笑わない人の特徴
笑わない人の特徴は、マイペースで協調性がないことや周囲を見下しているなどです。恥ずかしいという理由で笑顔を作るのが苦手な人もいます。ここでは、笑わない人の特徴についてみていきましょう。
マイペースで協調性が無い
笑わない人の特徴として、マイペースで協調性が無いことが挙げられます。他人がどんな表情をしているか想像したとき、笑顔と答える人が大半でしょう。笑顔になるのは、相手に敵対心がないことを示す効果もあるのです。
マイペースで協調性がない人は、そこまで相手のことを考えることができません。無理して笑顔を作る必要性を感じないので、笑わないのです。そもそも他人に対しての興味がほとんどなく、他人の評価も気にしていません。
周りを見下している
笑わない人の中には「周りの人を見下している人」もいます。笑顔を見せないのは自分よりも劣っていると決めつけ、笑顔になって周囲の人と距離を縮める必要性を感じていません。このようなタイプの人は、自分にとって利益がある人に対しては満面の笑顔を作って対応する特徴があります。
明らかに人によって態度を変えるため、周囲からは嫌われる存在になりやすいです。周りを見下している人間は、周りからも見下される人間になっていきます。いつも笑顔でいる人は他人を見下すようなことはしません。
恥ずかしがり屋
笑わない人の中には、笑いたいけど恥ずかしがり屋でどう笑っていいのか分からない人もいます。笑顔でいることが恥ずかしいという気持ちが心の底にあり、素直に笑うことができず、他人から勘違いされることも少なくありません。
笑うことが恥ずかしいと感じるのは、笑顔が少ない環境で育ってきたことが理由の一つです。恥ずかしくて笑顔を見せることができない人は、ツンデレタイプの人に多く見られる特徴があります。また、女性よりも男性の方が笑顔でいることに恥ずかしさを感じている人も少なくありません。
笑わないのはどうして?笑わない人の心理状況
笑わない人が、なぜ笑わないのか気になる方も多いでしょう。
「笑わない」というだけで周囲から感じが悪いと思われることも多いですが、笑わない人なりに理由もあります。ここでは、笑わない人の心理状況についてみていきましょう。
警戒心が強い
本当は笑いたいのに笑わない人の中には、強すぎる警戒心が原因になっているケースもあります。相手に警戒して、どんな人だろう、どんなことを想っているだろうと考えると表情は自然に硬くなってしまうのです。
このように笑顔を見せることが出来ない人は、警戒心や緊張しやすいタイプの人が多いですが、時間をかけることで少しずつ笑顔を見せるようになるケースもあります。このようなタイプの人は特定の人にだけ、笑顔を見せるような傾向が見られるでしょう。
笑いたいけど笑うのが苦手
笑わない人の中には、笑いたいという気持ちがあっても笑うのが苦手という人もいます。普段からよく笑う人からすると理解できないかもしれません。しかし、笑うことが苦手な人は「そもそも笑い方が分からないから、笑いたくても何をすればいいのか分からない」状態なのです。
結果として、周囲から見るとその人は「表情に乏しい、笑わない人」に映ります。
笑うことが苦手な人は、苦手意識を克服するところから始める必要があります。笑うことも努力して克服していけば、苦手という意識も少しずつ無くなってくるでしょう。まずは、素直になって少しずつ笑顔の回数を増やすことがポイントです。
笑いのツボが違う
笑わない人は、単に他の人と笑いのツボが違うという理由で笑わないこともあります。笑いのツボは人それぞれで、自分が楽しいと思うことが他人も楽しいと思うとは限りません。ある程度は笑いのツボは共通しているものですが、まったくツボが違うと一緒にいる相手が笑わないケースも増えるでしょう。
笑いのツボが違う人は、急に笑い出すことがあります。笑うこと自体が苦手なわけではなく、笑いのツボにはまれば他人よりも大笑いすることも珍しくありません。他人から変わっている人というレッテルが貼られやすい特徴があります。
