酢玉ねぎの効果って?基本のレシピとおすすめの摂取方法

酢玉ねぎは、スライスした玉ねぎを酢に浸しただけの簡単な食べ物です。しかし、酢玉ねぎを摂取することで高血圧や動脈硬化などの恐ろしい病気を予防したり、ダイエット効果があったりと驚きの効果が期待できるでしょう。この記事では酢玉ねぎによって得られる数々の効果、作り方や食べ方、そして摂取時の注意点などを詳しく紹介していきます。

酢玉ねぎに期待できる効果

酢玉ねぎには血液をサラサラにし、血圧を下げたり、腸内環境を整え便秘を解消したり、コレステロール値や中性脂肪値を下げる効果があると言われているのです。酢玉ねぎの摂取がいかに健康維持にとって大切かを説明していきます。

血液をサラサラにする

酢玉ねぎには血液をサラサラにする効果が期待できます。血液がサラサラになるとなぜいいかというと、血管を血液が流れやすくなり血圧が下がるからです。

赤血球が酸素を運ぶ際、糖がくっついてネバネバした血液になるのを酢が予防し、血液がサラサラになります。酢には血圧をコントロールする酢酸も多く含まれており、酢の摂取により血管が拡張され血流が良くなることが期待できるのです。大さじ1杯ほどの酢を毎日摂取することで血圧を下げる効果があると考えられています。

玉ねぎには硫化アリルという成分が含まれています。硫化アリルには血管内部で血液が固まるのを防ぎ血液をサラサラにする効果があると言われているのです。血管を広げることで血の流れを良くし、血圧を下げる効果や、血中にある余計な脂質や糖分を減らす働きも期待できます。

さらにケルセチンという血圧をコントロールする成分が含まれており、血管の酸化を防ぎ高血圧や動脈硬化を防いでくれると言われています。血圧を下げる高い効果が期待できる酢と玉ねぎを両方使った食べ物が酢玉ねぎです。

腸内環境を改善する

酢玉ねぎには腸内環境を改善する効果が期待できます。腸内環境が整えられると便秘の予防や解消につながるでしょう

玉ねぎは腸内細菌の栄養分である水溶性食物郁繊維とオリゴ糖を含んでいます。水溶性食物繊維とオリゴ糖が腸に入ると、腸内細菌は健康に良い成分を作り出すと考えられているのです。

さらに酢の摂取により腸内細菌は効率よく短鎖脂肪酸を生成し、腸内環境を短時間で整える効果が期待できます。酢玉ねぎは腸内環境を整えるための良い組み合わせです。

コレステロール値を下げる

酢玉ねぎにはコレステロール値を下げる効果があると言われています。硫化プロピルという成分が玉ねぎに含まれており、この硫化プロピルは空気に一定時間さらされるとトリスルヒィドという物質に変化するのです。

このトリスルヒィドは血液にある悪玉コレステロールを減らす働きをします。酢玉ねぎを食べることでトリスルヒィドを摂取することができ、血液中の悪玉コレステロールが減り、コレステロール値が下がるのです。

中性脂肪値を下げる

酢玉ねぎには中性脂肪値を下げる効果のあるケルセチン、グルタチオン酸というポリフェノールの一種である成分が含まれています。中性脂肪値が下がると血の流れが良くなり、代謝のアップにつながるのです。

ケルセチンには脂肪の吸収を抑制する作用があると考えられています。腸に溜まった脂肪を便と一緒に排泄することにより、中性脂肪値を下げてくれるのです。グルタチオン酸は中性脂肪を分解し、排出することで中性脂肪値を下げると言われています。

酢玉ねぎはダイエット効果も期待できる!

玉ねぎ自体カロリーが低く、太りにくい野菜です。加えて酢玉ねぎにはダイエットに役立つ栄養素が豊富に含まれています。糖や脂肪の代謝を促進したり、むくみを解消したり、様々なダイエット効果が期待できるでしょう。

脂肪燃焼を促進する

酢玉ねぎには脂肪燃焼を促進する働きがあります。酢の主たる成分である酢酸(クエン酸)が肝臓内にある酵素を活性化させ、肝臓における脂肪燃焼を促すのです。

さらに玉ねぎには硫化アリルやケルセチン、アリチアミンなどの栄養素が豊富に含まれていて、これらによっても脂肪燃焼が促進されます。

糖質・脂質の代謝を促進する

酢玉ねぎには糖質や脂質の代謝を促進する働きが期待できます。酢の成分である酢酸は体内に入るとクエン酸に変化するのです。そして体内にある糖や脂肪からエネルギーを作り出す働きを活発にし、糖や脂肪が代謝されます。玉ねぎに含まれる硫化プロピルにも、酢と同じように体内の糖を代謝する働きがあると言われています。

また、ビタミンB1は糖の代謝にとって重要なビタミンです。玉ねぎに含まれる硫化アリルはアリシンという物質に変わり体内でビタミンB1と結びついてさらにアリチアミンという物質に変化します。そして体内でビタミンB1の作用を助けて糖の代謝を促すのに役立つのです。

便秘を解消する

酢玉ねぎには腸内環境を改善し便秘を解消する効果が期待できるのです。酢に含まれるグルコン酸と玉ねぎに豊富に含まれる水溶性食物繊維とオリゴ糖は腸内にいるビフィズス菌などの善玉細菌の栄養となります

善玉細菌が増えることで腸内環境が改善すると考えられています。そして腸の活動が盛んとなり便秘が解消されるでしょう。

むくみを解消する

酢玉ねぎには体のむくみを解消する効果があると言われているのです。体内の水分の代謝がうまくいっていないことが、お顔や足、お腹などのむくみの原因と考えられます。

玉ねぎに豊富に含まれているシクロアリインという物質には体内の水分の巡回を活性化させる働きがあります。体内に溜まった老廃物を汗や尿として体外に排出することを促進してくれるのです。この作用によりむくみが軽減、解消するでしょう

