壁紙の掃除は素材や汚れに合わせるのがコツ!壁紙ごとの掃除方法

壁紙は、部屋の壁を彩る装飾であるため、室内の雰囲気を大きく左右します。そのため、きれいな状態に維持していなければ、部屋全体が不衛生な印象になってしまうかもしれません。生活の中で徐々に汚れていくため、変化に気づきにくいのもやっかいなところでしょう。

そこで、以下で特集している掃除を意識してみてください。壁紙素材に合った方法で、壁紙の品質を守りつつ、きれいな状態に近づけられます。デリケートな素材も多いので、こだわって掃除することが大切です。

壁紙の掃除は素材に合った方法で行うことが大切

壁の掃除といえば、雑巾とクリーナーで行う拭き掃除が定番かもしれません。ですが、この方法がすべての壁に使えるとは限らないので、壁紙に合わせて掃除をすることが大切です。理由は、主に以下の2点が挙げられます。

素材に合っていない掃除だと汚れが落ちない

壁紙専用のクリーナーであれば、化学成分によって効果的に汚れを落とすことができます。ですが壁紙に適した成分でなければ、汚れはしっかり落ちません素材を考えた上で、掃除方法を選択するべきです。

間違った方法では壁紙を傷つけてしまう

壁紙の素材に合わない方法で掃除をしてしまうと、壁紙を傷つける可能性がでてきてしまうことがあります。時には取り返しがつかなくなることもあるので、汚れが落ちないケース以上に気をつけるべきでしょう。

ビニールクロスの壁紙の特徴と掃除方法

ビニールクロスとは、ビニール素材を使った柄物が多く見られる壁紙です。手を加えやすい素材だけに、あらゆるデザインが展開されています。そんなビニールクロスの壁紙には、どのような掃除方法が効果的なのでしょうか。

お手入れが簡単な壁紙

基本的に、ビニールクロスは壁紙の中でも掃除がしやすい種類といえます。水分を通しにくく、表面がツルツルとした素材だけに、手軽な掃除方法できれいに保つことが可能です。お手入れの手軽さを考えるなら、理想的な壁紙といえます。

普通の汚れは固く絞ったスポンジやタオルで十分

ビニールクロスは掃除がしやすく、汚れが落ちやすい壁紙です。そのため、軽い汚れであればクリーナーすら必要ないかもしれません。固く絞ったスポンジやタオルで、軽くこすると良いでしょう。

頑固な汚れは中性洗剤を薄めたものを含ませて

汚れの種類によっては、濡れ拭きだけで落とせない場合もあります。そんな際は、中性洗剤を使用しましょう。分量は少量で問題ないので、中性洗剤を水で薄めてスポンジやタオルに含ませ、固く絞って使ってください

洗剤を使った後はしっかりと拭き取らないと変色の原因に

耐久性のあるビニール素材ですが、洗剤成分が付いたままだと、傷んでしまうことも考えられます。変色につながってしまうので、掃除の後はしっかり拭き取っておきましょう

紙の壁紙の特徴と掃除方法

紙の壁紙は、温かみある雰囲気や和風のテイストを作る上で適しています。ですが繊細な素材であるため、掃除が難しいのも実際のところです。特徴を押さえて、紙素材に適した掃除をすることが大切です。

汚れが取れにくくお手入れが面倒な壁紙

掃除のしやすさについては、あまり理想的といえません。れを取るのが難しく、きれいな状態を維持しにくい素材であるためです。それでもなお使用する家が多いのは、やはり紙素材ならではのテイストが好まれているためです。

手垢などは消しゴムを軽く使って落とす

紙素材の壁紙を掃除する上で重宝するのが、消しゴムです。意外な存在に感じられるかもしれませんが、軽い力で汚れが取れるため役立ちます。主には、手垢などに適しており、紙に書いた文字を消すような感覚で優しく削り落としてください。

水拭きは壁紙を痛めるので極力行わない

紙素材の壁紙に適さない掃除方法としては、水拭きが挙げられます。紙は水に弱いため、汚れを落とすどころか、壁紙を傷めたり、破ったり、汚したりしてしまいかねません。どうしても取れない汚れには、雑巾などを固く絞ってから軽く拭いても良いかもしれませんが、極力避けるべきです。