ひとつの事に集中すると周りに目がいかない
ひとつの事に集中する性格の持ち主も、笑わない人の特徴の一つになります。周囲を見る余裕がないため、面白いことがあっても気付かず、笑いをスルーしているのです。アンテナを張って周りを見る余裕を持つ必要があるでしょう。
また、小さなトラブルに対していつまでもクヨクヨしてしまう人も、笑う機会を逃しやすい特徴があります。この場合は面白いことがあっても笑う気持ちより、ショックの気持ちが勝ることで笑顔につながりません。
笑顔が多い人の中にも、集中し始めると途端に笑顔が消える人がいます。この場合は、笑顔が多いだけあって、急に笑顔が消えるため、周囲から機嫌が悪くなったと心配されやすいのが特徴です。
他人に興味がない
笑わない人の中には、他人に興味がないという理由で笑う機会がない人もいます。笑いは人同士のコミュニケーションで生まれることも少なくありません。他人に興味がない人は、人間同士のコミュニケーションで発生する面白いことに無反応です。
人への興味がない人が笑うとなると、笑いの対象はかなり限られることになります。もともとクールな気質の人だと、笑う機会はさらに少なくなるでしょう。反対に他人に興味を持ちやすい人は、少しの変化が面白く感じるため、笑顔の回数も増えやすいものです。
ストレスが溜まっていてイライラしている
ストレスが溜まってイライラしていると、笑顔になる余裕は無くなります。自分では笑顔を見せないといけないと考えていても、イライラが勝ってしまってムスッとしてしまうのです。ちなみにいつも笑顔な人はストレスも飛んでいきやすい特徴があります。
ストレスが原因で笑顔が消えることは、ストレスを増々ためてしまう原因にもなるのです。この場合、原因になっているストレスを解消させることが重要になります。まずは、自分のストレスの原因と向き合いましょう。その上で、ストレスを発散させて笑顔になる機会を増やすことが大切です。
笑わない人との上手な付き合い方
笑わない人と一緒にいることが、苦痛に感じるという人も中にはいるでしょう。笑わない人と上手に付き合うためには、自分の意識改革から始めることが大切です。ここでは、笑わない人との上手な付き合い方について紹介していきます。
他の部分で尊敬できるポイントを見つける
笑わない人と上手に付き合っていくためには、笑顔以外の部分で尊敬できる部分をみつけていきましょう。笑顔が人の与える印象は大きいですが、笑顔だけがすべてではありません。いつもニコニコしていても、悪い人はたくさんいます。
自分に笑顔が向けられないのは寂しいものですが、尊敬できる部分があれば、付き合っていて嫌な気持ちはしません。また、尊敬できる気持ちを持って接していれば、相手が心を開いてくれて笑顔を見せてくれることもあるでしょう。
軽い挨拶から始め徐々に心を開いてもらう
笑わない人と接するときは、軽い挨拶から始めましょう。挨拶は最低限のコミュニケーションの一つですが、挨拶ができてない人は少なくありません。挨拶をしていくうちに、少しずつ相手も自分を意識してくれるようになります。
挨拶をするときは、必ず笑顔で挨拶をするようにしましょう。最初のうちは会釈だけでも、繰り返していくうちに言葉で挨拶が返ってくるようになり、いつか笑顔で挨拶が返ってくることもあるかもしれません。
相手が笑顔を見せないので、自分も笑顔にならないというやり返す感覚は捨てましょう。諦めず、コツコツ笑顔を作って挨拶を続けていくことが大切です。
まとめ
笑わない人は、笑いたくないから笑っていないとは限りません。中には笑いたくても笑えない事情の人もいます。笑顔を向けてくれないと不安に感じることや嫌な気持ちになることもあるでしょう。しかし、笑わない理由を考えることも大切です。その上で、上手に付き合っていきましょう。