パクチーの効能って?基本的な使用方法と注意ポイント

パクチーは世界的に人気の高いハーブです。パクチーとは実はタイ語で、英語ではコリアンダー、中国語では香菜(シャンツァイ)と呼ばれています。

香りが独特ですので苦手とする人も多いですが、様々な種類の重要な栄養素を含んでおり、健康や美容にはとても良い食材であると考えられています。

今回は、

  • パクチーに含まれる成分
  • パクチーの効能
  • パクチーのおすすめの使い方
  • パクチーを摂取する時の注意点

の4点を詳しく紹介します

パクチーに含まれる成分

パクチーは古くから薬用ハーブとしてその名を知られてきました。パクチーに含まれる栄養成分にはどのようなものがあるのでしょうか。βカロテン、ビタミン、カルシウム、カリウムなど健康に重要な成分ばかりです。詳しく見てみましょう。

βカロテン

パクチーには100g中3,930 μg とβカロテンが豊富に含まれています。βカロテンは体内でビタミンAに変換されます。

ビタミンAには皮膚の新陳代謝を促進する作用が期待でき、ビタミンAが不足するとニキビ肌やカサついた乾燥肌の原因となることがあります。お肌を美しく保つためには適度な量のβカロテンの摂取が必要なのです。

ビタミン群

パクチーにはビタミンA・ビタミンB2・ビタミンCなどのビタミン群が豊富に含まれています。ビタミンAには粘膜の持つ機能を正しく保ったり目の角膜を保護したりする効能が期待でき、ビタミンB2は疲れた時の疲労回復に効果が期待できます。

ビタミンCはコラーゲンが合成されるのを助け、美肌、美白効果が期待できます。さらにビタミンAやビタミンCは抗酸化ビタミンとも呼ばれ、老化の原因と考えられている活性酸素の発生を抑える効能が期待できます。

カルシウム

パクチーにはカルシウムやカリウム、マグネシウム、鉄、リンなどのミネラル類が豊富に含まれています。神経や筋肉の働き、体の代謝などに重要なのがミネラルです。

体の中でミネラルを作り出すことはできず、食事を通して摂取する必要があります。女性にとっては生理の時や妊娠した時などに不足する栄養素ですので意識して摂取することが大切です。

カリウム

パクチーにはカリウムが含まれています。カリウムには利尿作用があり、体内にある塩分の濃度のバランスを取り余計な水分を体の外に排出してくれます。

むくみの原因は体内に留まる余計な水分ですので、パクチーによるカリウムの摂取でむくみを防ぐことができるでしょう。またカリウムの持つ利尿作用によりデトックス効果も期待できます。

パクチーに期待できる効能

パクチーにはデトックスをはじめ、食欲増進、快眠に導くなど、健康に良い様々な効能が期待できます。それぞれの効能を詳しく見てみましょう。

デトックス

パクチーにはデトックス効果が期待できます。デトックスとは体内に貯めこまれた毒素を体の外に排出する働きのことです。

デトックス効果で腸内環境が整えば、便秘が治り、お肌がきれいになることがで期待できます。さらにエネルギー効率が高まり脂肪が落ちるということも考えられます。

食欲増進

パクチーは食欲増進、消化促進、整腸に役立ちます。食欲がない時や、お腹の調子が悪い時には消化の良いお粥やスープにパクチーを入れて食べてみましょう。

パクチー独特の香りの元は、パクチーに含まれるリナロール、ゲラニオールという成分です。このリナロール、ゲラニオールに消化器官を活性化させ、食欲を増進させる働きがあると考えられているのです。

快眠

パクチーには快眠効果も期待できます。パクチーはストレスや不安感を減らし質の高い睡眠を促してくれるハーブの一種です。

パクチーの独特の香りに脳や神経を優しく刺激し不安を和らげる働きがあると言われています。また、パクチーに含まれる揮発性の油分には神経の高ぶりを鎮静化させたり、体の痛みを軽減させたりする効果があると考えられているのです。

パクチーのおすすめの使い方

すぐに使わない時は生のまま冷凍保存

パクチーは冷凍保存することができます。パクチーは鮮度が落ちてくると葉が黄色くなってしまいます。使い切れないと思ったら冷蔵庫に入れるのではなく冷凍保存がおすすめです。

生のままで冷凍保存するようにしましょう。凍っていても簡単にカットすることができますので、凍ったままでお料理に使うことができますよ。

 

パクチーを葉と根に切り分けます。

根はラップにぴったり包んで冷凍庫へ、葉は刻んだうえで冷凍保存袋に平らに入れ、空気を抜いて密封し冷凍庫に入れましょう。

 

1か月以内に使い切るようにしてください。

葉よりも香りが強い茎と根は加熱調理

パクチーは生で食べようとするとその強い香りが気になる人も多いでしょう。特に葉よりも香りが強い茎と根は食べにくいかもしれません。香りが気になる時には加熱により香りを和らげることが可能です。炒め物にするとずっと食べやすくなりますよ。

注意が必要なのは加熱によりパクチーの持つ栄養素の機能が失われてしまうことです。ミネラルは加熱に強いので失われることはありませんが、ビタミンBやビタミンCは加熱処理によって失われてしまうことがあります。パクチーを食べることでビタミンBやビタミンCを摂取したい人は加熱処理をせず食べることをおすすめします。

パクチーを摂取する時の注意点

良いところばかりのように思えるパクチーですが、いくつか注意点があります。食べ過ぎると下痢や腹痛を起こすリスクがあることと、人によってはアレルギー症状を起こすリスクがあることです。詳しく見てみましょう。

腹痛や下痢の症状を引き起こすリスクがある

パクチーは基本的に安全な食材ですが、利尿作用やデトックス、消化促進の働きがあるので、人によっては腹痛や下痢の症状を引き起こすリスクがあります。美容や健康の面で様々な効能が期待できるとはいえ、食べ過ぎてはいけません

パセリ・にんじんなどのアレルギーがある方はNG

パクチーはセリ科の一年草です。パクチーと同じセリ科のパセリやにんじんにアレルギーを持つ人はパクチーの摂取によりアレルギー症状を起こすことがありますので注意しましょう。

パクチーを食べると口の中がムズムズしたり、喉にイガイガしたりする場合はパクチーによるアレルギー症状を起こしている可能性があります。パクチーを口にした時に何らかの刺激を感じた時は食べるのはやめ、水で口の中をゆすぐなどするようにしましょう。

まとめ

パクチーに含まれる栄養分やパクチーの持つ効能、パクチーのおすすめの使い方、そしてパクチーを摂取する時に注意すべき点について紹介しました。

もちろん食べ過ぎやアレルギーには注意しないといけませんが、基本的に健康や美容に効果が期待できる食材です。この記事を参考にして適切な量を摂取し、健康と美しさを目指しましょう。