ヤニ汚れは洗剤を溶かしたお湯につけた雑巾を固く絞って拭き取る

紙でできた壁紙の汚れの中で、特にやっかいなのはヤニ汚れです。タバコを吸う家においてはニコチンが舞うため、紙の壁紙が吸収し、徐々に壁紙が黄ばんでいってしまうのです。消しゴム程度では、まず落とせないでしょう。洗剤を溶かしたお湯に雑巾をつけて、しっかり絞ったもので拭き取ります。このとき、力を入れすぎないよう注意してください。

珪藻土の壁紙の特徴と掃除方法

自然な風合いが特徴的な珪藻土の壁紙ですが、凹凸ができるため、お手入れは難しいのが実際のところです。珪藻土の壁紙に適した掃除方法で掃除しましょう。

汚れが取れにくいので普段からこまめなケアが必要

基本的に、できる限り汚さないように意識することが大切です。汚れが付いてしまうと、とにかく落としにくいので、普段からこまめなケアをして、汚れが定着してしまわないよう注意しましょう。

表面上の汚れは掃除機やハタキで対応可能

定着していない汚れは、手軽に落とすことが可能です。掃除機やハタキを使って、溜まったホコリなどを取り除きましょう。珪藻土は比較的もろいため、掃除機の場合、強く当てすぎると壁を傷つけてしまうかもしれません当たるか当たらないかくらいの距離感で、吸引力を役立てましょう

粘性のある汚れは洗剤を溶かしたお湯につけた雑巾を固く絞って拭き取る

やっかいに感じられるのは、壁に定着してしまった汚れです。ホコリなどの乾いたものであれば良いですが、粘性のある液体汚れは、掃除機やハタキでは取れません。この場合、洗剤を溶かしたお湯につけた雑巾を固く絞って、科学的な力も借りながら汚れを落としていきましょう

非常に傷みやすい素材なのでとにかく優しく接して

前述でも触れていますが、珪藻土はとにかく傷みやすいです。そのもろい感じこそが珪藻土の壁紙ならではのテイストでもありますが、扱いには十分注意しなくてはなりません。一度欠けができてしまうと、修復が難しく目立ってしまいます。ハタキや掃除機を使うとき、そして固く絞った雑巾で拭くときも同様で、優しく接するようにしてください

織物の壁紙の特徴と掃除方法

織物の壁紙とは、繊維を編んだようなテイストの壁紙のことです。シンプルでありながら繊細なデザインに仕上がっており、広く好まれています。織物の壁紙を掃除する場合には、どんな点を意識するべきでしょうか。

静電気を発生させないので汚れにくい

織物の壁紙には、静電気を発生させないという特性があります。静電気はほこりを吸着する性質を持っているため、きれいな状態に保ちたい場合やっかいに感じられます。織物の壁紙であれば、静電気が発生しにくいので汚れにくくお手入れが手軽です。

掃除をする前に必ず目立たない所でテストする

織物の壁紙は、比較的強度があるため洗浄成分を使用した掃除にも適しています。主には、重曹やセスキ炭酸ソーダ、またメラミンスポンジなどが効果的ですが、壁紙それぞれによって特性は異なるでしょう。そのため、まずはあまり目立たない所でテストすることをおすすめします。傷みにくそうであれば、安心して使用できます。

ヤニ汚れなどは使い古した歯ブラシなどが効果的

繊維が織り込まれたような作りとなっている織物の壁紙には、細かな溝が存在します。特に落としにくいヤニ汚れの場合は、お手入れが難しいです。ですが、使い古した歯ブラシを使うと、細い溝にもしっかりブラシが入り込むので、しつこい汚れも落としやすいです。素材がしっかりしている織物の壁紙だからこその方法といえます。

一般的な汚れは柔らかい布を使って汚れた箇所を軽く叩いて落とす

そこまでしつこくない一般的な汚れは、柔らかい布を使ってください。汚れた箇所を、軽く叩きながら拭くようにしましょう。こうすると、細い溝に詰まった汚れも落としやすくなります。

まとめ

壁紙にはさまざまな種類があり、今回紹介した壁紙は中でも代表的な種類になります。それぞれで味わいが異なるため、空間作りにこだわりたいときに重宝するでしょう。ですがそれだけに、それぞれに合った掃除の仕方を意識することも大切です。コツを押さえた掃除の仕方で、きれいな状態を保てるよう工夫してみてください。

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