熟睡アラームについて
熟睡アラームはスッキリとした目覚めをサポートする機能で、使い方は簡単です。ほとんどのアプリはシンプルで悩んだり、迷ったりすることもないでしょう。基本的には、起きる時間にアラームを設定するだけです。目覚ましと違い、スッキリ起きることができる眠りの浅いレム睡眠を計測し、起こしてくれるのが特徴。
アプリによって、アラーム音やスヌーズ機能の設定などができるほか、熟睡サウンドを利用して寝つきをよくすることもできます。睡眠中の状態を録音することができ、いびきの改善や軽減につなげることも可能。睡眠日誌なども記録され、睡眠の状態を客観的に把握できるので、睡眠の質を改善するきっかけや方法を見つけることもできるでしょう。
熟睡アラームは操作が簡単なのがメリット。多機能なものも多いですが、設定の方法なども難しくはありません。まずは基本的な使い方を紹介しましょう。
熟睡アラームの使用方法
熟睡アラームは、睡眠サイクルを把握し、スッキリ目覚める時間を測定して起こしてくれるアプリなので、朝スッキリした目覚めがしたい、という場合におすすめです。または、ちょっとした休憩などにも使用できます。
使用方法はシンプルで、就寝前に起きたい時刻のアラームをセットし、「おやすみ」ボタンをタップするだけ。枕元に置いて就寝し、アラームが鳴ったらアラームを止めます。睡眠記録を確認すれば、睡眠時間や睡眠の質の状態、睡眠中のいびきや寝言などをチェックすることができ、睡眠の質の向上につなげることができるでしょう。
起きる時間にアラームを設定する
まずは、就寝前に起きる時間にアラームを設定します。ホーム画面に表示されているアラームをタップし、「アラーム設定」画面を開いたら、必要事項をセット。アラームのオン・オフ、起床時刻、使用する曜日、アラーム音などを設定することができるようになっているので、間違いのないよう、セットしましょう。
アラーム音量やスヌーズ間隔を設定する
アラーム音量やスヌーズ間隔、バイブのオン・オフなど詳細設定をタップして設定します。いきなり大きな音が鳴ったりすることもなく、段階的に音が大きくなっていく設定も可能。より快適な目覚めができるでしょう。
スヌーズ回数のほか、センサー感度も設定・変更が可能です。センサー感度は就寝中の体の動きを感知するものですが、適切でないと判断が間違ってしまうことも。熟睡していても「浅い眠り」と出てしまう場合は、センサー感度のレベルを下げるなど、調整することが必要です。
熟睡アラームを起動した状態で枕元に置き「おやすみ」ボタンをタップする
セットしたら、熟睡アラームを起動した状態で枕元に置き「おやすみ」ボタンをタップします。熟睡アラームは内蔵センサーによって寝返りなどの体の動きから睡眠の深さなどの状態を判断し、解析します。
睡眠中は省電力モードになることが多いですが、睡眠中にバッテリーが切れないよう、充電をしっかりしておきましょう。
朝起きたら「起きる」ボタンをタップする
朝起きたら、「起きる」ボタンをタップします。ボタンを押すと、睡眠解析したグラスの画面が表示されるので、確認してみましょう。睡眠の深さ、睡眠時のいびきなどの状況などをチェック。アプリによっては「目覚めの気分」をチェックできるようになっているので、それをチェックすれば、自分に合った睡眠のリズムを見つけるサポートになります。
熟睡アラームの特徴・特性
熟睡アラームはアプリによってさまざまな特徴や特性があります。アラーム音の選択や記録の表示方法、便利な機能などがいろいろ搭載されているので、活用するといいでしょう。
ここでは、
- スマートアラーム機能
- 熟睡サウンド
- 日次・月次レポート
- クラウドサービス
について紹介します。
スマートアラーム機能
スマートアラーム機能はアラーム時刻に一番近い、レム睡眠の時、眠りが浅く自然と目が覚めるタイミングにアラームが鳴る機能です。スマートアラームが鳴る許容時間(30分以内など)をセットし、設定ボタンをタップします。
さらに、アラーム停止アクションという機能もあります。アラーム停止アクションをセットすると、アラームを止めるためのシンプルな動きが必要になりますが、それをすることで脳が動き、自然と目がさめるという効果が期待できます。アラーム停止アクションには、簡単な計算や仲間外れを探す、などといった問題を問いていくものがあります。
熟睡サウンド
熟睡サウンドはさまざまなサウンドの中から好みのものを選ぶことで、寝つきをよくするための機能です。「おやすみ」ボタンをタップすると自動でサウンドが流れ出します。流れる時間を指定することや、何十種類ものサウンドの中から、リラックスできるサウンドを選ぶことが可能。
アプリによっては、100種類ものサウンドを搭載しているものも。クラシックやヒーリングサウンド、環境音、バイノーラルビート、ソルフェジオ周波数などさまざまな種類があります。
イライラした気分や不安、緊張などを抱えていると、寝つきが悪くなりますが、熟睡サウンドを聞きながら眠ることで、イライラなどの不快感が消えスーッと眠りにつくことができるでしょう。睡眠モードに自然と切り替わるサポートをしてくれるのが熟睡サウンドです。
ちなみに、バイノーラルビートとは、「両耳性うなり」のおとで、左右の耳から異なる周波数の音を聞くことで不安やイライラを解消でき、リラックスできる効果があると言われているものです。ソルフェジオ周波数とは、気持ちを心地よくしてくれるもので、癒しの音楽と言われる「グレゴリオ聖歌」にも含まれていると言われています。
日次・月次レポート
日次・月次の睡眠リズムが分かる記録で、睡眠時間帯や睡眠の深さ、覚醒回数などが記録されているデータです。睡眠障害などで治療を受けている場合は、医師にそれを見せることで治療に役立てることができます。睡眠の質や時間を可視化することで、睡眠の質や睡眠不足の原因を見つける手がかりとなります。
日次レポートでは睡眠時間のほか、浅い睡眠と深い睡眠を表示するグラフを見られたり、月次レポートでは、蓄積されたデータを分析したりすることで、睡眠の傾向を知ることができるでしょう。
クラウドサービス
睡眠の記録を専用サーバで預かってくれるクラウドサービスもあります。記録をスマホだけでなくパソコンでチェックしたり、機種変更をした際にも過去のデータを引き継いだりすることが可能です。
睡眠記録が自動でサーバに蓄積されるので、データをバックアップする必要もなくなります。睡眠日誌などの睡眠データをPDF形式などで出力してくれるサービスも。医師に睡眠記録を見せることが簡単になります。
熟睡アラームの口コミまとめ
熟睡アラームを使用している人は増えています。それだけ、不眠や寝つきが悪い、朝、スッキリ起きられない、昼間にひどい眠気を感じるなど、睡眠に関する悩みを抱えている人が多いということでしょう。
残業や家事と育児の両立、スマホやパソコンなどの活用で、睡眠時間が減ったり、寝つきが悪くなったり、ストレスを抱えていると、睡眠障害につながることも。早めに解決するためにも、睡眠サイクルを整え、質の良い睡眠を取ることが大事です。
しかし、自分で改善するのは簡単ではありません。熟睡アラームを利用すれば、さまざまな機能を利用することで、睡眠の質の改善のきっかけともなるでしょう。本当に熟睡アラームで睡眠の質が改善されるのでしょうか?実際に熟睡アラームを利用している人の声を紹介します。
寝起きの良くない人にぴったり


