間を確保できない

残業時間が長くなりやすい会社にいると、ストレスや疲れによって仕事を辞めたくなるでしょう。繁忙期や決算期など、会社全体で残業が発生してしまうようなところもありますが、睡眠時間を削ってまで仕事に打ち込むのは健康に悪影響です。

また、睡眠不足が続くとストレスが溜まりやすく、集中力も低下しやすくなるといわれており、ミスも出やすくなるかもしれません。さらに、自分の時間も確保できなくなってしまい、こういった状況が続くような職場は続けづらいと感じてしまいます。

自分にはもっと他の仕事の方が合っていると思っている

今の仕事が物足りなかったり、逆に自分にまったく合っていなくて辛いと感じたりすることがあります。このような気持ちが生じると、だんだん別の仕事に魅力を感じるようになるケースもあるでしょう。他の職域へ挑戦したり、年収アップを目指したりと自己実現のための転職も珍しいことではありません

仕事ができないのは教え方が悪いせいだと責任転嫁している

仕事ができないのは自分の能力のせいだと思わない方がいます。上司の教え方が悪いと思ってしまうと、人間関係に問題があると判断して会社を辞める方がいます。自分の能力に疑問を抱かないプライドの高い人は、こういう原因で仕事が続かないことがあります

今より条件の良い求人をよく見かける

仕事に対するモチベーションが下がってきてしまうと、求人誌や求人サイトを閲覧するようになるかもしれません。ここで、現在の職場よりも好待遇な案件や事業内容・業務内容が魅力的に感じられる求人を見かけると、現在の仕事に対するやる気が一層下がってしまいます

仕事が続かない人の特徴

長続きするのに向いていないような性格やモチベーションを生み出しづらい状況・環境によって仕事が続かない方もいます。次のようなことが該当しますので覚えておきましょう。

人間関係の構築が苦手

コミュニケーションが苦手な方は人間関係を上手く構築できず、疎外感を覚えてしまうかもしれません。会社で働く以上は、いろいろな方との信頼関係やパートナーシップが大切とされます。話すのが苦手だったり、会議にストレスを感じてしまったりするような方は、同じ職場を長く続けることに苦手意識を持ってしまいがちです。

仕事を辞めても生きていける経済基盤がある

親が金持ちだったり、パートナーが高収入だったりする場合は、無理に仕事を続ける必要がありません。安定した生活ができており、経済的に困ったことがなければモチベーションが維持しづらくなってしまいます。仕事そのものにやりがいが見いだせない限りは、なかなか仕事が続けづらいと感じるでしょう

被害者意識が強い

必要以上に周りが気になってしまう方も仕事が長続きしづらいケースが多いです。上司に注意されたことをパワハラだと感じてしまったり、周りが集まって話しているのを見て「自分の悪口を言っているのでは」と気になってしまったりするような方は、精神的なストレスを抱えやすくなってしまいます

その仕事が嫌い

どうしてもその仕事を好きになれず、嫌いになってしまうと、仕事をするのがつらくなってしまいます。たとえ好待遇だったとしても、自身のポリシーに反するような仕事内容はストレスにもなるため、なかなか続ける気になれないかもしれません。さらに、仕事内容が嫌いになってしまうような状況であれば、転職へと気持ちが傾くようになります。

真面目すぎて周りの人の働き方が許せない

自分は真面目に仕事をしているのに、周りの人はサボりがちだったり、自分よりも仕事量が少ないと感じたりすると、ストレスとなってしまうでしょう。こうした環境でも気にならない方であれば問題ありませんが、意識の差が許せず他の社員へ注意したくなってしまうような方は、仕事を続けづらいと感じるかもしれません。

ストレスを溜めこみやすい

神経質な人や傷つきやすい人はストレスを溜めこみやすいです。人間関係や労働環境などに問題があると、ストレスを感じてしまい仕事の質や量に影響もし、評価が下がってしまいそれがストレスになり、と悪循環に陥ってしまうことも。健康への影響も含めて、仕事を続けづらい性質といえるでしょう。

飽きっぽい

最初は楽しんで仕事をしていても、すぐに飽きてしまう方は仕事が続けづらい性質の持ち主です。仕事に飽きると新鮮味がなくなり、退屈になってしまうからです。常に刺激的な内容がある職場であれば問題ありませんが、常に同じようなことを繰り返す業務に就いているとだんだんとやる気がなくなってきてしまい、新たな環境を求めて転職をしたいと考えるようになるでしょう。