血行を促進して体を温める

玉ねぎに含まれるポリフェノールやアリシンという成分には血行を促進する働きがあります。血行が良くなり体の隅々まで血液が行き渡ると体が温まりやすくなります。そして体脂肪の燃焼が促進されるのです。ポリフェノールやアリシンには血管を健康にする働きも期待できるのです。

簡単!酢玉ねぎの基本的な作り方

酢玉ねぎは誰でも簡単に作ることができます。まず材料として玉ねぎ2個、塩を少々、酢(林檎酢、米酢、黒酢)を玉ねぎが浸かる程度の50㏄、蜂蜜そして保存瓶を用意しましょう。

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玉ねぎを薄くスライスして水にさらす

玉ねぎを薄くスライスして水に1分程度さらします。玉ねぎを薄くスライスする時には玉ねぎの皮をむいた後縦半分に切ってください。そして芯を取り除き切り口を下にした状態で薄く切って行きましょう。

玉ねぎの食感を楽しみたい時には繊維に沿うようにスライスし、玉ねぎの辛味を取り除きたい時には繊維に対して垂直にスライスするのがコツです。

水気を切って塩を少々揉みこむ

水をしっかり切った後、塩少々を揉みこみ玉ねぎに酢と蜂蜜を染み込ませやすいようにします。

保存容器に玉ねぎ・酢・蜂蜜を入れる

保存瓶に玉ねぎを入れます。そして玉ねぎが浸かるくらいの量の酢と蜂蜜を注ぎ入れましょう。

5日後から食べるのが理想

保存瓶を冷凍庫に入れて冷凍保存を行います。2時間後から食べることが可能ですが、5日間待った後食べるのが望ましいです。

酢玉ねぎの効果的な摂取方法

いくらおいしい酢玉ねぎと言っても、毎日食べるとなるとさすがに飽きてしまいますよね。そんな時は何か他の食材と組み合わせて食べてみましょう。酢玉ねぎの新しい魅力が見つかるかもしれません。

ドレッシングとしてサラダにかける

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まずは酢玉ねぎを「乗せる」。ドレッシングとして酢玉ねぎをサラダにかけて食べるとヘルシーでとてもおいしいですよ。カロリーが気になっていつもノンオイルのドレッシングを選んでいる人はぜひ試してみてください。さらに一歩進んだヘルシー感覚を楽しめます。

お肉の薬味として使用する

酢玉ねぎを「添える」。酢玉ねぎを細かく刻み、お肉の薬味として使用すると酢玉ねぎの効果でお肉のおいしさが一層引き立ちます。

酢玉ねぎに含まれる酢酸やアミノ酸の効果で脂質が効率よく燃焼されますので安心してお肉を楽しむことができますよ。

カレーのらっきょうやピクルスの代わりに使用する

酢玉ねぎをカレーのらっきょうやピクルスの代わりに使用するにもOK。いつものカレーライスなのに、酢玉ねぎのおかげで全く違う味を楽しむことができるかもしれません。

酢玉ねぎには糖質や脂肪を燃焼させる効果が期待できますので、食事に酢玉ねぎを加えてしっかり食べながら体脂肪の燃焼を狙うことができます。

酢玉ねぎを摂取する時の注意点

とても健康に良い酢玉ねぎですが、食べる時にはいくつかの注意点があります。まず食べ過ぎないこと、空腹時にいきなり食べるのは胃に負担がかかるので良くないこと、糖質制限ダイエットと併用する時は注意が必要なこと、などです。

食べ過ぎに注意

酢玉ねぎは食べ過ぎに注意しましょう。1日の摂取量は60ml 程度が良いでしょう。玉ねぎに含まれるケルセチンや硫化アリルを過剰に摂取すると胃もたれや胸やけが起きることがあるのです。玉ねぎの成分である硫酸アリルの作用で、体臭がきつくなってしまうこともあります。

また酢には殺菌作用がありますので摂取しすぎると善玉菌など体にいい菌まで殺してしまうことになりますので注意が必要です。

糖質制限ダイエットとの併用は不可

酢玉ねぎダイエットと、糖質制限ダイエットと並行する場合には注意が必要です。玉ねぎは野菜の中でも糖質の高い根菜のグループに属しています。玉ねぎ100gに約7.2gの糖質が含まれています。

酢は調味料としては糖質が少なく、糖質制限ダイエットによく取り入れられます。酢を飲むことで血糖値の上昇が10%抑えられたという研究結果もあるほどです。穀物酢15gに約1.0gの糖質が含まれています。

糖質制限ダイエットには1日の糖質摂取量を100~120gとするソフトプランと、1日の糖質摂取量を100g未満とするハードプランがあります。食べ過ぎなければ問題はないですが、特にハードプランの場合には、酢玉ねぎの取り過ぎには注意が必要です。

胃に負担がかかるので空腹時の摂取はNG

酢玉ねぎを空腹時に食べると胃に負担がかかるので良くありません。胃に何も入っていない状態で酢玉ねぎを食べると胃の壁に酢や玉ねぎの刺激物が直接接触することになります。胃が痛くなってしまうこともありますので空腹時に酢玉ねぎを食べるのはやめておいた方が無難です。

まとめ

酢玉ねぎに期待できる様々な効果、基本的な作り方、効果的な摂取方法、そして摂取する時の注意点を見てきました。酢玉ねぎは適切に摂取すれば健康と美しさを手に入れることができる素晴らしい料理です。ぜひこの記事を参考にして正しく酢玉ねぎを摂取し美しく健やかな日々をお過ごしください。