このように寝起きがよくなった、という感想が多いです。アラームを設定して枕元に置いて寝るだけ、というシンプルさも好評。寝起きが悪いと、その日をボーっとして過ごさなければならなかったり、仕事に集中できなかったりするので、効率的に動くことができません。寝起きがよくない、熟睡感が得られない、という人は使ってみるといいでしょう。
健康管理にも使えて便利



健康管理ができる点に便利さを感じているという口コミも多く見られます。睡眠の質が体調に直結するということを実感できるのも、熟睡アラームを使用して効果を感じているからでしょう。睡眠障害で病院に通っている場合、普段の睡眠の状態をデータで見せることができるので、より正確な指導を受けることができるのもメリットです。
浅い睡眠の時を狙って起こしてくれる


熟睡アラームは、設定した時間に対して一番近い、レム睡眠の時に起こしてくれるのが魅力であり、目覚まし時計との差です。
睡眠中は深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠を繰り返し、朝が近づくにつれ、徐々にノンレム睡眠も浅くなり、レム睡眠が長くなります。スッキリ目覚めるには、浅い睡眠の時に起きることが必要ですが、タイミングを失うと寝起きが悪くなってしまうのです。
熟睡アラームは、スッキリ起きられる浅い睡眠を判断し、起こしてくれるすぐれもの。熟睡アラームを使用し、それを実感している人が多いのです。
まとめ
睡眠に関する悩みを抱えている人は少なくありません。しかし自分で改善したくても、方法が分からなかったり、実践しても効果が出なかったりするものです。熟睡アラームを活用することで、朝スッキリ目が覚められるとようになるだけでなく、睡眠の質の内容や傾向も把握することができます。睡眠の質をアップする手がかりともなるので、役立てみるといいでしょう。