感情をコントロールするのが苦手

上手く自分の気持ちをコントロールできないと、集団行動がとれずに孤立してしまいます。顧客や上司・部下との関係性を踏まえながら、コミュニケーションが取れずに怒られてしまったり、感情的な発言が裏目に出て信頼を失ってしまったりするからです。特に、周りにも影響を与えてしまうような声で不満を言ってしまうような方の場合は、疎外感を覚えて仕事をしづらいと感じてしまうでしょう。

仕事を続けられるようになる方法

仕事の続かないような性質を持っている方でも、心がけを変えることによって改善でき、仕事は長続きするようになります。ここまでで気になる項目があった方は以下のことに注意してみてください。

深く考えすぎずに仕事をする

必要ではないことを深く考えすぎてしまうと、ストレスになりやすく仕事の質にも影響します。自分の業務の内容や営業提案、顧客対応の方法について考え込むことは悪いことではありませんが、それ以外の人間関係や周りの仕事の仕方などについては適度な配慮として悩みを抱え込まないようにしましょう。どうしても気になることがあれば、思い切って上司や同僚に聞いてみてしまうのも良い手段です。

最初から完璧を求めずにまずは仕事に慣れる事からはじめる

完璧主義の方は、はじめての仕事でも自分の失敗が許せず、自分や周りを責めてしまいがちです。適度に周りへフォローを頼みつつ、最初のうちは失敗もあるものと肩の力を抜いて取り組むようにしましょう。こうした性格の方は、慣れてきたときに他の人に比べてもクオリティの高い仕事をこなす才能も持っていますから、最終的には信頼が得られやすいはずです。

周りの人にしっかりと挨拶をして人間関係を構築する

転職する理由の多くは人間関係です。そのため、人間関係さえ良好に保てれば、仕事は続けやすくなります。そこで考えたいのがきちんと挨拶をすること。人間関係の基本は挨拶からはじまるからです。毎日、朝出社したとき、退社するときには意識的に周りに挨拶をするようにしましょう。続けていれば、コミュニケーションが苦手な方でも、徐々に職場に溶け込んでいけます。

自分で細かく目標設定をし達成感を味わう

仕事に対するモチベーションを維持する方法のひとつが達成感を得ることです。あまりに大きな目標を掲げてしまうと、なかなか達成できずにストレスになってしまうため、小さな目標を設定して細かい達成感を作っていくことのほうが大切です。たとえ、それが大きな成果につながらずとも、一歩一歩前進していることが実感できるため、前向きに物事をとらえやすくなります。

就職活動の時に妥協せずにしっかりと自分に合った仕事を選ぶ

自分に合った仕事を選べなければ、どれだけ考え方を変えても、仕事は長続きしないものです。しっかりと情報を集めて、実際に働いたときのことを想像しながら会社を選んでいきましょう。例えば面接のときの雰囲気やオフィスの環境も自分に合っているかという視点から見てみるのも大切です。待遇や通いやすさという面だけでなく、総合的に判断して会社選びを進めてみてください。

一人暮らしなど経済的な逃げ道を塞ぐ

働くことの目的のひとつは、生活に必要な経済的な基盤を築くことにあります。そこで、それを逆手に取り一人暮らしをするのも選択肢です。自分を追い込むことができる環境にいると、危機感が生じ、仕事を簡単に辞めなくなります。経済的に安定している方は、経済的な逃げ道を塞いでみると良いでしょう。

スマホを見てダラダラするのではなくしっかりと睡眠時間を確保する

睡眠時間が不足すると、睡眠不足になるだけでなく精神的にも影響が出るとされます。特に、寝る前にスマホを閲覧するのは、目への刺激が強く眠りの質が下がってしまうため、寝る1時間前からはスマホやパソコンを禁止しましょう

また、睡眠習慣をきちんと身に付けて、寝る時間と起きる時間を一定に保つことは生活のメリハリにもつながります。仕事を長続きさせるためにもこうした生活習慣の改善は役立つものです。

まとめ

仕事が長続きしない理由には、自分自身の習慣や性質が関係していたり、周りの環境があってなかったりすることが挙げられます。多くの方が20代30代で転職を経験しているように、なかなか同じ職場を長く続けることは簡単ではないかもしれません。仕事選びの段階から職場のことをリサーチして、自分に合っているところを選ぶほか、ちょっとした心がけや習慣の改善をして、長続きするように意識してみましょう。